おおたわ史絵

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おおたわ 史絵(おおたわ ふみえ、1964年10月15日 - )は、日本の内科医。芸能マネージメントに関してはアンダーパレス所属。

略歴[編集]

東京都葛飾区出身で、筑波大学附属小学校筑波大学附属中学校・高等学校卒業、東京女子医科大学医学部を卒業。[1]

父の塚部祥生(よしお)は医師、母は元看護師(長野県出身)で、持病のために薬物依存となった母について2015年に週刊誌とテレビ番組で公表した[2][3]。母から虐待を受けていたと記事にされることがあるが、おおたわ自身は「虐待を受けたとは思っていない」しかし「母の行いは間違っていた」と述べている[4]。母は医学部に進学しても、医者になっても、結婚しても、喜ぶことはなく、亡くなるまで優しい言葉をかけることはなかったという[4]。父は持病の輸血性慢性肝炎が悪化して2004年12月に逝去[5]、母は2013年に亡くなっている[4]

2018年頃から、犯罪者を収容する矯正施設で行われる受刑者への医療も携わっている。話を貰った時に、自分の経験が生かせる仕事だと直感したという[4][1]

出演[編集]

TV[編集]

ラジオ[編集]

CM[編集]

  • セキスイハイム - あったかハイム「健康」編[6]
  • レキットベンキーザー・ジャパン『ドクターショール おそとでメディキュット ハイソックス』

WEB[編集]

  • たかまつななチャンネル
  • 東ちづるのLet's MAZEKOZE
  • LIXILプレゼンツ全国一斉オンラインセミナー -窓から見える豊かな暮らし-

著書[編集]

  • 『癒されない私へ―ウーマニズム症候群の女たち 』TOKYO FM出版、2000年、ISBN 4887450443
  • 『ツメの小さな女は淋しん坊―現役の女医が書いた!カラダ占い』二見書房、2001年、ISBN 4576011413
  • 『女医の花道!』主婦の友社、2005年、 ISBN 4072452041
  • 『続・女医の花道!』主婦の友社、2005年、 ISBN 4072489875
  • 『「ちょいヤバ女」につけるクスリ―女医が教えるココロ診断』PHP研究所、2006年、 ISBN 4569645763
  • 『新セレブの教訓 なぜお嬢さまは独身なのか?』青春出版社、2007年、ISBN 441303645X
  • 『犬への「愛」は「血圧」を下げる』講談社、2008年、ISBN 406214719X
  • 『今日のうんこ』文芸社、2012年、ISBN 428611435X
  • 『ヒトは医学で恋してる!』文芸社、2015年 ISBN 4286161447
  • 『母を捨てるということ』朝日新聞出版、2020年 ISBN 4022517158
  • 『プリズン・ドクター』新潮社、2022年 ISBN 4106109751

脚注・出典[編集]

  1. ^ ひで坊情報 おおたわ史絵Ameba Blog(2017年3月1日)
  2. ^ 『婦人公論』2015年5月26日号「体罰、虐待を繰り返し、最後は薬物依存に陥った母よ」
  3. ^ おおたわ史絵、薬物依存の母から受けた虐待をテレビ初告白「これにて自分の人生は一区切り」TechinsightJapan, 2015年08月18日
  4. ^ a b c d 自分の母が「毒親」だと気づいたとき、子供はそれにどう向き合って生きるべきか” (2021年2月7日). 2021年2月13日閲覧。
  5. ^ 「医師だった父の手に、自分の手が似てきた」 総合内科専門医 おおたわ史絵さん【インタビュー前編】~日々摘花 第9回~”. 家族葬のファミーユ【Coeurlien】 (2023年7月20日). 2024年4月26日閲覧。
  6. ^ あったかハイム

外部リンク[編集]