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宮崎県のほぼ全域を主たる営業エリアとし、宮崎市・延岡市・都城市を中心として広範囲に一般路線バス網を持つ。また、同エリア発着の中長距離高速バス9路線運行している。同県の公共交通機関最大手となっている。


=== 業所 ===
=== 業所 ===
* 貸切高速自動車営業所(宮崎市)--高速バス予約センター
====営業所・案内センター====
2010年代に営業所 - 管理所制度を再編。☆印の営業所は旅客・[[小荷物]]の取り扱いも行っており(いわゆる[[バス駅]]に該当)、「バスセンター」とも称する。バスセンターでもある営業所は中心市街地に位置している。その他の営業所はバスセンターではないが、付近に停留所がある。また、宮崎中心市街地のデパート内に「バス案内センター」を構える。
* 中央自動車営業所(宮崎市)--西都管理所・高鍋管理所
* [[宮崎自動車営業所]](宮崎市)--日南管理所
*貸切高速自動車営業所(宮崎市源藤町東田433)
* 延岡自動車営業所(延岡)--高千穂管理所・日向管理所
*宮崎北営業所(宮崎大字塩路3082番地15)
* 都城自動車営業所(都城)--小林管理所
*宮崎中央営業所(宮崎大字富吉78番地25)
*宮崎南営業所(宮崎市大字本郷南方1750番地)
*日南自動車営業所(日南市岩崎2-9-20) - ☆油津駅前バスセンター
*西都自動車営業所(西都市小野崎1-96-1) - ☆西都バスセンター
*延岡自動車営業所(延岡市幸町3-2) - ☆延岡駅前バスセンター
*都城自動車営業所(都城市松元町3499-4) - ☆西都城駅前バスセンター
*小林自動車営業所(小林市大字細野2152) - ☆小林バスセンター
*バス案内センター(宮崎市橘通西3丁目10番32号 [[ボンベルタ橘]]東館7階)
*宮崎予約センター(宮崎市橘通西3丁目10番32号 ボンベルタ橘東館7階)


====バスセンター・案内所====
=== 支店 ===
「バスセンター」は他社で言う[[バスターミナル]]に近い概念であるが、専用バスバースの有無によらず[[出札|出札所]](券売所)の有無によるためいわゆる「バス駅」に該当する。営業所であるものと単に出札所を備えるだけの2種類がある。いずれも中心市街地または中心的な施設内に位置し、屋内[[待合所]]を設けている事例が多い。国富・宮崎空港は小荷物を取り扱わない。
* 宮交シティ支店
* 橘通支店
* 宮崎駅前発売所
* 県庁支店
* 花ヶ島支店
* 国富支店
* 綾発売所
* 都城支店
* 西都城支店
* 延岡支店
* 高千穂支店
* 日向支店
* 日南支店
* 西都支店
* 高鍋支店
* 小林支店
* 串間支店


宮交では従来よりバスセンターを重視し、県内主要都市中心部に配置させた。この方針は経営再建後も概ね維持されており、2013年には国富を「待合所」からバスセンターに昇格させている。2014年現在、県内に12ヶ所(内2箇所は案内所)設置されている。
=== 主な[[バスターミナル]] ===

* [[宮交シティ]](宮崎市)
* [[宮崎駅|宮崎駅前]](宮崎市
*[[油津駅|油津駅前バスセンター]](日南自動車営業所
*西都バスセンター(西都自動車営業所
* [[宮崎空港]](宮崎市)
* [[西都バスセンター]](西都市
*[[延岡駅前バスセンター]](延岡自動車営業所
* [[高鍋バスセンター]](高鍋町
*[[西都城駅|西都城駅前バスセンター]](都城自動車営業所
* [[油津駅|油津駅前バスセンター]]日南市
*小林バスセンター(小林自動車営業所
*[[宮交シティ|宮交シティバスセンター]](宮崎市大淀4丁目6-28)
* [[串間駅]](串間市)
* [[延岡バスセンター]](延岡市)
*[[宮崎駅|宮崎駅バスセンター]](宮崎錦町1番地10号
*国富バスセンター(東諸県郡国富町大字本庄4037) - [[ファミリーマート]]国富町役場前店に併設<ref>[http://www.miyakoh.co.jp/news/2013/04/post_28.html 国富バスセンターがオープン致しました!]</ref><ref>[http://www.mfamily.co.jp/open/entry-424.html ファミリーマート×宮交バス 国富町役場前にファミリーマート店舗とバスセンター併設の施設をオープン!]</ref>
* [[延岡駅#バス路線|延岡駅]](延岡市)
* 日向バスセンター(日向市)…廃止
*高千穂バスセンター(西臼杵郡高千穂町三田井804) - 宮交観光高千穂支店に委託
*高鍋バスセンター(児湯郡高鍋町大字北高鍋180-1) - 宮交観光高鍋支店に委託
* [[イオンタウン日向]](日向市)
*[[イオンタウン日向]](日向市日知屋字古田61-1) - 宮交観光日向支店に委託
* [[高千穂バスセンター]](高千穂町)
*[[宮崎空港|宮崎空港構内案内所]](宮崎市大字赤江) - 現地案内・当日分の出札のみ<ref>[http://park2.wakwak.com/~yamome/airbus.htm 宮崎空港バスのりば]</ref>
* [[都城駅]](都城市)
* [[西都城駅|西都城駅前バスセンター]](都城市)
* [[小林バスセンター]]小林市
* 塚原詰(諸塚村)
* 村所詰(西米良村)


=== 宮交バスカ(ICカード乗車券) ===
=== 宮交バスカ(ICカード乗車券) ===
[[ICカード]]式[[乗車カード]]「宮交バスカ」を導入している。なお、2015年4月ごろからは「宮交nimoca([[nimoca|ニモカ]])」への転換を予定している。
[[ICカード]]式[[乗車カード]]「宮交バスカ」を導入している。なお、2015年4月ごろからは[[nimoca]]への転換を予定している。
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2014年7月16日 (水) 07:37時点における版

宮崎交通株式会社
Miyazaki Kotsu Co., Ltd.
高速バス(ごかせ号)
種類 株式会社
市場情報 非上場
略称 宮交
本社所在地 日本の旗 日本
880-0001
宮崎県宮崎市橘通西3丁目10番32号 ボンベルタ橘東館7F[1]
設立 1926年4月22日
業種 陸運業
法人番号 6350001001667 ウィキデータを編集
事業内容 乗合バス事業、観光・レジャー事業、旅館業、航空代理店業他
代表者 代表取締役社長 菊池克頼
資本金 1億円
従業員数 737名
主要株主 宮交ホールディングス 100%
関係する人物 岩切章太郎(創業者、初代社長)、渡辺綱纜三國連太郎(出身者)
外部リンク http://www.miyakoh.co.jp/
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宮崎交通株式会社(みやざきこうつう)は、日本の宮崎県を中心にバス事業などを行う会社である。宮崎県内に広くバス路線網を有し、県内には同等規模の同業会社は存在せず、ほぼ独占企業である。

概説

2014年3月以降の本社が入居するボンベルタ橘東館(2008年撮影)

「宮崎県観光の父」である岩切章太郎により、1926年4月22日に前身である宮崎市街自動車が設立、1943年戦時企業統合政策により宮崎鉄道・宮崎バス・都城自動車が合併、県内におけるバス会社は1社となり、現在の独占体制が形成される。1960年代前後の新婚旅行ブームの中核企業として発展する。

21世紀に入ってから収支が悪化し、2005年1月18日に産業再生機構の支援を受けることが決定。雲海酒造宮崎空港ビル宮崎ガス宮崎銀行宮崎太陽銀行全日本空輸九州電力西日本鉄道ニッポンレンタカーサービスなどの私企業の支援も受けたグループ8社の統括持株会社宮交ホールディングス」の経営下に入り、2006年10月27日弁済が完了した。この支援期間中に路線の見直しが行われ、減便や廃止が多くあった。2014年4月東九州自動車道の宮崎 - 延岡間全線開通を受けて、JR九州バスと共同で宮崎市~延岡市間を走る高速バスの運行開始予定[2]。宮崎市と延岡市間がバスで結ばれるのは1998年9月以来の16年ぶり[2]

バス事業

路線バス
貸切車
シーガイアへのシャトルバス
1936年から1980年代までの旧塗装(青バス)

宮崎県のほぼ全域を主たる営業エリアとし、宮崎市・延岡市・都城市を中心として広範囲に一般路線バス網を持つ。また、同エリア発着の中長距離高速バス9路線運行している。同県の公共交通機関最大手となっている。

事業所

営業所・案内センター

2010年代に営業所 - 管理所制度を再編。☆印の営業所は旅客・小荷物の取り扱いも行っており(いわゆるバス駅に該当)、「バスセンター」とも称する。バスセンターでもある営業所は中心市街地に位置している。その他の営業所はバスセンターではないが、付近に停留所がある。また、宮崎中心市街地のデパート内に「バス案内センター」を構える。

  • 貸切高速自動車営業所(宮崎市源藤町東田433)
  • 宮崎北営業所(宮崎市大字塩路3082番地15)
  • 宮崎中央営業所(宮崎市大字富吉78番地25)
  • 宮崎南営業所(宮崎市大字本郷南方1750番地)
  • 日南自動車営業所(日南市岩崎2-9-20) - ☆油津駅前バスセンター
  • 西都自動車営業所(西都市小野崎1-96-1) - ☆西都バスセンター
  • 延岡自動車営業所(延岡市幸町3-2) - ☆延岡駅前バスセンター
  • 都城自動車営業所(都城市松元町3499-4) - ☆西都城駅前バスセンター
  • 小林自動車営業所(小林市大字細野2152) - ☆小林バスセンター
  • バス案内センター(宮崎市橘通西3丁目10番32号 ボンベルタ橘東館7階)
  • 宮崎予約センター(宮崎市橘通西3丁目10番32号 ボンベルタ橘東館7階)

バスセンター・案内所

「バスセンター」は他社で言うバスターミナルに近い概念であるが、専用バスバースの有無によらず出札所(券売所)の有無によるためいわゆる「バス駅」に該当する。営業所であるものと単に出札所を備えるだけの2種類がある。いずれも中心市街地または中心的な施設内に位置し、屋内待合所を設けている事例が多い。国富・宮崎空港は小荷物を取り扱わない。

宮交では従来よりバスセンターを重視し、県内主要都市中心部に配置させた。この方針は経営再建後も概ね維持されており、2013年には国富を「待合所」からバスセンターに昇格させている。2014年現在、県内に12ヶ所(内2箇所は案内所)設置されている。

宮交バスカ(ICカード乗車券)

ICカード乗車カード「宮交バスカ」を導入している。なお、2015年4月ごろからはnimocaへの転換を予定している。

フリーパス

大人1800円、学割1500円、子供1000円の1日乗り放題乗車券を販売している。 一日乗り放題だが、高速バスなど一部のバスには乗れない。

購入は本人でも代理でも可能。ただし、乗車時は中高生用は生徒手帳などの身分証明書が必要。購入可能な所は県内各営業所および、コンビニ発券機。車内での購入は不可。

  • 2000年頃にユースホリデーパス、ホリデーパス(当時は休日のみ)を導入。
  • 2004年頃に休日のみだったユースホリデーパスを平日も使えるようにした。
  • 2005年8月から他のフリーパス(宮崎・日南海岸フリー、宮崎・綾フリーきっぷは廃止、こどものくにわくわくきっぷは販売を中止)を廃止し、ワンデーフリーパス(大人2000円、中高生1500円、子供1000円)として発行。
  • 2008年4月 大人運賃を500円値上げ。また、コンビニ等でも発券できるようになった。
  • 2008年11月 宮崎・延岡・都城エリア限定のワンコインパス(500円)を販売
  • 2009年6月 ワンデーフリーパスを廃止
  • 2010年11月 宮崎県内路線バス全線 1日乗り放題乗車券として復活(大人1800円、学割1500円、子供1000円。なお、10円を緑の基金へ寄付)。

一般路線バス

宮崎県内の全市町村、鹿児島県曽於市の一部に路線を持つ。車体は白地に青、薄青のストライプ塗装である。

宮崎市内線

宮崎市内線各系統は宮崎市街地(宮崎駅、デパート前、橘通、宮交シティなど、系統によって経由地は異なる)を通る。

  • 平和が丘・古賀総合病院
  • 波島・雁ヶ音・波島経由江田神社・動物園シーガイア
  • 野崎東病院
  • 青葉町経由シーガイア・宮崎空港 - シーガイア
  • イオンモール宮崎・一ッ葉試験場
  • 平和台 - 青葉町・柳丸町
  • 上西中循環線
  • 飛江田団地
  • 月見ヶ丘
  • 希望ヶ丘
  • 市民文化ホール・薫る坂
  • 宝塚ニュータウン・循環器病院経由生目台
  • 県病院経由大塚台・生目神社・生目台
  • 高松橋経由大塚台・生目台
  • 記念病院・有田・宮ノ下・小松台・悠楽園
  • 下北方- 海洋高校

宮崎郊外線

宮崎市街地側のターミナルは宮崎駅前バスセンター、宮交シティなど系統によって異なる。※印は宮崎空港連絡バスを兼ねる。

  • 光陽台・高鍋
  • 西都(※)
  • 国富・綾
  • 高岡・綾
  • 七野・田野・青井岳温泉
  • 宮崎大学大学病院
  • 上丸目・尾平・女子短大
  • 折生迫・青島・日南
  • 都城(※)
  • 小林(※)

延岡市内線

  • 川口・東海 - 南一ヶ岡
  • 桜ヶ丘 - 雷管
  • 片田団地 - 今山ニュータウン
  • 延岡駅 - 大瀬町 - 県病院 - ジャスコ延岡
  • 保健福祉大学
    • 西高経由
    • 大貫経由
    • すみれ団地経由
    • 南延岡発着
  • 延岡駅 - 文化センター前・方財

延岡郊外線

延岡側のターミナルは延岡駅前バスセンターであり、一部系統は南延岡(南営業所前)を発着する。

  • 延岡学園
  • 行縢線 (延岡~平田~行縢山登山口)
  • 高千穂線(延岡~旧道~高千穂、延岡~バイパス~高千穂) 
  • 祝子川線 (延岡~鹿狩瀬~祝子川温泉)
  • 熊田線 (延岡~差木野~長井~熊田)
  • 宮野浦線 (延岡~浦城港~古江~宮野浦、延岡~バイパス~古江~宮野浦)
  • 外浦線 (延岡~土々呂~赤水・外浦)
  • 日向線 (延岡~旭ヶ丘~土々呂~門川~ロックタウン日向)

日向市内線

日向側のターミナルはイオンタウン日向内にある。

  • 延岡-ロックタウン線
  • 延岡-東細島・宮の上線
  • 宇納間・小原線
  • 都農高鍋
  • 椎葉・神門・池野線

行き先番号

また、宮崎地区においては、1986年4月からすべての路線に行先番号がつけられている。2005年8月のダイヤ改正では若干の変更があった。現在行先番号の概要は次のとおり。ただし行き先に番号がついているため、逆経路が必ずしも同じ番号とは限らない。すなわち宮交シティ行や宮崎駅行などは番号が存在しない。

2011年10月より改正が行われ、都城行きなどの他営業所の路線にも路線番号が振り分けられた。また、同じ行き先の別経路には枝番号がつけられている。[1]

  • 1桁・2桁 - 市内線  (1桁の経路は新路線を除いて番号の変更はない)
  • 100番台 - 高鍋方面 (100新名爪 104光陽台 105高鍋 106木城)
  • 200番台 - 西都方面 (200一般道経由 215高速道経由)
  • 300番台 - 国富・綾方面
  • 400番台 - 高岡・小林方面
  • 500番台 - 加納・田野方面
  • 600番台 - 都城
  • 700番台 - 短大(旧清武町内)方面
  • 800番台 - 宮崎大学方面
  • 900番台 - 青島・油津方面
  • 宮崎空港、宮崎港、宮交シティ、南宮崎駅・宮崎駅へのバスは番号の代わりに飛行機、船、バス、電車のアイコンとなる。

2011年9月までの行き先番号

  • 1桁・2桁 - 市内線
  • 100番台 - 高鍋方面(120光陽台 150高鍋 160高鍋・木城)
  • 200番台 -西都方面(250西都バスセンター)
  • 300番台 - 平和が丘・綾・国富方面
  • 400番台 - 高岡方面
  • 500番台 - 青島方面
  • 600番台 - 宮崎大学方面
  • 700番台 - 中野経由清武町内方面
  • 800番台 - 田野・黒北方面

フリー乗降区間

かつてフリー乗降区間は都城の山間部等の一部路線に限られていたが、2010年10月の改正において宮崎市内でも導入を始めた。  宮崎市内のバス停の場合、該当区間のバス停にフリー乗降区間である旨の掲示が貼り出してある。

  • 国富ヶ丘団地北~国富ヶ丘団地東[2]
  • 月見ヶ丘南~月見ヶ丘郵便局前[3]
  • 東宮団地入口~東宮団地2丁目[4]
  • 医大宿舎前~木花台入口(熊野経由のみ)

高速・特急バス

一般路線と同じ白地に青、薄青の塗装だが、塗り分けは一般路線バスとは異なっている。

高速バス

特急バス

  • 延岡 - 高千穂 - 五ヶ瀬 - 高森 - 熊本空港 - 熊本駅「あそ号」「たかちほ号」(九州産交バスと共同運行。熊本行きは「あそ号」、延岡行きは「たかちほ号」と名称が変わる)

廃止・休止路線

  • 宮崎 - 大阪「夜行高速あおしま号」(2008年12月1日近鉄バス単独運行で、<宮崎-神戸・大阪・京都線>「おひさま号」再開。発券業務等は宮崎交通も支援)
  • 延岡 - 大阪「夜行高速ひえつき号
  • 延岡 - 高千穂 - 高森「特急ひのくに号」
  • 南宮崎(宮交本社前) - 延岡 - 重岡 - 大分 - 別府「ゆけむり号」「はまゆう号」(大分バスと共同運行。南宮崎⇒別府は「ゆけむり号」、別府⇒南宮崎は「はまゆう号」と名称が変わる)
  • 日南 - 南宮崎(宮交本社前) - 延岡 - 高千穂「特急いわと号」
  • 南宮崎(宮交本社前) - 高千穂「特急雲海号」
  • 日南 - 南宮崎(宮交本社前) - 延岡「特急しろやま号」
  • 都城 - 宮崎(宮崎営業所) - 延岡「特急もちお号」
  • 南宮崎(宮交本社前) - 細島カーフェリーターミナル「特急日向路号」
  • 宮崎(宮崎営業所) - 都城「特急朝霧号」
  • 宮崎(宮崎営業所) - 都城 - 丸尾「特急きりしま号」
  • 宮崎(宮崎営業所) - 日南「特急くろしお号」
  • 宮崎(宮崎営業所) - 串間「特急しおかぜ号」
  • 宮崎(宮崎営業所) - 宮崎空港 - 都井岬「特急岬号」
  • 宮崎空港 - 宮交シティ - 小林 - えびの高原 - 林田 - 丸尾「特急りんどう号」
  • 宮崎(宮崎営業所) - 宮崎空港 - 高速道 - 小林「快速」(のちに「特急」)
  • 宮崎(宮崎営業所) - 高速道 - 田野 - 日南「特急」
  • 宮交シティ - 宮崎空港 - 一ツ葉道路 - 延岡「快速」
  • 高鍋→宮崎空港「特急」
  • 西都(一般道経由)→宮崎空港「急行」
  • 延岡 - 北川 - 大分「特急わかあゆ号
  • 高千穂 - 五ヶ瀬/河内 - 高森 - 熊本空港(九州産交バスと共同運行、2008年10月1日 - 2009年3月31日の期間限定運行、同年4月1日以降も運行が継続されたが、2010年3月31日をもって運行終了)

定期観光バス

2012年4月1日現在、「日南海岸と九州の小京都飫肥コース」の1種類がある。宮崎市内を起終点に、 宮崎県南部の青島・堀切峠・鵜戸神宮飫肥を回る。土日祝日・1月1日・1月2日のみ運行する。

宮崎観光が全盛期だった昭和40年代には6コースが設定され、毎日運行されていた(日本交通公社の時刻表1972年2月号より)。宮崎市内を起終点に都井岬シーガイアを回るコース、高千穂バスセンターを起終点に天岩戸神社高千穂峡などの高千穂町内の観光地を回るコースもあった。

車両

国産4メーカー(三菱ふそう日野自動車いすゞ自動車UDトラックス(旧:日産ディーゼル))の車両が均等に在籍しているものの、ここ最近は路線バスに関してはいすゞ、高速バスは三菱ふそう製が優先的に選択される傾向が強い。また、地方のバス事業者では珍しく、中古車の導入実績がほとんどなく、製造後20年以上経過した車両も大切に取り扱っている点も宮崎交通の特徴といえよう。なお、路線バスのほとんどは中型車である。

車体塗装は白地に青色・スカイブルーのラインである。一般路線車と貸切車・高速車では塗り分け方が異なる。かつては高速バスでは路線ごとの専用塗装が施されていたが、2000年代以降、貸切車と共通の塗装の新車が導入されている。

鉄道事業

1962年までは鉄道事業を行っていた。詳細は宮崎交通線の項を参照。

その他の事業

観光施設として「こどものくに」などを経営するほか、保険事業、航空事業(全日空宮崎地区総代理店)を行っている。全日空の総代理店では、名古屋鉄道と並び全日空に社外取締役を輩出するなど有力総代理店として、空港でのハンドリング業務を展開している。以前は、全日空総代理店としての市内カウンター業務や予約センター業務並びに、日本エアシステム総代理店業務や日本航空空港ハンドリング業務も行っていた。 宮崎交通が運営していた「サボテンハーブ園」は2005年3月31日に営業を終了した。また、霧島サービスエリアの事業も行っていたが、現在は「宮交ショップ&レストラン」に業務が移管されている。

特記事項

バス停留所ミニチュアを販売している。ミニチュアのバス停留所の名前は購入者の好みの名前が選べる。

宮崎交通の全盛時代を物語る存在として、「納涼バス」がある。夏の夕方、宮崎市の中心部から青島へ向かい、海岸で涼をとった後、宮崎市の中心部へと戻るもので、日南海岸が国定公園に指定された1955年の7月に、当時の岩切章太郎社長の発案で開始された。1960年には「納涼バスの歌」のレコードも発売された。最盛期には、ちょうちんをつけた何十台ものバスが橘通りを連なって走り、宮崎市における夏の夜の風物として一世を風靡した。しかし、車の普及によって次第に乗客が減少し、1970年で運行が打ち切られている。その後は、アンコールにより、何回が「納涼バス」の運行を行っている。たとえば、2008年7月25日(日曜日)には、旧塗装の「青バス」が、最終運行として、納涼バスとして「こどものくに」まで往復運行を行っている。

俳優の三國連太郎は、20代の頃に勤務していた事がある。

歴代社長

氏名 備考
岩切章太郎 全日本空輸取締役兼務
2 岩切省一郎
3 岩満栄策
4 岩切達郎
5 中村彰利 産業再生機構常務兼務
6 塩見修 全日本空輸出身。宮崎市出身。
7 菊池克頼 全日本空輸出身・現職。西都市出身。

脚注

  1. ^ 本社移転のお知らせ (PDF) 宮交ホールディングス・宮崎交通、2014年1月29日。
  2. ^ a b “宮崎~延岡に高速バス、4月1日から運行”. 読売新聞. (2014年2月2日). http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/miyazaki/20140203-OYS1T00457.htm 2014年2月5日閲覧。 
  3. ^ 国富バスセンターがオープン致しました!
  4. ^ ファミリーマート×宮交バス 国富町役場前にファミリーマート店舗とバスセンター併設の施設をオープン!
  5. ^ 宮崎空港バスのりば
  6. ^ ひむか号という名称で運行決定2014年4月1日 宮崎~延岡間
  7. ^ JR九州バス プレスリリース 宮崎~(東九州道)~延岡直行便運行について 宮崎交通 愛称募集 宮崎~(東九州道)~延岡直行便運行について
  8. ^ a b 一部便は、宮崎空港まで直行しません

外部リンク