金森敬之
千葉ロッテマリーンズ #67 | |
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基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 大阪府藤井寺市 |
生年月日 | 1985年7月24日(38歳) |
身長 体重 |
183 cm 87 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2003年 ドラフト6巡目 |
初出場 | 2007年5月25日 |
年俸 | 1,020万円(2016年) |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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金森 敬之(かなもり たかゆき、1985年7月24日 - )は千葉ロッテマリーンズに所属するプロ野球選手(投手)。
経歴
プロ入り前
大阪府藤井寺市出身。中学生時代に所属していた、隣接する羽曳野市の「全羽曳野ボーイズ」ではダルビッシュ有の先輩だった。その後は東京都の東海大学菅生高校に進学。3年夏の全国高等学校野球選手権西東京大会では決勝で敗退し、甲子園出場は叶わなかったが145km/hの速球を投げ注目された。
2003年のプロ野球ドラフト会議で日本ハムから6巡目で指名された[1]。入団交渉では当初難色を示していたが、交渉を重ねるにつれ態度が軟化していき、同年12月14日に仮契約を結んだ。
日本ハム時代
2004年、2005年のシーズンは一軍での登板はなかったが、2005年の秋季キャンプでは「ヒルマンチルドレン」として注目を浴び、2006年には二軍で防御率3.02で4セーブを挙げ、フレッシュオールスターゲームに出場した。
2007年、5月25日の東京ヤクルトスワローズ戦(札幌ドーム)で一軍初登板・初勝利を成し遂げた[2]。その後7月に二軍落ちするも、二軍ではクローザーを任され、防御率1点台でチーム最多の12セーブを記録。終盤の再昇格後は9試合で3勝を挙げ、防御率2.35と好投した。
2008年、キャンプインを目前に控えた1月24日に、先乗り自主トレを行っていた名護市営球場で、老朽化したフェンスから脱落したボルトを踏んだことで負った怪我で出遅れ、不調に終わった。
2009年、シーズン終盤からセットアッパーを任され、クライマックスシリーズ第2ステージ第2戦で無死満塁のピンチを無失点に抑えるなどの活躍をした。
2010年、セットアッパーの菊地和正が故障で出遅れたために、初の開幕一軍を果たした。同年、先発転向をするも不振が続き、先発から再度中継ぎに戻ったが、シーズンオフにまた先発転向に向けて練習を始めた[3]。
2011年、2012年ともに1軍での登板はなく、2012年11月4日に戦力外通告を受けた[4]。
独立リーグ時代
2013年1月9日、四国アイランドリーグplusの愛媛マンダリンパイレーツに入団した[5]。愛媛では35試合に登板し、1勝3敗2Sで防御率2.85の成績であった。
ロッテ時代
NPB復帰を目指し12球団合同トライアウトへ参加。トライアウト後も、千葉ロッテマリーンズの秋季キャンプで入団テストを受け[6]、育成選手として入団することが決まった[7]。NPB球団を退団した選手がアイランドリーグを経由してNPBに復帰するのは、山田秋親に次いで2人目となる[8]。
プレースタイル
ストレートは140km/h台前半 - 中盤を出す程度だが、スライダー・カーブ・フォークボールなどの変化球と組み合わせ、打者を打ち取っていくスタイル。コントロールもまとまっている。
自身のセールスポイントを「開き直りの投球」としており、「ストレートがそんなに速いわけでもなく、変化球がいいわけでもないが、とにかく強気に攻めてピンチでは開き直って投球出来る」と語っている[10]。
詳細情報
年度別投手成績
年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
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2007 | 日本ハム | 15 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 1 | 0 | 0 | .800 | 87 | 23.0 | 20 | 0 | 3 | 0 | 0 | 9 | 0 | 0 | 6 | 6 | 2.35 | 1.00 |
2008 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | .000 | 52 | 12.0 | 14 | 1 | 5 | 0 | 0 | 7 | 1 | 0 | 7 | 6 | 4.50 | 1.58 | |
2009 | 18 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | ---- | 86 | 21.1 | 17 | 0 | 8 | 0 | 1 | 9 | 0 | 0 | 2 | 2 | 0.84 | 1.17 | |
2010 | 17 | 4 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | .500 | 170 | 35.1 | 50 | 10 | 14 | 2 | 1 | 22 | 3 | 1 | 28 | 26 | 6.62 | 1.81 | |
2014 | ロッテ | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 51 | 9.1 | 16 | 2 | 9 | 0 | 0 | 3 | 1 | 0 | 10 | 10 | 9.64 | 2.68 |
2015 | 16 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 1.000 | 95 | 20.2 | 29 | 4 | 6 | 0 | 1 | 17 | 1 | 0 | 13 | 13 | 5.66 | 1.69 | |
通算:7年 | 86 | 4 | 0 | 0 | 0 | 6 | 3 | 0 | 3 | .667 | 541 | 121.2 | 146 | 17 | 45 | 2 | 3 | 67 | 6 | 1 | 66 | 63 | 4.66 | 1.57 |
- 2015年度シーズン終了時
記録
- 投手記録
- 初登板・初勝利:2007年5月25日、対東京ヤクルトスワローズ1回戦(札幌ドーム)、9回表に3番手で救援登板・完了、1回無失点
- 初奪三振:2007年9月10日、対千葉ロッテマリーンズ19回戦(千葉マリンスタジアム)、7回裏1死にベニー・アグバヤニから空振り三振
- 初ホールド:2009年10月4日、対福岡ソフトバンクホークス24回戦(札幌ドーム)、8回表2死に4番手で救援登板、1/3回無失点
- 初先発:2010年6月4日、対読売ジャイアンツ3回戦(東京ドーム)、4回3失点
- 打撃記録
- 初打席・初安打:2010年6月4日、対読売ジャイアンツ3回戦(東京ドーム)、2回表に藤井秀悟から中前安打
- その他記録
- 0球登板:2007年6月8日、対東京ヤクルトスワローズ3回戦(坊っちゃんスタジアム)、8回裏に3番手で救援登板、発表直後に激しい降雨のためコールドゲーム
独立リーグでの成績
年 度 |
球 団 |
防 御 率 |
登 板 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
投 球 回 |
打 者 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
奪 三 振 |
与 四 球 |
与 死 球 |
失 点 |
自 責 点 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
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2013 | 愛媛 | 2.83 | 35 | 1 | 3 | 2 | 0 | 0 | 0 | 35.0 | 144 | 27 | 1 | 34 | 9 | 3 | 11 | 11 | 0 | 0 |
通算:1年 | 2.83 | 35 | 1 | 3 | 2 | 0 | 0 | 0 | 35.0 | 144 | 27 | 1 | 34 | 9 | 3 | 11 | 11 | 0 | 0 |
背番号
- 59 (2004年 - 2012年)
- 30 (2013年)
- 120 (2014年)
- 67 (2014年 - )
登場曲
- 大事MANブラザーズバンド 『それが大事』
- ケツメイシ 『ライフ イズ ビューティフル』(2015年- )
脚注
- ^ 元々は北海道尚志学園高校の柴田誠也を指名する予定であったが、オリックス・ブルーウェーブが2巡目で指名したため、急遽金森に変更した。
- ^ 0-2とリードされた状況で9回表に登板、打者3人を全て内野ゴロに抑え、その裏にチームが逆転サヨナラ勝利。
- ^ 吉井ピッチングコーチのブログ
- ^ 来季契約について
- ^ “愛媛MP 元日本ハム・金森選手の入団決定”. 四国アインランドリーグplus (2013年1月9日). 2013年1月12日閲覧。
- ^ 元西武・岩崎&元日本ハム・金森、ロッテ秋季Cに参加へsanspo 2013年11月13日配信
- ^ 入団テスト結果についてロッテ球団公式サイト 2013年11月21日配信
- ^ 愛媛MP金森敬之投手千葉ロッテマリーンズ入団決定 - 四国アイランドリーグplusニュースリリース(2013年11月21日)
- ^ 金森投手の支配下選手登録について - 千葉ロッテマリーンズ オフィシャルサイト 2014年6月18日
- ^ “不屈の投手・ロッテの金森 ハム戦力外から独立リーグ、育成経由し支配下登録”. 産経ニュース (2014年6月29日). 2014年8月30日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 個人年度別成績 金森敬之 - NPB.jp 日本野球機構