野田駅 (JR西日本)
野田駅 | |
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駅全景 | |
のだ Noda | |
◄福島 (1.4 km) (1.2 km) 西九条► | |
所在地 | 大阪市福島区吉野三丁目1-12 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■大阪環状線 |
キロ程 | 2.4 km(大阪起点) |
電報略号 | ノタ |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
11,457人/日(降車客含まず) -2010年- |
開業年月日 | 1898年(明治31年)4月5日 |
乗換 | 玉川駅(地下鉄千日前線) |
備考 |
直営駅 みどりの窓口 有 大阪市内駅 |
野田駅 | |
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のだ Noda | |
(1.5 km) 大阪市場► | |
所属事業者 | 日本国有鉄道(国鉄) |
所属路線 | 大阪環状線(貨物支線) |
キロ程 | 0.0 km(野田起点) |
駅構造 | 高架駅 |
開業年月日 | 1931年(昭和6年)11月8日 |
廃止年月日 | 1984年(昭和59年)2月1日 |
大阪市場駅は、廃止後1985年(昭和60年)3月14日まで野田駅の側線扱いで営業。 |
野田駅(のだえき)は、大阪府大阪市福島区吉野三丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)大阪環状線の駅である。
当駅から接続する鉄道路線
阪神電気鉄道にも野田駅があるが約500m離れている。阪神野田駅と近接しているのは千日前線では隣の野田阪神駅、JRではJR東西線の海老江駅である。
駅構造
旅客線のみに島式ホーム1面2線を持つ高架駅。分岐器や絶対信号機がないため、停留所に分類される。
外回り線の外側に貨物線(通称梅田貨物線)がある。ただし、当駅を含む福島駅 - 西九条駅間は大阪環状線の線増扱いであり、東海道本線貨物支線となるのは福島駅以東である。かつてはこの貨物線から地上へ降りる路線が分岐していた。その路線は地上で2つの路線に分かれ、片方は大阪市中央卸売市場本場の中にあった大阪市場駅へ向かう貨物支線、もう片方は三菱ガス化学大阪工場や福山通運大阪流通センター、レンゴー淀川製紙工場などへ向かう専用線となっていた。専用線はもともと三菱製紙が敷設したもので、1953年(昭和28年)2月11日に完成し、4月1日に竣工式が実施されている。この専用線に接続する会社はその後変化しながら、1985年(昭和60年)頃まで使用されていた[1]。
改札口が2つあるが、そのうち1つはTSUTAYA JR野田店に直結している。以前は出場専用であったが、現在は入場することもできる。
西九条駅が管理している直営駅で、アーバンネットワークエリアに入っており、ICOCAが利用可能である(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。また、JRの特定都区市内制度における「大阪市内」に属する駅である。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | ■大阪環状線 | 内回り | 西九条・新今宮方面 |
2 | ■大阪環状線 | 外回り | 大阪・京橋方面 |
利用状況
大阪府統計年鑑によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。
年度 | 一日平均 乗車人員 |
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1997年 | 14,189 |
1998年 | 13,532 |
1999年 | 12,953 |
2000年 | 12,443 |
2001年 | 12,404 |
2002年 | 12,066 |
2003年 | 11,965 |
2004年 | 11,830 |
2005年 | 11,816 |
2006年 | 11,896 |
2007年 | 12,021 |
2008年 | 11,821 |
2009年 | 11,300 |
2010年 | 11,457 |
駅周辺
- 大阪市中央卸売市場本場
- 福山通運大阪流通センター
- レンゴー淀川製紙工場
バス路線
- 野田停留所
-
- 56 酉島車庫前 行(春日出経由)
- 77 酉島車庫前 行(伝法経由)
- 81 舞洲スポーツアイランド 行
- 56 大阪駅前 行(福島西通経由)
- 77・81 野田阪神前 行(吉野二丁目経由)
- 福島ループ(赤バス) 野田阪神前 方面(吉野三丁目経由)
- 地下鉄玉川停留所
-
- 90 鶴町四丁目 行
- 90 野田阪神前 行(吉野二丁目経由)
- ほかは野田停留所のバスと同じ行き先
歴史
- 1898年(明治31年)4月5日 - 西成鉄道が大阪駅 - 安治川口駅間で開業した際に設置。旅客・貨物を取り扱う一般駅。
- 1906年(明治39年)12月1日 - 国有化により国鉄の駅となる。
- 1909年(明治42年)10月12日 - 線路名称制定。当駅は西成線の所属となる。
- 1931年(昭和6年)11月8日 - 大阪市場駅までの貨物支線が開業。
- 1953年(昭和28年)4月1日 - 三菱製紙への専用線の竣工式[1]。
- 1961年(昭和36年)4月25日 - 西成線の西九条駅以東が大阪環状線に編入。当駅も同線所属となる。
- 1964年(昭和39年)3月22日 - 高架駅になる。
- 1984年(昭和59年)2月1日 - 貨物取扱を廃止。同時に大阪市場駅までの貨物支線廃止。この頃、専用線も廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道の駅となる。
- 2003年(平成15年)11月1日 - ICカード「ICOCA」供用開始[2]。
- 2009年(平成21年)10月4日 - 大阪環状・大和路線運行管理システム導入[3]。
隣の駅
かつて存在した路線
- 日本国有鉄道
- 大阪環状線貨物支線
- 野田駅 - 大阪市場駅
脚注
- ^ a b 「消えた三菱製紙専用線二題」
- ^ 「ICOCA」いよいよデビュー! 〜 平成15年11月1日(土)よりサービス開始いたします 〜(インターネット・アーカイブ) - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2003年8月30日
- ^ 大阪環状・大和路線運行管理システムの使用開始について[リンク切れ] - 西日本旅客鉄道プレスリリース
参考文献
- 古田明雄「消えた三菱製紙専用線二題」『トワイライトゾーンMANUAL』第14巻、ネコ・パブリッシング、2005年12月1日、pp.8 - 19。
関連項目
外部リンク
- 野田駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道
- 鉄道沿線ぶらり旅 野田駅 - 大阪日日新聞
- ひと駅ひと物語 大阪環状線めぐり 野田駅(6) - 読売新聞