柏原駅 (兵庫県)
柏原駅 | |
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駅外観 | |
かいばら Kaibara | |
◄谷川 (7.0 km) (3.2 km) 石生► | |
兵庫県丹波市柏原町柏原字松ヶ端1172-1 | |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■福知山線 |
キロ程 | 80.0 km(尼崎起点) |
電報略号 | カラ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
884人/日(降車客含まず) -2010年- |
開業年月日 | 1899年(明治32年)5月25日 |
備考 |
直営駅 みどりの窓口 有 |
柏原駅(かいばらえき)は、兵庫県丹波市柏原町柏原字松ヶ端にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)福知山線の駅。
丹波市の代表駅は隣駅の石生駅だが、バスの利便性、タクシーの数などをとっても実質的に当駅が玄関口である。
駅構造
相対式ホーム2面2線を持ち行き違い可能な地上駅。かつては2線の間にもう1本線路が敷設されていた。駅の前後は単線で、昔の福知山線の面影がいまだに残る。
駅舎は1990年(平成2年)に大阪鶴見緑地で開催された「国際花と緑の博覧会」でのドリームエキスプレス「山の駅」駅舎を丹波の森構想に合致するものとして翌年移建した。木造2階建、1階に待合室、レストラン、旅行会社、売店があり、みどりの窓口も設置されている。2階は普段開放されていないが、小さな部屋がある。
直営駅(篠山口駅の被管理駅)。自動改札機は導入されておらず、有人改札で、ICOCA等のカードには非対応となっている。窓口の営業時間は始発から23時まで。2007年(平成19年)2月には改札内にLEDの発車標、改札外には液晶ディスプレイの発車標が設置された。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | ■福知山線 | 上り | 篠山口・三田方面 |
下り | 福知山方面 | ||
2 | ■福知山線 | 下り | 福知山方面 |
改札口側の1番のりばが上り本線、2番のりばが下り本線であるが、1番のりばが両方向からの入線・出発に対応している。そのため行き違いのない場合は、乗降客が跨線橋を渡らずに済むよう、原則として上下線とも1番のりばに停車する。行違いがある場合は上り列車は1番のりば、下り列車は2番のりばに発着する。これは、全列車停車となる特急についても例外ではない。
ダイヤ
日中時間帯は1時間あたり普通が1本、特急「こうのとり」が1本の計2本である。朝晩には大阪駅発着の快速も停車する。
利用状況
1日平均の乗車人員は884人である(2010年度)。
近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。
- 1,195人(2000年度)
- 1,166人(2001年度)
- 1,127人(2002年度)
- 1,073人(2003年度)
- 1,035人(2004年度)
- 986人(2005年度)
- 948人(2006年度)
- 900人(2007年度)
- 900人(2008年度)
- 886人(2009年度)
- 884人(2010年度)
駅周辺
- 丹波市役所柏原支所
- 兵庫県立柏原病院
- 兵庫県立柏原高等学校
- 兵庫県丹波県民局
- 神戸地裁柏原支部
- 柏原公共職業安定所
- 柏原陣屋跡 - 国指定史跡(柏原町)
- 織田家廟所(柏原町)
- 柏原八幡神社 - 1024年創建、1585年築の社殿が国指定重要文化財(柏原町)
- 柏原町民俗資料館(田捨女記念館)
- 兵庫県立柏原高等学校記念館 - 明治44年築の洋風校舎建築
- 旧氷上郡各町村組合高等小学校 - 明治18年築の洋風校舎建築
- 木の根橋(大ケヤキ) - 県天然記念物(柏原町)
- 太鼓やぐら(柏原町)
- みなと銀行柏原支店
- 柏原郵便局
- 丹波新聞社[1]
歴史
- 1899年(明治32年)
- 1907年(明治40年)8月1日 - 阪鶴鉄道国有化。国有鉄道の駅となる。
- 1909年(明治42年)10月12日 - 線路名称制定。阪鶴線所属駅となる。
- 1912年(明治45年)3月1日 - 線路名称改定。阪鶴線の福知山駅以南が福知山線に改称し、当駅もその所属となる。
- 1973年(昭和48年)4月1日 - 貨物取扱廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
- 1991年(平成3年)9月21日 - 大阪花博で使われた「山の駅」を新駅舎として使用開始。
- 1992年(平成4年)4月1日 - 篠山口鉄道部発足により、その管轄となる。
- 2009年(平成21年)6月1日 - 篠山口鉄道部廃止に伴い福知山支社直轄に戻され、篠山口駅の被管理駅となる。
隣の駅
その他
「柏原」という駅名だが、同じ漢字でも読みが異なる駅が存在する。当駅の場合、マルス発行の乗車券などでは、「(福)柏原」と表記されて区別される。
駅前には神姫グリーンバスが発着し(かつては三宮までの高速バスも発着していた。神姫グリーンバスに乗車する場合はNicoPa・PiTaPa・ICOCAが使用可能)、時間貸しの駐車場もある。また、田捨女と田艇吉の銅像が立つ。