宮崎市フェニックス自然動物園

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宮崎市フェニックス自然動物園
入場口地図
施設情報
正式名称 宮崎市フェニックス自然動物園[1]
所有者 宮崎市
管理運営 宮崎市フェニックス自然動物園管理株式会社(指定管理者[2]
開園 1971年3月
所在地 宮崎県宮崎市大字塩路字浜山3083-42
位置 北緯31度58分57.0秒 東経131度28分43.8秒 / 北緯31.982500度 東経131.478833度 / 31.982500; 131.478833座標: 北緯31度58分57.0秒 東経131度28分43.8秒 / 北緯31.982500度 東経131.478833度 / 31.982500; 131.478833
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宮崎市フェニックス自然動物園(みやざきしフェニックスしぜんどうぶつえん)は、宮崎県宮崎市にあるフェニックス・シーガイア・リゾートに隣接する動物園指定管理者制度に基づき、宮崎市が出資する第三セクターの宮崎市フェニックス自然動物園管理株式会社が管理・運営している。

概要

  • 日本の動物園でマサイキリンの飼育頭数は僅か8頭しかいない。その内、3頭を飼育している。更にキリンのメスは生まれにくいが本園では産まれており、「コナツ」と名付けられたが現在は熊本市動植物園に嫁入りしている。キリンは3歳でないと繁殖に適さないが、3歳での移動は難しい為、容易に移動出来る1歳で嫁入りした。

沿革

  • 1971年(昭和46年)3月 - フェニックス国際観光(フェニックスリゾートの関連企業)がフェニックス自然動物園を開園。
  • 2001年(平成13年)9月 - 宮崎市が、会社更生法を適用したフェニックス国際観光から動物園を買収、宮崎市フェニックス自然動物園となる。
  • 2010年(平成22年)5月~8月 - 宮崎県内の口蹄疫流行の感染予防のため5月17日より無期限臨時休園していたが、終息を受けて8月8日に営業を再開する [1]

チンパンジーの脱走事件

2019年4月4日、オスのチンパンジー・ゲンキ(31歳)が幅6メートル、深さ1.2メートルの水堀を渡り施設から脱走した。園は入場者を全員レストランに避難させることで安全を図り、幸い犠牲者を出さずに済んだ。脱走から1時間後、獣医が麻酔の吹き矢を利用して捕獲した。脱走した原因は、園側がチンパンジーが水を嫌い泳げないものと楽観して施設を設計したことにあった[5][6]

最寄り駅

脚注

  1. ^ 宮崎市フェニックス自然動物園条例
  2. ^ 指定管理者制度について
  3. ^ 放送当時の企画名は「宮崎シーガイア」。
  4. ^ この企画は後に水曜どうでしょうDVD全集の第5弾に収録され、DVD化されている。
  5. ^ 「チンパンジーが施設脱走 宮崎 動物園内うろうろ」『産経新聞』2019年4月20日
  6. ^ 「チンパンジー水路から脱走か 泳いで電気柵くぐり抜け? フェニックス自然動物園 /宮崎」『毎日新聞』2019年4月10日

関連項目

外部リンク