定光寺駅
定光寺駅 | |
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玉野川の渓谷沿いに造られた定光寺駅構内 | |
じょうこうじ Jōkōji | |
◄古虎渓 (3.5 km) (4.1 km) 高蔵寺► | |
所在地 | 愛知県春日井市玉野町 |
所属事業者 | 東海旅客鉄道(JR東海) |
所属路線 | 中央本線 |
キロ程 |
368.8km(東京起点) 28.1 km(名古屋起点) |
電報略号 | テイ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
109人/日(降車客含まず) -2009年- |
開業年月日 | 1924年(大正13年)1月1日 |
備考 | 無人駅 |
定光寺駅(じょうこうじえき)は、愛知県春日井市玉野町にある、東海旅客鉄道(JR東海)中央本線の駅である。
概要
山肌のすぐ近くを流れる玉野川に沿った崖にへばりつくように作られた駅であるが、隣の古虎渓駅と同じく、1時間に数本程度電車が停車し、なおかつ車でのアクセスも比較的容易であるので、秘境駅とは必ずしも言えない。
とはいえ、旅館やホテルが軒を並べていることからもわかるようにホームから見る景色は風光明媚であり、名古屋駅から30分程度で行ける秘境気分が満喫できる駅として知られている。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。国鉄時代に無人化された後しばらくは簡易委託駅となり駅の入り口脇の売店で近距離乗車券を販売していたが、現在では完全に無人駅となっている。自動改札機の設置は無く、TOICAは簡易改札機による対応である。なお、ラッシュ時は10両編成の列車も停車する。下りホームへは線路下を横断するためトンネルからアクセスする。高蔵寺駅管理。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | ■中央本線 | 上り | 名古屋方面[1] |
2 | ■中央本線 | 下り | 多治見・中津川方面[1] |
利用状況
一日の平均乗車人員は以下の通りである。[2]
- 2004年度 - 131人
- 2005年度 - 126人
- 2006年度 - 117人
- 2007年度 - 125人
- 2008年度 - 106人
- 2009年度 - 109人
駅周辺
- 玉野川(庄内川)の渓谷右岸に立地。崖に張り付くように駅がある。なお、対岸は瀬戸市である。
- 東海自然歩道
- 定光寺
- 瀬戸市立掛川小学校
- 瀬戸市定光寺公園
- 瀬戸市定光寺町民会館
- 應夢亭
- セントレジャーゴルフクラブ定光寺
- 曽野稲荷
- 妻神社
- 瀬戸市野外活動センター
- 瀬戸警察署定光寺駐在所
- サンパレア瀬戸
- 名古屋市愛岐処分場
- 中小企業大学校瀬戸校
- INAX瀬戸工場
- 下半田川テレビ中継局 - 2011年7月24日のアナログテレビ放送終了に伴い、廃局。
歴史
- 1919年(大正8年)5月19日 - 国有鉄道中央本線の多治見 - 高蔵寺間に玉野信号所(たまのしんごうしょ)開設。
- 1920年(大正9年)8月15日 - 定光寺仮停車場に昇格、旅客営業開始。
- 1924年(大正13年)1月1日 - 定光寺駅に昇格、荷物の取扱いを開始。
- 1970年(昭和45年)10月19日 - 荷物の取扱いを廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、東海旅客鉄道の駅となる。
- 2006年(平成18年)11月25日 -TOICA導入。
その他
かつて、多治見駅 - 高蔵寺駅間には14箇所のトンネルがあり、これらの工事では20名以上の犠牲者がでたという。定光寺駅の近くに工事殉職者の慰霊碑がある。
これらのトンネルは、1966年(昭和41年)に愛岐トンネルの完成で複線電化により廃線となったが、2009年(平成21年)2月に「愛岐トンネル群」として近代化産業遺産・続33に認定されている。