八幡山駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Hirdragon (会話 | 投稿記録) による 2016年3月23日 (水) 13:10個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (→‎駅構造)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

八幡山駅
八幡山駅(駅南側から、2008年10月)
はちまんやま
Hachiman-yama
KO09 上北沢 (0.6 km)
(0.7 km) 芦花公園 KO11
所在地 東京都杉並区上高井戸一丁目1番11号
北緯35度40分11.6秒 東経139度36分56.6秒 / 北緯35.669889度 東経139.615722度 / 35.669889; 139.615722座標: 北緯35度40分11.6秒 東経139度36分56.6秒 / 北緯35.669889度 東経139.615722度 / 35.669889; 139.615722
駅番号 KO 10
所属事業者 京王電鉄
所属路線 KO 京王線
キロ程 8.4 km(新宿起点)
駅構造 高架駅
ホーム 1面4線*
乗降人員
-統計年度-
40,664人/日
-2013年-
開業年月日 1918年大正7年)5月1日[1]
備考 * 通過線2線を含む
テンプレートを表示

八幡山駅
配線図

上北沢駅

(3) 2 1 (0)


STRg STRf
STRc2 STR3 STR2 STRc3
STR+1 STRc4 STRc1 STR+4
ABZlf STRlg STRrg ABZrf
STR STR+BSl STR+BSr STR
STR STR+BSl STR+BSr STR
STR STR+BSl STR+BSr STR
STR ABZlf ABZlg STR
ABZrg STRrf STRlf ABZlg
STR ABZlf STRlg
STR2 STRc3 STRc2 STR3 ABZlf STRlg
STRc1 STR+4 STR+1 STRc4 STR STR
STR STR STR STR
STRg STRf ENDEe ENDEe

芦花公園駅

改札(改装前、2005年1月)
改札(改装前、2005年1月)
外観。写真は改装工事前のもの(2005年1月)
外観。写真は改装工事前のもの(2005年1月)

八幡山駅(はちまんやまえき)は、東京都杉並区上高井戸一丁目にある、京王電鉄京王線である。駅番号KO10

なお、八幡山世田谷区の町名である(当駅は杉並区と世田谷区の区境付近にあり、構内の一部は世田谷区に跨がっている)。

歴史

  • 1918年大正7年)5月1日 - 京王電気軌道の松沢駅として開業[1](現在の八幡山駅よりも、やや新宿側に存在していた[2])。
  • 1937年昭和12年)9月1日 - 八幡山駅に改称[1]
  • 1944年(昭和19年)5月31日 - 東京急行電鉄大東急)に併合。同社京王線の駅となる。
  • 1948年(昭和23年)6月1日 - 東急から京王帝都電鉄が分離。同社の駅となる。
  • 1970年(昭和45年)7月10日 - 高架駅となる[1]
  • 2001年平成13年)3月27日 - ダイヤ改正により快速停車駅となる。
  • 2005年(平成17年)8月4日 - 高架下の商業施設「京王リトナード八幡山」がオープン。新宿方の15店舗が先行開業。
  • 2006年(平成18年)
    • 2月 - 3月頃 - エレベーター(改札 - ホーム間)供用開始、トイレ移転。
    • 10月19日 - 京王リトナード八幡山グランドオープン。京王ストアなど新たに15店舗が開業。

駅名の由来

現在の駅名である「八幡山」は、駅の東南側にある八幡宮(八幡宮がある)に由来する。

駅構造

島式ホーム1面2線と外側に通過線(本線)2線を有する高架駅である。

元々は地平駅で、1950年代には2600系2700系の3両編成が充当された各駅停車が通過するほどホームが小さかった[3]。当駅の高架化工事は、笹塚 - 調布間の複々線工事で環状八号線の横断の問題などもあり早めに着工され、当初は相対式ホーム2面2線の形態で高架化された。その後島式・相対式で中線を有する2面3線の形態となり、中線は朝ラッシュ時は上り線の待避で、日中以降は下り線の待避として使用されていたが、1987年頃に下り本線の南側に通過線が設置され、上り本線上の相対式ホームが使用停止され通過線となり、現在の1面4線の形態となった。相対式ホームは使用停止後も長らく残されていたが2001年8月頃に撤去された。

また、芦花公園駅寄りに10両編成対応の電留線が2本あり、2006年9月1日のダイヤ改定以降毎日夜間に2編成が留置されている。

ホームと改札口の間にエレベーター1基とエスカレータ上下各1基が設置されている。トイレは1階改札口内にある。かつてはかなり奥まった場所にあったが、駅改良工事の進捗により2006年3月頃に芦花公園駅方階段左隣に移転した。ユニバーサルデザインの一環としてオストメイト対応設備を備えた「だれでもトイレ」を併設している。

高架下は2005年まで「京王クラウン街八幡山」と称する商業施設であったが、2005年から2006年にかけて「京王リトナード八幡山」に改装されており、京王ストアなど30店舗が入居している。

東隣の上北沢駅とは600メートル、西隣の芦花公園駅とは700メートルしか離れておらず、上北沢駅に至ってはホームが見えるほどである。

のりば

番線 路線 方向 行先
1 KO 京王線 下り 調布橋本京王八王子高尾山口方面
2 上り 明大前笹塚新宿都営新宿線方面
  • 2015年9月25日のダイヤ改正より、平日夕方に当駅始発の列車が7本、当駅止まりの列車が8本設定されている。
  • 各停および快速ともに、上下線での待避が頻繁に行われている。

利用状況

2014年度の1日平均乗降人員40,711人である[4]

近年の1日平均乗降人員および乗車人員推移は下表のとおり。

年度別1日平均乗降・乗車人員推移[5][6]
年度 1日平均
乗降人員[7]
1日平均
乗車人員
1955年(昭和30年) 4,185
1960年(昭和35年) 8,499
1965年(昭和40年) 15,053
1970年(昭和45年) 16,741
1975年(昭和50年) 18,790
1980年(昭和55年) 18,307
1985年(昭和60年) 24,885
1990年(平成02年) 29,314 14,685
1991年(平成03年) 15,333
1992年(平成04年) 15,296
1993年(平成05年) 15,518
1994年(平成06年) 15,441
1995年(平成07年) 30,624 15,464
1996年(平成08年) 15,611
1997年(平成09年) 15,592
1998年(平成10年) 16,003
1999年(平成11年) 15,959
2000年(平成12年) 31,595 16,068
2001年(平成13年) 32,719 16,824
2002年(平成14年) 34,126 17,594
2003年(平成15年) 35,492 18,296
2004年(平成16年) 35,639 18,329
2005年(平成17年) 36,611 18,709
2006年(平成18年) 38,082 19,389
2007年(平成19年) 39,594 20,104
2008年(平成20年) 39,784 20,135
2009年(平成21年) 39,614 20,030
2010年(平成22年) 40,583 20,097
2011年(平成23年) 39,321 19,866
2012年(平成24年) 39,627 19,827
2013年(平成25年) 40,664
2014年(平成26年) 40,711

駅周辺

周辺は住宅地である。

バス路線

隣の駅

京王電鉄
KO 京王線
特急・準特急・急行・区間急行
通過
快速
桜上水駅 (KO08) - 八幡山駅 (KO10) - 千歳烏山駅 (KO12)
各駅停車
上北沢駅 (KO09) - 八幡山駅 (KO10) - 芦花公園駅 (KO11)

脚注

  1. ^ a b c d 「駅の変遷」『2011京王ハンドブック』 (PDF) - 京王電鉄
  2. ^ 今昔マップontheWeb - 駅名表記がないが松沢病院に近い位置に開設されているのがわかる。
  3. ^ 鉄道ピクトリアル2014年8月・臨時増刊号「【特集】京王電鉄」p.122
  4. ^ 京王グループ 1日の駅別乗降人員
  5. ^ 東京都統計年鑑
  6. ^ 世田谷区の統計書 - 世田谷区
  7. ^ 各種報告書 - 関東交通広告協議会

関連項目

外部リンク