テンコーポレーション

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ロイヤルホールディングス > テンコーポレーション
株式会社テンコーポレーション
TEN CORPORATION
種類 株式会社
市場情報
東証JQ 2727
2002年2月7日 - 2010年4月27日
本社所在地 日本の旗 日本
111-0032
東京都台東区浅草1丁目10番2号
YS-1ビル10階
北緯35度42分41.9秒 東経139度47分32.8秒 / 北緯35.711639度 東経139.792444度 / 35.711639; 139.792444座標: 北緯35度42分41.9秒 東経139度47分32.8秒 / 北緯35.711639度 東経139.792444度 / 35.711639; 139.792444
設立 1989年4月1日
業種 小売業
法人番号 1010501011080 ウィキデータを編集
事業内容 天丼天ぷら専門店チェーン[1]
代表者 代表取締役社長 村上庸彦
資本金 1億円
売上高 93億31百万円(2009年12月期)
純利益 ▲4億3380万2000円(2019年12月期)[2]
総資産 48億3803万7000円(2019年12月31日現在)[2]
従業員数 183人(2009年12月31日現在)
決算期 12月31日
主要株主 ロイヤルホールディングス株式会社 100%
特記事項:2007年、決算期を3月から12月に変更
2021年1月1日、ロイヤルフードサービス株式会社に合併し解散
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株式会社テンコーポレーション: TEN CORPORATION)は、かつて存在した外食事業者である。関東地方を中心に展開する天丼天ぷらのレストラン(ファーストフード)チェーン「天丼てんや」を運営していた[1]。「天丼てんや」はロイヤルフードサービス株式会社が運営している。

概説

1989年平成元年)4月20日、会社設立。創業以来、丸紅の主要グループ企業であったが、2005年(平成17年)7月、外食大手のロイヤルホールディングスが丸紅から株式を取得して筆頭株主となり、2006年(平成18年)6月からロイヤルホールディングスの連結子会社である。

商品原価率のかさむ「天ぷら」を、ファーストフードとして多くの店で均質かつ低価格・手早く提供している。テーブルサービスは店員が調理担当と給仕役に分担されているためフルサービスであるが、牛丼チェーン店のようなカウンター席主体の店舗が多い。

2021年1月1日、ロイヤルホストがテンコーポレーションを吸収合併し解散した。ロイヤルホストはロイヤルフードサービス株式会社に商号変更した[3]

展開店舗

北千住西口店

※2022年3月現在

  • 「天丼てんや」183店舗(北海道2店舗・青森2店舗・宮城1店舗・福島1店舗・茨城1店舗・群馬3店舗・埼玉13店舗・千葉11店舗・東京73店舗・神奈川22店舗・富山1店舗・長野5店舗・静岡4店舗・岐阜1店舗・愛知4店舗・兵庫1店舗・広島2店舗・愛媛4店舗・鹿児島1店舗・香港3店舗・台湾3店舗・タイ13店舗・フィリピン7店舗・シンガポール2店舗)
  • 「天ぷらてんや」1店舗(栃木・埼玉・神奈川)

沿革

  • 1989年平成元年)
  • 1992年(平成4年)5月 - 東京都台東区浅草へ本社移転。
  • 2002年(平成14年)2月7日 - 株式を店頭登録。
  • 2004年(平成16年)12月 - 株式の店頭登録を取消し、ジャスダックに上場。
  • 2005年(平成17年)7月 - 丸紅が保有する株式の一部を譲渡し、ロイヤルホールディングス株式会社が筆頭株主となる。
  • 2006年(平成18年)6月 - ロイヤルホールディングス株式会社が株式公開買付け(TOB)を実施し、出資比率を46%に引き上げ子会社化する。
  • 2010年(平成22年)
    • 2月 - ロイヤルホールディングス株式会社が再度TOBを実施し、出資比率を46.18%から77.21%に引き上げる(丸紅は株主でなくなる)。
    • 5月 - ロイヤルホールディングス株式会社との間で株式交換を実施し、同社の完全子会社となる。
  • 2016年(平成28年)4月15日 - 諏訪市に諏訪店を出店し、長野県に進出[1]
  • 2018年(平成30年)10月2日 - 親会社のロイヤルホールディングスが「GATHERING TABLE PANTRY 馬喰町店」で得た開発成果をてんやへ拡張した完全キャッシュレス店舗の「大江戸てんや」を2018年10月2日にオープン[5]
  • 2021年(令和3年)1月1日 - ロイヤルホストがテンコーポレーションを吸収合併し解散。ロイヤルフードサービス株式会社に商号変更[3]

てんやの天ぷら

てんやのサンキュー天丼。海老、烏賊、蓮根、オクラ、カボチャ。

コンベアフライヤーを採用し、油温管理および揚げ作業経験などの有無にかかわらず均質かつ迅速な供食と、人件費低減を成し得ている。天ぷら粉は日清製粉グループ日清製粉日清フーズ)と共同開発したものを使用し、天ぷら油は日清オイリオグループに特注した植物油を使用している。

天ぷらの具材は1品に限り注文時に頼めば変更可能[注 1]。(例えば、天丼の具材が海老いかきすかぼちゃいんげんだった場合、えびをいかに、いかをきすに、かぼちゃをいんげんに変える事ができる。)※店舗による。[要出典]

脚注

注釈

  1. ^ 同じ値段か安い商品であれば。

出典

  1. ^ a b c 中沢稔之 (2016年4月15日). “天丼てんや 県内1号店 きょう諏訪にオープン”. 中日新聞 (中日新聞社): p. 朝刊 長野総合版 19 
  2. ^ a b 株式会社テンコーポレーション 第31期決算公告
  3. ^ a b "当社グループにおける組織再編(完全子会社間の合併)に関するお知らせ" (PDF) (Press release). ロイヤルホールディングス. 27 October 2020. 2021年4月25日閲覧
  4. ^ てんや1号店 天丼の価格破壊は東京駅の地下から始まった”. NEWSポストセブン. 小学館 (2017年10月28日). 2017年10月29日閲覧。
  5. ^ 天丼てんや、新タイプのチャレンジ店舗「大江戸てんや」を浅草にオープン - ロイヤルホールディングス 2018年10月1日(2018年10月4日閲覧)

外部リンク