サラダバー

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サラダバー (Salad bar) は飲食店でサラダビュッフェスタイル(バイキング形式)で提供する方式。サラダバーの起源には、1960年代中盤にアービーズと似たアメリカ中西部のファストフードチェーン、「ラックス」 (Rax Restaurants) が始めたという説、1971年または1973年シカゴのレストラン「R・J・グランツ」 (R.J. Grunts) が始めたという説、1959年ハワイワイキキで「チャックス・ステーキハウス」 (Chuck's Steak House) が始めたという説、1951年イリノイ州スプリングフィールドのレストラン「ザ・クリフス」 (The Cliffs) が始めたという説などがある。

概要

レストランではセットメニューでサラダを加えることがあるが、メインディッシュに対して相対的に野菜の摂取量が少ないため、サラダバー化することで大皿のサラダを注文しなくても野菜の摂取量を多くできるメリットがある。 飲食店の一角に設けられ、大きな容器に種類ごとに野菜が盛りつけられている。注文した客はセルフサービスで好みの野菜・ドレッシングを選んで盛りつけ、自席で賞味する。店によっては野菜・芋類海藻以外にも米飯パン麺類・動物性蛋白質ナッツ果物が用意されることがあり、考え方によってはデザートも賄えるので、サラダバー単体で注文してもバランスの取れた食事をすることが可能であることが多く、菜食主義者の食事にも向いている。 ただし、客の嗜好が集中すると特定の野菜がなくなったり残ったりするため、在庫調整や廃棄物の問題がある。

北米ではスーパーマーケットの青果コーナーやデリコーナーに、重量会計制のサラダバーを設置していることがある。また、大学の学生食堂にも必ずサラダバーがある。

主に出される品目

店や地域、国によって出されるものは異なる。

野菜・海藻類

芋類

穀類・豆類

乳製品

肉類・魚介類・卵

ドレッシング

トッピング

甘味

サラダとして野菜と同時に賞味するのが基本だが、食後にデザートとして食べることもできる。

導入しているレストランチェーン

外部リンク