anti (HYDEのアルバム)

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anti / ANTI
HYDEスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ロック
ラウドロック
時間
レーベル Virgin Music
プロデュース HYDE
(#2~#5,#7~#9,#11~#13)
Nicholas Furlong
(#1,#8,#10)
Drew Fulk a.k.a. WZRD BLD
(#4,#6,#7,#9,#11)
チャート最高順位
  • オリコンチャート
    • 週間3位(アルバム)[1]
    • 週間1位(デジタルアルバム)[2]
    • 週間3位(合算アルバム)
    • 登場回数9回(アルバム)
  • Billboard JAPAN
    • 週間4位(Hot Albums)
    • 週間3位(Top Albums Sales)
    • 週間1位(Download Albums)[3]
HYDE アルバム 年表
HYDE
2009年
ANTI
2019年
HYDE COMPLETE BOX 2001-2003
2022年
『anti』収録のシングル
  1. WHO'S GONNA SAVE US
    リリース: 2018年6月27日
  2. AFTER LIGHT
    リリース: 2018年8月1日
  3. FAKE DIVINE
    リリース: 2018年10月2日
  4. ZIPANG
    リリース: 2019年2月6日
  5. MAD QUALIA
    リリース: 2019年3月20日
テンプレートを表示
映像外部リンク
HYDE - WHO'S GONNA SAVE US Lyric Video - YouTube
HYDE - MAD QUALIA Lyric Video - YouTube
HYDE - ANOTHER MOMENT Lyric Video - YouTube
HYDE - FAKE DIVINE Lyric Video - YouTube
HYDE - AFTER LIGHT Lyric Video - YouTube
HYDE - OUT Lyric Video - YouTube
HYDE feat. YOSHIKI - ZIPANG (English Version) Lyric Video - YouTube
HYDE - SET IN STONE Lyric Video - YouTube
HYDE - LION Lyric Video - YouTube
HYDE - TWO FACE Lyric Video - YouTube
HYDE - MIDNIGHT CELEBRATION II Lyric Video - YouTube
HYDE - ORDINARY WORLD Lyric Video - YouTube
映像外部リンク
HYDE - ORDINARY WORLD Lyric Video (A Cappella version) - YouTube

anti』,『ANTI』(アンチ)は、日本ロックバンドL'Arc〜en〜Cielのボーカリスト、HYDEの4枚目のアルバム2019年5月3日配信発売、2019年6月19日にCD発売。発売元はVirgin Music

解説[編集]

ベストアルバム『HYDE』以来10年3ヶ月ぶりとなるアルバム作品のリリース。オリジナルアルバムとしては、前作『FAITH』以来13年2ヶ月ぶりの作品となった。

アルバムタイトルは『反抗』を意図して付けられており、タイトルを決めた経緯についてHYDEは「僕にとっての根源的なテーマでもあるんですよ。やっぱり、反抗することから創造が生まれる、っていう根本的なところがあって。従ってる、世の中のレールの上には、独創性はないんですよね。同じことを繰り返すだけで。そこで"あれっ?"って思った時から物事はスタートする。っていう意味でも、今回はリスタートを切るという意味での『ANTI』です[4]」「『反抗』がロックの始まりだと思っている[5]」と述べている。また、ジャケットデザインに描かれた林檎と蛇はキリスト教の教義の一つである"原罪"を意図したものとなっており、HYDEは「そのままエデンの園にいれば、神様のペット状態ですよね。ただ、そこで、"ん?それって違うんじゃねぇの?"みたいな反抗をすることから創造物っていうのは生まれていくと思うんで[6]」と述べている。

楽曲制作では"アメリカのどのシーンに向けて発信するか?"を意識し、アメリカのフィルターを一回通すため[5]、楽曲ごとにドリュー・フルクニコラス・ファーロンといった海外のプロデューサーを迎えている。また、前作まではほぼ全てHYDE自身が作詞し、作曲面はHYDEとK.A.ZOblivion Dust)が分担して行っていたが、本作ではコリン・ブリテン、ShoMY FIRST STORY)、PABLO(Pay money To my Pain)、堀向彦輝といった多くのミュージシャンと詞・曲ともに共作を行っている。各ミュージシャンにデモ音源の制作を依頼し、提出された音源に対しHYDEがメロディを付け替えたり、共同プロデューサーとリアレンジを進めていくような流れで多くの楽曲制作が行われている。他にも、マット・ブランディベリー(フロム・アッシュズ・トゥ・ニュー)、YOSHIKIX JAPAN)とのフィーチャリング楽曲が収録されている。

コライトが増えた経緯は、HYDEが2008年に結成したユニット、VAMPSにおいて2016年リヒャルト・Z・クルスペラムシュタイン)と楽曲「RISE OR DIE」を共作したときに、自分と異なる制作手法に触れ、今までの固定観念が無くなったことがきっかけとなっている[7]。HYDEは「自分だけでは自分の理想は表現できない。例えば映画を作るときに、監督1人で全部撮った映画が面白いかといったら、決して面白くないんじゃないかな? 美意識は強く出るでしょうけど、僕はいろんなクリエイターが集まってこそいい作品ができると思う[7]」「むしろ、今がいちばん独創的なことをやろうとしてる。アーティストはこれをやらないといけないんだなって気づいて。これまでは"曲が良ければいいじゃん別に"と思ってたんですけど、最近は"聴いたことない、俺が歌ったことのないメロディって何かなかったっけ?"って、新しく探すようになってきて。そういうのが詰まってます、このアルバムは[8]」とこだわりの変化を述べている。作詞作業についても、HYDEは「(歌詞も)日本語の歌詞は自分で書くんですけど、英語はヘタに介入するよりAli(MONORAL)とかに任せてしまったほうがアメリカ人が聴いたときに気持ちがいい歌詞になる[7]」と述べている。

2019年5月5日アメリカで行われるロックフェス「Welcome to Rockville」への出演を皮切りに全米ライブツアー「HYDE US TOUR 2019」を開催するにあたり、2019年5月3日にフィジカル発売に先駆け全世界配信が開始された[9]。フィジカル発売に先駆けてアルバム全楽曲を配信するのはソロ名義では初のこととなった。配信開始初週となる同年5月13日付のオリコン週間デジタルアルバムチャートならびにビルボードジャパン週間ダウンロードアルバムチャートにおいて、自身初の首位を獲得している。さらに、iTunes[10]レコチョク[11]mora[12]といった主要音楽配信サイトの週間チャートにおいても首位を獲得した。

配信翌月となる6月19日には、初回限定盤A (CD+BD) 、初回限定盤B (CD+2DVD)、初回限定盤C (CD+コンセプトブック)、通常盤 (CD)に、完全数量ボックスを加えた全5形態でフィジカルが発売された。初回限定盤Aには2018年、2019年にZepp Tokyoで行ったライブ2公演の模様を収めたBlu-rayが、初回限定盤Bには各楽曲のミュージックビデオ及びリリックビデオを収めたDVDが、初回限定盤Cには撮り下ろし写真を掲載したコンセプトブックが付属している[13]。また、完全数量ボックスは前述の3仕様の内容に加え限定グッズを付属した仕様となっている。

評価[編集]

  • 音楽ライターの田中大はROCKIN'ON JAPANのレビューにて、「極上のラウドロックの塊となった最新アルバム。海外も視野に入れて制作されていることが、聴けば聴くほどよくわかる。そして、掲げられた『ANTI』というタイトルが示している反骨精神が、彼を突き動かしている大きな力であることも伝わってくる作品だ[14]」「『ANTI』とは何かを完全否定する虚無的な態度ではなく、<もっと可能性が広がるやり方があるはず>と模索を繰り返すクリエイティブなファイティングポーズだ。このアルバムは、HYDEの本質にあるそういう姿勢を強烈な爆音に託して表現した1枚だと言えよう[14]」と評している。
  • 音楽ライターの山口哲生はMikikiのレビューにて、「フロム・アッシュズ・トゥ・ニューのマット・ブランディベリーをフィーチャーした"SICK"や、獰猛かつ重厚なグルーヴで攻め立てる"SET IN STONE"など、VAMPSで築き上げてきたダークな空気感のラウド・サウンドを軸にしながらも、より美麗さや気品を感じさせる仕上がり[15]」「USツアーに合わせて楽曲を先行配信してきただけあって、世界中のロック・リスナーを熱くさせんとする野心、意思、矜持に満ち溢れた一枚[15]」と評している。

収録曲[編集]

CD[編集]

  1. WHO'S GONNA SAVE US
    8thシングル。オープニングS.E.のようなアルバムの序章の雰囲気を意識し1曲目に配置された[16]
    歌詞はタイトルにある通り、"自分たちを誰が救ってくれるんだろう?"という疑問をテーマとしている。HYDEは歌詞のイメージについて「なんか『バットマン』みたいな感じ。法律じゃ人は守れないから、自分たちでやるしかないという。自分たちで生きていかなきゃいけないし、時代を作っていくしかない[17]」と述べている。また、ミュージック・ビデオは、映画『シャイニング』をオマージュしたものとなっており[18]、人の心の中に宿るジキルとハイドの二面性を演出した作品となっている[19]
  2. MAD QUALIA (Japanese Version)
    12thシングル。PlayStation 4Xbox OnePC用ソフト『DEVIL MAY CRY 5』イメージソング。
    上記ゲームのタイアップを受けて書き下ろされた楽曲で、"狂っているのが自分なのか、それとも自分以外なのか、答えのない悪夢に堕ちていくさま"をテーマとしている[20]
    タイトルを決めた経緯について、HYDEは「<喧嘩している相手との分かりあえない感覚>や<この人が見ている"赤"と、僕が見ている"赤"は果たして同じ赤なんだろうか?>っていうようなことをなんて言葉で言うんだろう[21]」と調べ、"QUALIA"という言葉が浮かんだという。
    楽曲制作は、ShoMY FIRST STORY)が制作したデモ音源に、HYDEがメロディをのせて作られている。また、本作で唯一、海外のプロデューサーと共同で制作していない楽曲となっている。
  3. SICK (feat. Matt B of From Ashes to New)
    • 作詞・作曲:Colin Brittain, HYDE, hico, Ali / 編曲:hico
    アメリカのニュー・メタルバンドフロム・アッシュズ・トゥ・ニューのマット・ブランディベリーを客演として迎えた楽曲。
    コリン・ブリテンが制作したデモ音源をもとに、HYDEの意向によりhicoがサビをリアレンジした楽曲[21]。HYDEはデモ音源を聴いて、「どうしてもこの曲をアルバムに入れたかった[21]」と思ったという。
    また、HYDE曰く「例えばメガホンでしゃべるような、スピーチみたいなのを入れたいなと思ってた[22]」といい、この経緯からマットに声をかけたという。ちなみに、フロム・アッシュズ・トゥ・ニューとは、2015年5月1日に自身が在籍するロックユニットVAMPSがアメリカ・ニューヨークで開催したライブ「VAMPS LIVE 2015 NY」において共演経験があった。また、HYDEはアメリカのロックフェスに出演する際に一番盛り上がりたい曲としてこの曲を挙げている[23]
  4. ANOTHER MOMENT
    • 作詞・作曲:WZRD BLD, HYDE / 編曲:WZRD BLD, HYDE
    東海テレビ制作・フジテレビ系ドラマ『仮面同窓会』主題歌。ソロの楽曲がドラマ主題歌に起用されることは初となる。
    HYDEは上記ドラマへの主題歌起用に関し、「ここじゃないまた別の瞬間にどこかで出会えるといいなという曲の世界観とドラマの雰囲気が合っていると思っています[24]」とコメントしている。また、ドラマのエンディングのために、HYDEと主演俳優の溝端淳平瀧本美織の3人が共演するスペシャルコラボレーション映像が制作された[25]
  5. FAKE DIVINE
    • 作詞・作曲:Sho from MY FIRST STORY, HYDE, Drew Fulk / 編曲:Sho from MY FIRST STORY, HYDE, Drew Fulk
    10thシングル。「MAD QUALIA」と同様にsho(MY FIRST STORY)とともに楽曲制作を行っている。
    ハロウィンをイメージし制作された楽曲で[26]ミュージック・ビデオは小説『不思議の国のアリス』をモチーフにしたものとなっている[27]
  6. AFTER LIGHT
    • 作詞・作曲:PABLO, WZRD BLD, HYDE/ 編曲:PABLO, WZRD BLD, HYDE
    9thシングル。PABLO(Pay money To my Pain)が制作したデモ音源をもとに、HYDEとドリュー・フルクがディスカッションしながら制作を進めていった楽曲[22]
    制作当初はヒップ・ホップのようなアレンジにする案もあったという[21]。ミックス作業には、アルバム『666』やVAMPSのアルバム制作にも関わっていたジョシュ・ウィルバーが参加している。ミュージック・ビデオは、漫画・アニメ『AKIRA』で描かれた"NEO TOKYO"をモチーフにしており[28]、悪が蔓延る世界の中で光を探し彷徨いもがぐ様を描いた映像となっている[29]
  7. OUT
    • 作詞・作曲:Drew Fulk, HYDE / 編曲:Drew Fulk, HYDE
    ドリュー・フルクの制作したデモ音源を聴いたHYDEは「この曲こそ、アップテンポでない場合は、僕のジャンルとしては案外ストライクなんじゃないかなと思えた曲[21]」「サビはアッパーなんだけど、普段はダークめなミドルで歌える感じが重要だなと[21]」と感じたといい、ドリューに「この曲を是非やらせてほしい」と話をしたという。ただ、パラデータがなかったためゼロから制作することになったという[21]
    アルバム発売前の2019年5月1日にリリック・ビデオが公式YouTubeアーティストチャンネルにて公開されている。この映像はGIF動画プラットフォーム「GIFMAGAZINE」のセルビアベオグラード出身のGIFアーティスト、Sholimが制作している[30]
  8. ZIPANG (feat. YOSHIKI) (Japanese Version)
    • 作詞・作曲:HYDE, Nicholas Furlong / 編曲:Nicholas Furlong, hico, Ali
    11thシングル。ロックバンド、X JAPANYOSHIKIを客演として迎えた楽曲。
    アルバムの中盤で緩急をつけるために制作された楽曲で、HYDEは制作について「ずっとアッパーな曲ばかりだとつまらないので、谷間を必ず一つは作るんですけど、どうせ体が止まるんだったら、外国人に日本のメロディというものを見せてやろうと思った[31]」と述べている。また、「日本人であるアイデンティティをうまく出せたらいいなと思って作ったんですよね。日本の旋律に日本というものを表す歌詞を載せて[31]」とも述べており、歌詞には古語が用いられている。ちなみに、HYDEが京都に訪れていたときに楽曲の着想を得たため、仮タイトルは「KYOTO」だった。
  9. SET IN STONE
    • 作詞・作曲:PABLO, HYDE, Drew Fulk / 編曲:PABLO, HYDE, Drew Fulk
    「AFTER LIGHT」と同様に、PABLO(Pay money To my Pain)が制作したデモ音源をもとに、HYDEとドリュー・フルクがディスカッションし制作された楽曲[22]
    歌詞はアメリカ銃社会に対する思いを歌っており[7]、HYDEは歌詞について「僕が日本人だからこそ歌える内容[7]」と述べている。また、歌詞はほぼ英語詞でありながら、フックになるように<正当化された銃の所持 銃口は国民に向けられる>という日本語詞をあえて一節だけ入れている[22]
  10. LION
    • 作詞・作曲:Nicholas Furlong, HYDE / 編曲:Nicholas Furlong
    本作に収録された楽曲は、共作曲者が制作したデモ音源のメロディをHYDEの手で制作し直したものが多いが、この曲に関しては共作曲者であるニコラス・ファーロンのデモ音源のメロディをほぼそのまま採用しているという。曲についてHYDEは「これは俺には思いつかないなっていう展開だったね[21]」「僕的には"もうちょっとこうした方がいいんじゃない?"みたいなのがあったんだけど、確かにアメリカのメイン・ストリームにあるロックはこの雰囲気だなと。ラジオで流れるような曲だなと思って、ちょっとやってみようかなって思った[32]」と述べている。
  11. TWO FACE
    • 作詞・作曲:Sho from MY FIRST STORY, HYDE, Drew Fulk / 編曲:Sho from MY FIRST STORY, Drew Fulk, HYDE
    sho(MY FIRST STORY)が制作したデモ音源を聴いて、HYDEは「ギタリストじゃないと作れないんじゃないかなって、このリフの細かさだったり、そういうのを感じた[21]」という。本作のリリック・ビデオは、「OUT」と同様にGIF動画プラットフォーム「GIFMAGAZINE」とコラボし制作され、公式YouTubeアーティストチャンネルにて公開されている。クリエイターは台湾出身のモーショングラフィックデザイナー兼アニメーター、Min Liuが担当している[30]
  12. MIDNIGHT CELEBRATION II anti mix
    • 作詞:HYDE, Anis / 作曲:HYDE / 編曲:nishi-ken
    8thシングル収録のカップリング曲のアルバムバージョン。
    2003年発売のアルバム『666』にオリジナルバージョンを収録して以降、VAMPSのライブ含め様々なライブで披露していた楽曲。
    再度リアレンジし、アルバムに収録することにした経緯について、HYDEは「新しく録音して皆に覚えてもらいたいなと[21]」と述べている。このバージョンではPABLO(Pay money To my Pain)がコード進行を一部変更し、nishi-kenがリアレンジしている。HYDE曰く、この曲含めアルバムの最後2曲はボーナストラックという意図で収録したという[21]
  13. ORDINARY WORLD
    • 作詞・作曲:Warren Cuccurullo, Simon Le Bon, Nick Rhodes, John Taylor / 編曲:hico
    11thシングル収録のカップリング曲で、HYDEが敬愛するイギリスのロックバンド、デュラン・デュランの楽曲のカバー。
    HYDE名義でセルフカバーを除いたカバー楽曲がアルバムに収録されたのは本作が初となる。
    カバー音源に至った経緯は、アメリカのマネジメントから「何かカバーでバラードをやらないか」という提案を受けたことが始まりで[6]、レコーディングにあたりHYDEが選曲している。また、2015年にアメリカのヘヴィメタルバンドのディスターブドが、サイモン&ガーファンクルの楽曲「サウンド・オブ・サイレンス」をカバーし、それがヒットするような、"バラードをハードロックアーティストがカバーするブーム"が背景があったこともHYDEは示唆している[6]
    選曲理由について、HYDEは「歌詞の雰囲気がちょうど自分に合ってるかもなぁ、と。一旦区切りをつけて、もう1回再スタートする感じが[6]」と述べている。
    2020年7月19日には、この曲のアカペラバージョンである「ORDINARY WORLD (A Cappella version)」が公式YouTubeアーティストチャンネルで公開されている。

配信版[編集]

  1. WHO'S GONNA SAVE US
  2. MAD QUALIA
    12thシングル表題曲の全英語詞バージョン。
  3. SICK (feat. Matt B of From Ashes to New)
  4. ANOTHER MOMENT
  5. FAKE DIVINE
  6. AFTER LIGHT
  7. OUT
  8. ZIPANG (feat. YOSHIKI)
    11thシングル表題曲の全英語詞バージョン。
  9. SET IN STONE
  10. LION
  11. TWO FACE
  12. MIDNIGHT CELEBRATION II anti mix
  13. ORDINARY WORLD

初回限定盤A付属Blu-ray[編集]

「HYDE LIVE 2018 -BEAUTY AND THE BEAST-」(2018年9月8日, Zepp Tokyo)と、「Zepp Tokyo 20th Anniversary HYDE LIVE 2019」(2019年3月24日, Zepp Tokyo)の2公演から厳選したライブ映像を収録
  1. FAKE DIVINE
  2. AFTER LIGHT
  3. OUT
  4. SET IN STONE
  5. ZIPANG (feat. YOSHIKI)
  6. WHO'S GONNA SAVE US
  7. ORDINARY WORLD
  8. ANOTHER MOMENT
  9. TWO FACE
  10. MIDNIGHT CELEBRATION II
  11. LION
  12. MAD QUALIA (Japanese Version)
  13. SICK (feat. Matt B of From Ashes to New)

初回限定盤B付属DVD[編集]

Disc 1 (Music Video)[編集]

  1. WHO'S GONNA SAVE US -Music Video-
    ディレクター:荒船泰廣
  2. AFTER LIGHT -Music Video-
    ディレクター:二階健
  3. FAKE DIVINE -Music Video (Halloween Version)-
    ディレクター:二階健
  4. ZIPANG -Music Video (Japanese Version)-
    ディレクター:石橋義正
  5. MAD QUALIA -Music Video (Japanese Version)-
    ディレクター:スズキダイシン

Disc 2 (Lyric Video)[編集]

  1. WHO'S GONNA SAVE US
  2. MAD QUALIA
  3. SICK
  4. ANOTHER MOMENT
  5. FAKE DIVINE
  6. AFTER LIGHT
  7. OUT
  8. ZIPANG
  9. SET IN STONE
  10. LION
  11. TWO FACE
  12. MIDNIGHT CELEBRATION II anti mix
  13. ORDINARY WORLD

参加ミュージシャン[編集]

WHO'S GONNA SAVE US
  • コリン・ブリテン:ギター
  • PABLO:ギター
  • HYDE:ギター、バッキングボーカル
  • Nana Hatori:バッキングボーカル
  • Jo Imada:バッキングボーカル
  • ニコラス・ファーロン:レコーディング
  • 米津裕二郎:レコーディング
  • アレックス・プリエット:オリジナル・ミックス
  • 片岡恭久:アディショナル・ミックス
MAD QUALIA (Japanese Version)
  • Sho from MY FIRST STORY:All Instruments
  • 米津裕二郎:レコーディング
  • 佐藤洋:レコーディング
  • 渡辺敏広:ミックス
SICK (feat. Matt B of From Ashes to New)
  • Matt B of From Ashes to New:ゲストボーカル
  • PABLO:ギター
  • Ali:ベース
  • hico:Other Instruments
  • 米津裕二郎:レコーディング
  • マイク・プロトニコフ:ミックス
ANOTHER MOMENT
  • PABLO:ギター
  • 米津裕二郎:エディット
  • マイク・プロトニコフ:レコーディング、ミックス
FAKE DIVINE
  • フランチェスコウ・アートゥザートウ:ギター、ベース
  • ジョシュ・ウィルバー:トラック、ミックス
AFTER LIGHT
  • ジェフ・ダン:ギター、レコーディング、ミックス
  • WZRD BLD:レコーディング、ミックス
OUT
  • PABLO:ギター
  • Ali:ベース
  • 米津裕二郎:レコーディング
  • マイク・プロトニコフ:ミックス

ZIPANG (feat. YOSHIKI) (Japanese Version)
  • YOSHIKI:ピアノ
  • コリン・ブリテン:ギター
  • ニコラス・ファーロン:レコーディング
  • 米津裕二郎:レコーディング
  • アレックス・プリエット:オリジナル・ミックス
  • 渡辺敏広:アディショナル・ミックス
SET IN STONE
  • PABLO:ギター
  • Ali:ベース
  • 米津裕二郎:エディット
  • マイク・プロトニコフ:レコーディング、ミックス
LION
  • コリン・ブリテン:ギター
  • ニコラス・ファーロン:レコーディング
  • アレックス・プリエット:ミックス
TWO FACE
  • PABLO:ギター
  • Ali:ベース
  • 米津裕二郎:レコーディング
  • マイク・プロトニコフ:レコーディング、ミックス
MIDNIGHT CELEBRATION II anti mix
  • PABLO:ギター
  • 安達貴史:ベース
  • Ali:バッキングボーカル
  • nishi-ken:オール・プログラミング、Other Instruments
  • hanae:レコーディング
  • 米津裕二郎:レコーディング
  • 山田晋平:レコーディング
  • マイク・プロトニコフ:ミックス
ORDINARY WORLD
  • PABLO:ギター
  • hico:オール・プログラミング、Other Instruments
  • 米津裕二郎:レコーディング
  • 渡辺敏広:ミックス


[Produce & Mastering]

脚注[編集]

  1. ^ ANTI(初回限定盤A)”. オリコン. 2019年7月3日閲覧。
  2. ^ あいみょん「マリーゴールド」が18週連続首位 累積再生回数4000万回突破【オリコンランキング】 2019年5月8日
  3. ^ 【ビルボード】全米ツアー開催のHYDE『ANTI』が3,395DLでダウンロードAL首位、back number『MAGIC』が続く 2019年5月8日
  4. ^ ROCKIN'ON JAPAN』、p.162、ロッキング・オン、2019年7月号
  5. ^ a b 【インタビュー】HYDE、『ANTI』を語る「まず抗うこと。そこから創造が生まれる」 - BARKS
  6. ^ a b c d BURRN!』、p.86、シンコーミュージック・エンタテイメント、2019年9月号
  7. ^ a b c d e HYDE「ANTI」インタビュー - ナタリー
  8. ^ 『ROCKIN'ON JAPAN』、p.163、ロッキング・オン、2019年7月号
  9. ^ HYDE、アルバム『anti』を6月リリース+全世界配信は5月スタート 2019年3月24日
  10. ^ iTunes 週間ソング/アルバム 4/29〜5/5、LiSA「紅蓮華」/HYDE「anti」が1位 2019年5月7日
  11. ^ レコチョク アルバムランキング 週間 5/1~5/7 2019年5月7日
  12. ^ mora 総合 週間ランキング直近1週間の人気楽曲・アルバム 2019年5月7日
  13. ^ HYDEニューアルバム「anti」は6月リリース、全米ツアーに合わせ5月から全曲配信 2019年3月24日
  14. ^ a b 『ROCKIN'ON JAPAN』、p.310、ロッキング・オン、2019年7月号
  15. ^ a b HYDE『ANTI』 13年ぶり新作はダークなラウド・サウンドを軸に美麗さや気品も。世界中のロック・ファンを熱くさせる
  16. ^ GiGS』、p.58、シンコーミュージック・エンタテイメント、2019年9月号
  17. ^ 【インタビュー】HYDE、ソロ再始動第一弾シングル完成「新しい自分が始まる」 - BARKS
  18. ^ HYDE 12年ぶりソロシングル「WHO’S GONNA SAVE US」6月発売決定 - SPICE
  19. ^ HYDE、12年ぶりソロシングル緊急リリース+MVにジキルとハイドの二面性 - BARKS
  20. ^ HYDE ×『デビル メイ クライ 5』、コラボによる「MAD QUALIA」MV公開 - BARKS
  21. ^ a b c d e f g h i j k HYDE - Interview with HYDE about his latest album ANTI - YouTube
  22. ^ a b c d 『GiGS』、p.60、シンコーミュージック・エンタテイメント、2019年9月号
  23. ^ 『BURRN!』、p.87、シンコーミュージック・エンタテイメント、2019年9月号
  24. ^ HYDE「光栄です」ソロ初の連ドラ主題歌 溝端淳平&瀧本美織とコラボ映像も制作 2019年5月3日
  25. ^ HYDE、溝端淳平主演ドラマ「仮面同窓会」主題歌担当 2019年5月3日
  26. ^ HYDEニューシングルはハロウィン仕様、c/wに「音タコ」主題歌セルフカバー - ナタリー
  27. ^ HYDE、 大人のハロウィンを描いた「FAKE DIVINE」MV完成 - okmusic
  28. ^ HYDE、ニューシングル「AFTER LIGHT」のリリースが決定。MVスポットを公開! - TUNEGATE
  29. ^ HYDE、8月に新シングルをCDリリース。MVは「NEO TOKYO」がモチーフ - rockin'on.com
  30. ^ a b GIFMAGAZINEがHYDEとコラボ!「ANTI」発売を記念して収録曲のリリックビデオを制作 & スペシャルGIFコンテンツを公開。 - PR TIMES
  31. ^ a b 『BURRN!』、p.85、シンコーミュージック・エンタテイメント、2019年9月号
  32. ^ 『GiGS』、p.59-p.60、シンコーミュージック・エンタテイメント、2019年9月号

参考文献[編集]

  • ROCKIN'ON JAPAN』、ロッキング・オン、2019年7月号
  • GiGS』、シンコーミュージック・エンタテイメント、2019年9月号
  • BURRN!』、シンコーミュージック・エンタテイメント、2019年9月号