12モンキーズ
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| 12モンキーズ Twelve Monkeys |
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|---|---|
| 監督 | テリー・ギリアム |
| 製作総指揮 | ロバート・コスバーグ ロバート・カヴァロ ゲイリー・レヴィンソン |
| 製作 | チャールズ・ローヴェン |
| 脚本 | デヴィッド・ピープルズ ジャネット・ピープルズ |
| 出演者 | ブルース・ウィリス マデリーン・ストウ ブラッド・ピット |
| 音楽 | ポール・バックマスター |
| 撮影 | ロジャー・プラット |
| 公開 | 1995年12月27日 1996年6月29日 |
| 上映時間 | 129分 |
| 製作国 | アメリカ |
| 言語 | 英語 |
| 制作費 | $29,000,000 |
| キネマ旬報 | |
『12モンキーズ』(Twelve Monkeys)は1995年のアメリカ映画であり、時間旅行と陰謀論をモチーフにしたSF映画。監督は元モンティ・パイソンのメンバーテリー・ギリアム。短編映画 『ラ・ジュテ』(La Jetée) にインスパイアされて作られた映画で、時間と記憶をテーマにしている。
目次 |
[編集] キャスト
括弧内の声優をDVD版/テレビ版の順番。
- ブルース・ウィリス(ジェームズ・コール)(樋浦勉/村野武範)
- マデリーン・ストウ(キャサリン・ライリー博士)(戸田恵子/小山茉美)
- ブラッド・ピット(ジェフリー・ゴインズ)(宮本充/堀内賢雄)
- クリストファー・プラマー(ドクター・ゴインズ)
- デヴィッド・モース(ドクター・ピータース)
- ジョン・セダ(ホセ)
- H・マイケル・ウォールズ(植物学者)
- ボブ・エイドリアン(地質学者)
- サイモン・ジョーンズ(動物学者)
- キャロル・フローレンス(天体物理学者)
- フランク・ゴーシン(ドクター・フレッチャー)
[編集] スタッフ
- 監督:テリー・ギリアム
- 原案:クリス・マルケル『ラ・ジュテ』(La Jetée)
- 脚本:デヴィット・ピープルズ、ジャネット・ピープルズ
- 撮影監督:ロジャー・プラット
- プロダクションデザイン:ジェフリー・ビークロフト
- 編集:ミック・オーズレー
- 衣裳デザイン:ジュリー・ウェイス
- 音楽:ポール・バックマスター
[編集] 概要
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
ブルース・ウィリス演じるジェームズ・コール(James Cole)は、ウィルスによって全人類の99%が死滅し、生き残った人類も暗闇の地下に住むことを余儀なくされている未来からやってきた。彼の使命はウィルスを散布したとされる"12モンキーズ"と名乗る団体を探り、ワクチンを作るために必要となる純粋なウィルスのありかを突き止めることだった。
元々1996年に行く予定だったがタイムマシンの故障により1990年に到着した彼は逮捕され、精神病院送りとなる。そこで出会ったのが、ブラッド・ピット演じる患者仲間のジェフリー・ゴインズ(Jeffrey Goines)とマデリーン・ストウ演じる医師キャサリン・ライリー(Kathryn Railly)。キャサリンはコールを妄想癖だと診断した。
その後、一度未来に戻り、1996年にやってきたコールは、再びキャサリンの前に現れる。強引にキャサリンの助けを借りて正気を保とうとしながら、コールは12モンキーズの正体をあばこうと懸命の調査を続ける。そしてゴインズが12モンキーズのリーダーであることを突き止め、接触する。細菌学者の息子であるゴインズは、かつてコールが話したことを元にウィルス散布の計画を思いついたと打ち明け、コールはますます混乱する。事態が進展するにつれ次第にキャサリンがコールの言うことを信じるようになると、コールは今度は自らの未来での記憶を疑い始めた。そして1996年12月、いよいよウィルスが撒かれるその日がやってきた。
コールとキャサリンはその日、実は12モンキーズはウィルスの散布とは無関係だったことを発見し、喜ぶ。しかしそれもつかの間、2人は空港で真の犯人を発見する。コールは警備員の静止を振り切って犯人に銃を向けるが、警官に射殺されてしまう。倒れたコールに駆け寄ったキャサリンは、近くで事態を見つめる少年=若き日のコールを見つけ、涙を流しながらもかすかに微笑むのだった。
[編集] その他
- 原作の『ラ・ジュテ』と『12モンキーズ』両方の作品が、アルフレッド・ヒッチコックの『めまい』(Vertigo)からインスパイアされている。『ラ・ジュテ』と『めまい』とのつながりも、マルケルが1982年に撮ったドキュメンタリー映画Sans Soleilに見て取れる。
- 映画の終盤で映画館のシーンがあるが、そこで流れているのはアルフレッド・ヒッチコックの『めまい』である。**『12モンキーズ』も『めまい』も、トラウマである「幻の女」に狂気にも似た愛情を注ぐ男の物語であり、主演女優の名前(マデリーン・ストウ)が『めまい』の幻の女の役名(マデリン)と同じ、逆に主人公の役名(ジェームズ)と『めまい』の主人公を演じた俳優の名前(ジェームズ・ステュアート)が同じである。
- 映画館で流れている『めまい』のシーンは、スコティ(ジェームズ・ステュアート)とマデリン(キム・ノヴァク)が、ビッグ・ベイスン・レッドウッド州立公園に行く映像である。このシーンでマデリンはレッドウッドの年輪を見ながら、自身の前世キャルロット・バルデスの時の思い出を振り返っている(「私はここで生まれ...そして死んだの」)。[1]
- この映画のメイキングフィルムThe Hamster Factor and Other Tales of Twelve Monkeysがキース・フルトンとルイス・ペペによって製作されている。
- 監督のテリー・ギリアムは、試写会で本作と同時上映されるまで、『ラ・ジュテ』を観たことがなかった。とインタビューで述べている。その上で『ラ・ジュテ』には好意的な感想を持っている。
[編集] 受賞
- ゴールデングローブ賞(第53回 1995年度)
- 助演男優賞(ブラッド・ピット)
- サターン賞(1996年)
- 最優秀SF映画作品賞
- 衣装賞(ジュリー・ウェイス)
- 助演男優賞(ブラッド・ピット)受賞
[編集] 註
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