「君津駅」の版間の差分

君津駅*
	南口（2007年6月21日）
	きみつ; Kimitsu;
	◄木更津 (7.0 km) (3.7 km) 青堀►
所在地	千葉県君津市東坂田一丁目1-1 北緯35度20分0.9秒東経139度53分42.1秒 / 北緯35.333583度東経139.895028度座標: 北緯35度20分0.9秒東経139度53分42.1秒 / 北緯35.333583度東経139.895028度
所属事業者	東日本旅客鉄道（JR東日本）
所属路線	■内房線
キロ程	38.3km（蘇我起点）; 千葉から42.1 km
電報略号	キミ; スサ（改称前）
駅構造	地上駅（橋上駅）
ホーム	2面3線
乗車人員; -統計年度-	8,251人/日（降車客含まず）; -2018年-
開業年月日	1915年（大正4年）1月15日
備考	直営駅（管理駅）; みどりの窓口有; * 1956年に周西駅から改称。
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2020年2月14日 (金) 22:11時点における版

君津駅（きみつえき）は、千葉県君津市東坂田一丁目にある、東日本旅客鉄道（JR東日本）内房線の駅である。

木更津駅 - 当駅間は内房線でもっとも距離が長い区間である。また、起点の蘇我駅から当駅までは複線区間、当駅から先は単線区間となる。

歴史

1915年（大正4年）1月15日：木更津線の周西駅（すさいえき）として開業^[1]。
1919年（大正8年）5月24日：路線名称変更により北条線の駅となる^[1]。
1929年（昭和4年）4月15日：北条線の房総線編入により、房総線の駅となる^[1]。
1933年（昭和8年）4月1日：房総線蘇我 - 安房鴨川間の房総西線分離により、房総西線の駅となる^[1]。
1956年（昭和31年）4月10日：君津駅に改称。
1969年（昭和44年）7月11日：木更津 - 千倉間が電化^[1]。
1970年（昭和45年）3月24日：木更津駅 - 君津駅間が複線化^[1]。
1972年（昭和47年）7月15日：路線名称変更により内房線の駅となる^[1]。
1973年（昭和48年）10月11日：現在の橋上駅舎が完成^[2]。
1985年（昭和60年）3月14日：一部の特急列車が停車開始。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道（JR東日本）の駅となる^[1]。
1993年（平成5年）7月2日：全特急列車が停車開始。
1995年（平成7年）2月4日：自動改札の供用を開始する^[3]。
1999年（平成11年）6月1日：イオカード供用開始。東京近郊区間に組み込まれる。
2001年（平成13年）11月18日：ICカード「Suica」供用開始（千葉方面のみ）。
2009年（平成21年）3月14日：ICカード「Suica」安房鴨川方面での供用開始。

駅構造

単式ホーム1面1線、島式ホーム1面2線のあわせて2面3線を有する地上駅で、橋上駅舎を持つ。1番線の山側に2本の留置線があり、下り方に引上げ線がある。なお、3番線の海側にも数本の留置線があり、交通建設の車両の留置などに使用している。旅客用の車両が留置されることはない。北口に通じる跨線橋が長いのは、かつて貨物扱いがあり、駅構内が広かったことによる。2007年4月にはエスカレータ・エレベーター・多機能トイレが設置された。2009年6月には各ホームに待合室が設置された。

直営駅であり、管理駅として、青堀駅 - 浜金谷駅間の各駅を管理している。みどりの窓口（営業時間：7時 - 19時）・自動券売機・指定席券売機・自動改札機・自動精算機が設置されている。

ホーム・改札口ともに電光掲示板が設置されている。改札外にNewDays・コインロッカーがある。公衆電話は駅舎内には改札外に1台、改札内に1台ある。鉄道関連施設として、交通建設木更津工事所がある。

駅の南口・北口ともに、駅前は広めなロータリーとなり、バスやタクシーの便がある。

のりば

番線	路線	方向	行先	備考
1・2・3	■内房線	下り	館山・安房鴨川方面	一部列車は2・3番線
1・2・3	■内房線	上り	千葉・東京方面

（出典：JR東日本:駅構内図）

当駅始発の千葉方面の列車は主に2番線を使用する。館山方面は1番線を使用する列車が多いが、日中の列車は快速列車との対面接続を取るため、2・3番線を使用する列車が多い。
総武線・京葉線直通の快速列車は毎日朝の京葉線経由の上り1本が上総湊発である以外は当駅で折り返す。なお、上総湊発の列車は当駅から始発駅の上総湊駅まで回送される。また、特急「さざなみ」の全列車が停車し、そのすべてが当駅が始発・終点となっている（平日のみ）。

運転番線	営業番線	ホーム	千葉方面着発	安房鴨川方面着発	引上げ線着発	備考
電2		ホームなし	不可	不可	入出区可	留置線
電1		ホームなし	不可	不可	入出区可	留置線
下本	1	15両分	到着可	出発可	入出区可	下り主本線
中	2	15両分	到着・出発可	到着・出発可	入出区可
上本	3	15両分	到着・出発可	到着・出発可	入出区可	上り主本線
上1		ホームなし	到着・出発可	到着・出発可	不可	架線なし

主本線を発着する場合は通過が可能。
電留1,2番線と、ホームとの入出区は、青堀方の引上げ線にてスイッチバックを行う。
夜間、1,2番線と電留1,2番線（15両対応）に京葉線直通2本、総武快速線直通2本が留置される。臨時列車在線時は引上げ線上で留置される場合もある。

* 参考資料：「JR東日本全線【決定版】鉄道地図帳」第4巻「水戸・千葉支社管内編」『学研』 2010年3月

利用状況

2018年（平成30年）度の1日平均乗車人員は8,251人である。

JR東日本および千葉県統計年鑑によると、近年の1日平均乗車人員の推移は下記の通り。

年度別1日平均乗車人員^{[統計 1]}^{[統計 2]}
年度	1日平均乗車人員	出典
1990年（平成02年）	10,156	^{[* 1]}
1991年（平成03年）	10,650	^{[* 2]}
1992年（平成04年）	11,116	^{[* 3]}
1993年（平成05年）	11,373	^{[* 4]}
1994年（平成06年）	11,500	^{[* 5]}
1995年（平成07年）	11,382	^{[* 6]}
1996年（平成08年）	11,151	^{[* 7]}
1997年（平成09年）	10,702	^{[* 8]}
1998年（平成10年）	10,441	^{[* 9]}
1999年（平成11年）	10,332	^{[* 10]}
2000年（平成12年）	^{[JR 1]}10,244	^{[* 11]}
2001年（平成13年）	^{[JR 2]}10,138	^{[* 12]}
2002年（平成14年）	^{[JR 3]}10,027	^{[* 13]}
2003年（平成15年）	^{[JR 4]}9,837	^{[* 14]}
2004年（平成16年）	^{[JR 5]}9,594	^{[* 15]}
2005年（平成17年）	^{[JR 6]}9,494	^{[* 16]}
2006年（平成18年）	^{[JR 7]}9,461	^{[* 17]}
2007年（平成19年）	^{[JR 8]}9,430	^{[* 18]}
2008年（平成20年）	^{[JR 9]}9,383	^{[* 19]}
2009年（平成21年）	^{[JR 10]}9,018	^{[* 20]}
2010年（平成22年）	^{[JR 11]}8,817	^{[* 21]}
2011年（平成23年）	^{[JR 12]}8,535	^{[* 22]}
2012年（平成24年）	^{[JR 13]}8,508	^{[* 23]}
2013年（平成25年）	^{[JR 14]}8,707	^{[* 24]}
2014年（平成26年）	^{[JR 15]}8,396	^{[* 25]}
2015年（平成27年）	^{[JR 16]}8,386	^{[* 26]}
2016年（平成28年）	^{[JR 17]}8,276	^{[* 27]}
2017年（平成29年）	^{[JR 18]}8,208	^{[* 28]}
2018年（平成30年）	^{[JR 19]}8,251

駅周辺

周辺の道路

南口

「中野 (君津市)」、「久保 (君津市)」、「南久保 (君津市)」、および「人見 (君津市)」も参照

駅南口には市の行政施設が集約している。イオンタウン君津など大型商業施設も点在する。東坂田・大和田（地名）は一部南口側にもかかる。

君津市役所
君津児童相談所
君津市立中央図書館
君津警察署
君津郵便局
君津中野郵便局
君津南子安郵便局
君津市立君津中学校
君津市立周西南中学校
君津市立周西小学校
君津市立坂田小学校
君津市立貞元小学校
君津市立南子安小学校
イオンタウン君津
ビバホーム君津店
ケーズデンキ君津店
アピタ君津店
京葉学院君津校
東進衛星予備校君津中野校
大野原公園
君津中央公園

北口

「東坂田」、「西坂田」、「坂田 (君津市)」、「君津台」、「高坂 (君津市)」、「陽光台 (君津市)」、「北久保 (君津市)」、および「大和田 (君津市)」も参照

駅北口より北東へ徒歩約12分ほどで木更津市との境があり、君津市近隣の木更津市立畑沢小学校などは当駅が最寄駅となる。千葉県立君津高等学校周辺には教育施設が集約している。

ポリテクセンター君津
千葉県立君津高等学校
君津市立周西中学校
君津市立坂田小学校
君津市立大和田小学校
ドン・キホーテ君津店
尾張屋君津店
ウエルシア君津西坂田店
ダイソー君津駅前店
陽光台中央公園

バス路線

北口発着

日東交通・大新東によって運行されている。

乗り場	経由地	行先
1番	君津市役所→北子安→八重原	君津市内循環線（A回り）八重原方面
1番	大和田D1棟前→君津製鉄所→畑沢三丁目北	君津市内循環線（B回り）大和田・製鉄所方面
2番	畑沢三丁目北→君津製鉄所→大和田D1棟前	君津市内循環線（A回り）畑沢・製鉄所方面
3番	君津台中央・神門・青堀駅	イオンモール富津
	君津台中央→君津高校→大和田→神門→周西幼稚園	コミュニティバス・人見・大和田・神門線
	辻前公園→君津市役所	コミュニティバス・人見・大和田・神門線

南口発着

日東交通・京浜急行バス・京成バス・JRバス関東によって運行されている。

乗り場	経由地	行先
1番	杢師四丁目・法木作・君津バスターミナル	中島
		イオンタウン君津
	イオンタウン君津	大和田陸橋下
		中央門前（平日朝のみ)
		君津製鉄所（平日のみ)
	（ノンストップ）	上総高校（通学生専用）
	（ノンストップ）	マザー牧場
	人見大橋・青堀駅・下飯野・富津市役所	大貫駅東口
2番	南子安小→君津バスターミナル→常代五丁目	コミュニティバス・小糸川循環線（内回り）
2番	自動車学校前→貞元社宅→常代五丁目	コミュニティバス・小糸川循環線（外回り）
3番	陽光台・畑沢三丁目東・港南台一丁目	イオンモール木更津
	畑沢三丁目東・イオンモール木更津・ソニー入口・木更津市民会館	木更津駅西口
	陽光台・畑沢三丁目東・君津中央病院	木更津駅西口
5番	（高速バス）	東京駅八重洲口前・浜松町・東雲車庫
6番	（高速バス）	羽田空港
6番	（高速バス）『新宿君津号』	バスタ新宿（新宿駅新南口）

※成田空港行きは2014年7月23日より木更津駅西口発着に変更。

その他

2012年3月17日発売開始の「休日おでかけパス」は、内房線内当駅まで設定される。

隣の駅

東日本旅客鉄道（JR東日本）

■内房線

特急「さざなみ」発着駅

■快速（総武線経由）

木更津駅 - 君津駅

■通勤快速・■快速（京葉線経由）・■普通（各駅停車）

木更津駅 - 君津駅 - 青堀駅

※青堀方で運転される京葉線直通列車は、平日に通勤快速、土休日に快速が、それぞれ上り1本のみ設定されている。

脚注

[脚注の使い方]

記事本文

^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h ⁱ 曽根悟（監修）著、朝日新聞出版分冊百科編集部（編集）編『週刊歴史でめぐる鉄道全路線国鉄・JR』 31号内房線・外房線・久留里線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年2月21日、14-15頁。
^ 【平成24年版】君津市統計書付録 (PDF) - 君津市
^ “4日から自動改札に盲人用タイルも張り替え JR君津駅で化粧直し急ピッチ”. 千葉日報 (千葉日報社): pp. 朝刊 15. (1995年2月1日)

利用状況

^ 千葉県統計年鑑 - 千葉県
^ 君津市統計書 - 君津市

JR東日本の2000年度以降の乗車人員

千葉県統計年鑑

外部リンク

駅の情報（君津駅）：JR東日本

[sone31-1] ^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h ⁱ 曽根悟（監修）著、朝日新聞出版分冊百科編集部（編集）編『週刊歴史でめぐる鉄道全路線国鉄・JR』 31号内房線・外房線・久留里線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年2月21日、14-15頁。

[2] 【平成24年版】君津市統計書付録 (PDF) - 君津市

[chibanippo199521-3] “4日から自動改札に盲人用タイルも張り替え JR君津駅で化粧直し急ピッチ”. 千葉日報 (千葉日報社): pp. 朝刊 15. (1995年2月1日)

[4] 千葉県統計年鑑 - 千葉県

[5] 君津市統計書 - 君津市

[16] 各駅の乗車人員（2000年度） - JR東日本

[18] 各駅の乗車人員（2001年度） - JR東日本

[20] 各駅の乗車人員（2002年度） - JR東日本

[22] 各駅の乗車人員（2003年度） - JR東日本

[24] 各駅の乗車人員（2004年度） - JR東日本

[26] 各駅の乗車人員（2005年度） - JR東日本

[28] 各駅の乗車人員（2006年度） - JR東日本

[30] 各駅の乗車人員（2007年度） - JR東日本

[32] 各駅の乗車人員（2008年度） - JR東日本

[34] 各駅の乗車人員（2009年度） - JR東日本

[36] 各駅の乗車人員（2010年度） - JR東日本

[38] 各駅の乗車人員（2011年度） - JR東日本

[40] 各駅の乗車人員（2012年度） - JR東日本

[42] 各駅の乗車人員（2013年度） - JR東日本

[44] 各駅の乗車人員（2014年度） - JR東日本

[46] 各駅の乗車人員（2015年度） - JR東日本

[48] 各駅の乗車人員（2016年度） - JR東日本

[50] 各駅の乗車人員（2017年度） - JR東日本

[52] 各駅の乗車人員（2018年度） - JR東日本

[6] 千葉県統計年鑑（平成3年）

[7] 千葉県統計年鑑（平成4年）

[8] 千葉県統計年鑑（平成5年）

[9] 千葉県統計年鑑（平成6年）

[10] 千葉県統計年鑑（平成7年）

[11] 千葉県統計年鑑（平成8年）

[12] 千葉県統計年鑑（平成9年）

[13] 千葉県統計年鑑（平成10年）

[14] 千葉県統計年鑑（平成11年）

[15] 千葉県統計年鑑（平成12年）

[17] 千葉県統計年鑑（平成13年）

[19] 千葉県統計年鑑（平成14年）

[21] 千葉県統計年鑑（平成15年）

[23] 千葉県統計年鑑（平成16年）

[25] 千葉県統計年鑑（平成17年）

[27] 千葉県統計年鑑（平成18年）

[29] 千葉県統計年鑑（平成19年）

[31] 千葉県統計年鑑（平成20年）

[33] 千葉県統計年鑑（平成21年）

[35] 千葉県統計年鑑（平成22年）

[37] 千葉県統計年鑑（平成23年）

[39] 千葉県統計年鑑（平成24年）

[41] 千葉県統計年鑑（平成25年）

[43] 千葉県統計年鑑（平成26年）

[45] 千葉県統計年鑑（平成27年）

[47] 千葉県統計年鑑（平成28年）

[49] 千葉県統計年鑑（平成29年）

[51] 千葉県統計年鑑（平成30年）

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[統計 1]

[統計 2]

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[JR 18]

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[JR 19]

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 |画像説明 = 南口（[[2007年]][[6月21日]]）
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+|地図={{Infobox mapframe|zoom=14|frame-width=280|type=point}}
 |よみがな = きみつ
 |ローマ字 = Kimitsu

2020年2月14日 (金) 22:11時点における版

歴史

駅構造

のりば

利用状況

駅周辺

バス路線

北口発着

南口発着

その他

隣の駅

脚注

記事本文

利用状況

関連項目

外部リンク