日光国立公園
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日光国立公園(にっこうこくりつこうえん)は、日光市を中心とする栃木県に、隣接する群馬県、福島県の3県にまたがる国立公園である。
目次 |
[編集] 概要
1934年12月4日に大雪山国立公園、阿寒国立公園、中部山岳国立公園、阿蘇くじゅう国立公園とともに指定された。
- 日光・鬼怒川・塩原・那須など北関東北端の主な景勝地の他、那須に隣接する福島県の甲子地域(旭岳、甲子高原)などを網羅している。
- 2007年8月30日、日光国立公園から尾瀬地域を分割し、新たに会津駒ヶ岳地域、田代山・帝釈山地域を加えて、尾瀬国立公園が誕生した。
[編集] 面積
- 総面積は114,818ha
[編集] 自然
那須火山帯に属する山岳地帯で、本国立公園最高峰の白根山(2578m)や、古くから信仰の山として知られる男体山、現在も噴煙をあげている那須岳などが含まれる。中禅寺湖(1,162ha)、湯ノ湖、西ノ湖などの湖沼、華厳滝や湯滝、霧降ノ滝などの滝といった自然の名勝が多い。
[編集] 温泉
また、鬼怒川、塩原、那須、日光湯元、湯西川、川治、奥鬼怒、女夫渕など多くの温泉が湧出し、公園利用の拠点となっている。
[編集] 動植物
シラネアオイやオゼソウ、シブツアサツキ、コウシンソウなどの貴重な高山植物やツキノワグマ、ニホンジカ、ニホンカモシカ、ニホンザルといった野生動物も多い。日光市ではサルの餌付け禁止条例も出している。
[編集] 火山
日光白根山、男体山、日光(大真名子)火山群、女峰山、赤薙山、高原山、那須岳
[編集] 関係市町村
- 栃木県
- 群馬県
- 福島県
[編集] 歴史
- 1934年(昭和9)12月4日 「日光国立公園」指定(日光、尾瀬及び奥鬼怒地区)
- 1938年(昭和13)5月13日 特別地域を指定
- 1950年(昭和25)9月22日 那須、甲子、塩原、藤原、栗山及び足尾地区を区域に加える
- 1953年(昭和28)12月22日 特別保護地区を指定
- 1957年(昭和32)4月5日 那須地域の区域を変更
- 1957年(昭和32)7月8日 旧皇室用地を区域に加える
- 1965年(昭和40)4月15日 光徳地区及び戦場ヶ原の一部を特別地域に指定
- 1967年(昭和42)12月5日 尾瀬の一部を特別地域に指定
- 1985年(昭和60)9月5日 那須甲子、塩原地域の公園区域及び公園計画を全般的に見直し
- 1992年(平成4)7月14日 那須甲子、塩原地域の公園区域及び公園計画を変更
- 1997年(平成9)9月18日 日光地域の公園区域及び公園計画を全般的に見直し
- 2007年(平成19)8月30日 尾瀬地域を尾瀬国立公園として分離
[編集] おもな景勝地
- 日光地区
- 鬼怒川地区
- 那須・甲子地区
- 塩原・八方ヶ原地区
[編集] 尾瀬国立公園として分割
[編集] 日光国立公園の風景
|
北側より見る日光連山 |
那須岳、旭岳を北方より望む |
||
|
中禅寺湖と男体山。手前の半島は八丁出島 |
|||
|
中禅寺湖と華厳滝 |
|||

