坂田晃一
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
坂田 晃一(さかた こういち、1942年2月10日 - )は、日本の作曲家。尚美学園大学芸術情報学部音楽表現学科学科長。
目次 |
[編集] 人物・来歴
早稲田大学高等学院を卒業。東京芸術大学器楽科(チェロ専攻。中退)の後、山本直純に作編曲を師事した。
作品は幅広く、ビリーバンバンの「さよならをするために」、伝書鳩の「目覚めた時には晴れていた」、西田敏行の「もしもピアノが弾けたなら」、杉田かおるの「鳥の詩」、チェリッシュの「あの空へ帰ろう」の作曲・編曲を手がけている。
また、フジテレビの「世界名作劇場」の音楽を担当した他、数々のTVドラマや映画、アニメの音楽も手がけている。
NHK放映の橋田壽賀子作品で音楽を担当することが多々あり、連続テレビ小説「おしん」および大河ドラマ3作品「おんな太閤記」「いのち」「春日局」は代表作にかぞえられる。これらの作品はいずれも高視聴率を叩き出したが、坂田特有のノスタルジックな音楽も大きく貢献したと言えよう。
なお森山良子が歌った「さよならの夏」は武部聡志によって編曲され、スタジオジブリ劇場版アニメ「コクリコ坂から」(2011年、監督:宮崎吾朗)の主題歌(歌:手嶌葵)に使用された。[1]
[編集] 主な作品
- 朝倉理恵「さよなら、今日は」「武蔵野にて」「風のマドリガル」「誰のために愛するか」「月になった恋人」
- 岩崎宏美「悲しみのほとり」
- 真木悠子「めぐりあい」「絵梨子のとき」「明日の海が見える」
- ダ・カーポ 「誰かときょうもすれ違い」「突然の微笑が」「青春は舟」「瞳を閉じて」
- 石川セリ「ガラスの女」「うしろ姿」
- 市原悦子「きっと倖せ」「見返り美人」
- 風車「旅路」「春を知らぬ季節に」
- 加藤登紀子「水のように」
- 狩人「愛ひとつ道しるべ」「ひとときの哀愁」
- 榊原郁恵「恋人たちのメロディー」
- 坂口良子「まるで少年のように」「野良猫」
- 坂本九「何かいいことありそうな」
- 沢たまき「街灯」「原宿あたり」「男友達」
- 沢田亜矢子「想い出によりそえば」「さよならの行方」
- 鹿内孝「情熱」
- 下成佐登子「Mrs.メランコリー」
- 杉田かおる「鳥の詩」「ある晴れた日に」
- ソニア・ローザ「帰らざる日々」「つぶやき」「すがお」
- 高田みづえ「純愛さがし」「幸福イミテーション」
- 高橋リナ「太陽に出逢う風」「切ないね悲しいね」「忘れないで」
- チェリッシュ「あの空へ帰ろう」
- 伝書鳩「目覚めた時には晴れていた」「一人より二人の方が」
- 西田敏行「いい夢みろよ」「もしもピアノが弾けたなら」「幸福のめじるし」「二番目に云いたいこと」
- 西田敏行&桃井かおり「ルネッサンス」
- 原田芳雄「地中海ラヴソング」「原田芳雄のこもりうた」「青い日曜日」
- ビリー・バンバン「さよならをするために」
- フォー・クローバース「冬物語」「時のいたずら」
- まがじん「愛の伝説」「すみれいろの黄昏」「日曜日を探して」「名前のない汽車」
- 牧村三枝子「明日川」
- 松崎しげる「僕のそばにいなさい」(「婦警さんは魔女」オープニング主題歌)
- 森山良子「さよならの夏」「ガラス色の午後」 ※共に作編曲
- やまがたすみこ「虹になりたい」(「南の虹のルーシー」オープニング主題歌)、「みつめあえばそこに」(テレビ信州社歌)
- 山本達彦「アゲイン」
- 三井誠「きょう熱くライブ」(くまもと県民テレビテーマソング)
- 光の中へ さあ君と(第49回NHK全国学校音楽コンクール小学校の部課題曲)
- 氷川きよし「でんでん虫」
[編集] 映画
[編集] アニメ
- 母をたずねて三千里(音楽プロデューサー)
- 家族ロビンソン漂流記 ふしぎな島のフローネ(音楽プロデューサー)
- 南の虹のルーシー(音楽プロデューサー)
[編集] テレビドラマ
- 松本清張の殺人行おくのほそ道(1983年)
- 家政婦は見たシリーズ(1997年の連続ドラマ版の劇中曲・主題歌も担当)
- 事件シリーズ
- 高橋英樹の船長シリーズ(新船長の航海事件日誌も含む)
- その他のドラマ
- 日産スター劇場「おじゃまさま」(1968年、日本テレビ)
- 夜のグランド劇場「愛の夜明け」(1969年、日本テレビ)
- グランド劇場(日本テレビ)(「」は1話完結ドラマ)
- 恋愛術入門(1970年 - 1971年、TBS・国際放映)
- 火曜日の女「いとこ同志」(1972年、日本テレビ・ユニオン映画)
- 月曜スター劇場「冬物語」(1972年 - 1973年、日本テレビ)
- 女・その愛のシリーズ(NETテレビ・東映)
- 明治一代女(1973年)
- 白鷺(1974年)
- 誰のために愛するか(1974年、NETテレビ・東映)
- 土曜劇場「夏の家族」(1974年、フジテレビ・国際放映)
- テレビスター劇場「華麗なる一族」(1974年、毎日放送・東宝)
- 氷紋(1974年 - 1975年、讀賣テレビ放送・テレパック)
- 北都物語(1975年、讀賣テレビ放送・テレパック)
- 銀河テレビ小説「帰らざる日々」(1975年、NHK)
- 野わけ(1975年、讀賣テレビ放送・テレパック)
- 火曜劇場「夏の影」(1975年、日本テレビ)
- 冬の陽(1975年 - 1976年、讀賣テレビ放送・テレパック)
- 新車の中の女(1976年、讀賣テレビ放送)
- さよならの夏(1976年、讀賣テレビ放送・テレパック)
- おやじのヒゲシリーズ(TBS)
- 池中玄太80キロ(日本テレビ)
- 高校聖夫婦(TBS)
- 明石貫平35才(日本テレビ)
- 日本巌窟王(1979年、NHK)
- 松本清張シリーズ・天才画の女(1980年、NHK)
- 先生は一年生(1981年 日本テレビ)
- 立花登 青春手控え (1982年 NHK)
- 松本清張の黒革の手帖(1982年、テレビ朝日・松竹)
- 松本清張スペシャル・黒い福音(1984年、TBS・大映テレビ)
- 愛の嵐(1986年、東海テレビ)
- 松本清張作家活動40年記念・黒い画集 坂道の家(1991年、TBS)
- 戦国武士の有給休暇(1994年、NHK)
- 松本清張スペシャル・霧の旗(1997年、フジテレビ・映像京都)
- 松本清張没後10年記念・張込み(2002年、テレビ朝日)
- 菊次郎とさきシリーズ
- 点と線(2007年、テレビ朝日)
[編集] 脚注
- ^ 「コクリコ坂から」主題歌発表記者会見東宝映画トピックス2011年3月28日閲覧