2丁目3番地

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2丁目3番地
ジャンル テレビドラマ
脚本 倉本聰向田邦子佐々木守石橋冠
演出 石橋冠、早川恒夫
出演者 石坂浩二浅丘ルリ子森光子 ほか
オープニング 赤い鳥目覚めた時には晴れていた
製作
プロデューサー 早川恒夫、中島忠史
制作 日本テレビ
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1971年1月2日 - 1971年3月27日
放送時間土曜日21:30 - 22:26
放送枠土曜ドラマ (日本テレビ)
放送分56分
回数13
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2丁目3番地(にちょうめさんばんち)は、1971年1月2日から3月27日まで日本テレビ系列の『土曜グランド劇場(現・土曜ドラマ)』の枠で放送されたテレビドラマ。全13話。

解説[編集]

舞台の中心は東京四谷の美容院。本作では当時、人気絶頂だった石坂浩二浅丘ルリ子の初共演が話題になり、高視聴率を誇った。二人は、売れないテレビディレクターで妻の尻に敷かれる二枚目半キャラクター[1]の夫(石坂浩二)と、やり手の美容院経営者である妻(浅丘ルリ子)を演じた。当時のウーマンリブを取り込み、弱い夫と強い妻の子育て奮闘記は多くの同世代の視聴者の共感を呼んだ[2]

タイトル案は「角から三軒目」「人生ど真ん中」「ぼくたちの事情」「花咲く家族」「たんぽぽ戦争」「角を曲がって」など、多く挙がって流れていった末、この「2丁目3番地」に決まったという。このタイトルが好評を得て、ある週刊誌では東京都内の“2丁目3番地”にある美容院を訪れるという企画まで登場したという[2]

石坂と浅丘、そしてこのドラマに出演した寺尾聰范文雀も本作での共演がきっかけで結婚した。

なお、続編として、翌1972年1月8日から4月8日まで『3丁目4番地』(さんちょうめよんばんち)が製作され放送されたが、本作に続いて浅丘ルリ子と石坂浩二が共演した。

キャスト[編集]

スタッフ[編集]

主題歌[編集]

関連項目[編集]

  • やすらぎの郷』同じく脚本の倉本聰、主演者の石坂浩二、浅丘ルリ子がトリオを再び組む形で製作されたドラマ。

脚注[編集]

  1. ^ 1971年1月1日 読売新聞テレビ欄での本番組の紹介記事より。
  2. ^ a b 東京ニュース通信社『テレビ50年 in TVガイド』(142ページ)、『テレビ60年 in TVガイド』より。
日本テレビ 土曜グランド劇場
前番組 番組名 次番組
おふくろの味
(第1シリーズ)
2丁目3番地