ヤム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
| ヤム | ||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 分類 | ||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||
| 学名 | ||||||||||||||||||
| Dioscorea L. | ||||||||||||||||||
| 和名 | ||||||||||||||||||
| ヤム | ||||||||||||||||||
| 英名 | ||||||||||||||||||
| yam |
| 100 g (3.5 oz)あたりの栄養価 | |
| エネルギー | 494 kJ (118 kcal) |
| 炭水化物 | 27.88 g |
| - 糖分 | 0.5 g |
| - 食物繊維 | 4.1 g |
| 脂肪 | 0.17 g |
| - 飽和脂肪酸 | 0.037 g |
| - 一価不飽和脂肪酸 | 0.006 g |
| - 多価不飽和脂肪酸 | 0.076 g |
| タンパク質 | 1.53 g |
| - トリプトファン | 0.012 g |
| - トレオニン | 0.054 g |
| - イソロイシン | 0.052 g |
| - ロイシン | 0.096 g |
| - リシン | 0.059 g |
| - メチオニン | 0.021 g |
| - シスチン | 0.019 g |
| - フェニルアラニン | 0.071 g |
| - チロシン | 0.04 g |
| - バリン | 0.062 g |
| - アルギニン | 0.127 g |
| - ヒスチジン | 0.034 g |
| - アラニン | 0.063 g |
| - アスパラギン酸 | 0.155 g |
| - グルタミン酸 | 0.181 g |
| - グリシン | 0.053 g |
| - プロリン | 0.054 g |
| - セリン | 0.081 g |
| 水分 | 69.6 g |
| ビタミンA相当量 | 7 μg (1%) |
| - βカロテン | 83 μg (1%) |
| - ルテインおよびゼアキサンチン | 0 μg |
| ビタミンB1 | 0.112 mg (9%) |
| ビタミンB2 | 0.032 mg (2%) |
| ビタミンB3 | 0.552 mg (4%) |
| パントテン酸(ビタミンB5) | 0.314 mg (6%) |
| ビタミンB6 | 0.293 mg (23%) |
| 葉酸(ビタミンB9) | 23 μg (6%) |
| コリン | 16.5 mg (3%) |
| ビタミンB12 | 0 μg (0%) |
| ビタミンC | 17.1 mg (21%) |
| ビタミンD | 0 IU (0%) |
| ビタミンE | 0.35 mg (2%) |
| ビタミンK | 2.3 μg (2%) |
| カルシウム | 17 mg (2%) |
| 鉄分 | 0.54 mg (4%) |
| マグネシウム | 21 mg (6%) |
| マンガン | 0.397 mg (20%) |
| セレン | 0.7 μg (1%) |
| リン | 55 mg (8%) |
| カリウム | 816 mg (17%) |
| 塩分 | 9 mg (0%) |
| 亜鉛 | 0.24 mg (3%) |
| %はアメリカにおける成人向けの 栄養摂取目標 (RDI) の割合。 出典: USDA栄養データベース(英語) |
|
| ヤムの生産量 (2005年、100万トン) |
|
|---|---|
| 26.6 | |
| 3.9 | |
| 3.0 | |
| 2.3 | |
| 0.6 | |
| 0.3 | |
| 世界計 | 39.9 |
| FAO調べ [1] | |
ヤム (英語:yam)、ヤムイモ、ヤム芋は、ユリ目ヤマノイモ科ヤマノイモ属 (Dioscorea) のうち塊根(芋)を食用とする種の総称。ヤマノイモ属には約600種が含まれる[1]が、そのうち塊根を食用とするのは一部である。
学名からディオスコレアともいう。日本では日本原産のヤマノイモ(D. japonica)がよく知られており、ヤム類を総称してヤマノイモと呼ぶこともある。
アフリカ・熱帯アジア・ラテンアメリカ・西インド諸島にかけての広い地域で主食や根菜として栽培されている。
目次 |
サツマイモとの混同 [編集]
アメリカ合衆国では、オレンジ色のサツマイモがヤムと混同され、頻繁にyamと呼ばれる。ヤム栽培の経験があった西アフリカ出身の奴隷が、ラテンアメリカから北アメリカに導入されていたサツマイモをヤムと呼んだのが原因であるらしい。アングロアメリカでは、アフリカ系やラテンアメリカ系の食料品店を除けば真のヤムがほとんど流通していないため、ヤムとサツマイモの違いを知る者は稀である。しかし、ヤムもサツマイモも、両方「Sweet Potato」と呼んでしまう人も多い。
主な種類 [編集]
- ダイジョ(ダイショ、ウォーターヤム) D. alata - 熱帯アジア原産
- ナガイモ(ヤマトイモ、イチョウイモ、チャイニーズヤム、山薬) D. batatas (D. opposita, D. polystachya) - 中国原産
- カシュウイモ(エアポテト、ポテトヤム、ニガガシュウ) D. bulbifera - アフリカとアジア
- キイロギニアヤム(キイロヤム) D. cayensis - アフリカ原産
- ビターヤム(クラスターヤム) D. dumetorum - 西アフリカ原産
- キッコウリュウ(ツルカメソウ) D. elephantipes - 南アフリカ原産
- トゲドコロ(トゲイモ、ハリイモ) D. esculenta - 南アジア原産
- ヤマノイモ(ヤマイモ、ジネンジョ) D. japonica - 日本
- ルソンヤマノイモ D. luzonensis
- バルバスコ D. mexicana - メキシコ原産
- シロギニアヤム(シロヤム) D. rotundata - アフリカ原産
- キールンヤマノイモ D. pseudojaponica - 沖縄県
- オニドコロ D. tokoro - 日本
- クシクシ D. trifida - ギニア原産
- ワイルドヤム(メキシコヤマイモ) D. villosa - メキシコ原産
関連項目 [編集]
脚註 [編集]
- ^ 『新編 食用作物』 星川清親 養賢堂 昭和60年5月10日訂正第5版 p626