ホームラン競争

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ホームラン競争( - きょうそう)は、主として野球の試合開始前に行われる打者がいかに多くのホームランを打てるかを競う余興。MLBオールスター及び日本プロ野球のオールスターで試合開始前に開催されるものは特にホームランダービーHome Run Derby)と呼ばれるが、日本ではシーズン中の本塁打王争いの意味でも「ホームランダービー」を使用するため、オールスターで開催されるものに関しては「ホームラン競争」と呼ぶ場合が多い。

概要[編集]

投手が一定数(10球の場合が多い)だけ投げる球を、いかに多くホームラン出来るかを競う。打者の長打力を競うものであるため、投手は原則としてストレートのみを投げる。ホームラン以外(ストライク・ゴロ・フライ・ファウル)は全て「アウト」とみなされる。

この競技におけるホームランはスタンドまたは場外まで打球を飛ばした場合に限られ、ランニングホームランは含まれない。また、打者は通常の試合と異なりダイヤモンドを回る必要は無く、打球の行方に関わらず打席に留まっていれば良い。

ホームランダービー(MLBオールスター)[編集]

ホームランダービー(KBOオールスター)[編集]

ホームランダービー(NPBオールスター)[編集]

2008年の開催概要は以下の通りである。

オールスター出場選手中、セントラルリーグ及びパシフィックリーグから以下の条件を満たす選手を各リーグから4名ずつファン投票で選出する。

  1. 2007年度セ・パ両リーグ公式戦で、本塁打数20本以上を記録した選手
  2. 2008年度セ・パ両リーグ公式戦の7月14日時点で本塁打数10本以上を記録している選手

選出された8名は1試合につき2名ずつ出場(2試合にまたがって出場することは出来ない)。10球中何球をホームラン出来るかを競い、最も本数の多い選手に賞金50万円が贈呈される。

2012年のそれは4人ずつ登場するのはこれまでに同じであるが、大リーグのそれに倣いトーナメント形式(1回戦はセ・パ対抗形式)で優勝者を決める形式を取り入れた。2013年は、MLBに倣り、10球勝負から7アウト制となる。

ホームラン競争(都市対抗野球) [編集]

1970年代都市対抗野球大会では、開会式前のアトラクションとして、各代表チームから選抜された1名によるホームラン競争が行われていた。当時の都市対抗野球開会式は夜間開催が通例であったため、会社帰りの労働者たちに入場してもらおうという発想での企画であった。

野球ゲームのホームラン競争[編集]

コンピュータゲームにおける野球ゲームでも1988年の「究極ハリキリスタジアム」(タイトー)以降、ミニゲームとしてホームラン競争が収録されているものがある。

これらのゲームにおけるホームラン競争では規定投球数が10球と決められておらず、プレイヤーが任意の投球数を設定可能なものや投手が直球以外の球を投げる「真剣勝負」の要素を採り入れたものもある。

内容のシンプルさから、Adobe Flashを使用して作られたものや携帯電話ゲームとして提供されているものも多い。