ファイアーエムブレム トラキア776

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ファイアーエムブレム トラキア776
Fire Emblem: Thracia 776
ジャンル シミュレーションRPG
対応機種 スーパーファミコン[SFC]
Wiiバーチャルコンソール[Wii・VC]
開発元 インテリジェントシステムズ
発売元 任天堂
人数 1人
メディア [SFC]フラッシュROMカセット
[SFC]ROMカセット
[Wii・VC] 900ポイント
発売日 [SFC]1999年8月28日ニンテンドウパワープリライト版 DXパック)
[SFC]1999年9月1日ニンテンドウパワー
[SFC]2000年1月21日(ROMカセット)
[Wii・VC] 2008年7月15日
対象年齢 CERO: B(Wii VC)
ESRB: Everyone 10+
コンテンツ
アイコン
犯罪
売上本数 10万6108本[1]
(ニンテンドウパワー・ROMカセット合計)
  

ファイアーエムブレム トラキア776』(ふぁいあーえむぶれむ とらきあななななろく) はファイアーエムブレムシリーズの第五作目に当たる作品で、前作『ファイアーエムブレム 聖戦の系譜』の外伝にあたる。

またスーパーファミコン用ソフトとして1999年に書き換えが開始され、2000年には最後の同ハードのROM-カセットソフトとして発売された。そのためROM版のソフトは入手困難となっている。また、難易度はシリーズ中最高といわれる。2008年7月15日からはWiiバーチャルコンソールでも提供された。

公式なものではないが、略称は「トラキア」「776」「トラ7」等がある。

目次

[編集] 概要

前作のように結婚・恋愛システムはないが、スキルシステムは手を加えられ引き継がれている。特にシーフ系職業のキャラクター固有スキルである「ぬすむ」が「特定のパラメータ条件を満たせば敵ユニットの所持アイテムをひとつ、100%の確率で盗める」へと効果が変更され、攻略の鍵を握るスキルに変貌した。また、スキルの種類は基本的に前作同様だが前作の「追撃」「必殺」はスキルから削除され、過去作同様再攻撃、必殺ともに全キャラが使用できる。

このシリーズのみ、疲労という要素が追加された。戦闘したり杖を使ったりするごとに疲労値というものがたまり、それが一定値になると次の章に出撃できないというものである。

また、パラメータに「体格」要素が新たに加えられ、同時に「捕獲(体格パラメータ条件を満たした状態で敵ユニットを捕獲攻撃で倒すと敵を殺さずに捕獲でき、捕獲した敵からは所持アイテムを奪える)」「かつぐ(パラメータ条件を満たせば味方をかついで共に移動出来る)」システムが導入された事で採りうる戦術の幅が広がった。

前半戦は特に自軍の戦力、資産共に乏しく、「追い剥ぎ」などとも称される積極的なアイテム補充が必要不可欠である。この辺りは亡国の王子である主人公の設定と相まって妙なリアリティがある。

全体的なゲームの流れは『紋章の謎』に近い。シリーズ屈指の高難易度から、詰め将棋のようだと言われることもある。

また、総合評価がターン数だけで判断されるため、「どれだけ早くクリアできるか」を取り扱ったサイトも多くある。

ゲームデザインとシナリオにFEシリーズの生みの親であるIS・加賀昭三。スーパーアドバイザーに任天堂・西村健太郎。チーフプログラマーにIS・成広通。キャラクターデザインに広田麻由美。アートワークにIS・金田妙子。サウンドクリエイトにIS・辻横由佳。プロデューサーに任天堂・出石武宏[2]が担当している。今作品から『暗黒竜と光の剣』から『聖戦の系譜』まで担当した、任天堂開発第一部・寺崎啓祐と任天堂・横井軍平が参加していない。

[編集] ストーリー

前作の後半が始まる少し前のグラン歴776年に、リーフがレンスター王国再興を目指して立ち上がる物語を描く。

前作『聖戦の系譜』のサイドストーリーと位置付けられているが、今作ではリーフを主人公に据えるため『聖戦の系譜』と若干違った展開でシナリオが進行する(特にゲーム後半)。そのため、サイドストーリーではなくパラレルストーリーであると見なす人もいる。

[編集] 世界背景

ファイアーエムブレム#シリーズ共通用語を参照。

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[編集] システム

本作では、上記のように体格というパラメータが追加され、それに従い「かつぐ」「捕獲」「人交換」「盗む」などの体格に依存するコマンドが増えたことが上げられる。今作での攻撃速度は、

速さ -(武器の重さ-体格 ※0未満は0)= 攻撃速度

という風になるため、強い武器を使おうとしても、体格が小さいと武器に振り回されてしまうことになる。ちなみに魔道書は例外として、前作同様に速さから重さをそのまま減算する。

「かつぐ」は歩行の状態では相手の体格が自分の体格未満、騎乗している状態では体格が20(最大)未満の騎乗していないユニットを自分のマスに引き入れるが、移動力以外のパラメータが半減してしまう。かついでいる状態での戦闘は、かついでいるユニットが攻撃・ダメージ全て賄う。相手の体格が自分の体格の半分を上回ると移動力が半減する。(騎乗している状態では11以上)

「捕獲」については、自分の体格が相手の体格を上回っており、かつ相手が騎乗していない状態でないと実行できない。捕獲攻撃時に全てのパラメータが半分として計算されてしまうため成功しづらいが、序盤~中盤は自軍にアイテム・資金が乏しいので重要なコマンドである。

「人交換」はかついだもしくは捕獲したユニットの体格を上回っていると実行可能。このコマンドにより、1ターンで「捕獲」→他のユニットが捕獲しているユニットに隣接して「人交換」→続いて「物交換」で敵のアイテムを自分の物にする→最後に「解放」…と攻略がスムーズになり、本シリーズ攻略には必須のテクニックと云える。

「盗む」は敵ユニットが持つアイテムの内自分の体格未満の重さのものを1つ奪えるスキル。対象となる敵ユニットよりも素早さが高い場合、隣接すると「ぬすむ」コマンドが出現する。「捕獲」よりもリスクが少ないことから本作において重要なスキルである。また、敵ユニットにこちらの持つアイテムを1つ持たせることも、アイテムを交換することもできる。「ぬすむ」を実行すると経験値を10得られる。

前作「聖戦の系譜」とは違い、本作では魔力 = 魔法防御となっている。魔法の使えるユニットは魔力はしっかりと成長するが、そうでないユニットは成長しにくい傾向が見られる。ただし、聖戦士の書による成長率の補正ができる。

本作における必殺発動確率は初撃時には確率に関係なく最大で25%までだが、追撃発生時には各自ユニットに設定された追撃必殺係数なる隠しパラメータによって変動する。必殺率次第では追撃時に必ず必殺になるユニットもいれば追撃時に全く必殺を発動しないユニットもいる。

[編集] クラス

ユニットの特性についてはファイアーエムブレム#ユニットを参照。

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下級クラス
  • ロード
  • ソードファイター
  • アクスファイター
  • ボウファイター
  • シーフ
  • マウンテンシーフ
  • アクスアーマー
  • プリースト
  • マージ
  • シスター
  • バード
  • ロプトマージ
  • ソシアルナイト
  • フリーナイト
  • ランスナイト
  • アクスナイト
  • アーチナイト
  • トルバドール
  • ペガサスライター
  • ドラゴンライダー
上級クラス
特殊クラス
敵専用クラス

敵専用クラスはクラスチェンジが出来ないユニットなので単一で記載する。

[編集] スキル

  • 連続:一定確率で二回攻撃することができる。ソードマスター及びセイジの兵種スキル
  • 待ち伏せ:敵フェイズでも必ず先制攻撃できる。シーフファイターの兵種スキル
  • 怒り:反撃時に命中すれば必ず必殺の一撃になる攻撃を繰り出す。バーサーカーの兵種スキル
  • 祈り:敵の攻撃が命中すれば死亡する状態で一定確率で発動し、回避率が上昇する。
  • 突撃:一定条件を満たしていればもう1回戦闘を発生させる。
  • 見切り:敵の戦闘スキルを全て無効化する。
  • 大盾:一定確率で敵から受けるダメージが無効になる。バロンの兵種スキル
  • 流星剣:発動すると5回連続攻撃する。月光剣及び太陽剣の効果と重複する
  • 月光剣:発動すると防御無視攻撃する。流星剣及び太陽剣の効果と重複する
  • 太陽剣:発動すると体力を吸収する攻撃する。流星剣及び月光剣の効果と重複する
  • エリート:通常の2倍の経験値をもらえる。
  • カリスマ:周囲3マスにいるユニットの命中、回避率を10%上昇させる。
  • 盗む:使用者の速さが敵の速さより上かつ使用者の体格がアイテムの重さより上なら100%アイテムを盗める。シーフ、シーフファイターの兵種スキル
  • 踊る:味方1人を再行動させる。ダンサーの兵種スキル
  • 値切り:半額の価格で買い物ができる。
  • ライブ:敵専用スキル。ターン開始時にHPが回復する。

[編集] キャラクター

[編集] リーフ軍

名前 ユニット 血統 参戦 備考
リーフ ロード ノヴァ
バルド
第1章 主人公。帝国に追われるレンスターの王子。祖国再興を目指す。
フィン ランスナイト   第1章 キュアンの代よりレンスター王家に仕える槍騎士。
エーヴェル ソードマスター ウル(直系) 第1章 フィアナ村の女領主。リーフ達をかくまう。そんな彼女の正体は…。
ハルヴァン アクスファイター   第1章 フィアナ義勇軍の一員。冷静沈着。オーシンとは親友同士。
オーシン アクスファイター   第1章 フィアナ義勇軍の一員。喧嘩っ早いが明るい。
ダグダ ウォーリア   第1章 紫竜山の元山賊。エーヴェルに会い改心。
タニア ボウファイター   第1章 ダグダの娘。オーシンとは喧嘩友達。
マーティ マウンテンシーフ   第1章 ダグダの部下。のんびり屋。
ロナン ボウファイター   第2章 イスの村の若者。猟師をしている。
リフィス シーフ   第3章 リフィス海賊団の頭目。根は小心者。
サフィ プリースト   第3章 自由都市ターラのシスター。ターラ救援を求めてリーフの元へやってくる。
フェルグス フリーナイト 不明
第4章 旅の傭兵。陽気で気楽な性格。
カリン ペガサスライダー   第4章 シレジアの天馬騎士。国を出た王子を探している。
ブライトン アクスナイト   第4章 マンスターの騎士だったが、市民の窮地を見かねマギ団に加わる。
マチュア ソードファイター   第4章 結成当初からマギ団に所属している女剣士。
ラーラ シーフ   第4章 マギ団の一員である少女。過去に踊り子をしていた。
ダルシン アクスアーマー   第4章 マンスターの重騎士。レイドリックのやり方に不満を持っている。
アスベル マージ   第4章外伝 自由都市フレストの司祭の孫。リーフとは生死を誓い合った仲。
ナンナ トルバドール ヘズル 第5章 ノディオン王女。前作のラケシスの娘。
ヒックス アクスナイト   第6章 子供を人質にとられ、マンスターに従っている騎士。
シヴァ ソードファイター   第7章 サバンの傭兵。独自の美学を持って生きている。
カリオン ソシアルナイト   第8章 父がレンスターの騎士だったが戦死。母と共にハンニバルに救われる。
セルフィナ アーチナイト   第9章 レンスターの弓騎士。ドリアスの娘で、グレイドの妻。
ケイン ランスナイト   第9章 両親共にレンスターの騎士だったが戦死。きまじめで無口。
アルバ ランスナイト   第9章 両親共にレンスター陥落時に他界。明るく陽気な性格。ケインとは親友同士。
ロベルト アーチナイト   第9章 戦災孤児。セルフィナを母の如く慕っている。
フレッド パラディン   第11章外伝 オルエンの副官。オルエンの未熟な部分を良く支えている。
オルエン マージナイト   第11章外伝 フリージ帝国国境偵察隊隊長。兄であるラインハルトを尊敬している。
マリータ ソードファイター オード(直系) 第12章 奴隷商人のもとからエーヴェルによって助けられ、養女になる。
セイラム ロプトマージ   第12章外伝 ロプト教団の魔道士だったが逃亡。パーンに助けられ同行する。
パーン シーフファイター   第12章外伝 ダキアの盗賊団『ダンディライオン』の頭目。「盗み」にポリシーを持っている。
トルード ソードファイター   第12章外伝 ダンディライオンの一員。パーンの人柄に惚れ込んでいる。
ティナ プリースト   第12章外伝 姉であるサフィを追って街を出たがパーンに捕まる。性格はミーハー。
グレイド デュークナイト   第13章 レンスターの槍騎士。セルフィナの夫で、フィンの親友でもある。
ディーン ドラゴンナイト   第14章 トラキアの王子アリオーンの密命を受け、トラキア軍を脱走。ターラ傭兵団に加わる。
エダ ドラゴンライダー   第14章 兄のディーンと共に傭兵団に参加。マジメで頑張り屋な性格。
ホメロス バード   第14章 旅の吟遊詩人。女好きで軽い性格。
リノアン シスター ヘイム 第14章外伝/第15章 ターラ公爵の娘。亡父に代わりターラを治める。アリオーンの婚約者。
ラルフ マーシナリー   第15章 旅の傭兵。グランベルのやりかたに不満を抱いている。
イリオス マージナイト   第16章A フリージの将軍。平民の出であることにコンプレックスを抱いているが、カリンに「オルソンさん」と言われ、からかわれる。
スルーフ プリースト   第16章A ブラギの神父。「ツヴァイの光を持つもの」を探している。
ミーシャ ペガサスナイト   第17章A シレジア傭兵団の長。かつての「四天馬騎士」ディートバの娘。
サラ シスター   第16章B/第17章A ロプトの姫。マンフロイの孫娘で、父を殺したマンフロイを嫌っている。
シャナム ソードマスター   第16章B イザーク王子シャナンの名を騙る不届き者。偽者なのであまり強くない。
ミランダ マージ トード(?) 第16章B アルスターの王女。わがままで気が強いが、内面は心優しい。
ゼーベイア ジェネラル   第18章 レンスターの重臣。部下や民を守るため帝国側に仕える。
アマルダ パラディン   第19章 フリージの将軍。帝国のやり方に疑問を抱いている。
コノモール パラディン   第19章 アルスターの将軍。王女を人質にとられ已む無く帝国に従う。
デルムッド フォレストナイト ヘズル 第21章 ナンナの兄。イザークでセリスの解放軍に加わっていた。
サイアス ハイプリースト ファラ(直系) 第23章 帝国の宮廷司祭。かつてのヴェルトマーの将軍アイーダの一子。皇帝アルヴィスの隠し子。
セティ セイジ セティ(直系) 第23章 父を探して旅をしているシレジアの王子。「マギ団」のリーダー。
ガルザス マーシナリー オード(直系) 第24章 マリータの父。滅亡したリボー王族の出。祖国を無くし放浪生活を送る。

[編集] サブキャラクター

アウグスト(August)
元ブラギの僧だが、教団を追われ各地を放浪。その後レヴィンと知り合い、その活動に共鳴し、彼の指示によりレンスター王子リーフの行方を捜しその軍師となる。
ドリアス(Dorias)
レンスターの伯爵。リーフ達と共にレンスターから落ち延びるが、アルスターで負傷し片腕を失う。リーフと再会を果たし、アウグストと共に軍師として解放軍を支える。
セリス(Celice)
前作『聖戦の系譜』後半の主人公。シアルフィ公子であり、グランベル帝国第一皇子でもある。若くして解放軍を結成、リーフらと共に帝国打倒を目指す。
トラバント
トラキアの国王。キュアンとエスリンを討ち取った。リーフにとっては両親の仇だが本作では戦えない。
アリオーン
トラバントの子。グングニルは父から継承された。
アルテナ(Altenna)
レンスターの王女であり、リーフの姉。幼い頃にイードの虐殺で両親を殺され、トラキア王女としてトラバントに育てられたため、まだ自分の素性を知らない。『聖戦の系譜』では仲間になる。
ハンニバル(Hannibal)
「トラキアの盾」と呼ばれる将軍。レンスターの若者達を山荘に匿っていた。『聖戦の系譜』では仲間になる。
コープル(Corpul)
ハンニバルの養子。マンスターに使いに来ていたところ、子供狩りに遭う。母親は『聖戦の系譜』前半に登場したシルヴィアでリーンという姉がいる。『聖戦の系譜』では仲間になる。
ユリウス(Yurius)
グランベル帝国第二皇子。暗黒神ロプトウスの依り代であり、残虐非道で狂気をはらんだ行動が多い。『聖戦の系譜』のラスボス。
イシュタル(Ishtar)
フリージ家の血を引く。ユリウスの恋人で、彼への一途な愛情の為に帝国への忠誠を誓う。
レヴィン(Levin)
アウグストと知り合い、彼にリーフの補佐を依頼する。セティの父親でもある。そのため、妻は『聖戦の系譜』前半に登場したフュリーである。また、フィーという娘がいる。
ユリア(Yuria)
セリスの異父妹で、グランベル帝国皇女。現在記憶喪失の状態。『聖戦の系譜』では仲間になる。

[編集] 敵軍キャラクター

ワイズマン(Weiszman) ソードアーマー
バクス(Bacus) ウォーリア
シヴァ
リフィス シーフ
ロボス ジェネラル
バンドル
トルーマン
アイゼナウ
ルーメイ
ゴメス
マーロック
ドボルザーク 
ラルゴ
ケンプク
オルトフ
コルホ 
セイラム
リスト
パウルス 
バルダック 
マクロイ
コッダ 
アイヒマン
ザイル
コノモール 
ケンプク 
ブルック
ムーア 
サイアス 
ミュラー 
ニカラフ
ラインコック
レイドリック(Leidrik) バロン
元コノートの将軍だったが帝国側に寝返り、コノート王カールと、リーフの祖父カルフ王を殺害。フリージのブルーム配下としてマンスター領主となった男。ナンナとマリータをさらった。利用されているとも知らずロプトと手を組む。
ケンプフ(Kempf) マージナイト
帝国軍第12軍団の将軍。ラインハルトに敵愾心を抱いている。肝の小さい男。状況が悪くなると部下に責任をなすりつけ自分は逃げ出す。
ラインハルト(Reinhardt) マージナイト
フリージの有能な騎士で、イシュタルの忠実な近衛隊長。リーフ軍に身を投じた妹オルエンを取り戻そうとする。ユリウスのイシュタルへのコメントから彼のイシュタルへのひそかな恋心が伺える
ベルド(Veld) ダークビショップ
ロプト教団の司祭。マンフロイの部下で、レイドリックを利用する。トラキア半島で暗躍し、トラバントにキュアンを奇襲させたのも彼の策謀である。ストーンでエーヴェルを石化する。

[編集] ラケシスの夫について

ラケシスは、前作『聖戦の系譜』に登場した人物で、デルムッドとナンナの母親である。今作でも会話中に何度か名前が登場した。彼女はデルムッドとナンナの母であるが、ラケシスが今作では誰と結ばれて二人の子供をもうけたのか作中では明言されてはいない。ナンナはフィンの娘として認知されているが、デルムッドが彼の息子であるという描写は無い。

デルムッドが専用の武器「ベオの剣」を持って登場しているので、彼らの本当の父はベオウルフなのではないかと言われることもある。また、デルムッドと同じく「ベオの剣」を装備できるフェルグスは、後日談でベオウルフの息子と噂されているという記述がある。ナンナが「ベオの剣」を装備できないことから、デルムッドとナンナが異父兄妹ではないかとする説もある。しかしこの説に従うと、デルムッドは大地の剣を装備できない為、ラケシスの息子ではないことになる。公式ホームページには一時期、ナンナの父親・ベオウルフと記述されていたが、削除された。

上記のような紆余曲折を経て、現在では公式サイト内でフィンであると明言されている。[3]

[編集] エスニャの結婚について

エスニャは、ミランダの母でアルスターの王妃。また、同名の人物が前作『聖戦の系譜』に存在する。そちらのエスニャは『聖戦の系譜』の登場人物ティルテュの妹であり、アミッドとリンダの母親である。

ゲーム中ではその存在だけが息子アミッドの口から語られ、名前や設定についてはゲーム発売後、時間が経ってから関連書籍『ファイアーエムブレム 聖戦の系譜TREASURE』に掲載された。『聖戦の系譜』のエスニャは姉ティルテュの後を追ってフリージ家を出奔し、その後アミッドとリンダを授かったという設定になっており、その出産時期や土地、相手に関しては明らかになっていない。姉の後を追った理由も、ゲーム中では「姉の戦死を知って」、上記書籍中では「反乱軍の一味とみなされた姉を心配して」となっており、前者はティルテュ死亡時、後者は生存時と推測されるものの、はっきりとした事は分かっていない。

トラキアにはその他に、大地母神エスニャと言った名詞も登場し、一般的な名前と考えられる事から、双方のエスニャが同一人物であるとも断定できない。

両者が同一人物であった場合、ミランダ、アミッド、リンダには血縁があるという事になるが、アミッドとリンダが、ティルテュの子供アーサーとティニーが出てこなかった場合に登場する代替キャラクターである事から、ティニーが存在する本作ではミランダのみ存在し、アミッドとリンダは存在しないとする説、フリージ公国によるトラキア半島侵略の一環としてフリージ公女エスニャをアルスター王家に嫁がせ、そのままアルスター王国をフリージ公国が統治し、エスニャはミランダを出産したとする説、前記の説に対し、アルスター王国がフリージとの政略結婚を受け入れた場合、レンスター落城後のリーフ等がアルスターに避難するのはおかしい、との見方から、キュアン等のレンスター帰還に同行したエスニャが、フリージ家と関係なくアルスター王家に嫁いだとする説など諸説あり、本作で最後までリーフ軍に従軍しているはずのキャラクターが『聖戦の系譜』に登場しないなど、登場しなかったキャラクターが存在しないと言う確証も無い事から、ミランダ、リンダ、アミッドが共存するのか、血縁があるのかについて明確な答えは出ていない。

篠崎砂美の小説版では、聖戦の系譜の代替キャラクターが全員共存競演しており、ミランダはアミッド・リンダと兄妹ということになっている。

[編集] 没キャラクター

データ上に顔グラフィックが存在するが、ストーリー本編では見ることの出来ないキャラクター。いずれも前作『聖戦の系譜』に登場した人物(クラスは前作のもの)。没にされた理由に関しては、容量の問題なのかストーリー上必要なしと判断されたためなのかは不明。

アーサー(Arthur) マージ
アサエロ(Asaello) ボウファイター
ジャンヌ(Janne) トルバドール
デイジー(Daisy) シーフ
フェミナ(Femina) ペガサスナイト

[編集] その他

NTT出版発行の『ファイアーエムブレム 聖戦の系譜・TREASURE』限定に描き下ろされたイラスト・十二聖戦士の中にこのゲームに登場するキャラクターと同一人物と思われる程のそっくりなキャラクターが存在する。該当するキャラクターは以下の通り。

  • 竜騎士ダイン(ディーン)とディーン
  • 槍騎士ノヴァとエダ
  • 大司祭ブラギとスルーフ

前述のダインとノヴァは後述の関連商品「PICTURE POST CARD FIRE EMBLEM -THRACIA776-」のポストカードにも登場をしているが、やはりディーンとエダにかなり似せられて描かれている。これについての詳細は全く不明である。

[編集] 各種メディア関連商品

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漫画雑誌
  • ファイアーエムブレム トラキア776・イラストワークス(角川書店
2000年4月21日初版発行 ISBN 4-04-707046-7
キャラクターデザイン「広田麻由美」やISによる作画、着色による設定画を余すところ無く収録。
キャラクターデザイン「広田真由美」による設定画やパッケージイラストなどのポストカードやシールが収録されている。
  • ファイアーエムブレムTCG

詳細はファイアーエムブレムTCGを参照

[編集] 漫画

たかなぎ優名
第1巻 2000年11月27日初版発行 ISBN 4-7575-0330-X
第2巻 2001年5月27日初版発行 ISBN 4-7575-0444-6
第3巻 2001年11月27日初版発行 ISBN 4-7575-0572-8
月刊Gファンタジー連載。エニックスお家騒動の影響で連載を打ち切られた。
日野慎之助
2000年6月24日初版発行 ISBN 4-7577-0032-6
ファミ通ブロス連載。

[編集] 小説

文学
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お知らせ
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篠崎砂美
  • ファイアーエムブレム トラキア776(エンターブレイン・ファミ通文庫
上・王都解放 1999年11月20日初版発行 ISBN 4-7572-0600-3
中・誓いの剣 2000年2月19日初版発行 ISBN 4-7572-0690-9
下・二つの槍 2000年4月20日初版発行 ISBN 4-7577-0005-9
日野慎之助・画。
梅村崇
  • 小説ファイアーエムブレム トラキア776(エニックス・Game Novels)
上巻・亡国の王子 2000年4月21日初版発行 ISBN 4-7575-0237-0
下巻・救国の英雄 2000年5月20日初版発行 ISBN 4-7575-0246-X
椎名咲月・画。

[編集] CD(サウンドトラック他)

1999年10月21日発売 TKCA-71705
2000年3月23日発売 TECD-27448
  • ファイアーエムブレム トラキア776 イメージテーマ曲「Blow'in in the wind」(徳間ジャパンコミュニケーションズ)
作詞:辻横由佳 作曲:辻横由佳/大谷幸 編曲:大谷幸 歌:ユリアーナ・シャノー
1999年10月21日発売 TKDA-71702

[編集] その他の話題

  • DXパックとプリライト版との違い
    • DXパックには、ビデオ「The World of Fire Emblem」、「Fire Emblem トラキア776 Fire Emblemコレクションカード」9種、トラキア半島布製マップ、マップ攻略用ピンマーカー(青と赤、各25個)、ペガサスの縫いぐるみ、ドラゴンの縫いぐるみ、ゲームソフトが宝箱の模様の箱に入っている。
    • プリライト版は、「Fire Emblem トラキア776 Fire Emblemコレクションカード」9種、ゲームソフトのセットである。
  • ゲームキャラポーチ ファイアーエムブレム
    • 有限会社ぴっころから発売されたグッズ。赤地に黒で描かれたリーフと模様とタイトルロゴがついている。
  •  大乱闘スマッシュブラザーズDX 大乱闘スマッシュブラザーズX
    • DXとXのマルスの白カラー出典がリーフの服の色から。
    • DXで「対戦ゲーム」の「名前の登録」を「おまかせ」にすると、稀にリーフが登場する。

[編集] 脚注

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  1. ^ 以下の外部リンク先を参照。日本ユニ著作権センター【事件名】ゲームソフト「ファイアーエムブレム(FE)事件」
  2. ^ 『トラキア776』のエンディングスタッフロールに全員記載。
  3. ^ マスター級Q7解答 FIRE EMBLEM検定

[編集] 参考文献

[編集] 外部リンク