ファイアーエムブレム 封印の剣の登場人物

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ファイアーエムブレム 封印の剣の登場人物(ファイアーエムブレムふういんのつるぎのとうじょうじんぶつ)では、任天堂(開発・インテリジェントシステムズ)のコンピュータゲーム『ファイアーエムブレム 封印の剣』の登場人物について記述する。キャラクターの年齢は推測以外は公式ファンブックより。

続編『ファイアーエムブレム 烈火の剣』は本作から遡ること20年前のエレブ大陸を舞台とする。同作品の登場人物については、ファイアーエムブレム 烈火の剣の登場人物を参照。

八神将[編集]

かつて人竜戦役で竜と戦い神将器を用いて人を勝利へと導いた八人の英雄達。戦後に国を興すなど後の人の世へ大きな影響を及ぼした。

【英雄】ハルトムート(Hartmut)
【伝説の剣】エッケザックスを用いて竜達と戦った八神将の長となる男性。暖かな風のような声をしていたという。戦いの末に神将器の力をも超越する、【ファイアーエムブレム】の力を宿した封印の剣で魔竜を封印した。戦後、竜達の栄えていたベルンの地へ【ベルン王国】を興す。
【勇者】ローラン(Roland)
【烈火の剣】デュランダルを用いて竜達と戦った小柄の男性。戦後、故郷へと戻り戦乱に荒れ果てた地を立て直し【リキア】の国を建国。マグマの煮えたぎるオスティア郊外の洞窟にある祭壇へ巨大なデュランダルの剣を隠した。
【狂戦士】テュルバン(Durban)
【天雷の斧】アルマーズを用いて竜達と戦った雄大な体格の男性。戦後、辺境の地【西方三島】でアルマーズの斧の呪縛により最期を遂げる。命を奪った斧はフィベルニア島のジュトー付近にある毒ガスが漂う洞窟へ隠された。
【騎士】[1]バリガン(Barigan)
【氷雪の槍】マルテを用いて竜達と戦った軍馬を操る男性。戦後、北国の故郷傭兵国家【イリア】の地へ帰還。数々の戦いの技術を伝え、騎士の中の騎士とも称される。白銀に輝くマルテの槍はエデッサ郊外の遺跡へ隠された。
【神騎兵】ハノン(Hanon)
【疾風の弓】ミュルグレを用いて竜達と戦った馬術に長けた女性。戦後、愛する草原の地【サカ】へ戻り、それまでと変わることなく草原の掟に従い続け生涯を送った。戦いに用いたミュルグレの弓は祭壇へと収められていた。
【大賢者】アトス(Athos)
【業火の理】フォルブレイズを用いて竜達と戦った魔法使いの男性。戦後、各地を旅した後に不毛の大地【ナバタ】に人と竜が共存する理想郷を築く。その後も激しい戦いを経て遺品となった魔道書は理想郷の神殿へ祭られた。
【聖女】エリミーヌ(Elimine)
【至高の光】アーリアルを用いて竜達と戦った金髪の女性。戦後、後の【エリミーヌ教】となる幾つかの教えを説き、その中で竜の復活の脅威についても説いている。遺品は神将器に限らず様々な品が聖女の塔へと保管された。
【謎多き者】ブラミモンド(Bramimond)
【黙示の闇】アポカリプスを用いて竜達と戦った呪術師。戦後、表舞台から姿を消すと封印の神殿の地下で秩序を崩壊へと導いた神将器の強大な力を封じていた。後の世では性別素性の一切知れない謎の人物とされている。

リキア地方[編集]

「八神将」の1人・勇者ローランが建国した、いくつもの領からなる緑豊かな同盟国。古くからの盟約で、「他国からの侵略があった際には、リキアに存在する諸侯は一丸となってこれを撃退する」ということが定められている。

フェレ侯爵家[編集]

ロイ(Roy)
『大乱闘スマッシュブラザーズDX』登場時の声優は福山潤
クラスはロード→マスターロード。16歳。属性は炎。
フェレ侯爵エリウッドの息子でフェレ家の公子。本作の主人公。詳細はロイを参照。
エリウッド(Eliwod)
フェレ侯爵、『烈火の剣』の主人公の1人。37歳。属性は理。
リキア一の騎士と謳われるほどの実力者であるが、現在は病に悩まされており療養中。リキア同盟再結成後は、まだ歳若いリリーナに代わり病を押して盟主代行となる。
シリーズにおいて「主人公の父親」として登場した人物の中では、唯一最後まで生存している。
詳細はファイアーエムブレム 烈火の剣の登場人物#フェレ侯爵家も参照。
トライアルマップでのクラスはパラディン。病人とは思えない非常に高い能力を誇る。

フェレ騎士団・家臣[編集]

勇敢と名高く、ソシアルナイトやパラディンを中心に構築されている。

マリナス(Merlinus)
クラスは輸送隊。属性は闇。60代。フェレ家に仕える官吏で、財務を任されている。『烈火の剣』にも登場。
『烈火の剣』では商人だったが、その後エリウッドに仕え、現在では貴族になっている。
メインイベント会話のほぼ全てに参加している。ロイに対する忠告が非常に多いが、そのほとんどが聞き入れられずに結局ロイに従うことが多い。
戦闘でHPが0になっても死亡しないユニットは彼とエルフィンのみである。また、彼だけは撃破されても撤退にとどまり、次の章では復活する。
彼のレベルを上げるためには相手からの攻撃を受け続けなければならないが、Lv20にするには1900回もの攻撃を無抵抗で受け続けなくてはならない。
マーカス(Marcus)
クラスはパラディン。60代。属性は氷。フェレ騎士団の将軍。「烈火の剣」にも登場。
エルバート、エリウッド、ロイの3代にわたってフェレに仕えた古参の将軍。厳格な性格で、主からも部下たちからも信頼されている。リリーナの恋路を応援する面もある。
小説版では神将器の一つ『天雷の斧』アルマーズの使い手となり、「竜殿」においてヤアンの攻撃からロイを庇い、戦死。
シリーズ恒例のお助けユニットである。最初から上級職で初期値は高いのだが、年齢のためか成長率が非常に低い。
ハードモードでは、彼無しでは序盤攻略がままならないほど重要なユニットとなる。
ウォルト(Walt)
クラスはアーチャー→スナイパー。属性は氷。幼い頃からロイに仕える年若い弓兵。ロイとは同い年らしい。推定16歳。
『烈火の剣』に登場したロイの乳母、レベッカの息子(ただし、レベッカはHP0になるとほかのユニット同様に死亡してしまうため、そうならない可能性もある)。
ロイとは乳兄弟の間柄だが、本人はあくまで従者としての姿勢を崩さず、懸命にロイを支える。ウォルトを兄弟同然に考えているロイにとってそれは苦痛だったが、支援会話の進行で和解する。
生真面目な性格。将来はマーカスやマリナスのような立派な臣下になってロイを支えたいらしく、ロイからの「マリナスやマーカスみたいだ」という皮肉を「光栄です」と返したほど。
アレンやランスを敬愛しており、彼らを見習って戦闘中に訓練をしたり、夜を徹して戦術書を読みふけたりすることも。
アレン(Alen)
クラスはソシアルナイト→パラディン。属性は炎。20代。フェレ家から姫が嫁いだこともある名門騎士の家系の出身で、生粋の騎士。
熱い性格で、ランスとは性格は正反対でありながら互いを認め合う親友で好敵手。フェレ家やロイへの忠誠はかなりのもの。騎士としての素質に恵まれ、将来を嘱望されている。
やや直情径行な面があり、危険を顧みない力まかせな戦い方をマーカスなどにたしなめられることも。しかし何も考えずに突撃しているわけではなく、先陣として自軍の勢いを見せ付けるための戦術だと述懐している。その性格から同じく熱い性格のワードとも気が合いどちらが強いかを競い合う。
力、防御が上がりやすく、パラディンの使用武器が多いため幅広く活躍できる。
シリーズ恒例の「赤緑騎士」の赤。
ランス(Lance)
クラスはソシアルナイト→パラディン。属性は理。20代。他家から流れてきた新参の騎士。
冷静沈着な性格で、アレンとは性格は正反対でありながら互いを認め合う親友で好敵手。フェレに仕えて日が浅いため、古参の者達と自分を比較して引け目を感じることもあるが、実力は確かで信頼も厚い。
かつて主を失い流浪していたところを助けてもらった恩があるため、エリウッドやロイへの忠誠は並々ならぬものがある。
放浪中に得た知識が豊富で、それを生かして軍議などで意見することもあるという。その性格から同じく冷静沈着なロットとも気が合い戦略などについて熱く議論する。
技、速さが上がりやすく、パラディンの使用武器が多いため幅広く活躍できる。
シリーズ恒例の「赤緑騎士」の緑。

オスティア侯爵家[編集]

建国者にして初代盟主でもあるローランの直系。リキア同盟最大の領で他国との貿易も盛ん。堅固な城と重騎士団を擁する質実剛健な気風だが、密偵を使った潜入捜査なども得意とする。

ヘクトル(Hector)
オスティア侯爵兼リキア盟主であり、『烈火の剣』の主人公の1人。30代後半。
エリウッドとは長年の親友で、彼と並びリキア屈指の「猛将」として名を馳せる。また城の宝物庫へ侵入したアストールを目撃して腕を見込み、その場で密偵への勧誘を試みるなど性格においても大胆な部分がある。しかしその独特の性格は、騎士団内に反対派を生み出す原因にもなり、死後の反乱の引き金となる。アラフェン城における同盟軍の協議中にベルン軍のナーシェン、ブルーニャの両将軍と戦闘竜による強襲を受けて致命傷を負い、ロイの前で息を引き取る。
トライアルマップでのクラスはジェネラル。守備がMAXだが、その他の能力は平均的。
リリーナ(Lilina)
クラスは魔道士→賢者。属性は光。オスティア侯ヘクトルの愛娘で、ロイとは同い年の幼馴染。推定15歳。本作のヒロイン[2]で身分を気に掛けず部下と接する心優しい少女。
ロイの恋人候補の1人。古くから付き合いのあるロイには恋心を抱いており、その鈍感さにやきもきしている。父のヘクトル曰く、気丈なふりをしてもまだまだ子供。
魔道軍将セシリアをして「魔道の天才」と言わしめるほどの天賦の魔道の才能を持ち、その才能は彼女の存在があったためにセシリアがロイへ魔法の技術を授けなかったほどである。魔力の成長率が非常に高い。父に代わって盟主となり人々の上に立つ者となる自分のあり方について不安を感じており、ときには命懸けで賊の説得を行うことさえある。
オスティアの反乱ではアラフェンでのヘクトルの死をきっかけに、ベルンへ取り入るべく反乱を起こしたレイガンスら反乱軍の手によって捕虜とされ密かに始末され掛けたが、ドラゴンナイトとの戦闘を終えて市街を平定したロイ率いるリキア同盟軍に救出される。その際に父の死をロイの口から伝えられるが武人の娘として動揺しながらも気丈に受け入れ、同盟軍を烈火の剣デュランダルが眠るオスティア郊外の洞窟へと案内した。
動乱後は、父の後を継いでリキアの盟主となりその再建に力を注ぎ、後のリキア統一国家リキア王国成立へ大きく貢献する。
小説版では『烈火の剣』のフロリーナが母親という設定になっている。

オスティア重騎士団・家臣[編集]

アーマーナイト、ジェネラルを中心に編成され、実力があれば家系は問わないという風習がある。

ボールス(Bors)
クラスはアーマーナイト→ジェネラル。属性は風。20代。穏やかな性格の重騎士。平民出身。
エリウッドの見舞いに行っていたリリーナの帰路の護衛役として一時的にロイとともに行動をしていたが、リリーナがオスティアに帰るときにロイの護衛を頼まれ、正式に仲間に加わる。
同じオスティア重騎士団のバースとは同期で、妹のウェンディが重騎士団に入ることを認めずにいた。妹の確固とした決意により入団を承諾するが、まだ妹離れできないでいる。
ボールス、バース、ウェンディの重騎士3人組でトライアングルアタックを放つことができる。
バース(Bath)
クラスはアーマーナイト→ジェネラル。属性は氷。20代。沈着冷静な重騎士。平民出身。レイガンスによる反乱が起きた際には兵を率いて対抗した。
重騎士が最強、重騎士にかなう者はいないと信じて重騎士になり、同じ重騎士団のボールスと同期で戦友。実戦に不慣れなウェンディやオージェを諭すなど、経験豊富な面もある。
アストールと味方に内通者がいないかを調査したりもしているほか、ボールスの安否について不用意に楽観視することなく現実を見据えた見方をするなど、捉え方によっては冷徹ともとれる冷静さを持つ。
動乱後はオスティア軍の指揮をするようになる。
ウェンディ(Wendy)
クラスはアーマーナイト→ジェネラル。属性は炎。推定17歳。ボールスの妹。
リリーナとは年近い少女だが、兄同様の生真面目な性格。重騎士の兄に尊敬の念を抱いており、兄と同じ重騎士団に入団したいと思っていた。
ボールスからは反対され「自分の幸せだけを考えろ」と言われていたが、ボールスの不在中に騎士の宣誓を交わし、重騎士団に入団する。後にその決意の強さから、兄にも認められる。
後に女性初のオスティア軍騎士団長に就任する。
重騎士だが速さの成長率が高く、守備が低めという変わったユニット。
オージェ(Orgier)
クラスは傭兵→勇者。属性は風。推定17歳。オスティア騎士団の新米団員。
真面目で現実的。自らの体格と力量を考え、鎧兵ではなく軽装の兵となり仲間の重騎士団の足りないところを補う。
貧しい家庭からの出身で、そのため小さい妹を口減らしのために遠くの村へ置くなど、苦しい少年時代を送った。
老いた両親と弟達を養うためにオスティア騎士団に入団した。周囲のように、立派な戦う理由が無いことに引け目を感じている。
アストール(Astore)
クラスは盗賊。属性は闇。30代。ヘクトルに仕える密偵。
オスティア城へ盗賊として忍び込んだ際にヘクトルに出会い、彼の言葉に心動かされ、オスティアの密偵となった。
密偵としてベルンの情勢を探っていたが、アラフェン付近でヘクトルが死亡したことを知りオスティアに戻る。
ふざけた中年を装うが、その裏には国を守るために汚れ仕事も辞さない真面目な顔がある。
昔の任務でベルン王城に潜入したときの失敗で片足に怪我をしている。真相は定かではないが、行方不明のイグレーヌの夫に瓜二つであるという。
レイガンス
クラスはジェネラル。元貴族出身のオスティア騎士団員。オスティア反乱軍首謀者。作中最初に遭遇する上級クラスで序盤の難敵。
リキア領内での同士討ちを狙った三竜将ナーシェンの罠とも知らずナーシェンの勧告を受け入れ、オスティアに反旗を翻した将軍。リリーナを幽閉し、オスティア本城にてロイの軍勢と交戦する。
騎士団に所属していたころも地位を利用して違法に金品を受け取るなどあまりいい評判はなく、ヘクトルを死後「時代の移りを読めなかった愚かな人間」と評し、リリーナの怒りを買う。
残党に近いロイ達の部隊を同盟の死に損ないと吐き捨てるが、打ち倒されたときその死に損ない達がベルンの脅威を前に何故ここまで戦えるのかとの疑問を残して息絶える。
小説版では「実力は騎士団随一だったが貴族出身で選民意識が強すぎたために平民出身の騎士がついてこず、それ故騎士団長に任命しなかったヘクトルを逆恨みしていた」とされている。
デビアス
クラスはアーマーナイト。レイガンスの部下。貴族出身。
レイガンスに呼応しオスティアを裏切った兵とベルンより与えられた竜騎士を率い、オスティア城下町でロイたちを迎え討つ。
大金を積んでも反乱軍に寝返らないイリア騎士団の忠誠心に感心してレイガンスに突っ込まれるなどどこか抜けている。

ラウス侯爵家[編集]

リキア同盟を裏切ってベルンに加勢するが、ロイ一行に敗れる。『烈火の剣』でもリキア同盟への反乱を画策、その混乱に乗じてエリウッドらを亡き者にしようとするが、返り討ちに遭い壊滅的打撃を被っている。

エリック(Erik)
クラスはソシアルナイト。エリウッドやヘクトルと同じくリキアの地を治めるラウス公爵。『烈火の剣』にも登場。
20年前の裏切りに対して寛大な処置を受けたにもかかわらず、リキア同盟を裏切りナーシェンを通じてベルンに加勢する。
小説版では20年前のエリウッド達への復讐(逆恨み)も兼ねていると表記されている。
ユニットとしては20年の時を経て弱体化している。敗北してもなお、リキア同盟軍を見下す。

トリア侯爵家[編集]

オルン
トリア侯。ヘクトルの従兄弟にあたる。ベルンに追われてサカから逃れてきたスーをかくまった人物。温和な人柄で評判も良かったが、執事のワグナーに裏切りに遭い、暗殺された。劇中では名前しか登場していない。
ワグナー
クラスはシャーマン。トリア候オルンの執事。普段は丁寧な態度・言葉遣いのようだが親ベルン派。
主人であるオルンを殺し、さらにロイたちを騙し討ちにし、クトラ族長の孫娘のスー共々を手土産にベルンへと寝返ろうとするが、陰謀を知ったロイたちの前に敗れる。慎重で綿密な性格。

孤児[編集]

チャド(Chad)
クラスは盗賊。属性は雷。推定15歳。ベルン国境付近にあるアラフェンの孤児院出身の少年。
院長先生を殺されており、彼を手にかけたベルン軍に強い憎しみを抱いている。仇を討つためロイ軍に参加する。
目つきが鋭く口は悪いが、友人想いの性格。孤児院の中では年長者で、家計に苦しむ孤児院の手助けがしたいという思いから盗みに手を染めるようになった。動乱の後、盗賊からは足を洗ったらしい。
ルゥ(Lugh)
クラスは魔道士→賢者。属性は炎。推定14歳。孤児院出身の少年魔道士。
ロイより2歳ほど年下の子供だが、理魔道に関しては高い潜在能力を有する。
チャドと同じく院長先生の仇をとるためにロイ軍に参加する。『烈火の剣』のニノの息子で、母譲りの柔和な面立ち。『暗黒竜と光の剣』のマリク以来の伝統である「半ズボン魔法使い」キャラ。
思いやりのある優しい性格で普段は年齢相応に無邪気に振舞っているが、過去の経験からベルンに対しては強い憎しみを抱いている。
レイ(Lleu)
クラスはシャーマン→ドルイド。属性は氷。推定14歳。孤児院出身の少年呪術師。
ルゥの双子の弟。力を求めてアラフェンを飛び出し、西方三島に流れ着く。竜の力を求めてベルン軍に紛れ込むが、そこでチャド達と再会し味方になる。
天才的な魔道の資質を持ち、闇魔道も独学で習得している。その資質は、古代魔道の大家出身のヒュウが自分に才がないと思うほど。
兄であるルゥとは対照的に毒舌家で目つきが悪く少々ひねくれているが、人には見せない思いやりがある。最初に登場した時に所持する「リザイア」の魔法書はヒュウから盗んだものである。

リキアの賊[編集]

ダマス
クラスは戦士。リキア領フェレ周辺を根城にするボルム山の山賊の長。
フェレ公爵エリウッドの病とベルン侵攻の知らせを聞いて手薄になったフェレを襲うが、帰還したロイたちに撃破される。
ドリー
クラスは山賊。リキア領を縄張りとする山賊の長。今まで一度も負けたことがないらしく、必殺率の高い「キラーアクス」を持つ。
ヘニング
クラスは勇者。オスティア周辺を縄張りにする山賊の長。表向きは傭兵団を名乗っている。
デュランダルが封印された洞窟をそれとは知らずに本拠にしていたが、ロイたちに倒される。レベルの割には速さが高い強敵。

ベルン王国[編集]

八神将のリーダー的存在の英雄ハルトムートが倒した竜の大地に建国した、大陸一の軍事国家。東の武勇の国として有名。「飛竜」という違った進化を遂げた竜が生息しており、それに騎乗して戦う「竜騎士」がいる唯一の国。ドラゴンナイトとの相性から険しい山岳地帯に築かれ守りに適したベルン城、封印の剣と魔竜の眠る封印の神殿などが存在する。

ベルン王家[編集]

ゼフィール(Zefhyr)
クラスは国王。ベルン国王。『烈火の剣』にも登場する。30代。
専用武器にハルトムートが使っていた神将器エッケザックスを持ち、全体的に能力が高く、死角が無い。なお漫画『覇者の剣』ではエッケザックスと封印の剣を用いた激しい二刀流の剣技を披露している。憎しみや妬みの感情を持ち同族同士であろうと殺し合いを起こす、人間が人間を支配する世界へ絶望しており、かつて先祖が竜との戦いに勝利したことを間違いとして竜へ世界を明け渡し、世界を人の支配から「解放」するべく魔竜の封印を解き大陸の各国へと侵攻、大陸全土を巻き込む戦乱を引き起こした。その姿はロイ曰く、「自分さえも否定している」。
元々はベルンの先王デズモンドとエトルリアの王女ヘレーネの政略結婚により生まれた子供で、日々努力を怠らず武術や勉学に優れた人柄に次期国王として幼い頃より周囲から絶大な期待を寄せられていた。しかし実の父デズモンドからは他の王族や重臣らの手で強引に迫られた政略結婚により生まれた忌まわしい子供であること、さらには父親に似ず卓越した才覚を持つことから母子共々離宮へ追放され王位継承権をも剥奪されるなどずっと憎まれ続けており、『烈火の剣』ではゼフィールの知らないところで刺客まで放たれ密かにエリウッドらの手で助けられる事態となっている。その後もデズモンドからは命を狙われ続け、最終的に直接父から手渡された王位継承の許可とそれまでの贖罪を込めたという、偽りの祝福の杯によって猛毒に侵され、数日間生死の境をさまよったことによりついにデズモンドへの深い憎しみを抑えられなくなってしまい、自身の死を装って棺の中より実の父デズモンドを暗殺した。それが引き金となりそれまでの心優しいゼフィールの性格は一転、この事件とその手で肉親を殺した己自身を忌み嫌い、決して人前で笑顔を見せない狂気の解放王となった。
クリア後のトライアルマップでは味方ユニットとして使用することができる。
ギネヴィア(Guinevere)
ベルン王国の王妹で、ゼフィールとは異母兄妹にあたる。25~26歳。『烈火の剣』にも登場する。
暴走する兄ゼフィールを止めるためファイアーエムブレムを封印の神殿から持ち出しリキア同盟軍に和解の策を講じようとベルン国境の城に立ち寄るが、城主であるルードに捕らえられ、危うく他国へ売り飛ばされるところをロイ達に救出される。ゼフィールとは決別する形となったがそれでも幼いころの兄の優しさを忘れられないようで、彼の変化や死に悲しみを見せる。名前はアーサー王伝説に登場するアーサー王を裏切った王妃グィネヴィアから。
リキア同盟軍のアラフェンでのベルン対策会議へ出席するべくロイ達に同行するも同盟軍は既にゼフィール率いるベルン軍の襲撃で壊滅しており、やがて辺境へ出向くロイから依頼を受けたエトルリア三軍将のセシリアの下で保護される。しかしナーシェンの策略によりエトルリア王国でクーデター問題が発生するとセシリアと共に王宮を脱出。転戦の果てにミスル半島でゼフィールと再会したことにより、一度は本国へ送り返されかけるがミレディの力を借りてセシリアの救援へ駆けつけたロイと再度の合流を果たした。
やがてクーデターが鎮圧され本格的にベルン攻略の連合軍が結成されると、連合軍のリーダーとなったロイへ国を売った女と歴史に名を残す覚悟で兄ゼフィールの討伐を依頼。兄亡き後は大陸最強の意地として連合軍と対峙したブルーニャ率いる残党部隊の最後の抵抗を自身の義務として見届け、動乱終結後にはベルン王国の女王となりベルン再建に力を尽くした。ギネヴィアの女王即位式を最後の一枚絵として封印の剣の物語は終了を迎えている。
トライアルマップでのクラスは賢者。ほかの賢者と異なり光魔法が使える。また、彼女を出現させる方法も特殊である。

ベルン王国軍[編集]

ベルン三竜将[編集]

大陸最強を誇るベルン王国軍の中でも特に優秀な3人の将軍に与えられる称号(ナーシェンが実力では劣っているはずのゲイルを差し置いて与えられているため、必ずしも個々の実力のみによって与えられるものではない)。

マードック(Mardoc)
クラスはジェネラル。ベルン三竜将の1人。『烈火の剣』にも登場。40代。
ゼフィールが幼少のころから忠誠を誓っており、昔より三竜将を務める古株。20年前とほとんど変わっていない。現在は三竜将筆頭で、イリア地方の侵攻を管轄。天馬騎士団の本拠地エデッサ城を攻略してイリアの諸騎士団を降伏させる。ナーシェンとブルーニャの二人により有力諸侯が失われ徹底的に叩き潰されたリキア同盟を再興したロイに興味があり、戦場で戦うことを望んでいる。
数々の失態を重ねて戦死したナーシェンに自分のまいた種の始末もできぬ男はベルンに不要、ナーシェンの奸計によって祖国を裏切り逃亡した貴族に自分の始末は自分でつけてもらうと述べるなど厳粛な性格を持つ将軍だが、その性格ゆえにナーシェンの妨害で三竜将となれなかった実力者のゲイルを直属の将軍として重用する。
封印の神殿でゲイルと共に自身が誇る最強の陣形を敷き、大陸を二分する二大王国の激闘でロイ達を迎え討つ。装備として直間両用武器の「トマホーク」を扱う。ゼフィールの武術の師ということもあり、力と守備においてはゼフィールを上回る実力を誇る。
クリア後はトライアルマップで使用可能。
ブルーニャ(Brunnya)
クラスは賢者。三竜将の1人。20代。妖艶な外見に似合わず奥ゆかしい物腰の女性魔道士。サカ地方の侵攻を管轄。
若いながらアラフェンでヘクトルを捕らえるなど魔道士としても指揮官としても優秀で、三竜将の次席を務める。サカ地方の攻略には、ブルガルを制圧した後にジュテ族を懐柔して民族闘争への支援物資程度でサカを攻略するなどの計略を用いた。また、ゼフィールに対する忠誠を超え、愛情に似た感情を抱いていたような発言をする。
ゼフィールとともに王宮でロイ達を迎撃するつもりだったが、ゼフィールによりイドゥンを託され、やむなく王都を脱出、竜殿前で死を覚悟のうえでベルンの意地を見せるべく寡兵でロイ達を迎え撃つ。激戦の末戦死を遂げ、ゼフィールのもとへと逝った。
彼女が装備する「フィンブル」の魔道書は、一部の攻略本においてブルーニャ専用であると書かれているが、実際はイリアルート17章の一般敵ユニットおよび闘技場の敵も使用するため彼女の専用武器ではない。賢者の中でも特別高い守備、魔防を持っており、さらに高めの魔力を誇るが、三竜将の中では最もHPが低い。
クリア後はトライアルマップで使用可能。本編では入手できないリザーブの杖を所持している。
ナーシェン(Nacien)
クラスはドラゴンマスター。20代。三竜将の1人。謀略を得意とする奸臣で、実力で勝るゲイルを「ベルン人ではない」との理由から讒言して三竜将の地位につく。
リキア地方の侵攻を管轄しており、裏切りを誘発することでリキア同盟の崩壊を招くなど序盤から中盤にかけて策を張り巡らせてくる。部下であるツァイスに濡れ衣を着せようとするなどずる賢く、三竜将の中では人望が無い。
全てにおいて自分が優れていると信じて疑わない、強烈なナルシスト。そのため、エリックから土産とされたクラリーネに下品と評された際は取り乱した。また、オスティア侵攻にてパーシバルではなくセシリアに私怨を抱くなど、女性を軽んじている節がある。
しかし実力はあり、魔法剣「ルーンソード」や弓矢特効を無効化する「デルフィの守り」なども持つ強敵。ドラゴンマスターの中では力および魔防が低めだが、素早い。
大国エトルリアがリキアを保護した後はリキア攻略を中断、リキアを保護したエトルリアへクーデターを引き起こすなど、得意の裏切りを誘う計略の実行に移る。
副官フレアーによる西方三島でのリキア同盟討伐の報告ミスから優位が一変、部下の責任とリキア同盟によるギネヴィア姫再逃亡とナバタ砂漠攻略の度重なる失態によって竜将降格の指示を受ける。最後のチャンスとして竜将の地位を守りゲイルの後継を阻止するため、その汚名をそそぐべくエトルリア王都アクレイアにおいてリキア同盟軍を迎え撃つも、死闘の末に戦死。自己陶酔のまま最期を迎えた。
クリア後はトライアルマップで使用可能。攻撃関連以外の能力は優れているが、力が低いため、投入は厳しい。
ゲイル(Galle)
クラスはドラゴンマスター。20代。ミレディの恋人でありマードックの直属の部下。ベルンとマードックへの忠誠が強く、国王からも信頼を得ている。
ナーシェンより実力は上だが出世欲がないことに加え、他国の出身者であることを彼に付け込まれ、一武将の地位に甘んじているベルンの竜騎士。後にナーシェンがロイたちの手で討ち取られたことを受け、晴れて三竜将へと昇格する。
終盤、マードックの作戦の要[3]となり、封印の神殿でロイ達を迎え撃つ。それまでのイベントシーンには仲間にできるかのような言動やシーンもあり、ミレディやツァイスと会話が発生するが、忠誠を誓う人物の違いから結局、最後まで彼が仲間になることはなかった。
彼の生死は勝利条件には関わらないため、彼を殺害せずに登場章の戦闘を終わらせることもできる。ただし、生存させても彼に関するイベントは特に発生しない。
ちなみに言い掛かりで三竜将の地位を奪ったナーシェンのことはまったく恨んでおらず、彼の協力を得るために頭を下げるなどの行為も当然の行為としており、ベルンから見捨てられつつあった彼の最期についてもマードックの前で気に掛けていた。
小説版ではミレディに倒され、戦死する。
クリア後はトライアルマップで使用可能。竜騎士らしく力と守備に優れるが、その反面速さが低い。

ベルン本軍[編集]

イドゥン(Idenn)
ベルン国王ゼフィールに付き従う女性。年齢不詳。
常にフードを目深に被った怪しげな少女。その正体はベルン軍内においても知る者は少なく、「暗闇の巫女」とよんでいぶかしむ者も多い。右目が赤、左目が青のオッドアイが特徴。
詳細はマムクート#エレブ大陸のマムクートを参照。
エレン(Elen)
クラスは僧侶→司祭。属性は風。推定17歳。ギネヴィア付きのシスター。
ギネヴィアがリキアに出奔した際に同行していたが、国境付近で共に囚われの身となる。単身抜け出したところで運良くロイ一行に出会い、以後行動を共にする。
穏やかかつ心優しい性格。祖国が戦争を起こしたことや、そのために少年達が戦場に立っている現状などに心を痛めている。
大人の男性が苦手であり、ツァイスは彼女とまともに話せるまでに何年もかかっている。
ミレディ(Milady)
クラスはドラゴンナイト→ドラゴンマスター。20代。属性は闇。ギネヴィア付きの女性竜騎士。
厳しさと優しさを併せ持った大人の女性。ゲイルとは恋人同士。
ベルンよりもギネヴィア個人に強く忠誠を誓っており、ギネヴィアの命令ならば国に逆らうことも厭わない。
ミスル半島で捕らわれたギネヴィアをベルン本国へ送還する任務を申し付けられるが、ギネヴィアの命によりギネヴィアを連れロイ達に同行する。
シリーズ恒例の「赤い鎧の女竜騎士」である。
飛竜の名は「トリフィンヌ」。非常におとなしい性格。
アイン
クラスはマムクート。ベルン戦闘竜の1匹。名前の由来はドイツ語で最初の数字を表すアインスから。
西方三島でフレアーが切り札として連れてきた。戦うためだけに生み出された竜であるため、知性はほとんどない。
ロイ達が初めて対峙する戦闘竜。レベルの割には他の戦闘竜と比べるとHPは少ない。
ペレス
クラスはドルイド。ベルン軍の呪術師。
マードックの忠実な部下。神将器『アポカリプス』を任される。マードックの敵を討つため、「封印の神殿」の地下でエトルリア軍を迎え撃つ。なお、地上での戦いが長引くと神将器を処分し終えてマードックに加勢する。

ベルン北方軍[編集]

マードックが率いるイリア攻略の部隊。イリア地方の攻略を済ませて現地の騎士団を味方につけている。

マーテル
クラスは司祭。「知将」と呼ばれるエリミーヌ教団出身のベルン軍人。
イリア地方に向かったリキア同盟軍を迎え撃つ。ニイメを使って嵐を起こし、同盟軍を壊滅させようと企んだが、逆に川が凍りつき、進撃しやすくさせてしまった。
魔力に優れ、遠距離魔法の「パージ」と、強力な「ディヴァイン」を操る。
ティック
クラスはジェネラル。ベルン軍の騎士。
マードックの命で、神将器『マルテ』が納められていた神殿を守る。ロイ達と交戦をする必要はないと考え、壁を塞ぐことでロイたちエトルリア軍をやり過ごそうとした。しかし、応急処置に近い壁はいとも簡単に壊されてしまい、慌てふためくなかで撃破された。

ベルン西方軍[編集]

ブルーニャが率いるサカ攻略の部隊。サカ地方の攻略を済ませて現地のジュテ族を味方につけている。

ケル
クラスはソードマスター。サカ・ジュテ族出身のベルン軍人。
ブルーニャの指揮の下、サカの都市ブルガルを占領。不本意ながらもロアーツの護衛を任され、ロイたちを迎え撃つ。冷静な性格で、武士道を重んずる。
ブルガル占領時に多くのサカの民を殺害したが、ルトガーだけは見逃した。そのため、彼の仇敵に当たる存在である。
剣士らしく速さが高く、回避率は敵ユニット中最高を誇る難敵。

ベルン南方軍[編集]

ナーシェンが率いるリキア攻略の部隊。リキア攻略に失敗した後はエトルリア方面の攻略を担当する。

ツァイス(Zeiss)
クラスはドラゴンナイト→ドラゴンマスター。20代。属性は雷。ベルン軍所属の竜騎士。
ミレディの弟。また、ゲイルのことも本当の兄のように慕っている。エトルリア王宮アクレイアにて、ナーシェンに裏切り者の濡れ衣を着せられ処刑されかけたが、ゲイルに助けられその際リキア同盟への出奔を勧められる。
ベルンを裏切った姉・ミレディを憎んでいたが、ミレディのギネヴィアに対する忠誠の念を再確認し、ロイ達の仲間に加わる。
飛竜の名は「ルブレー」。
ベルン軍在籍時から、エレンとは仲がいい。
フレアー
クラスはドラゴンマスター。ベルン竜騎士の1人。
ナーシェンの副官で、彼同様謀略を得意とする。西方三島でもエトルリア軍の手引きをしていた。
西方三島で戦闘竜のアインにリキア同盟軍の始末を任せて自身は大陸へ戻り、同盟軍の始末をナーシェンへ報告するも、後にリキア同盟軍の生存が発覚。西方三島で戦闘竜を倒した同盟軍の実力とフレアーの誤報により急な同盟軍への対策を強いられ焦ったナーシェンの命令で、捨て駒同然のリキア同盟軍の足止めを任される。
しかし、その実力はナーシェンにもひけをとらない強敵であり、強力な投げ槍「スレンドスピア」を所持する。
ルード
クラスはアーマーナイト。フェレとの国境を守る重騎士。
このままベルンに仕えていてもうだつが上がらないと考え、自分の城に立ち寄ったギネヴィアを捕らえ、他国に売り払おうと画策するも、エレンの要請を受けたフェレ騎士団とディーク傭兵団に討ち取られる。
スレーター
クラスはアーマーナイト。ナーシェンの部下。
陥落したアラフェン城の守備をナーシェンより任される。かなりの臆病者で、ナーシェンの制裁に怯えている。
ランディ
クラスは勇者。ベルン軍ナバタ部隊の将軍で、ツァイスの上司でもある。「ひかりの剣」を所持する。
ナバタ攻略の先行部隊として、ナバタ神殿を死守する。ナーシェンが出すはずだった竜騎士の援軍が来なかったため、立ち往生していた。
戦士としての誇りを重んじる性格らしく、死に際の台詞も潔いものである。
オーツ
クラスは賢者。ベルン軍ナバタ部隊の老齢の将軍。
ナバタ神殿奥の神将器『フォルブレイズ』が納められている場所にたどり着くが、柩の開け方がわからぬまま倒される。遠距離魔法「サンダーストーム」を使う。
戦闘時のグラフィックが少年もしくは青年のようなグラフィックであり、ミスマッチが生じている。
レイス
クラスはパラディン。ベルン軍の騎士。
エトルリアの王都アクレイア城外を守り、 戦略的な考え方をする人物。
敷地内に迷い込んできたファが竜石を持っていたことや、戦略上は重要でないにもかかわらずロイ達が進軍してきたことから、ファがただの子供ではないことに感づく。彼女を本国へ連行しようとするが、その前にロイたちに撃破された。

その他[編集]

ヤアン(Jahn)
クラスはマムクート。年齢不詳。『烈火の剣』にも登場する。
詳細はマムクート#エレブ大陸のマムクートを参照。

エトルリア王国[編集]

「八神将」の1人、「聖女エリミーヌ」生誕の地であり世界各地に影響力を持つエリミーヌ教の本拠地。西の芸術の国として有名。ベルンと並ぶ大国。大陸一の大都市を持ち、天に向かってそびえる聖女の塔は国家のシンボルとされている。

エトルリア王家[編集]

ミルディン
エトルリア王国王子。
聡明な王子と言われており将来を期待されていた。1年前に落馬事故で死亡したとされるが、密かに西方へ逃れレジスタンスに協力している。
モルドレッド
エトルリア王国の国王。ミルディンの父親。
歳をとるまで子に恵まれなかったため、ミルディンが死んだとされた後は、何事にも無気力になってしまった。
クーデターを起こされた際の人質にされたが、ロイ率いるリキア同盟軍に救出される。
作中では暗殺を警戒したミルディン王子の判断によって存命について終わりまで知らないままであった。

エトルリア王国軍[編集]

エトルリア三軍将[編集]

ベルンの『三竜将』と対をなす、エトルリア屈指の実力者3人に与えられる称号。

セシリア(Cecilia)
クラスはヴァルキュリア。20代。エトルリア王国の「魔道軍将」。チュートリアルではロイに戦闘の指揮を指導する。
ロイとリリーナがオスティアに留学していた際の師。ロイの恋人候補の1人。本編開始より少し前に友好として滞在していたオスティアより王都へ呼び戻され、軍将の地位へ就任する。
ベルンのオスティア侵攻の際にロイからのオスティア保護要請に難色を示す国王を説き伏せて軍隊を動かすなど弟子想いな性格をしており、その一件によりオスティア攻略に失敗したナーシェンと因縁ができる。エトルリアでナーシェンの仕組んだクーデターが起こった際はクーデター派の狙っていたギネヴィア姫を連れてからくも王都アクレイアを脱出、反クーデター派を組織して各地で転戦を繰り返す。やがて残り二人の軍将を味方にしたクーデター派の勢力にミスル半島の古城へと追い詰められ、ゼフィール王の手によって深手を負い捕らえられるも、ロイ率いるリキア同盟軍の協力によって救出される。
「ファイアーエムブレムキャラクターズ」によると、『烈火の剣』に登場するエルクの1番弟子とされ、ミルディン王子(エルフィン)に好意を抱いている。
上級クラスだが初期値、成長率共に低く、さらに加入する章が騎馬系ユニットと最も相性の悪い砂漠であるなど、何かと恵まれないユニット。
パーシバル(Perceval)
クラスはパラディン。20代。エトルリア王国の「騎士軍将」。
亡きミルディン王子に忠誠を誓い、民を大事に思うベルン側にも知られたエトルリアの名将。国命によりオスティアの内乱へ介入、ベルンによるオスティア占領を防いでくれる。
クーデターの際は国王が人質に捕らえられ敵となるが、存命していたミルディン王子がリキア同盟軍に身を隠していることを知り味方になる。
無表情だが本人に自覚はなく、昔馴染みのクレインによるとかつては表情豊かだったらしい。また肩の力を抜けと言われるほどの生真面目でもある。
動乱後はダグラスから大軍将の地位を引き継ぎ、最終的に宰相にまで登りつめる。物理系キャラの中でも魔防が高く、頼りになる。
ダグラス(Douglas)
クラスはジェネラル。50代。エトルリア軍の頂点に立つ「大軍将」。ララムの養父でもある。
エトルリア王国と王家に絶対の忠誠を誓っている。
かつてミルディン王子が事故死を装って暗殺されかけた際、ミルディンが暗殺されたことにして匿い、ララムに任せ西方三島に逃がす。
国王が人質とされたために敵として登場、かつての仲間や養女ララム、さらにはエルフィンから説得されようとも寝返らないという絶対の忠義を見せる。
リキア同盟軍に倒されることを覚悟しているが、生かしたまま戦闘を終了させることにより、王の無事を確認してようやく仲間になる。
歳による肉体の衰えと若者が育たないとの考えから引退を考えており、パーシバルやセシリアにその心境を語る。戦後は除隊して、1人の民として静かな老後を送るようになる。普段は威厳にあふれているが、娘には若干親バカ気味である。

リグレ公爵家[編集]

王族の遠縁にもあたるエトルリア屈指の名門貴族。公爵パントはかつて魔道軍将をも務めている。

クレイン(Klein)
クラスはスナイパー。エトルリアの将軍。
19歳。リグレ公パントの息子で、クラリーネの兄。エトルリア総督府に抵抗するリキア同盟軍の鎮圧のために派遣されたが、ロイやクラリーネから西方三島で起こっている事実を聞き、総督府が真に西方を苦しめる根源だと判断するとすぐにリキア同盟軍に参入する。
母に倣い、弓を得意とする。性格は父似でマイペースかつ穏やかで人当たりがいいが、魔道にかける狂気は受け継がなかった。自分の命を救ってくれたディークを今でも実の兄のように思っている。
また家柄からミルディン王子やエトルリア三軍将とも昔から面識があり、パーシバルとは冗談も言い合える仲である。
親同様に地位にこだわらない性格で人望がある。正義感が強く真面目だが、融通が利く。理知的な性格で、戦後は文官になった。
クラリーネ(Clarine)
クラスはトルバドール→ヴァルキュリア。推定16歳。我が道を行くお姫様。
パントとルイーズの娘で、クレインの妹。親に似ずわがままで自由奔放。多少自分勝手な面もあり、その気の強さは兄も認めるところ。
少々ブラコン気味で、兄に会いたいばかりに館を飛び出した。ラウス侯エリックに囚われていたがルトガーに逃がしてもらい、近くを進軍中だったリキア同盟軍を無理矢理護衛にする。
自分の価値観を他人に押し付けたり、物事をはっきり言う性格だが、戦いを通して徐々に立派な淑女としての性格を形成していく。

クーデター派[編集]

王子の暗殺や反乱などエトルリアの乗っ取りを企む腐敗貴族。西方三島の領主達は現地の住民に強制労働を強いるなど本国に隠れて不当な行為をしている。

ロアーツ
クラスはジェネラル。エトルリアの宰相。
1年前に王子ミルディンを暗殺させて以来、三軍将らをモルドレッド王から遠ざけてほぼ我が物顔で国を動かしている。ベルン王国とも手を組んでおり、後に国王を人質として本格的なクーデターを実行した。
しかしリキア同盟軍がエトルリアの王都アクレイアまで迫ってくると早々に逃亡してしまい、ベルンを頼りエトルリアから遠く離れた地まで落ち延びるが、逃亡先でロイ率いるエトルリア軍に敗れて死亡する。
臆病で強い者に従う性格であり、自己保身に走る傾向が強く、人望も無く、ベルン軍の一兵卒から陰であんな奴呼ばわりされるなど何かと酷評されている。
しかし、ジェネラルとしては高い実力を誇り、「スレンドスピア」を使う強敵である。
アルカルド
クラスはパラディン。西方三島の総督。
ロアーツの腰巾着でベルン人のフレアーからも軟弱と吐き捨てられるほどの小心者。西方三島で民を酷使して私腹を肥やしていたが、リキア同盟により西方を追われる。
その後ロアーツと共にクーデターを起こすが、敗北濃厚になったため王都アクレイアから逃亡。ベルンを頼るも、ベルンからはなかば捨て駒として使われ死亡する。
ノード
クラスはドルイド。西方三島アルマー領主。
狡猾な性格で、圧政を敷いて西方三島の住民を苦しめていた。ゴンザレスに村一つ潰させることを何とも思わないほどの残酷な人物である。敵の精気を吸い取る闇魔法「リザイア」の使い手。ロイたちに奇襲を仕掛けるも倒されるが、名目上は「反乱軍に殺害された」者としてエトルリア王国および西方三島に伝わった。
ジンク
クラスはジェネラル。西方三島の領主の一人。
レジスタンス鎮圧と並行してリキア同盟軍を迎え撃つ。民の苦しみを豚のうめきと吐き捨て、強欲で野心にあふれている。
モルガン
クラスはジェネラル。西方三島イディナ城城主。
エブラクム鉱山に送る労働者の見張りを行っていた。脱走した労働者の始末をアルカルドに任せられるが、ちょうど駆けつけたリキア同盟軍に倒される。ジェネラルとしては速さ、魔防が高い強敵。
ロバーツ
クラスはパラディン。西方三島に駐留する将軍の一人。
エブラクム鉱山で騎馬部隊の援軍を率いている。敵としてはハードモードでしか登場しないが、ステータスが高い。

エリミーヌ教[編集]

八神将の1人、「聖女エリミーヌ」により創始された、大陸中に信徒を持つ宗教。エトルリア王国に教団の総本部がある。

ヨーデル(Jodel)
クラスは司祭。70代。エリミーヌ教団の司教。
エリミーヌ教がベルンから弾圧される現状を打開すべくロイ達に協力、教団が手に入れた神将器を持って参戦する。サウルの師。さまざまな事柄に詳しく、特に竜に関しては非常に深い知識を有する。
司祭らしく穏やかな性格で、信ずる神が違えど相手を尊重する思想を持つ。かつてニイメとは道を同じくしていたが、妹が命を奪われた事件を切っ掛けに袂を分かった。後にエリミーヌ教の大司教の地位に就く。
初登場ですでにレベルが20に達しており、成長の余地が無いユニット。魔防はMAXだが、ほかの能力はあまり高くない。
ファイアーエムブレム 紋章の謎』では敵将として同名の司祭が登場する。
サウル(Sall)
クラスは僧侶→司祭。20代。エリミーヌ教団の若き神父。
ベルン王家の至宝、ファイアーエムブレム捜索の任を受けてギネヴィアに接触し、その行く末を見守るためロイ一行に同行する。
神父でありながらかなりの女好きで、軍内の女性に無節操に声をかける姿が目撃されている。「神の為に女性の信者だけを増やしている」と発言し、その言葉どおり増やした信者は圧倒的に女性が多い。
しかし、僧としての確固たる信念と知識を有し、宗教に囚われすぎない彼流の説法を用いて人の心を救っている。
ドロシー(Dorothy)
クラスはアーチャー→スナイパー。推定18歳。サウルの護衛の弓兵。
信心深い少女。サウルの護衛のため彼と共に仲間に加わる。
何も言わずにすぐどこかへ消えては女性をナンパするサウルに手を焼いている。
才能ある弓人だが、元々は人々の傷を癒すシスターになることを願っていた。自分が人の役に立つことを望む努力家。
美女揃いの軍内においてその容姿は綺麗とは言えず、本人も自認し気にしている。そのせいもあり自分に自信が持てずにおり、見かねたクラリーネから「女性らしさ」の指導を受けている。
オロ
クラスは司祭
西方三島のエブラクム鉱山に派遣されたエリミーヌ教の司祭。
統治を行う裏では金品を受け取って賊の横行を許すなどして民達を苦しめており、マリナスに「司祭にあるまじき人物」とまで言わせた。
自分を神の使いであると称し、神の名のもとにはすべてが許されると言い放ち、同じ聖職者としてサウルはもちろんのこと、穏やかなエレンも神の冒涜者と憤慨した。慇懃無礼な丁寧語が特徴。ベルンに取り入ろうと企むが、ロイたちに討ち取られた。
ウィンダム
クラスは司祭
エリミーヌ教団の司祭だが、親ベルン派の人間。
クーデターを起こしたロアーツ達と手を組み聖女の塔を占拠したが、エトルリアへのリキア同盟軍の進軍を阻めなかったためロアーツ達に見捨てられてしまう。そのため正気を失い、塔内の人間を敵味方関係なく攻撃する「神の矢」の装置を作動させた。最期は狂ったままロイたちに討ち取られる。
司祭としては珍しく、守備が魔防より高い。

西方三島[編集]

エレブ大陸の西に浮かぶ群島。エブラクム鉱山などから採掘される地下資源が豊富だが、エトルリアの総督府による弾圧とそれに対抗するレジスタンスとの交戦が続いている。「八神将」の1人、「狂戦士テュルバン」が最期を迎えた地であり、この土地の出身者も斧を扱う者が多い。

レジスタンス[編集]

エトルリアの役人による不当な弾圧に抵抗する現地の民間勢力。西方三島の各地で活躍している。

エルフィン(Elphin)
クラスはバード。20代。西方三島のレジスタンスの参謀。
青い鳥を連れハープを手にした吟遊詩人の青年。己について多くを語らないが、人竜戦役時代の伝説などさまざまな知識を有しており、高貴な雰囲気をまとっている。物腰も柔らかで、ファに女性だと勘違いされるほど容姿端麗である。
その正体は1年前に落馬事故で死んだとされていたエトルリア王国王子ミルディン。宰相ロアーツらによる暗殺が決行された日、ダグラスの手によってララムを伴い西方三島へと逃れていた。西方へ逃れた後もそのときに使われた毒の影響で長い間苦しみ、地元のレジスタンスの協力もあり幸運にも一命を取りとめ回復していったが、後遺症として時折視力を失う症状が出ることとなった。
その後、西方三島でのエトルリア貴族による横暴を目の当たりにしたことにより、助けられた恩返しと王子としての己の愚かさを悔いてレジスタンスに加わり知識を活かして活躍。やがて貴族らの手で追い詰められたレジスタンスがリキア同盟軍に助けられた際、同盟軍リーダーのロイと出会い、その才気を試した後に彼の参謀を務め共に西方を貴族らによる圧制から解放した。そして直後に生じたエトルリアのクーデター問題へもロイが干渉したことにより、かつて自身の暗殺を企み今なお父モルドレッドを人質に祖国でクーデターを起こし祖国を蹂躙するロアーツ、また彼らと裏で手を結んでいたベルン王国との戦争へもロイと共に立ち向かうこととなる。
戦後は故郷エトルリアへと戻り、再びエトルリアの王子ミルディンとして姿を現した。正体を隠したエトルリアの王子がロイと協力してともに戦乱を制した出来事は、後に多くの人々から好まれる有名な物語となったそうである。
エキドナ(Ekhidna)
クラスは勇者。30代。レジスタンスのリーダー。
自身の過去などについてまったく語ろうとしないが、決して他者に媚びない姉御肌で、さっぱりとした性格をしている。エトルリアの管轄下にある村で抗戦していたが、隠れ家が見つかり危ういところをロイ達に助けられる。
戦争が終わったら戦乱で住む家を失った人々の為に西方へ新たな村を作るという目標を抱いており、軍内でも人材スカウトに余念がない。スカウトで声を掛けた同じ西方出身者には、ゴンザレスへ自信を持てるよう長所を見出すことを勧めたり、家族を残してきたワードやロットを励ますなど気遣いもしている。またレジスタンス参謀に仕えているララムとも仲が良い。
戦後は周囲の推薦により指導者となり独立国家「西方連合」を築き上げた。
ララム(Lalum)
クラスは踊り子。推定17歳。ダグラスの養女でレジスタンスの1人。
参謀エルフィンに従う少女で、レジスタンスでは諜報員も務める。西方の窮状を訴えるためにロイに謁見し、そのまま仲間に加わる。ロイの恋人候補の1人。
強烈な個性に周囲は振り回され、パーシバルでさえ「情緒不安定、私の理解を超えている」と言葉を漏らす。ロイに恋心を抱いているが、その個性と過剰なスキンシップにロイは困惑している。
幼少に旅芸人の一座で踊り子をしていたが、行き倒れていたところをダグラスに拾われる。以後養子となり、ダグラスを「お養父さま」と呼んで慕っている。
料理の腕はかなり危険で、作り終わると家が燃え、食べた者は七日七晩うめき苦しむほど。ただ、見た目はおいしそうなようであり、養父であるダグラスにとってはすぐに嫁に出しても恥ずかしくない味のようだ。
芸に関してはプロ意識を持っており、客を楽しませられるのなら恥をかいても嬉しいらしい。
バアトル(Bartr)
クラスはウォーリア。40代。最強を目指す熱血漢。『烈火の剣』にも登場。
娘のフィルを探して旅していたが、その途中の西方三島で世話になったレジスタンスに参加し、エトルリア貴族の悪事に抵抗する。
猪突猛進で義理人情に厚く、仲間との訓練を欠かさない。男手一つで育てたフィルにはかなり親馬鹿で、フィルの武者修行を手伝うと言い張って無理やり同行してくるが、親離れをしたいことに加え、戦場で大声で呼んだり泣いたりするため、フィルからは若干迷惑がられている。
公式設定ではサカ出身とされているが、『烈火の剣』では西方の出身とされている。
料理が得意、という隠れた特技を持つ。

傭兵団[編集]

ディーク(Dieck)
クラスは傭兵→勇者。30代。ディーク傭兵団の長。
ワード・ロット・シャニーを率いてディーク傭兵団を結成し、ロイの軍勢に参加する。
さばさばとして面倒見がよく、部下から慕われている。ルトガーとは戦場で何度か顔を合わせたことがあり、ライバル視されている。
エトルリアの奴隷剣闘士だった少年時代、余興用の獅子に襲われそうになったクレインを助けた縁でリグレ公爵家に召し抱えられた過去を持つ。顔の傷はその際受けたもの。
家族同然に大切にされたが身分の低い自分がいることで公爵家の評判が下がることを恐れて自ら縁を切るが、リグレ家の面々からは今でも家族同然に思われている。
傭兵になったばかりのころ、雇い主に時間稼ぎ用の捨て駒にされ拷問を受けた経歴がある。それからは傭兵として主をあまり信用しないようにしているが、ロイには肩入れしている。
小説版では騎士団以外の出身の兵をまとめる立場となり、デュランダルの使い手となる。
ワード(Wade)
クラスは戦士→ウォーリア。20代。ディーク傭兵団の一員。熱血漢。
西方三島出身の戦士。ディークと共に仲間になる。
ロットとは幼馴染。力自慢で命知らずな性格。周りの人間を冷や冷やさせるほどの猪突猛進っぷりだが本人はどこ吹く風。同じく熱い性格のアレンとは気が合い、決闘などをして熱く友情を深める。
故郷に姉のメアリがいる。ロットと共に傭兵になったのは家族を助けるため、小説版では鉱山送りを逃れるためでもあるとしている。
エキドナ曰く、「いかにも西方出身」な顔らしい。
ロット(Lot)
クラスは戦士→ウォーリア。20代。ディーク傭兵団の一員。理知的。
西方三島出身の戦士。同じく、ディークとともに仲間になる。
ワードとは幼馴染で、彼の姉・メアリとも親しい。メアリのことを呼び捨てにする点を見ると、ワードよりもいささか年上と思われる。動乱の後は、故郷に戻りメアリと結ばれる。
体力自慢の戦士にもかかわらず、冷静な理論派。慎重すぎて、やや心配性な面もある。パワーはあるがむらの多いワードの補佐に回ることが多い。同じく冷静沈着なランスとは気が合い、チェスのようなゲームをしたり、武器の三すくみについて語ったりして知的に友情を深める。
故郷には年の離れた妹・ミュウがいる。家族を助けるためにワードと共に傭兵となったが、傭兵として戦っている間に病床の母は亡くなってしまった。
エキドナ曰く、「西方の男はみんなそんな顔」な顔つきらしい。

西方の賊[編集]

西方の地を荒らしまわる賊。多くはエトルリアの役人と裏で手を結んでいる。

ゴンザレス(Gonzales)
クラスは山賊→バーサーカー。20代。大柄な体格と野獣のような顔つきが特徴だが、非常に心優しく気弱な山賊。
西方三島出身の山賊。その外観から村人に差別され山賊の手先として生きるしかなかったが、村を襲うことにためらっていたところをリリーナに説得され仲間になる。
エレブ大陸を舞台とした作品の中で「山賊」というクラスで味方になる唯一のユニットである。仲間にする前に村を一つでも破壊された場合、仲間にならない。
疎外されて生きてきたためコミュニケーションが不得手で、あまり上手く喋ることができない。自覚している通り賢くはなく、他人の名前などもなかなか覚えられないが、とても純粋で素直な性格をしており、子供のように好奇心旺盛。
HPや力、速さといったステータスの成長率が高いが、技の成長率が非常に低い。
戦後は故郷に戻っている。
北ルート初登場時のレベルは5だが、西ルートではパラメータが同じであるにもかかわらずレベル11になっている。
ギース(Geese)
クラスは海賊→バーサーカー。20代。義に厚い海賊。
『烈火の剣』に登場するガイツの弟。西方を根城に海賊を生業としていたが、彼の不在中に部下達が鉱山に連れて行かれて酷使されて死んだため、復讐するためにロイ達に協力を申し出る。
元は海運業者「ベルガー商会」で商船の船長をしていたが、戦争の影響で経営が立ち行かなくなり、止むを得ず海賊に身をやつしている。しかし元々人が良いため、島民とも仲良くして暮らしている。海賊にはうんざりしていて、ふたたび海運業で一発当てることを夢見ている。
ダグラスとの支援会話により、ミルディン王子を逃がす手助けをしていたことが明らかになる。
能力のバランスがよく、斧歩兵系のユニットの中では非常に扱いやすい。
戦後は海運業を再開、「海の王者」としてその名を知られる。
外伝』と『聖戦の系譜』に同名のキャラクターが前者はボス敵、後者は闘技場の対戦相手として存在している。
スコット
クラスはバーサーカー。西方三島のならず者の長の一人。
西方三島で住民を苦しめていたが、ロイたちに討伐される。温厚な人柄を装ってフィルを騙して倭刀を奪おうとするなど、狡賢さもうかがえる。クラス補正に加えて「キラーアクス」を持っているため、非常に必殺率が高い。
スコーラン
クラスは山賊。西方三島をあらす『賊』の頭目の一人。
ジンクの命で村の焼き払いを命じられる。ゴンザレスに村ごと潰すよう命令する。
ゲレロ
クラスはバーサーカー。西方三島のならず者の一人。
ベルンで捕まっていたらしいが、ベルンから神将器のある洞窟を塞ぐよう命じられる。しかし「二度と人に会えないお宝の気持ち」を考えアルマーズを強奪しようとする。のんびりした言動とは裏腹に怪力の持ち主。

イリア地方[編集]

エレブ大陸北部に位置する極寒の地。「八神将」の1人、「騎士の中の騎士」バリガンの故郷でもある。ペガサスはこの地方にしか生息していないため、天馬騎士団が大きな特色になっている。厳しい気候のため産業には不向きな土地であり、傭兵家業で領民の暮らしを支えている。また、イリアの傭兵部隊は雇い手との信頼関係を重視しているため、決して雇い主を裏切らないことで有名。その掟は兄弟姉妹が戦場で敵同士になったときも揺るぎなく、同時にその稼業ゆえ、「戦場に群がるハイエナ」と蔑まれることもある。

イリア傭兵騎士団[編集]

ゼロット(Zelots)
クラスはパラディン。30代。イリア傭兵騎士団の将軍にしてエデッサ城城主。
ヘクトルに雇われていたところをオスティアの内乱に巻き込まれる。反乱軍側に高額の契約金で寝返るよう誘いを受けるも断固拒否し、ヘクトルの遺志を継ぐロイに助勢することになる。
妻であるユーノとはかつて戦場で敵として出会い、和平交渉をするうちに深い関係になった。生まれたばかりの娘が1人いるが、戦続きで各地を転戦しているためまだ顔も見ていない。
傭兵としてのプライドや死生観を持つ冷静な隊長ではあるが、シャニーに振り回されたりユーノが参戦することに慌てふためくなど、戦闘以外では人間味のある一面も見せる。
戦後は統一国家「イリア連合王国」の初代国王として歴史に名を残すことになる。
トレック(Trec)
クラスはソシアルナイト→パラディン。20代。イリア傭兵騎士団の一員。
ゼロットの部下であり、オスティアの内乱からリキア同盟軍に参加する。
“軍神”と評されるほどの実力を持つが非常にのん気な自由人で、戦場のど真ん中でも平気でいびきをかいていることすらある。その様は軍内で「寝ながら剣を振るっている」と噂されるほど。
良く言えばおおらかで細かいことを気にしない性格であり、ある意味達人の境地に達している。時たま哲学的な台詞や鋭い指摘も述べるが、本人にその自覚はない。
人の名前をすぐに忘れ、自身の名前さえ曖昧に覚えている節がある。趣味は寝ることと夢の日記、釣りなど。
ノア(Noah)
クラスはソシアルナイト→パラディン。20代。イリア傭兵騎士団の一員。
トレックと同じくゼロットの部下であり、オスティアの内乱からリキア同盟軍に参加する。
真面目ながらぶっきらぼうな印象を与える人物ではあるが、それは傭兵という因果な職業ゆえで、本来は闘技場初心者のフィルに手解きをしたりする「やさしい人」(ユーノ談)。
別れの辛さを恐れて積極的に親しい人を作ろうとはしないが、フィルへの想いが高まったときには情熱的に告白したりするなど、心の内には熱いものを秘めている。
赤子の頃、村が山賊の襲撃に遭ったところを通りすがりの剣魔カレルによって救われたと思い、それ以来、カレルを命の恩人として崇拝している。そのせいか本作のソシアルナイトには珍しく、槍よりも剣を得意としている。
カシス
支援会話に名前のみ登場するイリア傭兵騎士団の一員。ノアとトレックの同期。
トレック以上に間抜けな人物で、初めての任務のとき武器と馬を忘れゼロットに怒られた挙句、徒歩で戦っていたという。
今回の戦争ではベルン側に雇われており、ノアやトレックが戦う戦場から近い場所にあった別の戦場で戦死した。

イリア天馬騎士団[編集]

ユーノ(Juno)
クラスはファルコンナイト。20代。ゼロットの妻であり、元天馬騎士団団長。
結婚後は引退、城主ゼロットが出征している間エデッサ城を守っていたが、ベルン軍の侵攻に耐え切れず降伏。囚われの身となっていたところを救出され、この戦争を終わらせるため再び前線に出る決意をする。
10歳前後の頃に父母が戦死して以後、時に母親代わりとして、時に騎士団の団長として妹達の面倒を見ていたため、優しさと強さを兼ね備えた母性を持つ。
ティト、シャニーを妹に持つペガサス3姉妹の長女で、シリーズ伝統のトライアングルアタックの一翼を担うが、一度引退した身であるため能力は全体的に低い。
亡くなった母親も天馬騎士であり、この技は母親から教えてもらったもの。またこのポジションとしては珍しく結婚、出産している。死後は天馬騎士団から名誉団長の称号を贈られた。
ティト(Thite)
クラスはペガサスナイト→ファルコンナイト。推定18歳。天馬騎士団の部隊長。エトルリア軍に雇われた天馬騎士。ペガサス3姉妹の次女。
リキア同盟軍の鎮圧に現れたクレインに率いられ、イリア騎士としての誓いの下、実の妹であるシャニーとも覚悟を決めて槍を交える。
クレインを仲間にすることで彼女を仲間にできるが、直接クレイン本人の口利きがなければ仲間にならない[4]
職務に忠実で真面目な性格をしているものの、その真面目さからか不器用でもあり、家族など、好意がある相手には棘がある言い方になってしまう。
雇い主であるクレインのことは心から信頼しており、部下の傭兵として使い捨てにされるとの不安にも彼はそれを許す人ではないと返している。
シャニー(Thany)
クラスはペガサスナイト→ファルコンナイト。推定16歳。天馬騎士見習い。
年相応で明朗快活な少女。「1人前の天馬騎士となるためには外部の傭兵団で修行を積まなければならない」という掟のために、ディーク傭兵団に参加している。ロイの恋人候補の1人でもある。
天真爛漫な性格で元気の秘訣は、よく食べ、よく寝て、よく笑う。経験は浅いが背伸びしたい盛りらしく、単騎駆けしては団長のディークや仲間のロットにたしなめられている。ワードとは子供染みた喧嘩が絶えない。ペガサス3姉妹の末妹で、甘えたがり。
動乱後は念願だった正式な天馬騎士となった。
シグーネ
クラスはファルコンナイト。イリア天馬騎士団第四部隊隊長。
ユーノの現役時代は良きライバルだった。「白い悪魔」の異名を持ち、ブリザードからの一撃離脱の戦法を得意する。
ユーノの後任に就いた天馬騎士で、ティトやシャニーの上司でもある。マードックに雇われ、リキア同盟軍を相手に冬将軍を利用した奇襲戦法で挑む。好戦的な性格だが面倒見のいい性格で、部下からの信頼は厚い。死に際には、非常に深い台詞を残していく。
元ライバルであるユーノに匹敵する実力の持ち主で、「スレンドスピア」を所持する。

その他[編集]

ニイメ(Nimue)
クラスはドルイド。70代。「山の隠者」とよばれる闇魔道士の老婆。『烈火の剣』では、パントとカナスの支援会話で名前のみ出てくる。
「魔道使いなら知らぬ者はいない」「闇魔道に誰よりも深く分け入った者」など、その名を広く世に知られている闇魔道(古代魔法)の大家。
普段は山奥で闇の研究に勤しんでいるが、戦争の裏でうごめくベルンの竜の存在について興味を持ち、エトルリア軍に同行を願い出る。
外見やしゃべり口はまるで魔女のような雰囲気だが、子供には甘かったり面倒見のいい面もある。しかし、ファとの会話には不穏なものを感じさせる(竜の力を我が物にしようとした説がある)など、謎の残る人物。
ヨーデルとは旧知の仲で、口の悪さは変わってないらしい。かつてはソフィーヤに似ていて奥ゆかしい絶世の美女であったと自称、男に貢物だけさせて捨てたりもしていたらしい。
『烈火の剣』に登場するカナスの母で、彼の息子ヒュウにとっては祖母にあたる。ヒュウがあっさり理魔法の道を選んだことや、優しくした子供に貴重な魔道書を盗まれたことに呆れ果ててはいるものの、「バカな子ほど可愛い」とのこと。
終盤で登場し、ほとんど成長の余地が無いユニット。魔力は高いがやはり年なのか、レベルの割にはHPがかなり低い。
ヒュウ(Hugh)
クラスは魔道士→賢者。20代。軽いノリの傭兵魔道士。
魔道士の修行中にエトルリア反乱軍に傭兵として参加するが、給料を貰う前に雇用主のロアーツが逃亡。食いっぱぐれたため、ロイに自分を売り込んで寝返る。
最初は1万ゴールドで自分を売ろうとするが、選択肢で「いいえ」を選ぶことで値切ることができる。8000、6000、5000と値切ることができるが、その度に能力が低下していく。祖母であるニイメには頭が上がらない。
雇用費を値切ると手を抜いたり、軍内で高利の金貸しをするなど、飄々とした生き方をしている。
闇魔法の英才教育を受けていたにもかかわらず、独学で闇魔法を自在に操るレイを見て自分に才能がないと見るやすぐに理魔法に転向した。
金への執着心が強い割に人がいいので3枚目を演じることもあるが、ノリの良さから子供達には慕われやすく、支援相手は祖母のニイメ以外子供である。
祖母のニイメ曰く、人の良さは父であるカナス譲り、理魔法の才能は母譲り、馬鹿なところは祖父譲りであるらしい。

サカ地方[編集]

エレブ大陸中央に広がる草原地帯。「八神将」の1人、「神騎兵ハノン」が生まれた場所でもある。服装や生活様式はモンゴルに近く、他の地域に比べ異彩を放つ。多数の部族が構成されているが、侵略者には全ての部族が手を組み対抗するなど強い同胞意識や厳しい掟があり、人々の価値観も独特。時折部族間の抗争などで散り散りになった流れ者が、優秀な弓騎兵としてリキアの諸侯などにスカウトされていることもある。

クトラ族[編集]

ベルンの侵略に立ち向かうが、ジュテ族の裏切りによって滅ぼされたサカ草原最大の部族。部族を滅ぼされた後も元族長ダヤンらにより抵抗を続けている。

ダヤン(Dayan)
クラスは遊牧騎兵。50代。クトラ族の族長。
「灰色の狼」として他の国々まで勇名を轟かせる猛者。一度はベルンに敗れるものの、少ない手勢でゲリラ的な抗戦を続けていた。
孫のスーからは「じじ」と呼ばれすでに老齢に達しようとしているが、老いてなお現役で最前線を戦っている。
ベルン動乱から学んだことは大きかったらしく、戦後は新たな部族を立ち上げて再び草原一の大部族を形成する。
スー(Sue)
クラスは遊牧民→遊牧騎兵。推定18歳。サカ最大の部族、クトラ族の少女。
クトラ族族長、ダヤンの孫娘。戦乱で一族が散り散りになってしまい、リキア貴族であるトリア侯オルンの庇護を受けていた。
その後オルンが暗殺されてしまいスーも監禁されていたが、ロイによって救出され、彼と行動を共にする。ロイの恋人候補の1人。
サカの民だけあって寡黙で沈着冷静だが、穏やかで優しい女性らしい一面も併せ持つ。自然と対話することができる。
名声や栄誉にとらわれず、ただ自然と共に生きる姿を「神騎兵ハノン」に重ねて見る者もいたという。
『烈火の剣』で登場したラスを父に持ち、小説版では『烈火の剣』の主人公の1人・リンが母親という設定になっている。
シン(Sin)
クラスは遊牧民→遊牧騎兵。20代。クトラ族の青年。
ベルンに敗れた後、スーを探して旅をしていた。西方で海賊の用心棒をしていたが、ロイに同行していたスーと再会し、ロイ一行に加入する。
喋る必要がなければ一切話さないので、寡黙な者が多いサカの民の中でも特に口数が少なく、会話の間が持たずに苦労する者も多い。
「灰色の狼」と呼ばれる族長のダヤンには崇拝に近い敬意を抱いており、その孫であるスーのことも大事に思っている。
後の世では「灰色の狼」の後継者として名を馳せる。

ジュテ族[編集]

クトラ族に次ぐ有力部族だが、草原の民を裏切りベルンと手を組むことで新たなサカ草原最大の部族となっている。

モンケ
クラスは遊牧騎兵。ジュテ族族長。
クトラ族長ダヤンに背いてベルンに寝返り、クトラ族を壊滅させた男。親ベルン派である部族の力を結集し、サカの掟を利用してリキア同盟軍を迎え討つ。残忍かつ狡猾な性格。
カブル、クドカ、トオリル、チャン、ブラクル、マラル
ジュテ族。カブル、クドカ、トオリルのクラスは遊牧騎兵。チャン、ブラクル、マラルのクラスはドルイド
モンケ亡き後、ジュテ族残党を率いる6兄弟。ミュルグレを強奪し、ゲルの中に隠した。前項のモンケを含め、全員同じ顔グラフィック。また、能力もクラス別に全て同じである。

その他[編集]

ルトガー(Rutger)
クラスは剣士→ソードマスター。20代。流れ者で、シリーズ恒例の「キルソード持ちの美形剣士」。
ラウス侯エリックに腕を買われて雇われていたが、ロイ達がベルンと敵対していることを知り共闘する。
サカ最大の都市ブルガルの出身で、父方の祖母と母の父がベルン人の混血児。
ベルンの侵攻を受け一族が滅ぼされてしまうが、血の濃いサカ人としては珍しくベルンの血が色濃く出ている容貌のために見逃されたという過去を持つ。
それ以来ベルンに対する強い憎しみにとらわれており他人を寄せ付けようとはしないが、心を許した相手には時折笑顔を見せることもある。
ディークとは戦場で何度か顔を合わせたことがあり、ライバル視している。
あまりしゃべらず、触れると怪我をしそうな鋭い雰囲気をもち、いつも孤高を保っていることが多い。
フィル(Fir)
クラスは剣士→ソードマスター。推定18歳。武者修行中の剣士。
天才的な剣士だった母に憧れ、剣の腕を磨くために各地を渡り歩く少女。
両親と同じく世間知らずで、彼女の持つ秘剣「倭刀」を狙う海賊にあっさり騙され、用心棒として雇われていた。ロイ一行を賊と騙されて襲い掛かるが、面識のあったノアに諭されて仲間になる。
サカで生まれ育ったが、昔から親子3人だけで暮らしてきたため、一族の掟や部族の事情などには疎い。
父はバアトル、母はカアラ。『剣聖』カレルは伯父にあたり、フィルも後の世に「『剣聖』をつぐ者」として名を残すが、まだまだ心身ともに未熟で仲間に剣の腕を教わろうと努力している。
カレル(Karel)
クラスはソードマスター。40代。剣士の一族で当代最強を誇る達人。「烈火の剣」にも登場。
戦を嫌ってベルン奥地で隠遁生活を送っていたが、姪フィルや亡き妹の夫バアトルに説得されてエトルリア軍に加わる。
『剣聖』の二つ名で大陸全土に知れ渡っており、風をなぎ、気と調和する活人剣の使い手。剣を使うもので知らぬ者はいないといわれており、半ば伝説の存在となっている。
20年前の『烈火の剣』で強者を探しては斬り捨てる『剣魔』だった頃の狂気は微塵も感じられない穏やかさだが、20年の間で何が『剣魔』を『剣聖』に変えたのかについてはついに語られることはなかった。
ただ、老いを迎えつつあるにもかかわらず、その強さは20年前を遥かに凌ぐ。下級職から鍛え上げた剣士をも圧倒する『剣聖』の名に恥じない強さと、レベルはほぼ最高に近いもののシリーズ最高と言ってもいい驚異的な成長率を誇る。

ミスル半島[編集]

エレブ大陸南西に位置する半島。大半は砂漠に覆われており、限られた地域でしか住めない。砂漠の奥地には「八神将」の1人、「大賢者アトス」が創り上げた人と竜とが手を取り合って生きる「理想郷」が隠されている。

ファ(Fa)
クラスはマムクート。年齢不詳。理想郷で暮らす神竜の少女。
詳細はマムクート#エレブ大陸のマムクートを参照。
ソフィーヤ(Sofiya)
クラスはシャーマン→ドルイド。年齢不詳。ナバタの巫女。『烈火の剣』でもある場所で登場するが、参戦はしない。
予知能力を持つ少女。ベルンに囚われていたところをロイに救出され、一行を「理想郷」へと案内する。ロイの恋人候補の1人。
母親が竜であるため、竜の血を半分引き、数百年の歳月を生きる。無口で神秘的。イグレーヌ、ファとは友人。
中盤に参戦するが、レベルが非常に低く倒されやすい。しかし、育てることにより魔力と魔防が大きく伸びる。
イグレーヌ(Igrene)
クラスはスナイパー。30代。ナバタの守護者。
熟練のスナイパーで金髪と褐色の肌の美女。ソフィーヤが予言した「ベルンから感じる不吉な力」の正体を探るため、リキア同盟軍に同行する。
ナバタの里の守護者だが外の世界の事情にも精通している。かつてアストールによく似た夫と共に暮らしていたが、その男はある日突然姿を消しており、2人の間に生まれた娘は幼くして死去している不運な女性。それ以降は神への信仰も捨てている。
『烈火の剣』に登場するホークアイの娘で、かつて理想郷に滞在していたリグレ公夫妻とも顔見知り。ルイーズからはお揃いの弓をプレゼントされるなどして可愛がられ、それが彼女が弓を使う理由になったようである。
マギー、ローズ
クラスは両者ともバーサーカー。ナバタ砂漠の変わった口調の奇妙な二人組みの賊。
旅人を追いはぎしていたが、砂漠の奥地にある隠れた里にある見たこともない宝物を狙って、迷子にならないようにロイ達を追いかけてくる。必殺率が上昇する凶悪なクラス、危険な装備品、登場章の過酷なマップ条件と合わせて、コミカルな性格とは裏腹に侮りがたい相手である。
『烈火の剣』のポール、ジャスミンと外見、性格や役割も非常にそっくりだが、関係は不明。さらにその後の作品にも『暁の女神』のデス、ヘルや『覚醒』のハンサム、ジョージと奇妙な二人組みの賊としてよく似た人物が度々登場する。

無所属[編集]

キャス(Cath)
クラスは盗賊。推定16歳。神出鬼没の怪盗
「金持ちからしか盗まない」を信条とするたくましい少女。城などに忍び込んで宝を奪っては逃げていく。
元は農村に住む普通の少女だったが、ベルン侵攻に対抗しようとした領主の手で村を焼き払われたことから、貴族や戦争を憎むようになる。
あくまで理想論で自分を説得するロイに呆れつつも、その理想が実現するかどうかを見届けるために仲間に加わる。
各地の戦場に登場してはロイに話しかけられると帰っていき、合計3回の会話で仲間になるという変わった加入条件を持つキャラ。
戦後は義賊として「怪盗キャス」の伝説を残す。
ガレット(Garret)
クラスはバーサーカー。30代。歴戦の狂戦士。
ミスル半島とエトルリアの国境近辺を荒らしていたならず者。リリーナの説得で仲間になるがゴンザレスとは違い、村が破壊された後でも仲間になる。
貧しさから山賊をしていくしかないと考えていたが、リリーナの説得を受けその純真さに心を打たれたお人好しである。
褐色の肌とスキンヘッドに強面という一見近寄りがたい容姿とは裏腹に、大らかで堂々としている。
幼い頃山賊に襲われ、故郷の村と母を失い、ただ一人生き延びた。8年かけてその仇を討ったが元の生活には戻れず、自身もそのまま山賊に身を堕とすこととなった。支援会話では山賊を辞め新しい仕事を探す様子が見られ、最終的に農民となった。
その経緯から、山賊や山賊行為を働いていた自分自身にも嫌悪感を抱いており、無益な殺生を嫌っている。

脚注[編集]

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  1. ^ 烈火の剣11章オープニングより
  2. ^ 取扱説明書より
  3. ^ 封印の神殿に近づけば後方から現れて司令官のロイを優先して襲う作戦だが、プログラムミスによりやや奇妙な行動を起こす。
  4. ^ シャニーで仲間にすることもできるが、その場合クレイン加入前にシャニーで話しかけ、クレイン加入後にシャニーで再び話すという手順を踏まなければならない。

関連項目[編集]