ヤンキードゥードゥル
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ヤンキードゥードゥル(英語:Yankee Doodle)
- アメリカ合衆国の民謡。以下で述べる。
- 1990年代前半に流行したコンピュータウイルス。ファイル感染型で、MS-DOS上で動作する。感染すると1.を演奏する。
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[編集] アメリカの愛国歌“ヤンキードゥードゥル”
ヤンキードゥードゥル(英語:Yankee Doodle)は、アメリカ合衆国の民謡・愛国歌である。日本では、『アルプス一万尺』として親しまれている。アメリカ独立戦争時の愛国歌である。
"Yankee"とはイギリス軍がその植民地アメリカの軍隊を指して使っていた言葉で、"Doodle"とは「まぬけ」というような意味である。元々はイギリス軍が植民地軍を馬鹿にした歌であったが、のちに逆に植民地軍の愛国歌になった。
この曲の作曲・作詞のルーツについては不明な点が多く、オランダの北アメリカニューネーデルラント植民地における小作農たちによって、小麦などの収穫時に「Yankee Doodle」のルーツとなる曲が歌われたという記録もある。
また、一説によればイギリス人医師リチャード・ショックバラ(シャックスバーグ)博士がフレンチ・インディアン戦争の際、イギリス軍を応援するために集まった植民地軍の服装や装備がバラバラだったことから、それをからかうために作詞したともいわれている。
イギリスでは1775年ロンドンで、フレンチ・インディアン戦争中のヤンキー(アメリカ人)が臆病者のくせに山師であるというニュアンスの侮蔑的な歌として紹介されている。
しかし植民地の住民はこの曲が好きで、アメリカ独立戦争が始まると原曲とは正反対の反英的な替え歌をつくり、自分たちの愛唱歌として戦いのさまざまな場面で歌い、無数の替え歌ヴァージョンをつくった。そして最終的には独立戦争の愛国歌としての地位を獲得するに至った。替え歌には上官をこきおろすものもあり、総司令官だったジョージ・ワシントンさえもその対象になっている。
[編集] “ヤンキードゥードル”と日本
1853年7月8日、アメリカ海軍のマシュー・ペリー准将が東インド艦隊を率いて横須賀の久里浜に到着し、7月14日、アメリカ大統領ミラード・フィルモアからの親書を江戸幕府の代表林復斎らに手渡すために久里浜に海兵隊とともに上陸したが、その際に音楽隊を使って上陸とともに演奏された行進曲がヤンキードゥードゥルであった。
日本では、法政大学応援団が野球応援のチャンスパターンの1つとして使用している。
コマーシャルソングとしては、「カメラのキタムラ」が宣伝用の歌詞をつけて使用している。
なお、グッチ裕三&グッチーズの歌唱、演奏による「ハイウェイ・スター」のリズムに乗せた「アルプス一万尺~ハイウェイ・スター」という楽曲があり、これは、音楽CD『ベスト・オブ・大江戸サリバンショー』に収録されている。
[編集] 原曲の歌詞と和訳(一部)
Yankee Doodle went to town,
a-riding on a pony;
Stuck a feather in his cap
and called it macaroni.
[ Chorus ]
Yankee Doodle Keep it up,
Yankee doodle dandy.
Mind the music and the step.
And with the girls be handy!
(和訳)
ヤンキードゥードルが
子馬に乗って町へ行った
帽子に羽根をつけて
イタリア仕込みの洒落男
ヤンキードゥードルその調子
ヤンキードゥードルいかしてるね
音楽にあわせてステップ踏めば
女の子たちだってイチコロだ!
[編集] “アルプス一万尺”
ヤンキードゥードゥルを原曲として、日本語の歌詞(概ね甚句形式)が付けられたのが「アルプス一万尺」である。作詞者は不明。
この歌の「アルプス」は日本アルプスのことであり、一万尺とは、その高さを言う。1番の歌詞の「小槍の上で アルペン踊りをさあ踊りましょう」の「小槍」とは、槍ヶ岳の山頂(標高3,180m)付近にある岩のことである。ただし、小槍はロッククライミングの技術がなければ登れず、しかも頂上は非常に狭いため、実際にそこで踊るのは不可能であり、元来は仲間うちのコミックソングとしての性格が強い。
歌詞は全部で29番まであり、槍ヶ岳から西穂高岳や奥穂高岳、穂高岳をめぐり、上高地へ縦走する内容となっている。
これ以外にも、かなり下品な甚句形式の歌詞が付けられ、さまざまな替え歌が歌われている。
[編集] “アルプス一万尺”の歌詞
- 作詞者 不明
- アルプス一万尺 小槍の上で アルペン踊りを さあ踊りましょ
- 昨日見た夢 でっかいちいさい夢だよ のみがリュックしょって 富士登山
- 岩魚釣る子に 山路を聞けば 雲のかなたを 竿で指す
- お花畑で 昼寝をすれば 蝶々が飛んできて キスをする
- 雪渓光るよ 雷鳥いずこに エーデルヴァイス そこかしこ
- 一万尺に テントを張れば 星のランプに 手が届く
- キャンプサイトに カッコウ鳴いて 霧の中から 朝が来る
- 染めてやりたや あの娘の袖を お花畑の 花模様
- 蝶々でさえも 二匹でいるのに なぜに僕だけ 一人ぽち
- トントン拍子に 話が進み キスする時に 目が覚めた
- 山のこだまは 帰ってくるけど 僕のラブレター 返ってこない
- キャンプファイヤーで センチになって 可愛いあのこの 夢を見る
- お花畑で 昼寝をすれば 可愛いあのこの 夢を見る
- 夢で見るよじャ ほれよが浅い ほんとに好きなら 眠られぬ
- 雲より高い この頂で お山の大将 俺一人
- チンネの頭に ザイルをかけて パイプ吹かせば 胸が湧く
- 剣のテラスに ハンマー振れば ハーケン歌うよ 青空に
- 山は荒れても 心の中は いつも天国 夢がある
- 槍や穂高は かくれて見えぬ 見えぬあたりが 槍穂高
- 命捧げて 恋するものに 何故に冷たい 岩の肌
- ザイル担いで 穂高の山へ 明日は男の 度胸試し
- 穂高のルンゼに ザイルを捌いて ヨ-デル唄えば 雲が湧く
- 西穂に登れば 奥穂が招く まねくその手が ジャンダルム
- 槍はムコ殿 穂高はヨメご 中でリンキの 焼が岳
- 槍と穂高を 番兵において お花畑で 花を摘む
- 槍と穂高を 番兵に立てて 鹿島めがけて キジを撃つ
- 槍の頭で 小キジを撃てば 高瀬と梓と 泣き別れ
- 名残つきない 大正池 またも見返す 穂高岳
- まめで逢いましょ また来年も 山で桜の 咲く頃に
ちなみに、「キジを撃つ」「花を摘む」は、登山仲間においては、それぞれ野糞をすること、女性が用を足すことの隠語である。

