いたち川 (横浜市)
| 本来の表記は「㹨川」です。この記事に付けられた題名は記事名の制約から不正確なものとなっています。 |
| いたち川 | |
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城山橋より撮影
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| 水系 | 二級水系 境川 |
| 延長 | 7.18 km |
| 水源の標高 | -- m |
| 平均流量 | -- m³/s |
| 流域面積 | 13.88 km² |
| 水源 | 横浜市栄区 |
| 河口(合流先) | 柏尾川(横浜市) |
| 流域 | 神奈川県横浜市栄区 |
| この項目には、JIS X 0213:2004 で規定されている文字が含まれています(詳細)。 |
いたち川(いたちがわ)は、神奈川県横浜市栄区を流れる二級河川である。鼬川と表記されることがある(後述)。
目次 |
[編集] 概要
一部の地図にはいたち川沿いに稲荷川と表記されているが、稲荷川(矢沢堀)は桂台住宅地付近の遊水池から流れる小川の名称である。
川の中には動物のイタチの置物がある場所もあるが、名の由来は鎌倉街道の出立点としての「いでたち」の転とされている[1]。
1960年代までは緩やかに蛇行し周辺に湿地の残る河川であったが、周辺の市街地化により水害が頻発するようになったため1970年より河川整備が行われ、下流部から中流部において3面張り護岸の整備と支流の小河川の暗渠化が行われたが、これは河川改修による水位の低下や自然植生の消滅によって水質の悪化を招いた。
これを改善するため1982年以降は水辺の自然復元工事として3面張り河川内に河原を再現する事業が行われ、あわせて親水公園や河川沿いの遊歩道などの整備も行われた。これは都市部における多自然型河川の整備の草分けとして土木誌等にしばしば取り上げられている[2]。
また、その後河川整備が開始された上流部は1987年には「ふるさとの川整備モデル河川」に指定され多自然型護岸などを用いるなど、周辺環境との調和に配慮した整備が行われている。
[編集] 地理
鎌倉市境に近い荒井沢を水源とする洗井沢川、港南区境に近い瀬上池周辺(瀬上市民の森)を水源とする瀬上沢、金沢区境に近い上郷町付近を水源とするいたち川が、栄区役所付近で合流する。西へ流れ、JR東海道・横須賀線と根岸線の路線が分岐する付近、笠間町と飯島町の境界で柏尾川に合流する。瀬上沢と洗井沢川は小川で、総称していたち川と呼ばれることもある。
[編集] 名称の表記
いたち川のいたちは、「けものへん」に「由」(㹨)である。いたち川周辺の橋や看板、一部の地図などで確認することができる。多くの辞書に掲載されていない字ではあるが、この川の名前が鎌倉時代の書物にこの字で書かれていたことから、使い続けていると言われる。
なお鼬の字がパソコン上で簡単に打ち出せることから、ブログなどでは鼬川と表記されることもある。本来の字は康熙字典や大漢和辞典に載るが、JIS X 0208(JIS第一水準・第二水準)では定義されていないため、標準的な日本語フォントには含まれておらず、多くのコンピューターでは打ち出すことができない文字である。なお、JIS X 0213では第四水準の2面80区34点に、UnicodeではU+3E68に定義されている。
[編集] 参考文献
笹原宏之『日本の漢字』p.68
[編集] 注
- ^ 横浜市:さかえの歴史:いざ鎌倉の道
- ^ 例:日経コンストラクション 2001/11/23号