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ヒュンダイ・サンタフェ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2023年式MX5型サンタフェ

サンタフェSanta Fe: 싼타페)は、韓国現代自動車が製造・販売するミドルサイズのSUV型の乗用車である。

初代 (2000年 - 2004年)

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サンタフェ
SM型
前期型 フロント
前期型 リア
後期型
概要
製造国 大韓民国の旗 韓国
ロシアの旗 ロシア
 エジプト
フィリピンの旗 フィリピン
販売期間 2000年 - 2006年
ボディ
乗車定員 5名
ボディタイプ 5ドアSUV
駆動方式 AWD
パワートレイン
エンジン ガソリン:
1.8/2.0/2.4L I4
2.7/3.5L V6
ディーゼル:
2.0L I4
変速機 5MT
4/5AT
車両寸法
ホイールベース 2,620mm
全長 4,500mm
全幅 1,820mm
全高 1,675mm
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概要

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プロジェクト名SM。ヒュンダイ・カリフォルニア・デザインセンターで、現地の顧客の好みに合うようにEF型ソナタプラットフォームをベースにSUV用に再設計・デザインした中型SUVで、現代自動車としては初となる独自開発したSUVでもある。ボディサイズはキア・スポーテージよりは大型でギャロッパーよりはやや小型。

当初はコードネーム名HCD-4のコンセプトカーとして開発されていた。当時のSUVの主流となっていたフレームボディではなくモノコックボディで開発され、セダンの快適性とSUVの安全性、MPVの多用性を考えたRV車で、車内を広くとり、クリアランプ、マフラーガーニッシュ2個などを採用して高級感を演出。韓国で初となるモノコックボディを採用したSUVである。

このモデルは、ヒュンダイ・カリフォルニア・デザインセンター初となる量産された車種となった。

流線型をデザインに多用した特徴的なデザインで発売直後に話題となり、モノコックボディの採用により乗り心地と安定性が改善された。

しかし、デザインが韓国や日本の乗用車とはかけ離れたもので、発売直前まで鄭夢九会長と反対があったが、デザインチームの熱意に負け量産化することとなったという。

また、当時はコンセプトカーのデザインがそのまま量産化されることは例がなかったため不安もあったが、競合車種より高い価格設定にもかかわらず、消費者の反応は良く、大統領表彰を受賞するなど、デザインで高評価を受けたことで、鄭夢九会長の考えも変わり1999年初代エクウス発売以来、新車発表会に出席していなかった鄭夢九会長が2005年の2代目サンタフェの新車発表会には出席。現在鄭夢九会長が最も愛着を持つ現代自動車の車種だという。

また、ヒュンダイ・ジェネシスクーペヒュンダイ・ツーソンアイオニック5もコンセプトカーのデザインがそのまま量産化されたモデルである。

このサンタフェのデザインは、初代ツーソンにも採用された。

ボディカラーは有彩色がメインであった。特に金色赤茶色が主力色であった。

当初は160馬力のV型6気筒デルタ2.7L DOHC LPGエンジン、北米輸出仕様車はV型6気筒シグマ3.5Lエンジンを搭載し、前輪駆動全輪駆動をラインナップする。LPGはトランク下部にボンベを搭載。なお、全輪駆動モデルはスペアタイヤとの部品干渉により前輪駆動モデルのみラインナップされた。

韓国では115馬力の2.0L Dエンジンがメインであった。ガソリンエンジン車は間もなく輸出仕様車のみとなり、LPG車は廃止された。

中国華泰汽車では、初代をライセンス生産C9として販売した。

歴史

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派生車種

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フライホイールの摩耗

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フライホイールに欠陥があり、特にMT車が深刻な状態であった。ドイツシェフラー社のシステムを使用したことが禍根とみられる。

なお、現代自動車はリコールはしなかった。

2代目 (2005年 - 2012年)

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概要

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サンタフェ
CM型
前期型 フロント
前期型 リア
後期型
概要
製造国 大韓民国の旗 韓国
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
 エジプト
マレーシアの旗 マレーシア
販売期間 2005年 - 2012年
デザイン ヒュンダイ・カリフォルニア・デザインセンター
ボディ
乗車定員 5名
ボディタイプ 5ドアSUV
駆動方式 AWD
パワートレイン
エンジン ガソリン:
1.5/2.0/2.4L I4
2.7/3.3/3.5L V6
ディーゼル:
2.0/2.2L I4
変速機 5/6MT
4/5/6AT
車両寸法
ホイールベース 2,700mm
全長 4,675mm
全幅 1,890mm
全高 1,725mm
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プロジェクト名CM。スタイリングはカリフォルニア州アーバインのヒュンダイ・カリフォルニア・デザインセンターが担当した。北米仕様車はソナタに続いてアラバマ州モンゴメリーのヒュンダイ・モーター・マニュファクチュアリング・アラバマ (HMMA) が生産する第2の車種となった。2011年式から起亜自動車ジョージア州ウェストポイントに建設したキア・モーターズ・マニュファクチュアリング・ジョージア (KMMG) へ生産を移管した。2009年から稼働した同工場はキア・ソレントを生産する[2]

先代同様流線型をデザインに多用。2代目はよりスタイリッシュになったと評価されたが、朝鮮日報は、フロントデザインがインフィニティ・FXに酷似している[3]と指摘し、中国黄海汽車のSUV「チション」のフロントデザインはCM型サンタフェに酷似しているとの報道もある[4]。なお、一部が類似しているだけで、実際その他のデザインはあまり似ていないためこの様な指摘はすぐになくなっていった。

韓国仕様車は当初先代よりも排気量と動力伝達効率が向上した153馬力の2.2L Dエンジンのみのラインナップだったが、2006年に韓国で発売されたGM大宇・ウィンストームの登場に伴い、ユーロ4基準に適合して改良された151馬力の2.0L Dエンジンをラインナップに追加し、2.2L ディーゼルエンジンは出力を172/175馬力に引き上げ、トランスミッションは5速ATと5速MTを搭載。

北米仕様車はV型6気筒2.7L デルタエンジン、およびV型6気筒3.5L ラムダエンジンのガソリンエンジンを搭載。

中央日報は、オーストラリアで幼児の運転手を前面に押し出したサンタフェのCMが問題となり、放送禁止処分を受けた、と報じた。

また、歴代モデルの中で一番生産期間が長いモデルである。

先代同様、デザインで高評価を受けた。また、キャンプの流行により、自家用車がセダンの消費者らがセカンドカーとして購入する消費者が多く、中古車市場でも人気がある。

歴史

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  • 2005年11月22日 - フルモデルチェンジを実施し韓国で発売。NF型ソナタのプラットフォームをベースに開発された。ボディサイズはコンパクトSUVであるツーソンが発売されたため、初代と比較して全長は175mm増、全幅は45mm増となった。3列目補助シートの位置を変更し、韓国車としては初となるバンパー一体型の後方警報装置を搭載。前輪懸架装置は先代と同様マクファーソンストラットで、後輪懸架装置はダブルウィッシュボーンベースのマルチリンクに変更された。
  • 2006年1月 - 北米モデルがデトロイトモーターショーにてデビュー。
  • 2008年 - モデルチェンジでは、サイドミラーリピーターを装備し、ウッドトリムが変更され、コスト削減を目的に読書灯、助手席で全ドアを制御できるロック装置などが廃止された。
  • 2009年7月 - マイナーチェンジを実施、直線をデザインに多用しサンタフェ・ザ・スタイルに車名を変更。2代目ソレントが搭載した2.0/2.2L Rエンジンをラインアップに追加するなど改良が加えられた。トランスミッションも6速MT/ATに変更。
  • 2009年9月 - 直列4気筒2.4L シータMPIエンジンをラインナップに追加。
  • 2009年10月 - V型6気筒2.7L ミューDOHC LPGエンジンを一時的にラインナップに追加。先代同様、LPG車はガスタンクがスペースを取るため前輪駆動のみの設定だった。また、2010年代当時は韓国のSUVはディーゼルエンジンの需要が高かったため、ガソリンエンジンは輸出仕様車のみに搭載され、LPGは廃止された。
  • 2011年7月5日 - ヘッドランプの車幅灯部分が白色に変更、前後ディフューザーやフロントグリルにクロームメッキが施され、ステアリングヒーター、運転席シートを通気性の良いものに変更するなど、多数の変更が加えられた2012年式が発売された。CMにはチャ・スンウォンが出演し、スタイリッシュさを強調した内容となっている。
  • 2014年8月1日 - フロントサスペンションのコイルスプリングが腐食し、コイルスプリングが折れて事故につながる恐れがあると、NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにした。リコール対象となるのは、米国で販売された2001年 - 2006年式の合計22万5000台。現代自動車はリコール対象車の顧客と連絡を取り、速やかにコイルスプリングを交換するリコール作業を行う予定である[5]

3代目 (2012年 - 2018年)

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サンタフェ
DM型
前期型
後期型
グランド サンタフェ (LWB)
概要
製造国 大韓民国の旗 韓国
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
 エジプト
マレーシアの旗 マレーシア
ロシアの旗 ロシア
アルジェリアの旗 アルジェリア
中華人民共和国の旗 中国
販売期間 2012年 - 2018年
デザイン ヒュンダイ・カリフォルニア・デザインセンター
ボディ
乗車定員 5名 (SWB)
7名 (LWB)
ボディタイプ 5ドアSUV
駆動方式 FF
AWD
パワートレイン
エンジン ガソリン:
2.0/2.4L I4
3.3L V6
ディーゼル:
2.0/2.2L I4
変速機 6MT
6AT
車両寸法
ホイールベース 2,700mm (SWB)
2,800mm (LWB)
全長 4,690mm (SWB)
4,905mm (LWB)
全幅 1,880mm
全高 1,680mm (SWB)
1,690mm (LWB)
その他
姉妹車 マックスクルーズ
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概要

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DM型サンタフェはショートホイールベース (SWB) 版とロングホイールベース (LWB) 版の2タイプがある。海外向けはSWB車が2列シート5人乗り、LWB車が3列シート7人乗りとなる。北米ではSWB車がサンタフェスポーツ、LWB車がサンタフェの名称で販売され、欧州などではSWB車がサンタフェ、LWB車がグランドサンタフェと称する。スタイリングは近年のヒュンダイ車同様に"fluidic sculpture"(流体の彫刻)に基づく。

エンジンは仕向け地により2種類の直列4気筒シータⅡエンジン(2.4L GDI、2.0L GDIターボ)とV型6気筒 3.3L GDIラムダエンジン(7人乗りのみ)、2種類の「e-VGT R」直列4気筒・直噴ディーゼルエンジン (2.0L、2.2L) が用意され、韓国市場は2種のディーゼルエンジンのみが採用される。トランスミッションはいずれも6速オートマチックトランスミッションとの組み合わせのみだが、2輪4輪駆動車ともに2.2Lディーゼルのみ6MTも設定される。

発売当時はボディカラーで赤色も選択可能だったが、2015年以降は選択不可となった(正確には2018年式のみ)。また、そしてこのボディカラーは4代目でラバオレンジとして復活した。

販売目標を2012年内は全世界で152,000台、うち韓国で42,000台、翌年以降は385,000台と設定している。韓国で15,000台が予約された。DM型サンタフェは6月にヨーロッパ、7月にアメリカ、10月に中国で発売[6]を予定する。ロングホイールベース版サンタフェの導入に伴い、ベラクルーズは2012年11月に海外向け製造を終了し[7]、韓国国内向けは2015年まで販売した。

2017年式はIIHSで新設された項目を除き満点で合格した。この項目でA評価を受けた車種は少なく、高評価となる。また、国内販売100万台記念のミリオンスペシャルエディションが登場(3代目のフルオプション仕様)。バーガンディのツートーンレザーシートに半光沢クロムのサイドミラーカバー、デュアルマフラー、専用ドアスポットランプ、スエード調の内装を採用し、全グレードに香水とセーフティロックを標準装備した。計器等のウェルカムサウンドとグッバイサウンドも従来とは異なり、HG型グレンジャーと同様なものに変更された。

歴史

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  • 2012年4月 - ニューヨーク国際オートショーにて3代目を世界初公開[8][9]
  • 2012年4月19日 - 韓国でSWB車を先行発表[10]。海外向けとは異なり7人乗りとなる。YF型ソナタのプラットフォームを流用し、サスペンションはマクファーソンストラット/セミトレーリングアームベースのマルチリンクに変更され、ソナタと同様のものとなった。
  • 2013年3月 - 韓国でLWB車をマックスクルーズとして発売。同時にブレンボ製ブレーキ、デュアルマフラー、専用ボディキットを選択可能のTUIXパッケージを追加。また、マックスクルーズは販売台数6万台超のヒット作となったが、一部車両で雨漏りが発生して無償修理を実施して保証修理期間を5年に延長した[11]
  • 2014年2月 - サイドミラーリピーターのデザイン変更、18インチツートンホイールのデザイン変更。
  • 2014年10月 - キア・UM型ソレントの発売に伴い商品改良を行い、カーナビゲーションオプション選択時に搭載されていたインフォテインメントを小変更、カーナビゲーションも従来の第3世代から第4世代に変更、電動パワーバックドアオプションを追加。
  • 2015年6月4日 - フェイスリフトを実施し、サンタフェ・ザ・プライムとして発売。デイライト、LEDリアコンビランプなど小変更が加えられた。ユーロ6に適合し、IIHSのスモールオーバーラップテストをクリアするため安全性を向上させ、2015年式ジェネシスに続き、韓国車として2番目にアドバンスドエアバッグを標準装備。また、ISG、アドバンストスマートクルーズコントロール、衝突被害軽減ブレーキなどがオプション設定された。また、2.2L Rエンジンと組み合わされていたMTは廃止された。
  • 2017年3月6日 - 北米仕様車の240馬力の2.0Lシータガソリン直接噴射ターボエンジンが韓国仕様車にも追加。複合燃費は前輪駆動が9.3km/L、四輪駆動が8.3km/L。同時にディーゼルエンジン車のリアのe-VGTフォントが2.0Dや2.2Dに変更された。

4代目 (2018年 - 2023年)

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サンタフェ
TM型
2018年販売型 フロント
2018年販売型 リア
2020年改良型
概要
製造国 大韓民国の旗 韓国
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
中華人民共和国の旗 中国
販売期間 2018年 - 2023年
ボディ
乗車定員 7名
ボディタイプ 5ドアSUV
駆動方式 FF
AWD
パワートレイン
エンジン 2.0/2.2/2.4L I4
変速機 8AT
車両寸法
ホイールベース 2,765mm
全長 4,770mm
全幅 1,890mm
全高 1,680mm
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概要

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プロジェクト名TM。先代で兄弟車にあったマックスクルーズは設定せず、2019年に発売されたパリセードが後継車種となった。

全長は先代と比較して70mm長くなり4,770mmとなった。2.0Lディーゼルエンジン、2.2Lディーゼルエンジン、2.0Tガソリンエンジンの3種類という点は従来と同じだが、8速ATが追加され、ディーゼルエンジン車は尿素SCRシステムに対応。R-MDPSが全グレード標準装備となった。

世界初となる安心降車アシストやリアシートリマインダー、アクティブセーフティなどの先進運転支援システムを標準装備した。ヴェロスターにも搭載されたサウンドハウンドが装備され、韓国のSUVとしては初となるヘッドアップディスプレイが装備され、高速走行支援道路システム、後方衝突被害軽減サポート/パーキングサポートブレーキ、先行車発進アラームという新技術を採用。四輪駆動オプションを選択した場合、HTRAC 4WDシステムがヒルディセントコントロールと共に搭載される。

競合車と比較して商品性、コストパフォーマンスなどが優れているという評価が多かった。また、唯一の競合車として挙げられるのはキア・ソレントである。

なお、一部ではソレントに搭載されている装備がサンタフェはオプション設定となっていることに不満を持つ消費者もいる。なお、フルオプションの場合はソレント、同社の高級セダンであるグレンジャーには設定されていないオプションも含まれる。

先代にはニーエアバッグなど合計7種類のエアバッグを装着していたが、4代目はニーエアバッグが廃止され合計6種類となった。

事前契約初日の事前契約数は8,192台で先代と比較して3倍近く増加し、9日までに10,981台を記録した。

計器等はUM型キア・ソレントルノーコリア・SM6ルノーコリア・QM6に類似しているという意見もある。

輸出仕様車は2.4L シータMPI、GDiエンジン、V型6気筒3.5LラムダMPIエンジンを搭載。

また、フェイスリフト後のザ・ニューサンタフェはメディア発表会は開催せず、事前契約なしで販売された。理由は、新型コロナウイルスの拡大に伴い、このような措置が取られたとみられる。

外観デザインは、フロントを除き全面的には肯定的な意見が多い。

歴史

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  • 2018年2月21日 - 発売。コナと共通のイメージでデザインされたフロントマスクを採用。近年の現代のデザインアイデンティティ「カスケーディンググリル」を採り入れている。室内は3列シート仕様に変更。
  • 2018年3月 - 販売台数13,076台を記録。これにより、15ヶ月間販売台数1位だったIG型グレンジャーを超え1位となった。
  • 2018年6月 - 先進運転支援システムや高級感を演出した特別仕様車「Inspiration(インスピレーション)」グレードを発売。フロントは専用のクロームメッキを採用したフロントグリル、通常モデルとは形状差別化したバンパー、スキッドプレート、従来のサンタフェは装着していなかったLEDフォグランプを装着。サイドはメタリックシルバーのサイドミラーカバー、19インチのスパッタリングホイールスパッタリングホイール、ボディ同色のサイドクラッディングを採用、リアはデュアルマフラーとスキッドプレートを新規採用。また、内装はブルゴーニュキルティングのナッパレザーを採用したシート、車両内装用スエードを採用することで高級感を演出。1列目に防音ガラスを採用して室内の静粛性を向上させ、コンチネンタルタイヤとパドルシフトを標準装備して運転性も向上させた。また、TUIXパッケージにジェネシス・G80に搭載されていたリヤシートエンターテインメントシステムと、パリセードに搭載されていた ALCON製6POTブレーキ、BBS製ホイールが追加された。
  • 2019年5月15日 - 2020年式発売。クロームグリルを全グレードに採用し、リアモニターをオプション設定、リモートスタートを標準装備、インスピレーショングレードの防音ガラスを2列目も採用。
  • 2019年12月 - 販売台数6,369台を記録。なお、韓国車における販売台数7,558台で3位のルノーコリア・QM6に超され、中型SUVカテゴリーでは2位となった。
  • 2020年6月30日 - フェイスリフトを実施し、ザ・ニューサンタフェとして発売。本来は6月8日に発売される予定だったが、自動車排出ガス規制および自動車騒音規制の適合により、6月17日に延期され、そこから現代・起亜車の不具合が次々発覚し、6月30日に延期された。外観デザインはパリセードと共通のイメージでデザインされた。テールランプは車体上部に設置され左右をラインでつなぐ、CN7型アバンテの様なH型のデザインとなった。カーナビゲーションも従来の8インチからOTAに対応する10.25インチのものとなり、従来のシフトロッドブーツがボタン式シフトレバーに変更された。フル液晶メーターがオプション設定され、交差点対向車注意喚起システムを搭載する前方衝突防止補助システム、車線維持支援システムなどを搭載する。ホイールベースは変更せず、全長は15mm延長した。ホイールサイズは18/19インチから18/20インチに変更され、ハイブリッド車は17/19インチを設定する。構造の関係で6人乗り(2-2-2)2列目独立シート仕様は発売されず、従来と同様5、7人乗りで発売された。従来のR 2.0L/2.2LディーゼルエンジンはNEW-R 2.2Lディーゼルエンジンに統一され、シータ-Ⅱ2.0Tガソリンエンジンもシータ-Ⅲ 2.5Tガソリンエンジンに変更となった。トランスミッションはガソリンエンジン車にはターボ、ディーゼルエンジン車には8速湿式DCT、ハイブリッド車には6速ATが搭載される。価格は2,975万ウォン(約339万9889円) - 4,212万ウォン(約481万3646円)で、グレードはプレミアム、プレステージ、カリグラフィーの3種類で構成される。
  • 2020年7月1日 - ザ・ニューサンタフェの契約開始。
  • 2020年11月2日 - ガソリンエンジン車を発売。
  • 2021年1月 - オーストラリア市場とアメリカ市場で発売。
  • 2021年第1四半期 - 北米でハイブリッド車を発売。
  • 2021年上半期 - 欧州でハイブリッド車を発売。
  • 2021年7月1日 - 韓国でハイブリッド車の事前予約を開始。
  • 2021年7月9日 - 韓国でハイブリッド車を販売開始。
  • 2021年8月 - オフロード車風デザインを取り入れたサンタフェXRTをアメリカで公開。なお、韓国の市場は小規模なため、発売されなかった。
  • 2021年12月6日 - 2022年式を発売。6人乗り仕様(2-2-2)がオプション設定された。ディーゼルエンジン車は強化された環境規制に適合するため排出ガス低減装置を搭載。出力は202馬力から194馬力に8馬力低下した。エクスクルーシブグレードに10.25インチのカーナビゲーション、フルオートデュアルエアコン、スマートパワーテールゲート、レインセンサーなどを標準装備した。プレステージグレードは後方衝突防止補助システム、安全降車補助、リヤシートリマインダーなどを標準装備し、カリグラフィーグレードは現代デジタルキー、ワイヤレス充電対応、220Vインバータを標準装備した。
  • 2022年9月20日 - 2023年式を発売。1列目にセンター/サイドエアバッグ、リヤシートリマインダーを搭載し、プレステージグレードはLEDテールランプとウインカーが標準装備された。同時に1/2列目の二重ガラス、パドルライト、内装ガーニッシュ、12.3インチのクラスター用のカラーLCDディスプレイ、電動パワーシート、運転席メモリーシート、HUD、デジタルキー、ワイヤレス充電対応のプレステージチョイスグレードが追加された。カリグラフィーグレードは、サラウンドビューカメラ、ブラインドスポットモニターを標準装備した。
  • 2023年7月 - 次期型の発売を控え、ハイブリッド車は同年7月21日までの契約分までのみの生産しとなる。韓国では12月までに約1,300台が販売された。なお、中国仕様車は継続生産・販売する。

中国仕様車

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  • 2018年11月 - 中国市場専売のサンタフェ・サンダーを発表。全長4,930mmで、サンタフェより全長とホイールベースを延長させたロングボディで、サイドとリアのデザインが異なる。内装もボタン式シフトレバーを搭載するなど違いがある。また、世界初となる指紋認証出入り・始動システムを搭載した。
  • 2019年4月13日 - 発売。
  • 2022年8月 - フェイスリフトを実施。フロントグリルとバンパー、テールランプが小変更され、全長は4,945mmと少し延長された。

5代目 (2023年 - )

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サンタフェ
MX5型
フロント
リア
内装
概要
販売期間 2023年 -
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車名

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「Santa Fe(サンタフェ)」は、アメリカ合衆国ニューメキシコ州北部に位置する都市「Santa Fe (サンタフェ)」に由来する。

脚注

[編集]
  1. ^ 박현정 (2016年8月3日). “「車はどうしてこうなったの、赤ちゃん…」釜山交通事故「急発進」の疑い” (朝鮮語). 2024年5月13日閲覧。
  2. ^ Kia confirms Hyundai Santa Fe to be produced alongside Sorento”. Autoblog (2010年8月31日). 2010年9月6日閲覧。
  3. ^ https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2006/01/06/20060106000073.html
  4. ^ https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2006/11/23/20061123000021.html
  5. ^ ヒュンダイのSUV サンタフェ、米国でリコール22万台…スプリングが腐食”. レスポンス(Response.jp) (2014年8月13日). 2024年5月13日閲覧。
  6. ^ Hyundai Aims to Sell Over 150,000 Santa Fe SUVs This Year, Close to 400,000 in 2013”. Carscoop (2012年4月19日). 2012年4月25日閲覧。
  7. ^ Scott Burgess (2012年4月4日). “Hyundai Veracruz to end production "around November," replaced by Santa Fe”. Autoblog. 2012年4月25日閲覧。
  8. ^ Hyundai Motor Unveils China-Exclusive Elantra at the 2012 Beijing Motor Show”. Hyundai Press Release (via Cisionwire) (2012年4月4日). 2012年4月25日閲覧。
  9. ^ Hyundai Reveals 2013 Santa Fe Sport and Santa Fe LWB for Seven at the New York Auto Show”. Carscoop (2012年4月4日). 2012年4月25日閲覧。
  10. ^ ベールを脱いだ現代自の新型「サンタフェ」…価格は?=韓国”. 中央日報 (2012年4月20日). 2013年3月25日閲覧。
  11. ^ “前代未聞だった現代自の欠陥新型車 雨漏り、燃費水増し…お粗末なクルマづくり”. 産経新聞 (産経新聞社). (2013年11月11日). https://web.archive.org/web/20131111054739/http://www.sankeibiz.jp/business/news/131111/bsa1311111131000-n1.htm 2013年11月16日閲覧。 
  12. ^ ヒュンダイ サンタフェ 新型のティザースケッチ…ジュネーブモーターショー2018で公開予定”. e燃費. 2024年5月14日閲覧。
  13. ^ ヒュンダイ サンタフェ 新型、グローバル主力SUVに4代目…ジュネーブモーターショー2018で発表へ”. レスポンス(Response.jp) (2018年3月2日). 2024年5月14日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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