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夢幻 (水樹奈々の曲)

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水樹奈々 > 作品 > 夢幻
「夢幻」
水樹奈々シングル
初出アルバム『IMPACT EXCITER
A面 夢幻
天空のカナリア
Dear Dream
STORIES
リリース
規格 マキシシングル
録音

2009年[1]
日本の旗 日本

  • aLIVE RECORDING STUDIO
  • Sony Music Studios Tokyo
  • azabu-O studio
  • WHITEBASE STUDIO
ジャンル J-POPアニメソング
時間
レーベル キングレコード(KICM-1294)
作詞・作曲 水樹奈々(作詞)
上松範康(作曲)
プロデュース 三嶋章夫
チャート最高順位
水樹奈々 シングル 年表
深愛
(2009年)
夢幻
(2009年)
PHANTOM MINDS
(2010年)
IMPACT EXCITER 収録曲
DRAGONIA
(7)
夢幻
(8)
夏恋模様
(9)
THE MUSEUM II 収録曲
深愛
(5)
夢幻
(6)
PHANTOM MINDS
(7)
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夢幻」(むげん)は、水樹奈々の楽曲。彼女の20枚目のシングルとして2009年10月28日キングレコードから発売された。

概要

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水樹奈々のシングル作品としては、3作目となる日本語タイトル。また、前作「深愛」に続いての漢字のみのタイトル。シングルのタイトルにちなみ、収録曲全ての歌詞あるいはタイトルに「ムゲン」と読む単語(「夢幻」あるいは「無限」)が入っている。

STARCAMP EP」以来、2作目の4曲All A-sideシングル。初回製造盤は"特製ネイビーケース仕様"となり、2009年12月4日5日に新宿ミラノ1で開催された発売記念イベント『LIVE DIAMOND×FEVER 先行オールナイト上映会』の参加抽選シリアルナンバーカードが封入されている。収録曲4曲全てにタイアップが付いている。

2009年11月1日に放送されたNHK総合MUSIC JAPAN』で「夢幻」をテレビ初披露した。なお、これは2009年10月NHKホールにてライブ収録されたものである。

2009年11月9日オリコンウィークリーチャートにて3位を[2][3]、デイリーでも最高2位を獲得した[4]。同チャートでのトップ10入りは9作連続、通算10作目となった[2][3]

収録曲

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  1. 夢幻 [4:22]
    作詞:水樹奈々、作曲:上松範康Elements Garden)、編曲:藤田淳平(Elements Garden)
    テレビアニメ『WHITE ALBUMオープニングテーマ
    アニメロミックス』TV-CMソング
    前作『深愛』に続いて、タイアップ作品『WHITE ALBUM』のイメージで書き下ろされているが[5]、前作とは対照的なイメージで作り上げられている[5]
    『WHITE ALBUM』の時代設定[注 1]である1986年ごろの歌謡曲を意識した表現を取り入れている[6]
    水樹自身は、恋の炎が燃え盛るイメージと表現している[5]。なおタイトルは、夢幻無限掛詞となっている[5]
  2. 天空のカナリア [4:02]
    作詞:Hibiki、作曲・編曲:加藤裕介
    OVAテイルズ オブ シンフォニア THE ANIMATION テセアラ編』オープニングテーマ
    タイアップの『テイルズ オブ シンフォニア』と、水樹が同作品で演じているコレット・ブルーネルのイメージで書き下ろされた[7]。楽曲の制作を依頼するにあたり、水樹自身が作詞家や作曲家に対し、『テイルズ オブ シンフォニア』やコレットに対する熱い想いや、楽曲のイメージを伝えたという[8]
    タイトルは、前述のコレットが劇中で対峙する事となる過酷な運命とリンクするよう決められ、タイトルの中に登場する『カナリア』は、『歌を忘れたカナリヤ』からのインスピレーションを受けている[7]。ファンタジックな曲調に合わせ、ティンパニなど、これまで水樹の曲では使用していなかったような楽器を多用している[7]
  3. Dear Dream [4:04]
    作詞・作曲:しほり 編曲:齋藤真也・IPEMOTO
    TBSテレビ番組『カード学園エンディングテーマ
    収録される4曲中、収録が最も早く決定した楽曲[8]。ライブで観客と一緒に歌うことをイメージして歌われた[9]
    水樹曰く、直球ど真ん中な応援ソング[8]。水樹自身は「1・2曲目とがらりと世界を変えるため、底抜け明るい楽曲を選んだ」と語っている[8]
  4. STORIES [4:14]
    作詞:神田怜鴎・斉田和典、作曲:サイトウヨシヒロ、編曲:古川貴浩
    日本テレビ系列第27回 杜の都 全日本大学女子駅伝』イメージソング
    新規に書き下ろされた約60曲の候補曲の中から選ばれた[10][11]
    杜の都 全日本大学女子駅伝』とのタイアップにあたり、同大会の過去3回の大会の記録映像を見て、走る女のイメージを作り上げたという[12]。『杜の都 全日本大学女子駅伝』とのタイアップは日本テレビからのオファーで実現されたものであり[10]、楽曲の選定作業には日本テレビのスタッフも関与している[11]
    水樹自身は、「スポーツの秋の爽やかな空気を感じられる、透明感のある曲」と表現しており[11]、「出場するランナーの背中を押せるようなイメージで歌った」と語っている[12]

演奏参加

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全曲
「夢幻」
「天空のカナリア」
  • ギター:増崎孝司DIMENSION
  • ストリングス:クラッシャー木村ストリングス
  • その他全ての音源、プログラミング:加藤裕介
「Dear Dream」
「STORIES」
  • 全ての音源、プログラミング:古川貴浩

収録作品

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曲名 収録作品名 作品種類 発売日 備考
夢幻 IMPACT EXCITER オリジナルアルバム 2010年7月7日 8thオリジナルアルバム
THE MUSEUM II ベストアルバム 2011年11月23日 2ndベストアルバム
NANA CLIPS 5 DVD 2010年10月27日 5thPV集
NANA MIZUKI LIVE GAMES×ACADEMY 2010年12月22日 9thライブ・ビデオ
NANA MIZUKI LIVE CASTLE×JOURNEY -QUEEN- 2012年5月2日 11thライブ・ビデオ
天空のカナリア NANA MIZUKI LIVE GRACE -ORCHESTRA- 2011年10月5日 10thライブ・ビデオ
NANA MIZUKI LIVE GRACE -OPUS II-×UNION 2013年5月1日 12thライブ・ビデオ
NANA CLIPS 5 2010年10月27日 5thPV集-テイルズ オブ フェスティバル 2010@パシフィコ横浜国立大ホール より
Dear Dream NANA MIZUKI LIVE GAMES×ACADEMY 2010年12月22日 9thライブ・ビデオ
NANA MIZUKI LIVE CIRCUS×CIRCUS+×WINTER FESTA 2014年5月28日 13thライブ・ビデオ
STORIES
NANA MIZUKI LIVE CASTLE×JOURNEY -KING- 2012年5月2日 11thライブ・ビデオ

脚注

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注釈

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  1. ^ アニメ等のリメイク版の場合。オリジナル版は1990年代となっている。

出典

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  1. ^ nanaparty(水樹奈々) (2009年9月28日). “真夜中のTDスタジオにて☆”. 水樹奈々 公式ブログ. 2009年10月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年11月3日閲覧。
  2. ^ a b c 立山夏行 (2009年11月3日). “水樹奈々:20枚目のシングル「夢幻」がオリコン3位に 9枚連続のトップ10入り”. まんたんウェブ. 毎日新聞. 2009年11月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年11月3日閲覧。
  3. ^ a b c The Natsu Style (2009年11月03日 08:18). “その他、09/11/09付オリコン週間シングルチャートを詳細分析!”. The Natsu Style. 2009年11月3日閲覧。
  4. ^ The Natsu Style (2009年11月02日 01:05). “09/10/31(土)付デイリーチャート速報:水樹奈々がデイリー2位へ上昇、トップ3で唯一売上回復”. The Natsu Style. 2009年11月3日閲覧。
  5. ^ a b c d 文化放送水樹奈々 スマイルギャング』第391回放送より(2009年9月27日放送分)。
  6. ^ 文化放送『リッスン? 〜Live 4 Life〜』2009年10月20日放送分より。
  7. ^ a b c 文化放送『水樹奈々 スマイルギャング』第393回放送(2009年10月11日放送分)より。
  8. ^ a b c d TOKYO-FM水樹奈々のMの世界』2009年10月23日放送分より。
  9. ^ bayfmON8』2009年10月29日放送分より。
  10. ^ a b “水樹奈々が女子大生ランナー応援ソング”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2009年10月10日). https://web.archive.org/web/20091012020040/http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20091010-OHT1T00007.htm 2009年10月11日閲覧。 
  11. ^ a b c 文化放送『水樹奈々 スマイルギャング』第394回放送(2009年10月18日放送分)より。
  12. ^ a b “声優水樹奈々が全日本大学女子駅伝ソング”. nikkansports.com (日刊スポーツ). (2009年10月10日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20091010-553932.html 2009年10月11日閲覧。 

外部リンク

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