1994年の文学
表示
1994年 こちらもご覧下さい |
---|
社会 |
政治 経済 法 労働 教育 交通 |
文化と芸術 |
文学 芸術 音楽 映画 日本公開映画 出版 日本のテレビ ラジオ |
スポーツ |
スポーツ 野球 サッカー 相撲 バレー バスケ 自転車競技 日本競馬 |
科学と技術 |
科学 気象・地象・天象 台風 道路 鉄道 航空 |
地域 |
日本 日本の女性史 |
各年の文学 |
1984 1985 1986 1987 1988 |
1989 1990 1991 1992 1993 |
1994 1995 1996 1997 1998 |
1999 2000 2001 2002 2003 |
■ヘルプ |
1994年の文学(1994ねんのぶんがく)は、1994年(平成6年)の文学についてまとめた記事である。
できごと
[編集]- 1月12日 - 第110回芥川龍之介賞・直木三十五賞(1993年下半期)の選考委員会開催。
- 10月13日 - 大江健三郎がノーベル文学賞を受賞。
- 11月3日 - 文化勲章が大江健三郎に対し発令される。大江はこれを辞退した。
賞
[編集]芥川賞・直木賞
[編集]- 第110回(1993年下半期)
- 第111回(1994年上半期)
その他の賞
[編集]- 谷崎潤一郎賞(第30回) - 辻井喬『虹の岬』
- 泉鏡花文学賞(第22回) - 該当作なし
- 群像新人文学賞(第37回) - 阿部和重『生ける屍の夜』
- 野間文芸新人賞(第16回) - 竹野雅人『私の自叙伝前篇』
1994年の本
[編集]小説
[編集]- 阿部和重 『アメリカの夜』(講談社)
- 安部公房・安部真知『飛ぶ男』(新潮社)
- 小川国夫 『悲しみの港』(朝日新聞社)
- 奥泉光 『石の来歴』(文藝春秋)
- 鷺沢萠 『大統領のクリスマスツリー』(講談社)
- 中島らも 『永遠も半ばを過ぎて』(文藝春秋)
- 坂東眞砂子 『蛇鏡』(マガジンハウス)
- 村上春樹 『ねじまき鳥クロニクル 第1部・第2部』(新潮社)
- 吉本ばなな『アムリタ』(福武書店)
その他
[編集]- 上野千鶴子 『近代家族の成立と終焉』(岩波書店)
- 中島梓 『あずさの元禄繁昌記』(読売新聞社)
- ナンシー関 『小耳にはさもう』(朝日新聞社)
- 群ようこ 『本棚から猫じゃらし』(新潮社)
- 村上春樹 『やがて哀しき外国語』(講談社)
死去
[編集]- 1月30日 - ピエール・ブール、フランスの小説家。81歳没。
- 3月9日 - チャールズ・ブコウスキー、米国の詩人・作家。73歳没。
- 3月26日 - 山口誓子、京都市出身の俳人。高浜虚子に師事した。92歳没。
- 3月28日 - ウジェーヌ・イヨネスコ、フランスで主に活躍したルーマニア出身の劇作家。84歳没。
- 4月16日 - ラルフ・エリソン、米国の小説家・評論家。80歳没。
- 5月17日 - 村松剛、日本の文芸評論家、フランス文学者。65歳没。
- 5月22日 - 廣松渉、日本の哲学者。60歳没。
- 7月26日 - 吉行淳之介、岡山県出身の小説家。70歳没。
- 8月14日 - エリアス・カネッティ、ブルガリア出身のユダヤ人作家・思想家。1981年にノーベル文学賞を受賞した。89歳没。
- 8月23日 - パオロ・ヴォルポーニ、イタリアの詩人・小説家。70歳没。
- 9月23日 - ロバート・ブロック、米国の小説家。77歳没。
- 10月9日 - 飯沢匡、日本の劇作家・演出家。85歳没。
- 10月21日 - 生田耕作、京都市出身のフランス文学者。70歳没。
- 11月20日 - 福田恆存、日本の評論家・翻訳家。82歳没。
- 11月23日 - ジュリアン・シモンズ、イギリスの推理作家・詩人。82歳没。