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2024年の文学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

2024年の文学(2024ねんのぶんがく)では、2024年世界の文学に関する出来事について記述する。

2023年の文学 - 2024年の文学 - 2025年の文学


受賞

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全世界、全ての言語
  • ノーベル文学賞
2024年のノーベル文学賞は、韓江(ハン・ガン)に授与された。受賞理由は「ハン・ガン氏の力強く詩的な散文体の文章は歴史的な心の傷と向き合いつつ、人間のもろさをあらわにしている。彼女はすべての作品を通して、心と体や、生と死の関係についてユニークな意識を持っていてそれゆえに、彼女の詩的で実験的な文体は現代の散文文学における革新的存在といえる」とされた[1]
ヨーロッパ
英語圏
フランス語圏
スペイン語圏
台湾
受賞理由は、『台湾漫遊録』の英語訳が台湾の文学作品として初めて全米図書賞翻訳文学部門を受賞した快挙。
日本国内
児童文学賞
ヤーニッシュは読み手の想像力にゆだねるような短編物語の名手であり、作品の多くにユーモアがあり、なかには理屈を超えたものもあるが、そこには哲学的な要素があり、それがしばしば作品の深さにつながっている。簡潔な文章に意味がこめられており、「少ないほうがより豊かである」という言葉がまさにふさわしい作家。その作品に普遍性があり、あらゆる場所の子どもと大人を魅了する。
創作のほか、朗読のイベントや、子どもや大人に向けた文学と創作のワークショップなども行い、障がいのある子どもたちの創作ワークショップも手がけている[2]

日本国内の出来事

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脚注

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  1. ^ 2024年のノーベル文学賞に、韓国の作家 ハン・ガン氏”. NHK. 2025年6月11日閲覧。
  2. ^ 2024年国際アンデルセン賞受賞者決定”. 国際こども図書館. 2025年6月11日閲覧。
  3. ^ “芥川賞に九段理江さん、直木賞は河崎秋子さん&万城目学さんW受賞 加藤シゲアキ受賞ならず”. Sponichi Annex. (2024年1月17日19時10分). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2024/01/17/kiji/20240117s00041000404000c.html 2024年1月17日閲覧。  {{cite news}}: |date=の日付が不正です。 (説明)
  4. ^ “本屋大賞に宮島未奈さん「成瀬は天下を取りにいく」大津市舞台の小説”. 朝日新聞デジタル. (2024年4月10日14時25分). https://www.asahi.com/articles/ASS4B1QCXS4BUCVL01TM.html?iref=pc_ss_date_article 2024年4月10日閲覧。  {{cite news}}: |date=の日付が不正です。 (説明)
  5. ^ “芥川賞に朝比奈秋さん、松永K三蔵さん 直木賞は一穂ミチさん”. 朝日新聞デジタル. (2024年7月17日18時41分). https://www.asahi.com/articles/ASS7K12N2S7KUCVL001M.html?iref=pc_ss_date_article 2024年7月17日閲覧。  {{cite news}}: |date=の日付が不正です。 (説明)

関連項目

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