西鋭夫

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西鋭夫
人物情報
生誕 1941年(80 - 81歳)
大阪
国籍 日本
出身校 関西学院大学、ワシントン大学大学院
学問
活動地域 日本、アメリカ
研究分野 国際政治学、政治教育学、日米関係
学位 博士(国際政治・教育学)
主な業績 Unconditional Democracy: Education and Politics in Occupied Japan, 1945-1952, Hoover Institution Press(1982)
公式サイト
https://in.prideandhistory.jp/cpp_nihoov_you1
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西 鋭夫(にし としお、1941年(昭和16年)[1]- )は、日本出身でアメリカ在住の国際政治・教育学者・歴史研究者。

スタンフォード大学フーヴァー研究所リサーチフェロー。専門は日米関係、占領史、日本近代史。

経歴[編集]

1941年12月大阪生まれ。 関西学院大学文学部卒業後、ワシントン大学大学院に学ぶ。同大学院で修士号と博士号取得(国際政治・教育学博士)。

J・ウォルター・トンプソン広告代理店に勤務後、1977年よりスタンフォード大学フーヴァー研究所博士号取得研究員。

1985年以降、麗澤大学国際経済学部教授日本大学大学院総合科学研究科教授、日本大学国際関係学部教授等を歴任。

2016年1月、フーヴァー研究所で初めて日本人が創立した冠講座「Tadahiro Ogawa Endowed Chair」(小川忠洋研究基金)を設立。

現在(2022年1月)は、スタンフォード大学フーヴァー研究所所属である他[2][3]モラロジー研究所特任教授、滋慶学園教育顧問等を務める[4][5][6]

人物[編集]

1968年、ワシントン大学大学院にて修士号を取得後、1968年から1971年までジェイ・ウォルター・トンプソン・ジャパンに勤務[7]

その後、大学に戻り、博士号学位論文(Politics of Freedom : American Occupation of Japan, 1945-1952)を執筆。

同論文は、フーヴァー研究所シニアフェローラモン・マイヤーズ[8] から評価され、同研究所からの招聘を受ける[7]。これを機に、日本占領期における研究調査の視野を広げ、トルーマン大統領図書館、マッカーサー記念図書館にて、歴史資料の発掘に努める[7][9]

トルーマン図書館財団からは学術奨学金を受賞。

第2次世界大戦及びGHQによる日本占領における一次資料の分析で知られる[7]

フーヴァー図書館[10] が所有する米国の日本占領期間(1945-1952)中の重要文書・資料などの調査を行い、その成果をUnconditional Democracy: Education and Politics in Occupied Japan, 1945-1952 (Hoover Institution Press, 1982; reissued in 2003)や『國破れてマッカーサー』(中央公論社、1998年)にまとめた。

前者はフーヴァー・クラシックス(Hoover Classics)として現在も販売[7]されており、教科書として扱う米国の大学もある。

2010年頃より米国での研究調査活動から日本国内にも活動の軸足を移す。

東日本大震災とその後の日本社会のあり方に言及した論文 “Fukushima: Three Years Later”(March 13, 2014)[11] や "At Fukushima, Still More Heat than Light"(July 7, 2017)[12] などを発表。

博士号を取得して10日後にCIAからスカウトを受けるが「私が日本を裏切れるなら、将来アメリカも裏切る。CIAはそんな人間を雇うべきではない」と拒否。

「リアル・ラストサムライ」の異名を持つと主張している。

レーガン元大統領やライス国務長官など米国首脳との交流をはじめ、日米財政界に太いパイプを持つ。

海軍大学、マッカーサー記念図書館、トルーマン大統領図書館、全米各所での講演活動多数。ハーヴァード大学やMITなど世界最高峰の大学との共同研究会でゲストスピーカーとして登壇。

スタンフォード大学フーヴァー研究所を日本に招聘し、日本の大学との共同シンポジウムを2度企画し総合司会を務める。

主な著作[編集]

英語[編集]

  • “The Voluntary Abstention Principle and Japan: Some Legal and Political Implications,”Natural Resources Journal, Vol.11, No.4, 1971, pp.657-673.
  • Unconditional Democracy: Education and Politics in Occupied Japan, 1945-1952, Hoover Institution Press, 1982 (reissued in 2004).
  • “Japan’s Last Stand in the 21st Century,”ASIA PROGRAM SPECIAL REPORT, Woodrow Wilson Center, No.119, 2004, pp.16-20.
  • “On the Cesium Road,” Hoover Digest: Research and Opinion on Public Policy, Hoover Institution, No.2, 2012.
  • “The New Japanese Nationalism,” Defining Ideas, A Hoover Institution Journal, Dec. 19, 2012.
  • “Fukushima: Three Years Later,” Defining Ideas, A Hoover Institution Journal, Mar. 13, 2014.
  • "At Fukushima, Still More Heat than Light," Hoover Digest, Hoover Institution, July 7, 2017.

日本語[編集]

脚注・出典[編集]

  1. ^ 西鋭夫の新説・明治維新 - プライド&ヒストリー公式サイト
  2. ^ 同研究所は、スタンフォード大学の初代卒業生(1895年卒)で第31代大統領ハーバート・フーヴァーにより、1919年、スタンフォード大学内に創設された公共政策を専門とするシンクタンクである。正式名称はHoover Institution on War, Revolution and Peace(フーヴァー戦争・革命・平和研究所)。創設に際し、ハーバート・フーヴァーはスタンフォード大学に50,000ドル(1919年当時)を寄付した他、同大学の評議会に対して研究所の理念を声明として発表した。同研究所はスタンフォード大学の一ユニットでありながら、独自の運営主体・評議会等を有するという特別な形態をとっている。
  3. ^ Hoover Fellows, Hoover Institution(http://www.hoover.org/fellows<meta />)(2016年12月5日アクセス)
  4. ^ “Toshio Nishi,” Fellows, Hoover Institute (http://www.hoover.org/profiles/toshio-nishi) (2015年8月7日アクセス)
  5. ^ 「日本大学教員紹介ページ」 (http://www.nihon-u.ac.jp/arish/prof/prof_h_nishi.html
  6. ^ 「滋慶学園ニュース『グループの日本語学校、東洋言語学院4月入学式 日本に賭ける16カ国167名の留学生を地域や企業の人たちが激励』」 (http://www.jikeigroup.net/news/20150415_8608.html )(2015年8月7日アクセス)
  7. ^ a b c d e "Toshio Nishi Returns to Hoover Institution As The Tadahiro Ogawa Fellow," Hoover Institute。(2016年3月10日アクセス)
  8. ^ ラモン・マイヤーズ博士については、“Ramon H. Myers,” Fellows, Hoover Institute (http://www.hoover.org/profiles/ramon-h-myers ) (2016年3月10日アクセス)
  9. ^ 詳細については「スタンフォード大学フーヴァー研究所」西鋭夫公式HP:PRIDE and HISTORY :Another History Not Written By Winners (http://www.prideandhistory.jp/book-archive/book1/first/000008.html )(2015年8月8日アクセス)
  10. ^ フーヴァー図書館はフーヴァー研究所に含まれる
  11. ^ 本稿については “Fukushima: Three Years Later,” Defining Ideas, A Hoover Institution Journal, Hoover Institution (http://www.hoover.org/research/fukushima-three-years-later) より閲覧可能。
  12. ^ “At Fukushima, Still More Heat than Light” (英語). Hoover Institution. https://www.hoover.org/research/fukushima-still-more-heat-light 2018年4月1日閲覧。 

外部リンク[編集]