百地章

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百地 章
生誕 (1946-10-04) 1946年10月4日(71歳)
研究分野 法学憲法学
研究機関 日本大学
出身校 静岡大学学士
京都大学修士博士
プロジェクト:人物伝

百地 章(ももち あきら、1946年[1]10月4日[要出典] - )は、日本法学者専攻憲法学日本大学名誉教授[2]国士舘大学特任教授[3]

経歴[編集]

静岡県[1]周智郡森町[要出典]出身。

静岡大学では「生長の家学生会全国総連合」で民族派学生運動に関与[5][6]全日本学生文化会議の結成にも関与し第1回大会「日本の文化と伝統を護る学生の集い」を運営した。安倍晋三のブレーンの一人[6]

日本会議の政策委員を歴任[7]谷口雅春先生を学ぶ会機関誌「谷口雅春先生を学ぶ」の編集人なども務めた[8]「21世紀の日本と憲法」有識者懇談会(民間憲法臨調)事務局長[9]

主張[編集]

  • 皇位継承問題に関しては、男系による皇統護持を主張し、女系となる女性宮家創設の動きを批判している[10]
  • 国旗国歌問題では教職員組合の反対を“妨害活動”と批判している[11]
  • 憲法改正論議においては改憲の立場をとる[12][13][14][15]
    • 天皇は「君主」であり「元首」であることを憲法に明記するべき、としている[16]
    • 自衛隊軍隊とするよう憲法を改正するべき、としている[16]
  • 平和安全法制についても西や浜谷英博長尾一紘と共に合憲の立場を採る[17]
  • 選択的夫婦別姓制度に反対。「家族の絆と一体感を破壊し、家族を崩壊させかねない」などと述べている[18]。1996年には、選択的夫婦別姓制度導入に反対する「夫婦別姓に反対し家族の絆を守る国民委員会」の呼びかけ人を務めた[19]
  • 天皇の発言について、「憲法が天皇の政治への関与を禁じている中で、陛下の言葉や考えそのままに政治が動いていいのかという疑問がある。」などと述べている[20]

批判[編集]

  • 菅野完は百地の女性宮家反対論について、その根幹にあるのは女性に対する蔑視だとしている[21]
  • 小林よしのりは、百地の女性宮家反対論について、「妄想の世界に生きている」と批判している[22]

所属学会[編集]

社会的活動[編集]

著書[編集]

  • 『憲法と政教分離』(成文堂1991年
  • 『政教分離とは何か 争点の解明』(成文堂、1997年
  • 『靖国と憲法』(成文堂、2003年
  • 『憲法の常識 常識の憲法』(文藝春秋文春新書]、2005年
  • 『「人権擁護法」と言論の危機―表現の自由と自由社会を守れ!』(明成社ブックレット、2008年)
  • 『新版 外国人の参政権問題Q&A』(明成社ブックレット、2009年、改訂版2010年
  • 『憲法と日本の再生』(成文堂、2009年)
  • 『女子の集まる憲法おしゃべりカフェ』(明成社ブックレット、2014年、監修)

共著[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b “護憲学者は「思考停止」 安保法制「合憲」百地教授が明かす憲法学界の実態”. 産経ニュース (産経新聞社). (2015年6月12日). http://www.sankei.com/politics/news/150612/plt1506120009-n1.html 2017年10月6日閲覧。 
  2. ^ a b c d e f g h i 教員情報検索”. 日本大学. 2016年4月11日閲覧。
  3. ^ a b 第61講 百地章先生 自治基本条例と外国人参政権”. 中高生のための国民の憲法講座. 産経新聞 (2014年8月30日). 2016年4月11日閲覧。
  4. ^ 学術研究データベース
  5. ^ 「日本会議、改憲の先に目指す社会 『親学』にじむ憲法観」、朝日新聞、2016年6月17日。
  6. ^ a b 「(日本会議研究)憲法編:下 家族尊重、条文明記を主張」朝日新聞、2016年3月25日。
  7. ^ 大日本帝国憲法発布120年記念 新春対談「日本の国柄を考える」 竹田恒泰(慶應義塾大学講師)× 百地章(日本大学教授)」、『代々木』平成21年新年号、明治神宮崇敬会2015年6月20日閲覧。
  8. ^ 谷口雅春先生を学ぶ、創刊号、発行:谷口雅春先生を学ぶ会、2002年9月27日発行
  9. ^ 役員一覧 「21世紀の日本と憲法」有識者懇談会
  10. ^ “【正論】日本大学教授・百地章 男系重視と矛盾する「女性宮家」”. 産経新聞 (産業経済新聞社). (2012年3月2日). http://sankei.jp.msn.com/life/news/120302/imp12030203170001-n1.htm 2012年9月26日閲覧。 
  11. ^ 産経新聞『正論』「国旗・国歌問題への誤解を正す」2007年2月18日付
  12. ^ “【正論】日本大学教授・百地章 「憲法改正」託せる人物を選ぼう”. 産経ニュース (産経新聞). (2013年7月19日). http://www.sankei.com/politics/news/130719/plt1307190049-n1.html 2015年6月20日閲覧。 
  13. ^ “【正論】憲法改正へ積極的議論の時だ 日本大学教授・百地章”. 産経ニュース (産経新聞). (2014年12月18日). http://www.sankei.com/column/news/141218/clm1412180001-n1.html 2015年6月20日閲覧。 
  14. ^ “【正論】安易な先送り避け憲法改正急げ 日本大学教授・百地章”. 産経ニュース (産経新聞). (2015年3月13日). http://www.sankei.com/column/news/150313/clm1503130001-n1.html 2015年6月20日閲覧。 
  15. ^ “【正論】緊急事態条項で改憲の発議を 日本大学教授・百地章”. 産経ニュース (産経新聞). (2015年5月4日). http://www.sankei.com/column/news/150504/clm1505040001-n1.html 2015年6月20日閲覧。 
  16. ^ a b 第982回武藤記念講座講演
  17. ^ 産経新聞、2015年10月30日
  18. ^ 産経新聞、2015年2月28日
  19. ^ 「日本会議、夫婦別姓に反対 『タテの流れから遮断』」、朝日新聞、2016年6月19日。
  20. ^ 沖縄タイムス、2016年8月9日
  21. ^ 月刊日本、2016年10月号
  22. ^ 妄想の世界に生きる百地章、小林よしのり、2016年8月22日
  23. ^ 千葉県の教育を元気にする有識者会議 委員名簿 (PDF)

外部リンク[編集]