日本女子オープンゴルフ選手権競技

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Golf pictogram.svg日本女子オープンゴルフ選手権競技
Nuvola apps kolf.svg トーナメント情報
創設 1968年
開催地 千葉県(2018年)[1]
開催コース 千葉カントリークラブ野田コース(2018年)[1]
基準打数 Par72(2018年)[2]
ヤーデージ 6,677ヤード (6,105 m)(2018年)[1]
主催 公益財団法人日本ゴルフ協会
ツアー 日本女子プロゴルフ協会(公式戦)
競技方法 ストロークプレー
賞金総額 1億4000万円(2018年)[1]
開催月 9月もしくは10月
Nuvola apps kolf.svg 最高記録
最少打数 268 日本の旗 畑岡奈紗(2017年)[3]
通算スコア -20 日本の旗 畑岡奈紗(2017年)[3]
Nuvola apps kolf.svg 最新優勝者
大韓民国の旗 柳簫然(2018年)[1]
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日本女子オープンゴルフ選手権競技(にほんじょしオープンゴルフせんしゅけんきょうぎ)は、毎年秋季(10月)に開催される日本女子プロゴルフメジャー大会の1つである。日本ゴルフ協会主催競技でもある。

概要[編集]

大会の歴史は1968年TBS女子オープンとしてスタートした。この年の優勝者は、後に全米女子プロゴルフ選手権で優勝した樋口久子だった。彼女はこの時「23歳60日」で初代優勝者になっている。1971年からは主催者をJGAに移管。大会名も日本女子オープンに改称した。以来日本のトッププロとトップアマチュアが出場し、日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯とならぶビッグイベントに成長した。

2005年度の第38回大会では宮里藍が大会最年少の「20歳3ヶ月」で初優勝を飾った。この時の最終日には2万人余のギャラリーが観戦に訪れたが、これは日本女子ゴルフ史上でも最多観客動員の記録となった。

年によっては出場者のレベルが海外メジャー大会とほぼ同様のレベルになることもあり、2012年の大会はこの年の海外メジャー大会の優勝者が全員出場したほか、当時の世界ランキングの上位10人中7人が出場。大会史上最高レベルの大会になった。2013年以降は同時期に中国北京でレインウッドLPGAクラシックが行われたため、USLPGAメンバーはほとんど出場されなかった。

大会は毎年開催する都道府県を変えて4日間72ホールのストローク・プレーで開催され、以下の選手に出場資格が与えられる。なお2005年の賞金総額は7000万円、優勝賞金は1400万円だったが2006年以後は賞金が一気に倍増、賞金総額1億4000万円・優勝賞金は2800万円と女子ツアーでは破格のビッグマネーとなった。また、優勝選手にはチャンピオンブレザー(AOKI提供)、JGA女子オープン杯、NHK杯内閣総理大臣杯が授与されるほか、副賞としてJGAオフィシャルスポンサーNECよりLAVIE(2016年はHybrid Zeroが贈られる予定だったが、アマチュア優勝のため授与はなし)、さらに3年間のシード権が与えられる。(3年間シード権はJLPGAツアーメンバーのみに与えられて、優勝時にJLPGA非ツアーメンバーやアマチュアの場合はツアーメンバーに登録されても1年間となる。しかし当競技に関しては下記の資格のとおり10年間のシードが与えられる) またローアマチュアにはJGAローアマチュア杯とNHKローアマチュア杯が贈られる。

大会の模様は共催のNHKが放送している。

出場資格[編集]

2016年より

  • 前年度の日本女子プロゴルフ協会公認試合における賞金ランキング上位30選手
  • 今年度の同ツアー公認試合(8月のCAT Ladiesまで)の賞金ランキング上位30選手
  • 前年度の当大会翌週から今年度の前週までの日本女子プロゴルフ協会ツアー競技優勝者
  • 今年7月11日時点のロレックスランキング上位20名
  • 前年度の当大会の成績上位15位の選手
  • 当大会の過去10年の歴代優勝者及び日本女子プロゴルフ選手権大会の過去5年の歴代優勝者
  • 当年度の日本女子アマチュアゴルフ選手権競技の優勝者 (2015年までストロークプレーメダリストとマッチプレー準決勝進出者)
  • 前年度当大会のローアマチュア
  • 当年度のアマチュア国際大会の日本代表出場選手(2016年はエスピリトサントトロフィー世界女子アマチュアゴルフチーム選手権が該当)
  • 当大会の最終予選会の通過者
  • その他日本ゴルフ協会が特別に承認した選手(2012年のヤニ・ツェンと2015年の不動裕理はこの資格で出場)

歴代優勝者[編集]

開催回 開催時期 優勝者 開催ゴルフコース
第1回 1968年12月11日12日 日本の旗 樋口久子 TBS越ヶ谷ゴルフクラブ
第2回 1969年11月12日13日
第3回 1970年11月18日21日
第4回 1971年11月10日12日 大利根カントリークラブ西コース 
第5回 1972年11月8日〜10日 日本の旗 佐々木マサ子 浜松シーサイドゴルフクラブ
第6回 1973年11月7日9日 日本の旗 小林法子 名四カントリークラブ 
第7回 1974年11月8日〜10日 日本の旗 樋口久子 名神八日市カントリークラブ
第8回 1975年10月17日19日 日本の旗 二瓶綾子 烏山城カントリークラブ
第9回 1976年9月24日26日 日本の旗 樋口久子 浜松シーサイドゴルフクラブ
第10回 1977年9月2日4日 花屋敷ゴルフ倶楽部
第11回 1978年9月1日3日 日本の旗 清元登子 ローズベイ・カントリークラブ
第12回 1979年9月7日9日 日本の旗 吉川なよ子 広島カンツリー倶楽部八本松コース
第13回 1980年9月5日〜7日 日本の旗 樋口久子 春日井カントリークラブ西コース
第14回 1981年7月10日12日 日本の旗 大迫たつ子 総成カントリークラブ・東南コース
第15回 1982年7月15日18日 日本の旗 日蔭温子 フォレストゴルフクラブ・西コース
第16回 1983年7月14日17日 中華民国の旗 涂阿玉 芦原ゴルフクラブ海コース
第17回 1984年7月12日15日 日本の旗 大迫たつ子 甘楽カントリークラブ
第18回 1985年7月4日7日 日本の旗 森口祐子 袖ヶ浦カンツリー倶楽部袖ヶ浦コース
第19回 1986年7月3日6日 中華民国の旗 涂阿玉 近江カントリークラブ 
第20回 1987年7月2日5日 日本の旗 吉川なよ子 筑波カントリークラブ
第21回 1988年7月14日〜17日 日本の旗 谷福美 大宰府ゴルフ倶楽部
第22回 1989年6月29日7月2日 日本の旗 小林浩美 武蔵カントリークラブ豊岡コース
第23回 1990年6月28日7月1日 日本の旗 森口祐子 岐阜関カントリークラブ西コース
第24回 1991年6月27日30日 中華民国の旗 涂阿玉 札幌ゴルフ倶楽部輪厚コース
第25回 1992年6月25日〜28日 日本の旗 日蔭温子 名神八日市カントリークラブ
第26回 1993年6月24日27日 日本の旗 岡本綾子 東名古屋カントリークラブ・西コース
第27回 1994年6月23日26日 日本の旗 服部道子 武蔵カントリークラブ・笹井コース 
第28回 1995年6月22日〜25日 日本の旗 塩谷育代 宇部72カントリークラブ万年池西コース
第29回 1996年6月20日〜23日 日本の旗 高村亜紀 龍ヶ崎カントリークラブ
第30回 1997年6月26日〜30日 日本の旗 岡本綾子 東広野ゴルフ倶楽部
第31回 1998年6月25日〜28日 日本の旗 野呂奈津子 三好カントリー倶楽部西コース
第32回 1999年6月24日〜27日 日本の旗 村井真由美 霞ヶ関カンツリー倶楽部東コース
第33回 2000年6月22日〜25日 日本の旗 肥後かおり 飯能ゴルフクラブ
第34回 2001年9月27日30日 日本の旗 島袋美幸 室蘭ゴルフ倶楽部
第35回 2002年10月3日6日 大韓民国の旗 高又順 箱根カントリークラブ
第36回 2003年10月2日5日 日本の旗 服部道子 千葉カントリークラブ野田コース
第37回 2004年9月30日〜10月3日 日本の旗 不動裕理 広島カンツリー倶楽部八本松コース
第38回 2005年9月29日〜10月2日 日本の旗 宮里藍 戸塚カントリークラブ西コース
第39回 2006年9月28日10月1日 大韓民国の旗 張晶 茨木カンツリー倶楽部西コース
第40回 2007年9月27日〜30日 日本の旗 諸見里しのぶ 樽前カントリークラブ南・中コース
第41回 2008年10月2日〜5日 大韓民国の旗 李知姫 紫雲ゴルフ倶楽部・加治川コース
第42回 2009年10月1日〜4日 大韓民国の旗 宋ボベ 我孫子ゴルフ倶楽部
第43回 2010年9月30日〜10月3日 日本の旗 宮里美香 大利根カントリークラブ東コース
第44回 2011年9月29日〜10月2日 日本の旗 馬場ゆかり 名古屋ゴルフ倶楽部・和合コース
第45回 2012年9月27日〜30日 中華人民共和国の旗 フォン・シャンシャン 横浜カントリークラブ西コース
第46回 2013年10月3日〜6日 日本の旗 宮里美香 相模原ゴルフクラブ東コース
第47回 2014年10月2日〜5日 中華民国の旗 テレサ・ルー 琵琶湖カントリー倶楽部 栗東/三上コース
第48回 2015年10月1日〜4日 大韓民国の旗 田仁智 PO 片山津ゴルフ倶楽部・白山コース[4]
第49回 2016年9月29日〜10月2日 日本の旗 畑岡奈紗 (a)[5] 烏山城カントリークラブ 二の丸・三の丸コース
第50回 2017年9月28日〜10月1日 日本の旗 畑岡奈紗[2] 我孫子ゴルフ倶楽部
第51回 2018年9月27日〜30日 大韓民国の旗 柳簫然(ユ・ソヨン)[1] 千葉カントリークラブ野田コース
第52回 2019年10月3日〜6日 COCOPA RESORT CLUB白山ヴィレッジゴルフコース QUEENコース[6]
第53回 2020年10月1日〜4日 ザ・クラシックゴルフ倶楽部 キング・クイーンコース[7]
第54回 2021年 未定
第55回 2022年 紫CCすみれC[8]
第56回 2023年 芦原ゴルフクラブ[8]
  • PO プレーオフでの決着
  • (a) アマチュア選手

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f 畑岡奈紗3連覇ならず2位、菊地3位 柳蕭然が初V - 日刊スポーツ、2018年9月30日配信、同日閲覧
  2. ^ a b 畑岡奈紗、樋口久子以来40年ぶり大会連覇 - 日刊スポーツ、2017年10月1日閲覧
  3. ^ a b 奈紗 樋口以来40年ぶり連覇、2位に8差 歴史的2週連続V - スポーツニッポン、2017年10月2日閲覧
  4. ^ 平成24年度第1回理事会を開催 - 日本ゴルフ協会 2012年3月1日閲覧
  5. ^ 17歳アマ畑岡奈紗が史上最年少優勝 日本女子OP - 日刊スポーツ、2016年10月2日閲覧
  6. ^ 平成27年度第3回定時理事会を開催 - 日本ゴルフ協会 2016年3月10日閲覧
  7. ^ 平成27年度第3回定時理事会を開催 - 日本ゴルフ協会 2016年3月10日閲覧
  8. ^ a b 2022年、2023年の日本女子オープン開催コースが決定 - 日本ゴルフ協会 2018年6月6日閲覧

参考[編集]