伊藤園レディスゴルフトーナメント

伊藤園レディスゴルフトーナメント
トーナメント情報
創設	1985年
開催地	千葉県長生郡（1994年 - ）; 静岡県富士市（1985年-1993年）
	1994-現在 1985-1993
	グレートアイランド倶楽部（1994年 - ）; リバー富士CC（1985年-1993年）
基準打数	Par72（2020年）
ヤーデージ	6741Yards（2020年）
主催	株式会社伊藤園
ツアー	日本女子プロゴルフ協会
競技方法	ストロークプレー
賞金総額	1億円（2020年）
開催月	11月
最高記録
最少打数	197 服部道子（1998年）
通算スコア	-19 服部道子（1998年）
最新優勝者
	西郷真央（2023年）
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伊藤園レディスゴルフトーナメント（いとうえんレディスゴルフトーナメント）は、1985年から飲料メーカーの株式会社伊藤園が主催する、日本女子プロゴルフ協会公認の女子ゴルフトーナメントの一つである。第1回大会は静岡県のリバー富士カントリークラブで開催し、1994年の第10回大会からは千葉県のグレートアイランド倶楽部に会場を移した。開始当初は毎年8月第4週の開催だったが、現在は毎年11月上旬もしくは中旬に開催されている。2020年現在、賞金総額1億円、優勝賞金1800万円^[1]。

概要[編集]

1995年からコースのある地元長南町を中心としてボランティアによる運営を行い、2003年からはボランティア組織「伊藤園グリーンクラブ」を設置し、トーナメントの運営を進めている。2003年からギャラリーの入場料を無料にし、女子プロゴルフトーナメントの活性化を目指していたが、ギャラリーの増加に伴い、2006年から再び入場料を有料化し、その収入は全額社会福祉活動に寄付している。

ツアー終盤のビッグトーナメントとして位置づけられ、賞金女王争いやシード権争いとして大きな意味を持つ大会となっている。そのため例年そのシーズンを代表するプレーヤーが上位で活躍する展開となっている。

テレビ中継[編集]

静岡県で開催されていた時はTBS 系列での放送だったが^[3]、千葉県に舞台を移した1994年からはテレビ朝日系列での放送となる。2014年大会までの最終日は録画中継だったが、2015年大会以降は地上波で生中継し、延長時にはBS朝日でリレー放送されていたが、17年大会は再度録画中継となる。またCS放送のスカイAでは前半9ホールの模様を「スカイA ゴルフシリーズ」として生放送している。

大会歴代優勝者[編集]

※優勝者の氏名・国名・所属は当時

開催回	開催期間	優勝者名	スコア	開催コース	備考
第39回	2023年11月10日 - 12日	西郷真央^[2]	-16	グレートアイランド倶楽部
第38回	2022年11月11日 - 13日	山下美夢有^[4]	-12
第37回	2021年11月12日 - 14日	稲見萌寧^[5]	–17		新型コロナウイルス感染拡大の影響により無観客試合として施行。
第36回	2020年11月13日 - 15日	古江彩佳^[6]	–12		新型コロナウイルス感染拡大の影響により無観客試合として施行。酒井美紀とのプレーオフを制す^[1]。
第35回	2019年11月15日 - 17日	鈴木愛^[7]	-14		全美貞に次いで史上2人目の3週連続優勝^[7]。
第34回	2018年11月9日 - 11日	黄アルム^[8]	-13
第33回	2017年11月10日 - 12日	福田真未^[9]	-11		プロ7年目が悲願のプロ初優勝^[9]。
第32回	2016年11月11日 - 13日	イ・ボミ^[10]	-10		笠りつ子とのプレーオフを制す^[11]。
第31回	2015年11月13日 - 15日	イ・ボミ^[10]	-14^[12]
第30回	2014年11月14日 - 16日	前田陽子	-9		大城さつきとのプレーオフを制してプロ初優勝^[13]
第29回	2013年11月15日 - 17日	横峯さくら	-10
第28回	2012年11月9日 - 11日	イ・ボミ	-12		有村智恵とのプレーオフを制す
第27回	2011年11月11日 - 13日	藤本麻子	-10		プロ初優勝
第26回	2010年11月12日 - 14日	佐伯三貴	-10
第25回	2009年11月13日 - 15日	横峯さくら	-10
第24回	2008年11月14日 - 16日	古閑美保	-13		プロ通算10勝目
第23回	2007年11月9日 - 11日	北田瑠衣	-5		佐伯、茂木宏美とのプレーオフを制す
第22回	2006年11月10日 - 12日	辛炫周（シン・ヒョンジュ）	-9
第21回	2005年11月11日 - 13日	不動裕理	-7
第20回	2004年11月12日 - 14日	大塚有理子	-4		プロ初優勝。雨のため2日間競技に短縮。
第19回	2003年11月14日 - 16日	不動裕理	-3		宮里藍のプロデビュー戦。
第18回	2002年11月15日 - 17日	不動裕理	-12		プロ通算15勝目
第17回	2001年 11月9日 - 11日	ローラ・デービース	-9
第16回	2000年11月10日 - 12日	具玉姫（ク・オッキ）	-8		不動とのプレーオフを制す。
第15回	1999年11月12日 - 14日	不動裕理	-9		プロ初優勝
第14回	1998年11月13日 - 15日	服部道子	-19
第13回	1997年 11月14日 - 16日	ヘレン・アルフレッドソン	-8
第12回	1996年 11月8日 - 10日	ローラ・デービース	-17
第11回	1995年 11月10日 - 12日		-5
第10回	1994年 11月11日 - 13日		-15
第9回	1993年8月20日 - 22日	岡本綾子	-9	リバー富士カントリークラブ
第8回	1992年8月21日 - 23日	中野晶	-7
第7回	1991年8月23日 - 25日	小田美岐	-8
第6回	1990年 8月17日 - 19日	塩谷育代	-6
第5回	1989年 8月18日 - 20日	涂阿玉	-8
第4回	1988年 8月19日 - 21日	小田美岐	-7
第3回	1987年 8月21日 - 23日	谷福美	-11
第2回	1986年 8月22日 - 24日	黄玥珡	-8
第1回	1985年 8月23日 - 25日	涂阿玉	-15

参考[編集]

日本女子プロゴルフ協会伊藤園レディスゴルフトーナメント^{[リンク切れ]}

脚注[編集]

^ ^a ^b ^c ^d ^e "古江彩佳が今季2勝目プレーオフで酒井美紀と決着". nikkansports.com. 日刊スポーツ新聞社. 15 November 2020. 2020年11月15日閲覧。
^ ^a ^b "西郷真央、1年6カ月ぶりV 完全復活でツアー通算6勝目／国内女子ゴルフ". サンケイスポーツ. 産経デジタル. 12 November 2023. 2023年11月12日閲覧。
^ 直後の男子ゴルフ『マルマンオープン』と連続で中継を組まれてた（93年まで)。
^ 山下美夢有が史上最年少で年間女王戴冠　2差逆転の今季4勝目 - Alba.net 2022年11月13日配信
^ 稲見萌寧が9差圧倒で今季9勝目　賞金女王引き寄せる1800万円獲得 - Alba.net 2021年11月14日配信
^ ルーキー・古江彩佳がプレーオフ制し今季2勝目　イ・ボミ3位、渋野日向子23位 - Alba.net 2020年11月15日配信
^ ^a ^b 鈴木愛が史上2人目の3週連続優勝獲得賞金首位に - 日刊スポーツ、2019年11月17日配信、同日閲覧
^ 黄アルムが今季3勝目「震えが止まらなかった」 - スポーツニッポン、2018年11月11日配信、同日閲覧
^ ^a ^b 福田真未が念願のツアー初V 伊藤園レディース - 日刊スポーツ、2017年11月12日閲覧
^ イ・ボミがツアー通算20勝目　大会連覇で「応援がうれしい」と涙 - ゴルフダイジェスト・オンライン、2016年11月13日閲覧
^ イ・ボミが笠りつ子とのプレーオフ制しツアー20勝 - 日刊スポーツ、2016年11月13日閲覧
^ イ・ボミ、完全優勝で初の２億円突破　賞金女王決定に笑顔と涙 - ゴルフダイジェスト・オンライン、2015年11月15日閲覧
^ 前田　プレーオフで初V 伊藤園女子ゴルフ最終日 - スポニチアネックス（2014年11月16日）

外部リンク[編集]

伊藤園ゴルフサイト

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[nikkan_20201115-1] "古江彩佳が今季2勝目プレーオフで酒井美紀と決着". nikkansports.com. 日刊スポーツ新聞社. 15 November 2020. 2020年11月15日閲覧。

[sanspo_20231112-2] "西郷真央、1年6カ月ぶりV 完全復活でツアー通算6勝目／国内女子ゴルフ". サンケイスポーツ. 産経デジタル. 12 November 2023. 2023年11月12日閲覧。

[3] 直後の男子ゴルフ『マルマンオープン』と連続で中継を組まれてた（93年まで)。

[alba221113-4] 山下美夢有が史上最年少で年間女王戴冠　2差逆転の今季4勝目 - Alba.net 2022年11月13日配信

[alba211114-5] 稲見萌寧が9差圧倒で今季9勝目　賞金女王引き寄せる1800万円獲得 - Alba.net 2021年11月14日配信

[alba201115-6] ルーキー・古江彩佳がプレーオフ制し今季2勝目　イ・ボミ3位、渋野日向子23位 - Alba.net 2020年11月15日配信

[nikkan_20191117-7] 鈴木愛が史上2人目の3週連続優勝獲得賞金首位に - 日刊スポーツ、2019年11月17日配信、同日閲覧

[sponichi_20181111-8] 黄アルムが今季3勝目「震えが止まらなかった」 - スポーツニッポン、2018年11月11日配信、同日閲覧

[nikkan_20171112-9] 福田真未が念願のツアー初V 伊藤園レディース - 日刊スポーツ、2017年11月12日閲覧

[10] イ・ボミがツアー通算20勝目　大会連覇で「応援がうれしい」と涙 - ゴルフダイジェスト・オンライン、2016年11月13日閲覧

[bo_me_Lee-11] イ・ボミが笠りつ子とのプレーオフ制しツアー20勝 - 日刊スポーツ、2016年11月13日閲覧

[12] イ・ボミ、完全優勝で初の２億円突破　賞金女王決定に笑顔と涙 - ゴルフダイジェスト・オンライン、2015年11月15日閲覧

[13] 前田　プレーオフで初V 伊藤園女子ゴルフ最終日 - スポニチアネックス（2014年11月16日）

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表話編歴 JLPGAツアー 2024
メジャー選手権（賞金加算対象外）	シェブロン選手権全米女子オープン全米女子プロゴルフ選手権(女子PGA選手権) エビアン選手権全英女子オープン
国内メジャー	ワールドレディス選手権日本女子プロゴルフ選手権日本女子オープン JLPGAツアー選手権
ツアー	ダイキンオーキッド明治安田ヨコハマタイヤレディス Vポイント×ENEOS アクサレディスヤマハレディースOP葛城富士フイルムスタジオアリス女子OP KKT杯バンテリンレディスOP フジサンケイレディスパナソニックレディス RKB×三井松島レディスブリヂストンレディスOP リゾートトラストレディスヨネックスレディスサントリーレディスOP ニチレイレディスアース・モンダミン杯資生堂レディスOP ミネベアミツミレディス大東建託レディス北海道meiji杯 NEC軽井沢72 CATレディースニトリレディスゴルフ5レディス住友生命レディス東海クラシック MMT杯ダンロップ女子OP スタンレーホンダレディス富士通レディースマスターズGCレディス樋口久子三菱電機レディス TOTOジャパンクラシック◎ 伊藤園レディス大王製紙エリエール
その他（賞金加算対象外）	JLPGA新人戦日立3ツアーズ選手権
◎印はUSLPGAツアーとの共催試合。