畑岡奈紗

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No image.svg 畑岡 奈紗 Golf pictogram.svg
Nasa Hataoka
基本情報
名前 畑岡 奈紗
生年月日 (1999-01-13) 1999年1月13日(19歳)
身長 158 cm (5 ft 2 in)[1]
出身地 日本の旗 茨城県笠間市[2]
経歴
プロ転向 2016年
成績
優勝回数 5
初優勝 日本女子オープン(2016年)
2018/06/05現在
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畑岡 奈紗(はたおか なさ、女性、1999年1月13日 - )は、日本のプロゴルファー[2][1]。所属は森ビル[3]

来歴[編集]

茨城県笠間市出身[2]。名前の奈紗は、アメリカ航空宇宙局(NASA)に因み、「前人未到のことをするように」との思いを込めて命名された[4]。ゴルフ練習場に勤務する実母の影響で、奈紗も11歳でゴルフを始める[1]。中学時代は陸上競技(200m走)で県大会入賞の経験を持つ[2]。中学2年次にヒルズゴルフ・トミーアカデミー(中嶋常幸主催)に入門し、腕をみがいた[2][5]

2014年8月に開催された日本ジュニアゴルフ選手権競技(15-17歳の部)において、最終日にJLPGAツアー優勝経験がある勝みなみに6打差を逆転され涙を飲んだ[2]。この苦杯をバネに2015年のIMGA世界ジュニアゴルフ選手権において、個人及び団体優勝を果たす[2]。同年10月に開催された樋口久子 PONTAレディスマンデートーナメントを勝ち上がり、初日4アンダーでトップに立った。アマチュア選手が初出場のJLPGAツアーで首位発進するのは史上初[2][6]。2日目も通算5アンダーで首位を守る[7]。最終日にスコアを伸ばせず7位タイに終わったが、ローアマチュアに輝いた[8][9]

2016年10月に烏山城カントリークラブで開催された第49回日本女子オープンでは、最終日に首位から4打差の5位でスタートし、最終日に-4の68で回って逆転でプロツアー初優勝、メジャー初優勝を飾った[10]。同大会でのアマチュア優勝は史上初で、17歳263日での優勝はこれまで宮里藍が持っていた最年少大会優勝記録(2005年第38回大会、20歳105日)を大幅に更新しただけでなく[11]1989年平瀬真由美LPGAツアーチャンピオンシップ(当時の名称は「JLPGAレディーボーデンカップ」)を20歳20日で優勝した際の日本女子プロゴルフツアー公式戦最年少優勝記録をも更新することとなり、まさに記録ずくめの優勝となった[12]。2016年のIMGA世界ジュニアゴルフ選手権において、個人及び団体優勝の2連覇を果たす。10月10日にプロに転向し[13]、11月11日開幕の伊藤園レディスゴルフトーナメントでプロ初参戦した[14]。米国女子ツアーファイナルQTに参戦し、最終日(現地時間12月4日)に14位タイ(通算5アンダー)でフィニッシュし日本人選手史上最年少の17歳で2017年度米国女子ツアー出場権を獲得した[15]

2017年は米国女子ツアーを主戦場としてプレー、日本へ戻った後、ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメントで2日目、最終日の2日間で大きくスコアを伸ばし、13アンダー(3日間通算203)でプロ入り初優勝を果たした[16]。また畑岡はこの時点で18歳254日であり、宮里藍が保持していた日本女子プロゴルフツアー最年少優勝記録の18歳262日を更新するものでもあった[注 1][16]。さらにその翌週、我孫子ゴルフ倶楽部での第50回日本女子オープンでは3日目に首位に立つと、最終日には8バーディーを奪って「65」とし、20アンダー(4日間通算268)とスコアを伸ばして2位に8打差をつけて圧勝、日本女子オープンに於ける大会歴代最少打数及び歴代最高スコアをマークするおまけつきで、樋口久子1976年1977年と連覇[注 2]して以来の大会2連覇をプロ初の2週連続優勝で達成した[17]2017年米LPGAファイナルQTで1位となり、2018年の米LPGAの出場権を獲得。

2018年も米国女子ツアーを主戦場としてプレー。2018年全米女子オープンでは10位となった[18]。同年6月に行われた米ツアーのウォルマートNWアーカンソー選手権で、念願の米ツアー初優勝を果たした[19]。9月末に一時帰国して千葉カントリークラブ野田コースでの第51回日本女子オープンに出場し、樋口久子以来となる2人目の大会三連覇に挑んだが、柳簫然大韓民国)の前に3打及ばず2位となった[20]。そして11月上旬に日米女子ツアー共催大会のTOTOジャパンクラシック滋賀県:瀬田ゴルフクラブ北コース)では最終日に4打差をひっくり返す逆転での米国女子ツアー2勝目を挙げ、日米通算5勝目を記録した[21]

主な戦績[編集]

プロ勝利数 (5勝)[編集]

JLPGAツアー勝利数 (3勝)[編集]

No. 日付 トーナメント名 スコア 打差数 2位(タイ)
1 2016年10月2日 日本女子オープンゴルフ選手権競技 -4 1打差 日本の旗 堀琴音
2 2017年9月24日 ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント -13 4打差 大韓民国の旗 李知姫
3 2017年10月1日 日本女子オープンゴルフ選手権競技 -20 8打差 大韓民国の旗 申智愛

LPGAツアー勝利数 (2勝)[編集]

No. 日付 トーナメント名 スコア 打差数 2位(タイ)
1 2018年6月24日 ウォルマートNWアーカンソー選手権英語版 -21 6打差 アメリカ合衆国の旗 オースティン・アーンスト英語版
2 2018年11月4日 TOTOジャパンクラシック[注 3][23] -14 2打差 日本の旗 永峰咲希日本の旗 上田桃子スペインの旗 カルロタ・シガンダ英語版

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 宮里藍も畑岡同様にアマチュア(東北高等学校)時代の2003年にミヤギテレビ杯で日本女子ツアー初優勝を果たしており、ツアー2勝目の2004年のダイキンオーキッドレディスがプロ初優勝である。
  2. ^ 但し、樋口久子は日本女子オープンでは1968年の第1回から1971年の第4回まで4大会連続優勝している。
  3. ^ 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)のツアーも兼ねる。

出典[編集]

  1. ^ a b c 日本ゴルフ協会. “選手プロフィール”. 2015年10月31日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h ゴルフダイジェスト. “英字名は“NASA” 初出場単独首位アマ畑岡奈紗の原動力”. 2015年10月31日閲覧。
  3. ^ “プロゴルファー畑岡奈紗選手と所属契約を締結” (日本語) (HTML) (プレスリリース), 森ビル, (2017年1月13日), https://www.mori.co.jp/morinow/2017/01/20170113110000003349.html 2017年9月24日閲覧。 
  4. ^ ゴルフダイジェスト. “GDOニュース - プロフィール”. 2015年10月31日閲覧。
  5. ^ sanspo.com. “首位は奈紗、2位にみなみ!Jr.女王は高1決戦!!/国内アマ”. 2015年11月2日閲覧。
  6. ^ ALBA. “ツアー史上初、アマが初出場で首位発進!畑岡奈紗の持ち味は「飛距離」”. 2015年11月3日閲覧。
  7. ^ ゴルフダイジェスト. “初出場完全優勝の快挙へ 16歳の畑岡奈紗は“ご利益イーグル”で勢い”. 2015年11月3日閲覧。
  8. ^ yahoo japan. “渡邉彩香が混戦抜け出し今季2勝目 16歳アマ畑岡奈紗は7位”. 2015年11月3日閲覧。
  9. ^ パーゴルフ. “渡邉彩香をオーバードライブ! 畑岡奈紗さん快挙逃すも7位タイ”. 2015年11月3日閲覧。
  10. ^ a b c “畑岡奈紗、アマ史上初のメジャー優勝”. デイリースポーツ. 神戸新聞社. (2016年10月2日). http://www.daily.co.jp/golf/2016/10/02/0009546498.shtml 2016年10月2日閲覧。 
  11. ^ 17歳の畑岡奈紗が最年少V アマ選手優勝は大会史上初 日本一決める日本女子オープン”. sankei.com. 2016年10月2日閲覧。
  12. ^ “17歳・畑岡が逆転V! 史上初のアマでメジャー制覇…日本女子OP”. スポーツ報知. 報知新聞社. (2016年10月2日). http://www.hochi.co.jp/golf/20161002-OHT1T50139.html 2016年10月2日閲覧。 
  13. ^ “畑岡奈紗はプロ転向も米ツアー挑戦を優先「世界で勝つために」”. ゴルフダイジェストオンライン. (2016年10月10日). http://news.golfdigest.co.jp/news/jlpga/article/65639/1/?car=md-news-relay 2016年12月5日閲覧。 
  14. ^ “畑岡奈紗がプロデビュー 4番で初バーディー 伊藤園L”. スポニチアネックス. (2016年11月11日). http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2016/11/11/kiji/K20161111013703740.html 2016年11月11日閲覧。 
  15. ^ “畑岡奈紗、米ツアー参戦へ 予選会で出場権獲得”. ゴルフダイジェストオンライン. (2016年12月5日). http://news.golfdigest.co.jp/news/lpga/article/66568/1 2016年12月5日閲覧。 
  16. ^ a b c “18歳畑岡奈紗がプロ初勝利! ツアー2勝目は藍超え最年少/国内女子”. サンケイスポーツ. 産業経済新聞社. (2017年9月24日). http://www.sanspo.com/golf/news/20170924/jlp17092414260004-n1.html 2017年9月24日閲覧。 
  17. ^ “畑岡奈紗が40年ぶり女子オープン連覇! メジャー記録20アンダー”. ゴルフダイジェストオンライン. (2017年10月1日). https://news.golfdigest.co.jp/jlpga/5762/article/70811/5/ 2018年6月4日閲覧。 
  18. ^ 伸び盛り畑岡奈紗、日本勢初の10代トップ10入り 日刊スポーツ 2018年6月5日
  19. ^ 畑岡奈紗、悲願の米女子ツアー初V 日本人選手最年少優勝!”. ALBA. 2018年6月25日閲覧。
  20. ^ “柳簫然が大会初制覇 日本女子OPゴルフ”. 日経電子版. 日本経済新聞社. (2018年9月30日). https://www.nikkei.com/article/DGXMZO35934280Q8A930C1000000/ 2018年11月5日閲覧。 
  21. ^ “畑岡奈紗が米ツアー2勝目、来季目標はメジャー制覇”. ニッカンスポーツ・コム. 日刊スポーツ新聞社. (2018年11月4日). https://www.nikkansports.com/sports/golf/news/201811040000838.html 2018年11月5日閲覧。 
  22. ^ 関東ゴルフ連盟. “競技情報 - 関東ジュニアゴルフ選手権(女子)”. 2015年11月3日閲覧。
  23. ^ “畑岡奈紗が米ツアー2勝目 7年ぶりの日本勢優勝”. 日刊スポーツ新聞社. (2018年11月4日). https://www.nikkansports.com/sports/golf/news/201811040000546.html 2018年11月4日閲覧。 

外部リンク[編集]