小幡欣治

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

小幡 欣治(おばた きんじ、1928年6月12日 - 2011年2月17日)は、日本劇作家

人物[編集]

東京都出身。旧制東京都立京橋化学工業学校(後の東京都立羽田工業高等学校、現在は廃校)卒業。

1950年に「悲劇喜劇戯曲研究会」に入会し、1956年に「畸生児」で第2回新劇戯曲賞(後の岸田國士戯曲賞)を受賞。1975年芸術選奨新人賞受賞。それ以降商業演劇だけでなく新劇を手掛け、1999年には第7回「山本安英の会」記念基金に贈られた。

南方熊楠を主人公にその家族とエピソードを描いた「熊楠の家」(1994年菊田一夫演劇賞大賞を受賞)、正岡子規とその妹の正岡律の家族とエピソードを描いた「根岸庵律女」、有吉佐和子の小説を舞台化した「三婆」がある。

1995年紫綬褒章を、2002年に勲四等旭日小綬章をそれぞれ受章した。

2010年、「神戸北ホテル」で第13回鶴屋南北戯曲賞受賞。

2011年2月17日肺がんのため死去[1]。82歳没。

作品[編集]

  • 「かあちゃん」1976年10月名鉄ホール
  • 「あかさたな」
  • 「横浜どんたく」
  • 「三婆」
  • 「遺書」
  • 「喜劇・隣人戦争」
  • 「熊楠の家」
  • 「埠頭」
  • 「根岸庵律女」
  • 「明石原人」
  • 元禄太平記(大河ドラマ)
  • 歳月(銀河ドラマ)

著書[編集]

  • 小幡欣治戯曲集 1 大学書房 1975
  • いごっそう段六 日本放送出版協会 1976
  • 女の遺産 日本放送出版協会 1979.1
  • 熊楠の家・根岸庵律女 戯曲集 早川書房, 2000.4
  • 喜劇隣人戦争 戯曲集 講談社 2001.4
  • 浅草物語 戯曲集 早川書房 2006.4
  • 評伝菊田一夫 岩波書店 2008.1

脚注[編集]

  1. ^ 「三婆」などの劇作家・小幡欣治さん死去 産経新聞 2011年2月18日閲覧

関連項目[編集]

外部リンク[編集]