ヤマハ・マジェスティ

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マジェスティ (MAJESTY) とは、ヤマハ発動機が製造していたスクータータイプのオートバイであり、シリーズ車種として排気量別に数車種が販売されていた。

モデル一覧[編集]

マジェスティ250 / C[編集]

マジェスティ250
YAMAHA MAJESTY 250 2007 Model JBK-SG20J DeepRedMetalic K, Japan.jpg
2007年モデル
基本情報
排気量クラス 軽二輪
メーカー 日本の旗ヤマハ発動機
車体型式 JBK-SG20J
エンジン G359E型 249cm3 
水冷4ストロークSOHC4バルブ単気筒
内径x行程 / 圧縮比 __ x __ / __
最高出力 14kW 19ps/6500rpm
最大トルク 22N・m 2.2kgf・m/5000rpm
車両重量 188kg
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マジェスティ250(4HC系)[1]1995年に発売された。それまで販売されていたスクーターとは違い、大柄の車体に大容量メットインスペースを確保したモデルであり、発売と共にヒット車となる。

1999年にモデルチェンジされた(5GM系→5SJ系)[1]。このモデルはスタイルの評価も高く、その年の自動二輪車における年間最多販売となる大ヒット車となった。

2001年式 マジェスティ (台湾)

また、この頃からユーザーが自分の好みに合わせて外装を取り替えるカスタムを行うようになったことから、メーカー自ら一般車両の外装を変更したカスタム仕様のマジェスティCが発売され、2007年の排出ガス規制適用まで生産され続けた。

2007年5月31日フルモデルチェンジが行われた(4D9系)[1]。車体スタイルはヘッドライトを縦目二対にするなど大幅に手が加えられた。エンジンも自動車排出ガス規制に対応するため、フューエルインジェクション装備のSOHC水冷エンジンを低回転域のトルクを重視したセッティングに改めて搭載したが、新たに装備した電子制御式変速装置 (YCC-AT) との組み合わせで走行感の向上を図っている。

2012年2月28日のマイナーチェンジではフロント周りが大きく変更され、カウルのデザインがYZF-R1のイメージとなり、メーターおよびライトなどの灯火類も変更された。

2017年にメーカーより生産終了が公表されている。

グランドマジェスティ / 400[編集]

グランドマジェスティ (250cc) は2004年に発売された。元は欧州仕様車のマジェスティ400であるが、国内では250ccクラスのほうが人気であることから、マジェスティよりパワーを上げた250ccのDOHC水冷エンジンを搭載し、全体的に性能や機能などを向上させている。

その後日本でも400cc版の発売を望む声が高まった事と、二輪オートマチック限定免許制度の開始で400ccのスクーターが教習車として用いられることから、2005年に欧州仕様車を日本向けにアレンジしたグランドマジェスティ400が発売され、教習車仕様も後に発売された。

なお250ccモデルは2007年に生産終了となったが、400ccモデルは2008年のマイナーチェンジで自動車排出ガス規制に対応させ、2009年6月10日にはフロント部分などの車体デザインを変更したマイナーチェンジが行われ2016年に生産終了となった。

マジェスティ125[編集]

マジェスティ125
Majesty125.jpg
5CA(キャブレター車)
基本情報
排気量クラス 小型自動二輪車
メーカー 日本の旗ヤマハ発動機
車体型式 YP125
エンジン 5CA型 124cm3 4ストローク
水冷水冷4ストロークSOHC2バルブ単気筒
内径x行程 / 圧縮比 53.7mm x 54.8mm / 11:1
最高出力 -
最大トルク -
車両重量 144kg
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マジェスティ125には台湾製造車と欧州仕様車の2種類がある。台湾車は車体とエンジンの開発を日本の本社が行い、欧州車の車体はイタリアのヤマハ欧州R&Dセンターで開発が行われた。動力性能の違いは台湾車がスタートダッシュに重点を置いた仕様に比べ、欧州車は高速型に設定されている。

台湾車(YP125/5CA)は台湾山葉機車工業1998年から製造が開始され、当初はキャブレター仕様のみが製造されていた。2000年にマイナーチェンジされ、ハザード&パッシングスイッチに加えリアブレーキにパーキング機能を装備。スクリーンがそれまでのクリアからライトスモークに、DXのボディカラーがツートンからストロボへと変更。翌2001年には全車ウインカーがスモーク・クリアレンズに変更された。 そして台湾現地の排気ガス(第4期)規制対応のため、始動性能が向上したヤマハスクーター初となるフューエルインジェクション (FI) を採用したマジェスティ125FI2002年9月に登場。キャブレター仕様とFI仕様の2本立てで製造されていたが、現地での排気ガス規制をクリアできないキャブレター車は輸出専用となる。2005年にはキャブレター車はラインナップから外されFI仕様のみとなった。 全長2065㎜と排気量に比べて大柄なボディが特徴的で、一見すると125ccクラスには見えないほどの車格を持っていた。2008年7月にラインアップから外されたが、これは現地の新しい排気ガス(第5期)規制が2009年1月より実施されたことや、主な輸出先の日本でも2008年9月から125ccクラスの自動車排出ガス規制が強化され輸入販売が難しくなったことが重なったためである。

この台湾車は性能の良さに加え車格や外装の高級感の割に価格が手頃なことから、当初日本への並行輸入が盛んに行われた。そして「コマジェ」の通称が付けられるほど、日本メーカーにおける日本国外生産車の存在を国内に広めた先駆的モデルとなった。2004年にはプレストコーポレーションにより日本での正規輸入取扱・販売を開始。しかし2008年騒音規制における原付二種クラスの厳しい新車加速騒音規制値をクリアできず同年、販売終了となった。


マジェスティ125(欧州仕様車)

欧州車(YP125)は国内メーカー初となる欧州現地生産4サイクルスクーター。排気量を上げた150180も製造され、エンジンはイタリア、モトーリ・ミナレリ社製で車体はYMES(ヤマハスペイン工場)で生産されている。欧州車の初期型のリヤブレーキはドラムであったが、後にディスクブレーキに改良された。なお欧州車の150ccと180ccは、2006年モデルをもって生産を終了し、125ccも現在は販売が終了している。

マジェスティS[編集]

マジェスティS
(XC155)
Yamaha-majestyS.jpg
基本情報
排気量クラス 軽二輪
メーカー 日本の旗ヤマハ発動機
車体型式 JBK-SG28J
エンジン G3B8E型 155cm3 4サイクル
水冷OHC4バルブ単気筒
内径x行程 / 圧縮比 58.0mm x 58.7mm / 11.0:1
最高出力 11kW 15ps/7500rpm
最大トルク 14Nm 1.4kgfm/6000rpm
車両重量 145kg
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マジェスティS2013年10月30日に発売された。この車両は台湾山葉機車工業が現地で製造している SMAX を日本仕様として正規輸入する形での発売となる。

車体は全面新設計で、かつての125より若干小さくなり足元はフラットボードに変更されたが、リアにはモノクロスサスペンションを装備した。ホイールは前後ともディスクブレーキ装備の13インチとなっている。

なおエンジンは新開発の155ccで出力11kWのものを搭載しているが、車両重量が145kgであることから、ECE R41-04(日本の平成26年騒音規制にあたる)においてClass2(原付二種クラス相当)の規制値が適用される。

2014年6月には欧州仕様も発表された。欧州仕様車はエンジンのボアを52mmに縮めて排気量を125ccとし、前面風防を透明なものに変更している。

2015年9月には日本仕様がマイナーチェンジを受け2016年モデルとしてリリースされた。本モデルではタンデムシートのクッション厚変更、前後サスペンションを欧州仕様と同じセッティングへ変更、ポジションランプのLED球を片側6個→10個へ増加しレンズカットを変更といった改良が施された。また、欧州仕様で標準装備とされるボディマウントタイプの大型スクリーンがオプション設定され、ハンドルと干渉する事なく装着させるためにハンドル切れ角が48°から45°に変更された。更に特別カラー仕様モデルや創立60周年記念モデルも設定された。

脚注[編集]

  1. ^ a b c ヤマハ発動機株式会社 製品サイトホーム>バイク・スクーター>バイク・スクーターの魅力>人気モデルの系譜>マジェスティ>年表2014年3月5日閲覧

外部リンク[編集]