ヤマハ・ベンチャーロイヤル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Yamaha Venture Royale(1983年式)
基本情報
排気量クラス 大型自動二輪車
メーカー 日本の旗ヤマハ発動機
車体型式 XVZ12TD
エンジン 水冷V型4気筒DOHC型 1,198 cm3 4サイクル
最高出力 66kW(90.0PS) / 7,000rpm
最大トルク 102.0N·m(10.4kgf・m) / 5,000rpm
車両重量 314 kg
テンプレートを表示

ベンチャーロイヤルVenture Royal)は、ヤマハ発動機が製造販売していたツアラータイプのオートバイ

大型フェアリングにリアのハードケースが標準装備された本格クルーザーモデル
後に1200ccから1300ccへ排気量がアップされた70°V型4気筒DOHCエンジン

概要[編集]

ベンチャーロイヤルは各種の自動機能を備えた豪華装備の最高級ツアラーとして1983年に発売された。 初期モデルでは排気量1200ccクラスだったが、後に1300ccクラスへと拡大した。派生車種として、一部の機能を省略した廉価版のベンチャーがある。

搭載された水冷DOHC4バルブV型4気筒エンジンは、1985年に発売されたドラッグスタイルのスポーツクルーザーV-MAXに搭載されたエンジンのベースとして採用された[2]。 また、同系のエンジンは1996年に発売されたクルーザーモデルロイヤルスターにも採用された。

なお、ロイヤルスターの派生モデルである「ロイヤルスター・ベンチャー」は、ベンチャーの名が示す通りにそのコンセプトを受け継ぎ、ウインドシールド付きの大型フェアリングパニアケース、トップケース、バックレストなどを装備したグランドツアラーモデルとなっている。

モデル一覧[編集]

  • XVZ12(排気量1,198cc)※初期型(1983年 - 1984年)
  • XVZ13D(排気量1,294cc)※後期型(1986年 - 1993年)

脚注[編集]

  1. ^ 外部リンク「ウェビック - ヤマハ VENTURE1200[ベンチャー]の総合情報」参照。
  2. ^ ケニー・ロバーツがRZV500Rで激走”. ヤングマシン (2018年11月3日). 2018年11月11日閲覧。

関連項目[編集]

Royal Star Venture

外部リンク[編集]