ヤマハ・NIKEN

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NIKEN
基本情報
排気量クラス 大型自動二輪車
メーカー 日本の旗ヤマハ発動機
車体型式 2BL-RN58J
エンジン N714E型 845cm3 4サイクル
水冷DOHC4バルブ直列3気筒
内径x行程 / 圧縮比 78.0mm x 59.0mm / 11.5:1
最高出力 85kW 116PS/10,000rpm
最大トルク 87N・m 8.9kgf・m/8,500rpm
車両重量 263kg
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NIKEN(ナイケン[2])は、日本オートバイメーカーであるヤマハ発動機が製造販売する排気量845ccのリーニングリバーストライク(前輪が傾斜可能な二輪・後輪が一輪の構造)。

日本の道路交通法では、特定二輪車の基準に該当するため大型自動二輪車として扱われる。特定二輪車に該当する車種としては唯一となるマニュアルトランスミッション仕様車である。

概要[編集]

ヤマハ発動機のLMW(リーニング・マルチ・ホイール)と呼ばれる技術を用いた二輪のように傾斜して曲がるといった三輪以上の車両としてはトリシティ(125cc/155cc)に次いで第2弾となる[3]。エンジンは同排気量のスポーツネイキッドであるMT-09、TRACER900と同等の水冷直列3気筒エンジンを搭載している[4]

NIKENの名称は「2つの剣」を意味する造語であり、フロント2輪のダイナミックな動きを剣の達人による二刀流になぞったものである[5]。開発コンセプトは"New Type of Agility & Controllability"であり、攻めのLMWを表現している[6]

NIKENは、2017年の東京モーターショーにて参考出展車として公開された[7]2018年9月13日に日本国内での発売を発表し[2]、同日より受注予約の受付が始まった[6]

前述の通り道路交通法ではトリシティと同様に内閣総理大臣告示で指定する三輪の自動車の要件に該当することから特定二輪車に分類され、特定大型自動二輪車と呼称される。運転免許は大型自動二輪車運転免許が必要となり、大型自動二輪車運転免許以外の運転免許では運転することはできない。道路交通法及び道路法の適用においては自動二輪車と同等の扱いとなり、法定最高速度は一般道では60km/h、高速自動車国道では100km/hとなる。道路運送車両法では、「側車付オートバイ」として扱われ、排気量が400cc以上であるため二輪の小型自動車に分類される。このため、自動車検査登録制度(車検)の対象となる。

車両解説[編集]

トリシティで初めて投入されたLMW技術を用いており、トリシティのフロントフォークが内側にあるのに対し、45度のバンク角を確保するためNIKENはフロントフォークを外側に配置し、前輪タイヤの左右間隔が410mmとなっている[8]。新開発のステアリング機構を採用し滑らかな操作性と自然な操舵性を実現した[4]

クルーズコントロール、アシスト・スリーパークラッチ、クイックシフトシステム、トラクションコントロールシステム(TCS)、走行モード切替機能などが搭載されている[2]

なお、スタンドを使用しない自立機構は備えておらず停車の際は足を着く必要があり、駐車の際はサイドスタンドを使用する。

カラーリング[編集]

  • ダークグレーメタリックG

脚注[編集]

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関連項目[編集]

外部リンク[編集]

  • NIKEN - ヤマハ発動機