ファイナルファンタジー レジェンズ 光と闇の戦士

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ファイナルファンタジー レジェンズ
FINAL FANTASY LEGENDS
光と闇の戦士
ジャンル ロールプレイングゲーム
対応機種 iアプリ(FOMA903iシリーズ以降)
EZアプリ(BREW
iOS
Android(2.3.3以上)
開発元 マトリックス
発売元 スクウェア・エニックス
人数 1人
メディア ダウンロード
発売日 i: 2010年9月6日
EZ: 2010年12月9日
iOS,And: 2012年8月31日
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ファイナルファンタジー レジェンズ 光と闇の戦士』(ファイナルファンタジー レジェンズ ひかりとやみのせんし、FINAL FANTASY LEGENDS、略称:FFLFFレジェンズなど)は、スクウェア・エニックスから携帯アプリとして配信されているコンピュータRPGである。

iモード版は2010年9月6日から、EZweb版は2010年12月9日から配信開始された。2012年8月31日にはスマートフォン版(iOS版、Android版)が配信開始された。

概要[編集]

2008年に配信開始された『ファイナルファンタジーIV THE AFTER 月の帰還』の好評を受け、同様に1990年代のゲームのようなドット絵を使用しているが、今回は完全新作として製作された。光と闇のクリスタルを巡るストーリーやジョブチェンジシステムなど1990年代前半のFFのコンセプトを継承している。

プロデューサーは時田貴司、キャラクターデザインはオグロアキラ、音楽は水田直志、開発担当はマトリックスといった『FFIVジ・アフター』の製作チームが担当している。イメージイラストは天野喜孝

序章は無料で、その後のストーリーのメインシナリオ、サブシナリオはポイントで購入する形式となっている。月に1回ほどのペースでストーリーが追加配信され、2011年8月8日(iモード版、EZweb版は2011年11月10日)配信開始の終章・後編で完結した。

スマートフォン版はシナリオが再構成されており、序章が無料で、第1章〜第4章は有料となっている。

登場人物[編集]

主人公達はルクスに住む者達と、帝国の命令によって飛空艇に乗せられた者達の8人である。クリスタルの神殿でクリスタルが砕かれた事で離れ離れになり、ソールはセーラ、アイギス、ダスク。ナハトはディアナ、アルバ、グレイブと一緒に行動することになる。

光の戦士[編集]

ソール (Sol)
光の戦士側の主人公。赤い髪が特徴で、ルクスに住む快活な少年。幼馴染のディアナと喧嘩が絶えず、彼女やヴァータに子ども扱いされる事もしばしばある。
ジョブチェンジにおけるイメージカラーは
セーラ (Sarah)
帝国に捕われた少女で、偶然ナハト達と一緒に行動することになった。ウェーブのかかった青いロングヘアーが特徴。物静かな性格であるが芯の強さも持ち合わせている。実はアヴァロン帝国に滅ぼされたブルトガング国の第二王女であるとともに同国の王族の最後の生き残りで、ガウェインの先代騎士団長が亡くなるまで彼に匿われて生活をしていた。
本作は過去のシリーズのオマージュが多いが、セーラとは『I』のオープニングに登場した姫と同じ名前である。
イメージカラーはオレンジ
アイギス (Aigis)
ソール達の師匠に当たるルクスの剣士で、ディアナの兄。短い銀髪が特徴。幼くして両親を失ったディアナを親代わりとして育ててきた。
イメージカラーは
ダスク (Dusk)
ハルモニア収容所に捕われている青年で、アルバの双子の兄。金髪のロングヘアーが特徴。破天荒な妹とは対照的で穏やかな性格だが、周囲の話によると幼少期はかなりやんちゃな性格だったらしい。何者かに連絡を取る奇妙な行動を見せるが、実は出身であるミシディアへの連絡であり、後にこれがソールたちへの手助けとなる。
「ミシディア出身の双子」という設定は、ナンバリング作品『IV』に登場した「パロムとポロム」と共通している。ただし、どちらが兄・姉かや性格の設定は男女入れ替わっている。
イメージカラーは

闇の戦士[編集]

ナハト (Nacht)
闇の戦士側の主人公。ハルモニア収容所に捕われているクールな青年。青緑の短髪とマントが特徴。口数も少なく、感情表現も豊かでない。
イメージカラーは
ディアナ (Diana)
ルクスに暮らす勝ち気な少女で、アイギスの妹。藤色のショートヘアーが特徴。元々はソールと対立するような強気な性格だったが、ソールとアイギスとはぐれてからはそういった面が目立たなくなった。
イメージカラーは水色
アルバ (Alba)
ナハトと同じハルモニア収容所に捕われている少女で、ダスクの双子の妹。金髪のツインテールと、腹部の開いた黒いゴスロリの衣装が特徴。冗談めかした毒舌を吐く、破天荒な性格で、突拍子もない言動が多い。一方でダスクと同様に任務へは真面目に取り組み、行動への責任感を併せ持つという面もある。
イメージカラーは
グレイブ (Glaive)
ソール、ディアナの幼馴染。金髪で、後ろに縛っている。心優しい性格で、ディアナに好意を抱いているものの、それを表には出さずあくまでソールとディアナの中を見守る。
イメージカラーは

仲間達[編集]

エルゴ (Ergo)
クリスタルの異変を感じ取り、ルクスにやってきた旅の預言者。「暁の章」の途中で光の戦士達と共に行動する。しかし、ある秘密がある。ジョブは赤魔道士で、レベル3までの白魔法、黒魔法をこなす。
バルバラ (Barbara)
竜騎士の女性。父アベルはディストの竜騎士であったが幼いころアヴァロン帝国に殺害され、以後は父のパートナーだった飛竜ケレスに育てられた。育った経緯ゆえに言葉が片言で、野生の感が強い。行く先々でソール達を阻もうとしていたが後に打ち解け、ソール達と同行する。
謎のじいさん
迷いの森で偶然ナハト達と出会った、記憶喪失になった謎の老人。盲目であるが、それを何ともしない不思議な力を持つ。
その正体はエルフの王で、本名は「フレイ」という。四将軍アシュマダイから妻シルクと息子アドリアンの命と引き換えに、視力と記憶を奪われるとともに老人にされてしまっていた。アシュマダイと対峙して不完全ながら戻った記憶で彼に挑み、瘴気を打ち破って撤退させるも、自身は落命してしまう。
エドアルド (Eduardo)
家族を失いつつも、たった一人で旅を続け腕を磨いたルサルカ出身の吟遊詩人。魔女の呪いによってカエルの姿に変えられ、海底神殿に幽閉された人魚エドナを助けるべくソール達と同行する。因みにエドナは彼の母親であり、病気になった彼を助けるべく自ら人魚と化す。後に彼女のキスで元の姿に戻った。
なお、エドアルドとは「エドワード」のイタリア語読みで、『IV』に登場した吟遊詩人ギルバートの海外版の名も「エドワード」である。
グラム (Gram)
黒の森に出没する暗黒騎士。アヴァロン帝国に滅ぼされたファルガバードの生き残りを名乗り、帝国への復讐のためナハトたちに同行する。
実は、手にした剣が本体である本物の亡霊で、ナハトの父シグルドの友人である。バウガウヴェンに殺害されたシグルドから息子(ナハト)を託されるが、怒り任せて遺言を無視してまでシグルドの仇を討とうとして戦死、その無念から自身の剣に魂を乗り移らせ、シグルドの鎧を仮の肉体として現世に留まっていた。
バウガウヴェンを討ちとった後は、剣の状態でナハトたちに同行し、知識面で彼らをサポートする。なお、実際に暗黒剣としてグラムを装備することも可能で、終章では「魔剣グラム」にパワーアップする。
グラムとは、北欧神話のシグルド(シグムンド)が持つ剣の名前で、彼の本体が剣であることを示唆したネーミングである。
アルジイ (Argy)
アヴァロン帝国の科学者ルゲイエ博士が生み出した人工生命体。外見は少女の姿を模したビスク・ドール風のロボットで、人格も人間の少女と大差ない。
元々は帝国の最終兵器である大戦艦ヘリオガバルスの動力となるべく生み出されたが、記憶喪失になったところをソールらに発見されて保護され、仮の名前を付けられるとともに心を育んで、平和を望む優しさを持つようになる。メモリスト編の最後に自らの犠牲も厭わずアルジイ2たちを説得して、成功させるも自身は壊れてしまうが、後に修理されてルゲイエの最新飛空挺の動力役としてソール達に同行する。また、終章で特定の条件を満たすと召喚魔法の一つとしても登場する。
マトーヤ (Matoya)
ガーデンガーデンの酒場で評判の妖艶な踊り子の女性。その若々しい外見に似合わぬほど落ち着いた物腰を持っている。
その正体はアヴァロン帝国へのレジスタンス「砂漠の月」のリーダーである。クリスタルの力を持つ「水晶の目」が右目に埋め込まれており、その力で老化が進まないのが容姿と物腰が比例しない理由で、実年齢は100歳を超えている。100年前は若き日のアシュマダイと恋仲だったらしい。
マトーヤとは、それまでもシリーズにおける魔道士キャラクターに使われた名前で、水晶の目もマトーヤに関連するアイテムとして登場していた。
ガウェイン (Gawain)
セーラの出身である亡国ブルトガンク王国の騎士団長。団長に任命されるよう勇敢かつ心身ともに優れた騎士で、現在も実力は衰えておらず神将シャンゴを驚愕させるほど。過去にジンナイと戦って撃退したこともある。
アヴァロン帝国の裏切りで国を滅ぼされるとともにセーラ以外の王族が死亡、セーラも行方が分からなくなったことから失意の底に落ち、酒場で自堕落的に過ごしていた。だが彼に気がついて追跡してきたセーラと再会したことで再起、彼女らに同行する。セーラたちの殿となるべくシャンゴに一騎打ちを挑み、健闘したものの敗れたが、どうにか生還して終章では再び姿を見せる。
ガウェインとは、円卓の騎士の一人の名前で「忠義の騎士」といったニュアンスを持つ。
ジンナイ (Jinnai)
忍びの一族であるフウガでも一番の使い手と言われた男。裏切り者としてフウガの一族に狙われている。過去にガウェインで右手を失っているが、それをものともしない巧みな一刀流で戦う。
彼が裏切ったのはアヴァロン帝国に従うハガクレの里に疑問を持ったためであり、ヤハトたちはハガクレの里から彼の討伐を依頼されるが、彼と手を組むこととなる。後に全てが神将コキュートスによって仕組まれていたものだったと知って戦いを挑むも、逆に氷漬けにされる。後にマトーヤに救出されて、以降彼女を慕うようになる。
ソピアー (Sophia)
ミシディアを統治する大長老ある凄腕の導者で、小人族の女性。ダスクとアルバが定期的に連絡を取っていた相手である。高齢のはずだが、種族のため外見は子供のようであり、年齢と身長の話題を非常に嫌い、『小長老』と呼ばれると、「喝!」の一言と共にサンダーでお仕置きする。クリスタルをはじめとした豊富な知識の持ち主で、助言をたびたび与える。
魔法が得意であり、外見で年齢の判別ができない小人族であるなど、『XI』に登場する「タルタル族」を髣髴とさせる要素が多い。
仮面の男
その名のとおり仮面で素顔を隠した謎の男性で、強力な黒魔法を操る魔人。ソールやナハトのことを知っており、究極魔法の封印を解こうとしている。グレイブらも彼の正体に覚えがあるらしい。

アヴァロン帝国[編集]

シド (Sid)
アヴァロン帝国の飛空艇の艇長。平民の出身であるが、自身の頭脳と技術で飛空挺の開発してそれを売り込み、現在の地位を得た。この経緯のように権力欲旺盛な野心家であり、したたか且つ横暴で小物な面が目立つ。
大戦艦を轟沈する際に、降伏して「貸す」と称して飛空挺の利用を許し、自身は大戦艦と運命を共にする気でいたが、アルジイ2たちに救助されて生還するとともに、彼らやアルジイ2の情に打たれて改心。終章ではアルジイ2とともに不器用ながらもソールたちを援護した。
ルゲイエ博士
アヴァロン帝国に所属する科学者で、シドと並ぶ天才。アルジイの製作者で、彼女に実の娘となんら変わり愛情を注いでおり、彼女からも「パパ」と慕われている。
根本的に悪人でないことからアルジイを兵器にしてしまうことを後悔しており、記憶喪失となったアルジイを保護するとともに人の心を教えたソールたちに感謝し、アルジイと彼らを救うべく帝国を裏切って協力者となる。自身は戦いには赴かないが、アルジイと共に自作の最新飛空挺を駆り、その頭脳による参謀役をこなすなど、ソールたちに多大なバックアップを行う。
モデルはナンバリング作品『IV』に登場した「ルゲイエ博士」で、ドット絵も原典とほぼ同様である。ただし、『IV』のルゲイエは純粋な悪役キャラクターだった。
アルジイ2
ルゲイエ作のアルジイのデータを基に、シドが大戦艦の新たな動力として製作したアルジイの新型および完成型。3体が製作されている。外見は1号機のアルジイの色違いだが、四将軍の必殺技の模写や強力無比な波動砲など、兵器としての能力はオリジナルを凌駕する。
シドの命令でソールたちと戦い強大な戦闘力を見せるが、アルジイが身を挺して説得したことで、アルジイ2たちにも心や感情が目覚めて戦闘を停止。ソール達やシドを「トモダチ」と認識して、黄昏の章では爆発する大戦艦からシドを救出し、終章では兵器としての力を人を守るために使って無の軍勢を殲滅する活躍を見せた。
アヴァロン四将軍
アヴァロン帝国の将軍である4人の精鋭。他国の戦士を寄せ付けぬ実力者たちだが、身勝手な行動が多く、シドをはじめ帝国内部でも煙たがる者もいる。
火のバウガウヴェン (Baugauven)
「炎の狂戦士」と言う異名を持つ攻撃的な男。火炎と二刀流の猛攻を操る。
バウガウヴェン(アウグネ=バウガウヴェン)とは、ペルシア神話における火神の名前である。
土のアシュマダイ (Asmodai)
一見すると穏やかな老人だが、卑劣な策謀を好んで凶悪な本性を持つ男。大地の毒素を集めた「腐敗瘴気」をまとうことであらゆる攻撃を防いでしまう。
アシュマダイとは、キリスト教の悪魔であるアスモデウスの別名。
水のスティクス (Styx)
四将軍の紅一点で、「魔女」と言う異名を持つ女性。水を自在に操り、それで姿を変える事も可能。変身をはじめとした数々の策謀や罠を張り巡らす。
アルバからは「魔法少女ならぬ魔法オバちゃん」扱いされている。
スティクスとは、ギリシア神話における生と死の世界の境界となる川、およびそれを神格化した女神の名前である。
風のヴァータ (Vata)
気ままな性格でゲリラ戦に長ける男。ソールたちが使うクリスタルのかけらを自身も利用し、竜騎士のジョブの力を得る。ソールの事を子ども扱いするが、憎からず思っており、ストーリーとともに彼らを試したり、成長を促すような行動が多々見られ始める。
実はアヴァロン帝国に滅ぼされた村の出身で、復讐のために元・傭兵という振れ込みで帝国に近づいたが、神将に及ぶほどの力は身につかず、このまま従うか勝算は無いが反抗するか内心で苦悩していた。ソールたちに肩入れしていたのも、同じく帝国へ反抗しながらも希望を捨てない彼らに自分の思いを重ねたからであった。
四将軍の中で唯一終章の途中まで生き残り、なおも彼らを陰ながら手助けしていくが、次元の狭間で「無」の力の暴走を止めるべく特攻し、自身をに無の力を乗り移らせて「無のヴァータ」へと変貌して暴走、上記の自身の過去をソールたちに教えてながら倒されて、彼らに未来を託し散っていった。
ヴァータとは、インド神話に登場する風神ヴァーユ(仏教における風天)の別名である
アヴァロン神将
四将軍をはるかに超える実力を持つ、アヴァロン大皇帝直属の戦士で、絶大な力の持ち主。表向きは4人とされているが、後述のようにエンピレオとゲヘナは同一人物であり、実際の構成人数は3人である。
雷のシャンゴ (Shango)
雷の使い手で、身長3メートルを超える大男。巨躯に加えて、卓越した剣術も併せ持つ猛者。獰猛であると同時に武人肌で、敗北を認めないスティクスを「見苦しい」と処刑する一方、敵であっても気高く奮闘する相手には賞賛を見せる
シャンゴとは、ナイジェリアのヨルバ族の神話に登場する雷神の名である。
氷のコキュートス (Cocytus)
氷を操る女性。性格は氷のように冷たく、一切感情が表に出ることはない。ハガクレの里の里長に精神寄生体を送り込んでいた。
コキュートスとは、ギリシア神話および『神曲』における氷の地獄の名称である。
光のエンピレオ (Empireo)
アヴァロン大皇帝の右腕と言われ、側近を務める男。常に紳士然と振舞う容姿端麗な人物であるが、実は闇のゲヘナと同一人であり、ゲヘナの表向きの姿である。
エンピレオとは、『神曲』における最高位の天国(至高天)の名称である。
闇のゲヘナ (Gehenna)
エンピレオの正体である最後の神将。表向きは「帝国内部でも姿を見た者が無い、謎の神将」とされている。エンピレオの状態では隠していた、邪悪でおぞましい本性と容姿をあらわにして、強力な黒魔法を操る。
ゲヘナとは、キリスト教において「地獄」という意味。
アヴァロン大皇帝 (Great Emperor of Avalon)
アヴァロン帝国の支配者。鎧姿をした謎だらけの人物で、素顔すらも神将など一部の側近にしか知られていない。必中ともいえる預言の力を持つという。

ジョブ[編集]

  • 召喚士
  • 竜騎士
  • レンジャー
  • 吟遊詩人
  • 暗黒騎士
  • メモリスト
  • 踊り子
  • ナイト
  • 忍者
  • 導師
  • 魔人


脚注[編集]

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外部リンク[編集]