クリス・マーティン (野球)

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クリス・マーティン
Chris Martin
テキサス・レンジャーズ #31
Chris Martin on June 18, 2015.jpg
ヤンキース時代(2015年6月18日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 テキサス州タラント郡アーリントン
生年月日 (1986-06-02) 1986年6月2日(32歳)
身長
体重
6' 8" =約203.2 cm
215 lb =約97.5 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2010年 独立リーググランドプレーリー・エアーホッグス英語版と契約
初出場 MLB / 2014年4月26日
NPB / 2016年3月26日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

クリストファー・ライリー・マーティンChristopher Riley Martin, 1986年6月2日 - )は、アメリカ合衆国テキサス州タラント郡アーリントン出身のプロ野球選手投手)。右投右打。MLBテキサス・レンジャーズ所属。

経歴[編集]

プロ入り前及び独立リーグ時代[編集]

2004年MLBドラフト18巡目(全体523位)でデトロイト・タイガースから指名されたが、マクレナン・コミュニティカレッジ英語版へ進学した。

2005年MLBドラフト21巡目(全体627位)でコロラド・ロッキーズから指名されたが、契約には至らなかった。

2010年には独立リーグアメリカン・アソシエーショングランドプレーリー・エアーホッグス英語版でプレー。13試合(先発4試合)に登板して4勝0敗・防御率1.96・36奪三振の成績を残した。

レッドソックス傘下時代[編集]

2011年3月31日ボストン・レッドソックスとマイナー契約を結んだ。5月から傘下のA級グリーンビル・ドライブ英語版でプレー。7試合(先発1試合)に登板して4勝0敗・防御率2.17・28奪三振と好投。6月にA+級セイラム・レッドソックスへ昇格。13試合に登板して2勝1敗4セーブ・防御率0.92・24奪三振の成績を残した。8月にAA級ポートランド・シードッグスへ昇格。3試合に登板して0勝1敗・防御率15.88・3奪三振の成績を残した。

2012年はAA級ポートランドでプレーし、23試合に登板して3勝6敗・防御率4.48・65奪三振の成績を残した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、サプライズ・サグアロス英語版に所属した。

2013年はまずAA級ポートランドで12試合に登板。2勝0敗・3セーブと結果を残し、6月にAAA級ポータケット・レッドソックスへ昇格。30試合に登板して3勝3敗2セーブ・防御率3.18・47奪三振の成績を残した。

ロッキーズ時代[編集]

2013年12月18日ジョナサン・ヘレーラとのトレードで、フランクリン・モラレスと共にロッキーズへ移籍した[1]

2014年は傘下のAAA級コロラドスプリングス・スカイソックスで開幕を迎え、4月25日にロッキーズとメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[2]。翌26日のロサンゼルス・ドジャース戦でメジャーデビュー。3点ビハインドの5回裏1死から登板し、1.2回を投げ1安打無失点2奪三振だった[3]。この年メジャーでは16試合に登板して防御率6.89・14奪三振の成績を残した。

2015年1月5日DFAとなった[4]

ヤンキース時代[編集]

2015年1月13日に金銭トレードで、ニューヨーク・ヤンキースへ移籍した[5]。ヤンキースでは24試合に登板して0勝2敗・防御率5.66という成績に終わり、メジャー2年目も初勝利はお預けとなった。オフの11月2日FAとなった[6]

日本ハム時代[編集]

2015年11月4日北海道日本ハムファイターズと契約に合意したことが発表された[7]

2016年当初、中継ぎとして起用される。シーズン中盤に抑えの増井浩俊が成績不振により2軍落ちし、その後先発に転向したことで抑えへ配置転換。球速は最速158kmまで伸び、防御率1.07、WHIP0.63、投球回を上回る57奪三振を記録する絶対的クローザーとして君臨した。シーズン終盤に右足首の故障で離脱するも、北海道日本ハムの4年ぶりの優勝に貢献した。

2017年11月10日に、米球界への復帰を目指すために、球団公式サイトにおいてファイターズ退団が発表される[8]12月2日に自由契約となった[9]

レンジャーズ時代[編集]

2017年12月15日テキサス・レンジャーズと2年総額400万ドルの契約を結んだ[10][11]

2018年4月11日にロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平と元チームメート同士の初対決となった[12]

投球スタイル[編集]

メジャーではリリーバーとして、最速96.7mph(約156km/h)日本での最速159km/h、平均94.3mph(約152km/h)のフォーシームを全投球中の約5割を占め、その他に平均146km/hのカッター、平均151km/hのシンカーと言った速球系と、決め球である平均133km/hのカーブを持ち球とする。PITCHf/x上では2014年にスライダーツーシームも1球ずつ使用している。

メジャーにおける通算BB/9は2.5、K/9は7.9、AAA級ではBB/9が2.4、K/9が10.4であった。グラウンドボールの割合は56%。ストライクの割合が約65%とやや高く、ボール球が少ない投球スタイル。 BABIPが.380と悪く、カッターやシンカーなどの速球系で打たせて取ることに失敗することが多かった。

メジャー通算防御率は6.19と高いが、FIPxFIPはそれぞれ3.71、3.23という成績を残している。

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]





















































W
H
I
P
2014 COL 16 0 0 0 0 0 0 0 3 ---- 69 15.2 22 2 4 0 0 14 1 2 12 12 6.89 1.66
2015 NYY 24 0 0 0 0 0 2 1 5 .000 99 20.2 28 2 6 1 1 18 3 0 13 13 5.66 1.65
2016 日本ハム 52 0 0 0 0 2 0 21 19 1.000 182 50.2 25 2 7 0 0 57 2 3 8 6 1.07 0.63
2017 40 0 0 0 0 0 2 1 29 .000 137 37.2 21 2 6 0 1 34 0 1 5 5 1.19 0.72
MLB:2年 40 0 0 0 0 0 2 1 8 .000 168 36.1 50 4 10 1 1 32 4 2 25 25 6.19 1.65
NPB:2年 92 0 0 0 0 2 2 22 48 .500 319 88.1 46 4 13 0 1 91 2 4 13 13 1.12 0.67
  • 2017年度シーズン終了時点
  • 各年度の太字はリーグ最高

記録[編集]

NPB投手記録
NPBその他記録

背番号[編集]

  • 47(2014年)
  • 57(2015年 - 同年途中)
  • 33(2015年途中 - 同年終了)
  • 55(2016年 - 2017年)
  • 31(2018年 - )

脚注[編集]

  1. ^ “Rockies acquire LHP Franklin Morales and RHP Chris Martin”. Rockies Press Release. MLB.com. (2013年12月18日). http://m.rockies.mlb.com/news/article/66068174 2015年11月19日閲覧。 
  2. ^ “RHP Chris Martin selected to Major League roster, RHP Chad Bettis optioned to Triple-A Colorado Springs”. Rockies Press Release. MLB.com. (2014年4月25日). http://m.rockies.mlb.com/news/article/73351132 2014年4月27日閲覧。 
  3. ^ Scores for Apr 26, 2014”. ESPN MLB (2014年4月26日). 2014年4月27日閲覧。
  4. ^ “Rockies sign catcher Nick Hundley to two-year deal”. Rockies Press Release. MLB.com. (2015年1月5日). http://m.rockies.mlb.com/news/article/105599906/rockies-sign-catcher-nick-hundley-to-two-year-deal 2015年1月6日閲覧。 
  5. ^ “Yankees acquire RHP Chris Martin from Colorado”. Yankees Press Release. MLB.com. (2015年1月13日). http://m.yankees.mlb.com/news/article/106310082/yankees-acquire-rhp-chris-martin-from-colorado 2015年1月14日閲覧。 
  6. ^ Transactions | yankees.com” (英語). MLB.com (2015年11月2日). 2015年11月3日閲覧。
  7. ^ クリス・マーティン投手と契約合意”. 北海道日本ハムファイターズ (2015年11月4日). 2015年11月4日閲覧。
  8. ^ マーティン投手、ドレイク選手退団のお知らせ”. 北海道日本ハムファイターズ (2017年11月10日). 2018年1月20日閲覧。
  9. ^ 自由契約選手 | 2017年度公示”. 日本野球機構 (2017年12月2日). 2017年12月6日閲覧。
  10. ^ T.R. Sullivan (2017年12月15日). “Rangers sign reliever Martin to two-year deal” (英語). MLB.com. https://www.mlb.com/rangers/news/rangers-sign-chris-martin-from-japan/c-263252142 2017年12月23日閲覧。 
  11. ^ 前日本ハムマーティンがレ軍入り「大谷に感謝」”. 日刊スポーツ (2017年12月16日). 2017年12月23日閲覧。
  12. ^ 大谷翔平と元同僚・マーティンとの対決に米解説「誰が予想しただろう」”. full-count (2018年4月12日). 2018年4月13日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]