さっぽろ駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Jump to navigation Jump to search
さっぽろ駅
改札口(南北線側)
改札口(南北線側)
さっぽろ
Sapporo
所在地 札幌市中央区北4条西4丁目(南北線)・北4条西2丁目(東豊線)
所属事業者 札幌市交通局
駅構造 地下駅
ホーム 島式 2面4線
乗車人員
-統計年度-
87,575人/日(降車客含まず)
-2016年-
開業年月日 1971年昭和46年)12月16日
乗入路線 2 路線
所属路線 南北線
駅番号 N06
キロ程 4.9km(麻生起点)
N05 北12条 (1.0km)
(0.6km) 大通 N07
所属路線 東豊線
駅番号 H07
キロ程 6.7km(栄町起点)
H06 北13条東 (1.3km)
(0.6km) 大通 H08
乗換 北海道旅客鉄道(JR北海道)札幌駅
テンプレートを表示

さっぽろ駅(さっぽろえき)は、北海道札幌市中央区北4条西4丁目(南北線)・北4条西2丁目(東豊線)にある、札幌市営地下鉄南北線東豊線

北海道旅客鉄道(JR北海道)の札幌駅とは地下街アピア」を挟んで隣接しているが、1988年にJR駅が高架駅化された際、旧来の地上駅の北側に移動したため、現在では両駅間は改札口同士の距離で約300m離れた位置にある。駅番号は南北線がN06、東豊線がH07

歴史[編集]

駅名の由来[編集]

JR北海道札幌駅とは表記が異なり、平仮名表記の「さっぽろ」が正式名称となっている。これはJR北海道新札幌駅東西線新さっぽろ駅も同様である。漢字表記でない理由は、札幌市の代表駅であるJR駅と区別し、「JR札幌駅界隈の限られたエリアを指すため」とされている[要出典]。一方、東西線東札幌駅は所在地名自体が「東札幌」であるほか、現在では対応するJR北海道の駅がないため、漢字表記である。

駅構造[編集]

南北線は北4条西4丁目付近、JR札幌駅西側通路から繋がる地下街「アピア」ウェストアベニューよりやや低い位置の地下1階(周辺にあるビルの地下2階に相当する深さ)に南北2ヶ所の改札口、地下2階にホームがある。東豊線は北4条西2丁目付近、JR札幌駅東口の真南の地下2階に改札口、地下3階にホームがある。

南北線・東豊線ともに1面2線の島式ホームとなっている。南北線ホームは利用者数の多さの割に幅が狭く、特に麻生方のホーム端にあるJR札幌駅との乗り換え階段は1ヶ所しかない為、非常に混雑する。南北線ホームと東豊線ホームはそれぞれ独立した番線が振られている。

エレベータは、南北線はホーム中央付近、東豊線はホーム南側に設置されている。地上へのエレベータは2番出入口(JR札幌駅南口広場)・14番出入口(さっぽろ東急百貨店)・23番出入口(北農ビル)・24番出入口(日通札幌ビル)にある。また、南北線コンコースとアピアとの間の階段部分にもエレベータがある。

地下街や札幌駅前通地下歩行空間(2011年3月12日供用開始)などの地下道を通じて、周辺のオフィスビルやホテル、百貨店などと地下で往来することができる。なお、札幌駅前通地下歩行空間の供用開始により、JR札幌駅北口から地下街アピア・地下鉄さっぽろ駅・札幌駅前通地下歩行空間・地下鉄大通駅・地下街ポールタウンを経由し地下鉄すすきの駅まで、南北約1.8 kmが地下道で接続された。

のりば
1 札幌市営地下鉄南北線 南北線 大通中島公園真駒内方面
2 北24条麻生方面
1 札幌市営地下鉄東豊線 東豊線 大通美園福住方面
2 東区役所前栄町方面

南北線・東豊線の乗り換え方法変更[編集]

南北線改札口と東豊線改札口の間は緩い傾斜のついた長い連絡通路で繋がっている。当初は改札内通路と自由通路が柵で区切られていたが、自由通路の中央を改札内通路が占有するため、さっぽろ駅南北方向の往来の妨げになっていた。これを解消するため、2017年(平成29年)9月から10月末にかけて通路柵は順次撤去された[2]

同時に、2017年(平成29年)9月1日からSAPICA等のICカード乗車券のシステムが変更され、出場時に切符が回収されず、出場後30分以内なら乗り換え可能となる黄色の自動改札機が導入された。これによって、南北線と東豊線の乗り換え方法が改札外乗り換え[注 1]に変更された[2]

従来は、さっぽろ駅・大通駅のどちらを利用した場合でも、南北線(真駒内方面・麻生方面)と東豊線(福住方面・栄町方面)の双方向への乗り換えが可能だったが、この乗り換え方法変更に伴い、さっぽろ駅・大通駅ともに最短の乗車経路以外の経路では乗り換えが不可能になった(乗車区間が重複することから、折り返しとなる駅から別途料金が発生することになる)。このため、南北線(麻生方面)←→東豊線(栄町方面)はさっぽろ駅、南北線(真駒内方面)←→東豊線(福住方面)は大通駅でしか乗り換えができない[2]

利用状況[編集]

札幌市交通局によると、2016年度の1日平均乗車人員87,575人である[3]。これは札幌市営地下鉄の駅で最も多い。

  • 南北線 - 55,825人
  • 東豊線 - 31,750人

2003年3月の「JRタワー」開業以降、着実に利用者数を伸ばしており、2003年度以来隣の大通駅を抜き、札幌市営地下鉄で最も利用者数が多い駅となっている。ただ、2011年3月の札幌駅前通地下歩行空間開通により、JR札幌駅・地下鉄さっぽろ駅周辺と大通駅周辺との徒歩による移動の利便性が向上したため[4]、2011年度の一日平均乗車人員は2010年度より5000人以上減少し8年ぶりに8万人を割り込んだ。

近年の1日平均乗車人員の推移は以下のとおりである。

年度 1日平均乗車人員 参考 出典
南北線 東豊線 2路線計 大通駅
1994年(平成06年) 60,999 14,250 75,249 91,184 [5]
1995年(平成07年) 61,293 20,826 82,119 96,734 [5]
1996年(平成08年) 57,976 20,466 78,442 93,391 [5]
1997年(平成09年) 55,373 19,831 75,204 89,164 [5]
1998年(平成10年) 53,403 19,667 73,070 84,794 [5]
1999年(平成11年) 51,256 19,531 70,787 86,287 [5]
2000年(平成12年) 51,244 19,420 70,664 86,539 [5]
2001年(平成13年) 50,628 20,097 70,725 85,789 [5]
2002年(平成14年) 51,343 21,008 72,351 83,768 [5]
2003年(平成15年) 54,813 23,469 78,282 77,667 [6]
2004年(平成16年) 56,110 24,158 80,268 77,259 [6]
2005年(平成17年) 59,712 25,472 85,184 77,770 [6]
2006年(平成18年) 60,191 26,225 86,416 77,981 [6]
2007年(平成19年) 60,489 26,512 87,001 76,556 [6]
2008年(平成20年) 60,528 27,078 87,606 75,769 [6]
2009年(平成21年) 58,663 27,058 85,721 73,625 [6]
2010年(平成22年) 57,904 27,224 85,128 73,088 [6]
2011年(平成23年) 52,533 26,973 79,506 71,563 [6]
2012年(平成24年) 54,221 27,904 82,125 72,550 [6]
2013年(平成25年) 55,410 28,994 84,404 74,357 [6]
2014年(平成26年) 54,695 29,938 84,633 75,259 [7]
2015年(平成27年) 54,409 30,890 85,299 76,736 [7]
2016年(平成28年) 55,825 31,750 87,575 79,232 [3]

駅周辺[編集]

JR札幌駅(JRタワー)
赤レンガ庁舎

名勝[編集]

官公庁など[編集]

商業[編集]

駅ビル・主な商業施設[編集]

主な宿泊施設[編集]

オフィスビル[編集]

金融機関等[編集]

その他[編集]

主な道路[編集]

札幌駅前通地下歩行空間

路線バス[編集]

札幌エスタ1階のバスターミナルのほか、駅周辺に分散して多数のバス停が設けられている。

※詳細は札幌駅バスターミナルを参照。

隣の駅[編集]

札幌市交通局 札幌市営地下鉄
■ 南北線
北12条駅 (N05) - さっぽろ駅 (N06) - 大通駅 (N07)
札幌市営地下鉄東豊線 東豊線
北13条東駅 (H06) - さっぽろ駅 (H07) - 大通駅 (H08)

その他[編集]

  • 東豊線の当駅と東西線西11丁目駅間は、連絡線(2~3号連絡線)で繋がっている[8]。これは東豊線沿線に車両基地がなく、東西線沿線の西車両基地を使用しているためで、回送列車が走行する。西車両基地からの出庫では、東豊線のさっぽろ駅に来た回送電車がそのまま通常営業に入る方式をとっている。
    逆に入庫の際は車内点検が必要であり、さっぽろ駅での長い停車を避けるため、客扱いを行わずに東豊線内から回送としている。
  • 東豊線の建設工事はJR札幌駅の高架化工事と同時期に行われた。札幌市側は東豊線ホームを現位置より北寄り、JR線高架の真下に設けることを望んでいたが、実現しなかった。
  • 1番出口は、当初は旧JR札幌駅の北側にあり、JR札幌駅の地下を通る自由通路(南北線と同時に同深度(地下2階相当)で建設)で結ばれていた。JR札幌駅高架化の際に商業施設パセオ」建設のため、旧地下コンコース(改札内)および自由通路は短縮され、JR線高架の南側に移設され、旧1番出口のやや南側に改めてパセオ地下出入口が作られた(後のJR駅北口再開発時に、一時埋められていた元々の北口階段部が掘り返された)。JR駅南口再開発(「JRタワー」建設)の際には、出口のナンバリング廃止・市交通局の看板撤去・通常の地下鉄出入口のデザインからの改装がなされ、アピアからの非常口扱いとなった。さっぽろ駅北側改札から旧自由通路および映画館「テアトル・ポー」二代目跡(現在はアピア管理事務所。ちなみに初代映画館場所は現在ローソン札幌アピア店となっている)へ降りる階段だけがコンコースの隅に残っていた。しかし、2007年夏に施工された地下歩道建設の関係で、切符売場移転およびコインロッカー設置場所確保の際、西側半分が埋められている。
  • 札幌西武と接続していた7番出口は、建物の解体工事により2011年3月13日に閉鎖。また12番出口も同様に3月26日で閉鎖された。
  • 駅スタンプはさっぽろ駅のイニシャルSの中に南北線は北海道庁旧本庁舎、東豊線はJRタワーが描かれている[9]
  • 南北線北12条以遠各駅(麻生方面)~東豊線北13条東以遠各駅(栄町方面)間利用の場合、乗り換えは当駅で行うよう案内される。

関連項目[編集]

脚注[編集]

[ヘルプ]

注釈[編集]

  1. ^ 他都市の例としては、東京地下鉄(東京メトロ)の池袋駅丸ノ内線←→有楽町線)、九段下駅東西線←→半蔵門線)、飯田橋駅(東西線←→南北線・有楽町線)などがあり、大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)では、御堂筋線梅田駅 - 四つ橋線西梅田駅 - 谷町線東梅田駅の乗り換え、福岡市営地下鉄では(空港線天神駅←→七隈線天神南駅)の例がある。

出典[編集]

外部リンク[編集]

  • 駅構内図 - 札幌市 ※地下鉄各駅別の構内図リンク。