おとなの学力検定スペシャル小学校教科書クイズ!

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おとなの学力検定スペシャル小学校教科書クイズ!』(おとなのがくりょくけんていスペシャルしょうがっこうきょうかしょクイズ!)は日本テレビ系列で2007年より春、秋の改編期年末年始に放送されていたクイズ特番である。

内容[編集]

小学校で習う問題を30人(第7回以降は24人)の芸能人がクイズ形式で答えていく。正解数や条件に応じて賞金や罰ゲームなどが用意されており、最終的に最も正解数の多い芸能人が優勝となる。なお、第4回と第7回以降は『小中学校教科書クイズ』として放送された。

ルール[編集]

小学校の教科書に収録されている事柄を元に作られた問題を出題(第4回と第7回以降は中学校の教科書からも出題)、その正解数を競う。第6回までは1-6年の学年別に出題、第7回以降は難易度別に第1~3ピリオドに分けられて出題される。

奨学金
初期では1問正解するごとに奨学金1000円が正解者に、第2回から第6回までは全員が正解するごとに奨学金5000円が全員に与えられる。ただし「進級ライン」と呼ばれる学年ごとの正解率の条件をクリアしないとその学年で稼いだ奨学金が没収される。
第4回では全学年終了後中学生クイズを出題、全問終了する前に3問正解すれば獲得した奨学金を持って帰れるが、達成できなかった場合は獲得した奨学金全額が没収される。
第7回からは全員正解時のみ1000円が加算されるようになった。第10回ではさらに奨学金1コイン(500円)に減額された。
ペナルティ
初期では3年生までの問題が出題された時点で最下位(第1回はブービーも含める)の芸能人は、別室で小学生との補習が科せられる。補習受講者は4年生分は参加できず0点となる。5年生から復帰。
第7回から第10回は各級において得点最下位だったものが一発屋芸人が多数いる「下剋上ルーム」に行くことになる。下剋上ルームからは100点満点のテストのうち得点がトップの一発屋芸人のみスタジオ最下位の人と入れ替わってスタジオに進むことができる(得点は最下位の人のを引き継ぐ)。
一応「下剋上ルーム」という名前だが眞鍋かをりが「地獄ルーム」と呼び始めてから、上田や他の出演者からも「地獄ルーム」と呼ばれることが多くなった。ちなみに第10回大会では「地獄ルーム」という愛称にちなんでか、「下剋上ルーム」の一発屋芸人たちが「ゾンビ芸人」と呼ばれるようになった。
第11回では「下剋上ルーム」は廃止され、その代わりにゾンビ芸人のデッカチャンが解答者として出演し、成績表ではデッカチャンは赤で表され(通常は女性はピンク、男性は水色で表記)、下回った場合は「赤点」とされるようになった(罰則なし)。
クライマックスステージ
第7回より全問題出題後に獲得ポイント上位3名が優勝を賭けクライマックスステージに挑む。クライマックスステージでは一問一答2問不正解で脱落となるサバイバル方式。最後まで残った人が優勝となる(それまでは総得点が一番多い人がそのまま優勝)。
第11回は上位6名が進出し1・3・5位、2・4・6位(同点の場合は名前順に上位とする)のグループで予選(ルールは今までと同じ)を戦い、その勝者が最終決戦・スーパークライマックスステージに挑む。また、6位が同点で複数人出た場合はサドンデスクイズを行い、進出者を決定する。
スーパークライマックスステージ
第11回で登場。クライマックスステージを制した2人が早押しクイズで戦う、不正解の場合は問題を全て読んだ上で相手に解答権が移動、5ポイント先取で優勝。
勝者には賞金50万円と番組特製・金のランドセルを贈呈(ただし第7回のみ賞金は100万円。また、金のランドセルは第6回より贈呈されるようになる)。
中学生との対決
第9回から芸能人同士の戦いと同時に名門中学校の生徒(第9回・第10回は早稲田中学校3年生を1人、第11回は筑波大学附属駒場中学校3年生の3人)対芸能人軍が並行して行われるようになった。同じ問題を行い、記述問題では芸能人軍は3分の2である16人以上正解で1ポイント。(第11回では過半数の13人以上正解で1ポイントにハードルを下げられた。)総獲得ポイントの多いチームの勝利(賞罰はなし)。今のところ中学生が3連勝している。
第10回では制服姿で鞄を肩にさげたまま中学生が登場。学校の帰りに少し立ち寄った感があったため、上田が「大人たち舐められてるよ!」と芸能人解答者を激励したが結果は中学生の圧勝だった。

出演者[編集]

司会[編集]

進行[編集]

主な解答者[編集]

  • 東貴博:通称“東MAX”。他の番組では博識な才能を発揮するが、何故かこの番組での成績はあまり良くない。よく珍解答を上田に開けられてはお札で汗を拭いている。また、「全員正解しないと恥ずかしめクイズ」では頻繁に恥ずかし映像を流出させられる。
  • カンニング竹山:おしゃべり芸人として初期から出演。上田に珍解答を開けられてはキレる。また「並び替えリレー」でもパネルを打つのが遅い矢崎や宮川に「おっせーよ!」などとキレる。対戦相手の天才中学生にも敵意むき出しで、最終的には中学生から「大人げないですね。」と一括入れられる。どういう訳かゾンビ芸人のターゲットにされている。
  • 勝俣州和:竹山と並んで、おしゃべり枠の常連。よく上田や他の生徒とからむ。他人の珍解答を見て大爆笑するが、ついでに勝俣も珍解答を開けられることが多い。
  • 西川史子:他の生徒に喰いつく毒舌キャラとして不定期に出演。女医なので一応高学歴芸能人の一員として出演しているのだが、成績は特に上位にくるという訳でもなく下位にくる訳でもなく、いたって“普通”である。「全員正解しないと恥ずかしめクイズ」では頻繁に西川のセクシー映像が流出される。
  • 小島よしお:高学歴芸能人が多くゲストに呼ばれだした頃に早稲田大学卒ということで登場した。特に成績が良いという訳ではない。すべり芸を得意とし、頻繁に勝俣や西川のいじりの対象になる。自称“一発屋芸人”らしいが下剋上ルームには行ったことはない。
  • 優木まおみ:“エロ賢い”をキャッチフレーズに、高学歴芸能人の一員として出演。眞鍋かをりとキャラが被ることを上田や他の出演者によくネタにされる。成績は特に良いという訳ではなく、上田に珍解答を開けられた時、眞鍋に「まおみちゃんは“エロ賢い”じゃなくてただの“エロ”です。」とツッコまれた。
  • 有賀さつき:高学歴芸能人の一員として出演。第9回のオープニングクイズでは有賀一人が間違えて立たされたままという屈辱を味わったが、その後はクライマックスステージまで上り詰めた。ちなみに第11回でもクライマックスステージに進出している。
  • 矢崎滋東大出身ということで高学歴芸能人として登場。年のため、パネルを押したりスピードボイスで声を出すのが遅い。しかし初登場でクライマックスステージ進出という記録を打ち立てた実力者でもある。後期は落ち着いた成績で推移していた。
  • 岡本玲:“次世代のクイズ界のエース”として第7回大会に降臨。初登場にして初優勝という大健闘を見せた。しかしその後の回では不調にあえぎ、上田に珍解答をオープンされまくるようになった。しまいには最下位すれすれになり、下剋上ルーム行きになりそうになったこともあった。
  • 本村健太郎:高学歴芸能人の一員として出演。東大卒というだけあって、実力は確かで、過去に2回優勝経験あり。中間成績はクライマックスステージ進出ラインを下回っていることが多いが、最後の本村が得意な「サバイバルクイズ」で大量得点を稼ぎ、クライマックスステージまで勝ち上がっている。
  • 眞鍋かをり:第6回大会から出演。おしゃべりで、上田や東、勝俣、西川らとよくからむ。中間成績では1位通過することが多いが、いつも最後に大御所クイズタレントに敗北する。第11回ではいつものように1位通過するが、クライマックスステージで麻木に敗れ「まだまだだね。」と激励を受けた。
  • 宮川俊二:初期の頃からレギュラー並みに出演。早稲田卒だがよく珍解答をしてはいじられる。歌が得意なため、歌詞の穴埋め問題では歌いながら解答するが大抵不正解である。第7回ではクライマックスステージに進出するが、2回連続で間違えて即敗退した。
  • オリエンタルラジオ:高学歴芸能人の一員として出演。中田は優勝するほど成績が良いが、藤森は最下位を取りそうなほど成績が悪い。

ゾンビ芸人[編集]

  • デッカチャン:ゾンビ芸人として下剋上ルームからモニター越しに出演。ペーパーテストでは高学歴のダンディが強いため、いつもスタジオ入りできない状態が続いていたが、第11回大会にゾンビ芸人ではなく普通のゲストとして遂にスタジオ入りした。“デッカチャン以下は赤点”というボーダーライン扱いへと変化していた。
  • ダンディ坂野:同じくゾンビ芸人の一味。ゾンビ芸人の中では賢い方なのでいつもスタジオ最下位と入れ替わっている。しかし大抵またダンディが最下位となって下剋上ルームへ追い返される。
  • コウメ太夫
  • ですよ。
  • まちゃまちゃ
  • 鼠先輩

ゾンビ芸人の多くは「エンタの神様」で一時期売れていた芸人である。

過去の主な解答者[編集]

かつては「おバカブーム」の為、珍解答が期待される出演者が多かったが、高学歴芸能人重視になり始めてからおバカタレントの多い初期メンバーからクイズタレントの後期メンバーへと移り変わっていった。

ナレーション[編集]

放送日[編集]

放送日時 優勝者 視聴率 備考
1 2007年10月9日
19:00 - 20:54
辻よしなり 14.0% 中間成績での別室行きはつるの剛士堀越のり
2 2007年12月30日
18:00 - 21:00
本村健太郎 18.0% 中間成績での別室行きは大島麻衣(当時AKB48)。
視聴率の方は「第49回 輝く!日本レコード大賞」(TBS)を上回った。
3 2008年3月30日
19:00 - 21:54
山根良顕
アンガールズ
15.2% 中間成績での別室行きは安倍麻美
4 2008年9月30日
19:00 - 23:18
12.7% 中間成績での別室行きは岡田唯
5 2009年1月3日
18:30 - 20:54
斉藤慶子 9.4% 赤っ恥勉強グッズを付けさせられたのは道重さゆみ
初めて視聴率が1桁を記録してしまった。
6 2009年3月22日
19:00 - 21:54
辰巳琢郎 13.8% 男女対抗戦(番組内では「クラス対抗戦」と呼称)で行われ、ポイントの高かったチームに賞金(奨学金30万円)が送られた。
7 2009年9月27日
19:00 - 22:18
岡本玲 11.2% 解答枠が24枠に減る。「スピードボイス」が登場。
この回からフルレターボックス放送になる。
8 2010年1月9日
19:00 - 21:54
中田敦彦
オリエンタルラジオ
12.4% サバイバルクイズ登場
9 2010年4月4日
19:00 - 21:54
本村健太郎 11.7% この回から中学生との対決が始まる。
10 2010年9月20日
19:00 - 21:54[1]
11.5%
11 2010年12月26日
19:00 - 21:54
麻木久仁子 8.1% これまでの最低視聴率を記録した。
この回を最後に放送されていない。

主な問題[編集]

  • 問題VTRには映像やイラストによる出題の他、若手芸人がネタを交えて出題する問題もある。問題やステージの合間にはボーナス奨学金をかけた全員参加クイズやボーナスポイントをかけたチーム別対抗クイズが行われることがある。
  • 問題は国語算数生活( - 2年)・理科(3年 - )・社会(3年 - )・音楽の他に、第2回からは英語、第3回からは体育(武田のリクエスト)・図画工作家庭科からも出題された。
  • あくまでも全力でクイズに参加しなければならず、たとえ芸人であっても「ボケ解答」は許されない(天然のボケは許される)。行った場合はドーピングとされ、上田がら激しく叱責される。解答欄に何にも書かれていなかった場合、上田から「バラエティなので何か書いてください」と言われる。
リレークイズ
合間に行われる全員参加のボーナスクイズ。司会者から見て一番左上の解答者から問題に挑戦。5秒以内に2択の正しいほうを選んだり、漢字の読みを答える。正解すれば奨学金1000円が積み立てられ次の人へ移る。以後、正解するたびに1000円が積み立てられるが、誰か1人でも不正解の場合、それまでに積み立てられた奨学金は全額没収され1からやり直しとなる。最後の1人が終了した時点で、残っている奨学金が全員に与えられる。全員正解なら1人3万円(24人制以後は2万4000円)。
このクイズのみ教科書以外から出題される。中には解答者の得意分野の問題も出題される(半田健人にビルの問題など)。
このクイズは宮川俊二が苦手としており、さらに解答順が最後の方とあってか失敗すると奨学金がわずかになってしまうことが多々ある。
サバイバルクイズ
「日本の首相の順番(徐々にさかのぼる)」「世界の首都(徐々にマイナーになっていく)」など難易度にばらつきがある問題が1問ずつ出題される。正解すれば次の難しい問題に進めるが、1問でも間違えると以降の解答権を失う。1問正解ごとに得点が加算、最後まで残った人にはボーナスが加算される。
ファストリレー
1チーム8人の3チームに分かれての対決。4文字クイズ(クイズマジックアカデミーの文字パネルクイズと同じ)や漢字読みクイズを1人ずつ出題、正解するか1問あたりの規定時間を過ぎると次の人に交代。制限時間内に正解した問題数を競う。順位に応じてチームのメンバー全員に得点が加算される。
スピードボイス
マジカル頭脳パワー!!』の名クイズ「マジカルシャウト」の復刻版。本家同様答えが分かったらその言葉を叫ぶ。2ブロックに分かれ1チーム3人の4チーム対戦を行う。お手付き・誤答は1回休み(本家では他の誰かが間違えるまで休み)。1人正解ごとに解答者をチェンジ。先に3人正解したチームから上位となり、順位に応じた得点がメンバー全員に加算される。本家にもあった「映像シャウト(番組では映像クイズ)」や「似たもの三択」「まぎらわしい三択(まぎらわ三択)」も出題されている。
第11回では上位2チームが得点獲得、さらに各ブロック1位と中学生チームが決勝戦を行う。
早書きクエスチョン
問題に早書きで解答、30秒以内に1人でも正解できなければ事前に指定されたターゲットの過去の恥ずかし映像が暴露される。全員正解できれば返り討ちとして司会の上田・久保の恥ずかし映像が暴露される。

記録[編集]

正解者不在[編集]

  • 五十音順で最後にくるものは何?(第5回)
    • 正解は」。ちなみに30人全員騙されて「」と解答していた。解説として「ん」は五十音の母音にも子音にも含まれないため(「ん」は撥音)。ちなみにこの問題は第9回放送の収録前に解答者たちに事前に配った問題集の中にも入っていた。
  • この方位磁石の赤い針は、どの方角を指してますか?(第6回)
    • 正解は。方位磁石の赤い針はそもそも北を指すものである。しかし写真では南東と書かれている部分を方位磁石の赤い針が指していたため28人全員が騙された(東南と答えた人もいた)。
  • リレーでバトンを渡すゾーンの事を何と言いますか?(第10回)
    • 正解はテークオーバーゾーン(テイクオーバーゾーン)。24人全員が答えられなかったが、現役早稲田中学3年の生徒は答えられた。

ワースト記録[編集]

  • 第6回は記述問題が55問出題されたものの、1度も「全員正解」がなかった。
  • 岡田唯は第4回から3回連続で「最下位終了」。

スタッフ[編集]

  • 構成:上野耕平
  • 問題作成:水野圭祐、杉本みな子
  • 監修:中学受験専門鉄能会、TOSS山梨大学教育人間科学部准教授・松森靖夫、日本家庭教師センター学院
  • 美術:中原晃一
  • デザイン:磯村英俊
  • TM:石塚功
  • SW:蔦佳樹
  • CAM:大庭茂嗣
  • AUD:青山禎久
  • VE:斉藤孝行
  • 照明:木村弥史
  • 音効:堺慶史郎(M-TANK
  • EED:平原卓治、井上三郎
  • MA:
  • TK:西岡八生子
  • 電飾:テルミック
  • モニター:ジャパンテレビ
  • 技術協力:NiTRo、アビス
  • 美術協力:日テレアート
  • タイトル:安居院一展
  • CG:森三平、PDトウキョウ
  • 編成:土谷幸弘
  • 広報:友定絋子
  • リサーチ:フルタイム
  • デスク:府川麻衣子(第2回〜)
  • AP:高橋由佳(第2回〜。第1回はディレクター担当)
  • AD:中島祥太(第2回〜)、大野歩(第10回〜)
  • 演出:川本良樹(第2回〜)、牛込剛(第2回〜)
  • ディレクター:福田龍(第10回〜)、稲葉則央、小野元照、陳崎行夫(第2回〜)、武井陽介、上野和彦(第2回〜)、岡本光浩
  • プロデューサー:林田竜一、佐々木雅子、橋本元康
  • 制作協力:R-1(第2回〜)、ホールマン
  • 演出:鈴木淳一(第7回〜)
  • チーフプロデューサー:森実陽三(第10回〜、第3回までがプロデューサー、第4〜9回がチーフクリエイター)
  • 製作著作:日本テレビ

過去のスタッフ[編集]

  • チーフプロデューサー:梅原幹
  • 演出:高谷和男
  • ディレクター:川名良和、又吉真平(第2〜8回)
  • AD:根本祐樹(第2〜9回)
  • 問題作成:石原大二郎
  • クイズ作家:CAMEYO、オズマオフィス・トゥー・ワン
  • 出題協力:東大英理数教室
  • 編成:松隈美和
  • 広報:西室由佳里、向笠啓祐
  • TM:古井戸博
  • CAM:木村博靖
  • AUD:亘三千子(第2回まで)、丸山博充(第3回)、三石敏生
  • VE:山口孝志(第1回)、佐藤満(第2回)、田口徹(第3回)、小澤郁彌
  • 照明:小笠原雅登
  • 音効:木村有(M-TANK)
  • EED:里中恵美子、黒田昌志
  • MA:指田高史、阿部祥高
  • CG:ポイントピクチャーズ
  • 運営:アガサス
  • 技術協力:パワービジョン(第1回)、HBCメディアクリエート(第1回)、スウィッシュ・ジャパン(第2回以降)、テークワン(第2回)

脚注[編集]

  1. ^ 通常番組『世界まる見え!テレビ特捜部』をネットしているテレビ宮崎は21:00から『月曜ワイド劇場』を放送するため、別編成となる。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]