帝国繊維

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帝国繊維株式会社
Teikoku Sen-i Co., Ltd.
日本橋横に建つ帝国製麻株式会社のビル
日本橋横に建つ帝国製麻株式会社のビル
種類 株式会社
市場情報
略称 テイセン
本社所在地 日本の旗 日本
103-0027
東京都中央区日本橋二丁目5-1
日本橋髙島屋三井ビルディング15階
設立 1950年7月1日
業種 繊維製品
法人番号 7010001034840 ウィキデータを編集
代表者 代表取締役社長 桝谷徹
資本金 14億4,400万円
従業員数 150名(単体)
324名(連結)
決算期 12月31日
外部リンク https://www.teisen.co.jp/
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帝国繊維株式会社(ていこくせんい)は、東京都中央区に本社を置く消防ホースなどの消防用設備消防車および繊維製品の製造、販売などを行う企業である。

沿革

  • 1903年(明治36年)7月 - 近江麻絲紡織株式會社・下野製麻株式會社および大阪製麻株式會社が合併して、日本製麻株式會社を設立する。資本金200万円。
  • 1907年(明治40年) - 日本製麻株式會社と北海道製麻が合併して、帝國製麻株式會社を設立する。
  • 1928年(昭和3年) - 昭和製麻株式會社を合併する。
  • 1941年(昭和16年)- 田村駒系の太陽レーヨン株式會社を合併する。帝國繊維株式會社に商号を変更する。
  • 1943年(昭和18年) - 大正製麻株式會社・東洋麻工業株式會社・日本麻紡織株式會社の3社を合併する。
  • 1944年(昭和19年) - 臺灣製麻株式會社を合併する。
  • 1950年(昭和25年) - 過度経済力集中排除法財閥解体)により会社解散する。帝国製麻株式会社・中央繊維株式会社・東邦レーヨン株式会社(現在の東邦テナックス)に分割される。
  • 1950年(昭和25年) - 帝国製麻株式会社・中央繊維株式会社が各東京証券取引所に上場する。
  • 1959年(昭和34年) - 帝国製麻株式会社と中央繊維株式会社が合併して、現社名となる。
  • 1961年(昭和36年) - 東京証券取引所1部に指定される。

工場

下野工場

栃木県に鹿沼工場(鹿沼市[1][2]と下野工場(下野市[1][2]/河内郡上三川町[3])を有する[1][2]

鹿沼工場は防災車両と消防ホースを製造していたが、防災車両の製造を下野工場に譲ったため、ホース専門の工場となった[2]2021年に新たなライン建屋を着工した[4]

下野工場は前田製菓から[5]2020年に取得した土地[2][5]に建設された工場で、帝国繊維にとって戦後初の新設工場である[2]。消防車両の開発・製造施設のほか、納品前の検収施設やシャシー等の保管庫が置かれている[2][3]

関連会社

製品

脚注

  1. ^ a b c 会社概要”. 帝国繊維. 2022年5月24日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g 消防ホース最大手の帝国繊維、防災車両の新工場を建設!”. ニュースイッチ. 日刊工業新聞 (2021年3月30日). 2022年5月24日閲覧。
  3. ^ a b 帝国繊維、栃木県河内郡に新工場”. 設備投資ジャーナル (2021年6月16日). 2022年5月24日閲覧。
  4. ^ 帝国繊維、鹿沼工場にホース生産新ライン建設”. 設備投資ジャーナル (2021年6月21日). 2022年5月24日閲覧。
  5. ^ a b 固定資産の取得に関するお知らせ”. 帝国繊維. 2022年5月30日閲覧。

関連項目

外部リンク