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喜多川2tom

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きたがわ つとむ
喜多川 務
別名義 喜多川 2tom
生年月日 (1957-12-21) 1957年12月21日(66歳)
出生地 日本の旗 日本山口県
ジャンル スタントマン、俳優
主な作品
スーパー戦隊シリーズ
ゴジラシリーズ
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喜多川 務(きたがわ つとむ、1957年12月21日 - )は、山口県出身の俳優、スタントマンである。ジャパンアクションエンタープライズ所属。特技は中国武術。夫人は『バトルフィーバーJ』で中盤以降ミスアメリカ(のスーツアクトレス)を演じた小野寺えい子。別名に「喜多川 2tom」などがある。

人物

身長161センチの小柄なスタントマン。高校時代は体操選手で、インターハイの出場が経験あり、俊敏でアクロバティックな動きを得意としている。

スーツアクターとして『バトルフィーバーJ』からスーパー戦隊シリーズに参加し、大葉健二春田純一の代役を経て、『超電子バイオマン』のブルースリー役で本格的に持ち役を抱え、以後、多くのヒーローを演じてきた。

モスラ3 キングギドラ来襲』(1998年)でキングギドラを演じ、『ゴジラ2000 ミレニアム』(1999年)からゴジラを演じた。戦隊シリーズではなかったミニチュアセットの破壊シーンの撮影では、失敗すると多くのスタッフに余計な苦労をさせてしまうため「緊張のあまり腹が痛くなった」という。『ゴジラ FINAL WARS』(2004年)ではスーツアクションアドバイザーを兼務。

獣拳戦隊ゲキレンジャー』(2007年)では得意としている中国武術を生かし、中国拳法指導を担当した。

エピソード

彼は、黄色のインナースーツを好んで着用するが、これは特技を生かしてブルース・リーものまねCMに出演していた影響であるという。                        

前述の代役としての出演は、当時両者の撮影時間の都合によるもの。「機械と野生の対照的な両者の動きで自分が出来上がった」と語る。自身の持ち役の低姿勢の構えは、大葉健二のバトルケニアの影響を受けている。『大戦隊ゴーグルファイブ』の五人同時で飛び降りるブラックは喜多川が演じている。

光戦隊マスクマン』で自身が担当したブルーマスクの役を演じた広田一成から中国拳法の手ほどきを受けた。その後も中国拳法のトレーニングを続け、『五星戦隊ダイレンジャー』ではシシレンジャーのスーツアクターとして広田直伝の中国拳法を見せている。『獣拳戦隊ゲキレンジャー』ではそれを生かし、中国拳法指導として参加している。

3D対戦格闘ゲームのモーションアクターの仕事でも中国拳法の経験が生かされたと、ゲーム関連のインタビューで明かしている。

出演作品

テレビドラマ

映画

後楽園遊園地ヒーローショー

ゲーム

その他

外部リンク