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南中郷駅
	駅舎(2017年4月)
	みなみなかごう; Minami-Nakagō;
	◄高萩 (4.5 km) (4.6 km) 磯原►
	南中郷駅南中郷駅位置図（茨城県）
所在地	茨城県北茨城市中郷町小野矢指238 北緯36度45分11.40秒東経140度43分44.67秒 / 北緯36.7531667度東経140.7290750度座標: 北緯36度45分11.40秒東経140度43分44.67秒 / 北緯36.7531667度東経140.7290750度
所属事業者	東日本旅客鉄道（JR東日本）
所属路線	■常磐線
キロ程	167.0 km（日暮里起点）
電報略号	ミウ
駅構造	地上駅
ホーム	1面2線
乗車人員; -統計年度-	570人/日（降車客含まず）; -2018年-
開業年月日	1910年（明治43年）2月1日
備考	業務委託駅
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2020年2月15日 (土) 03:12時点における版

南中郷駅（みなみなかごうえき）は、茨城県北茨城市中郷町小野矢指（やさし）にある、東日本旅客鉄道（JR東日本）常磐線の駅である。

概要

当駅は北茨城市の南部に位置し、同市と高萩市の市境付近に位置する。

当駅における運行形態

日中は上り（高萩・日立・水戸方面）、下り（磯原・いわき方面）と共に概ね1時間に1本の普通列車が停車する^[1]。

特急列車（上野・東京・品川方面）利用の場合は、高萩駅または日立駅で「ひたち・ときわ」の乗り継ぎが可能。

歴史

1910年（明治43年）
- 2月1日：運転業務取り扱い開始。
- 2月16日：鉄道院の駅として貨物営業開始。
- 3月18日：旅客営業開始。
1945年（昭和20年）9月15日：常磐炭鉱（現・常磐興産）中郷鉱専用線が開通。
- 当駅より駅西側にあった常磐炭鉱中郷鉱まで3.9kmの専用線が伸びており、炭鉱で産出された石炭の輸送を行っていた。
1949年（昭和24年）6月1日：日本国有鉄道が発足。
1971年（昭和46年）9月1日：常磐炭鉱中郷鉱が8月30日に閉山となったため、専用線の運行を休止。
1975年（昭和50年）10月18日：常磐炭鉱中郷鉱専用線を正式廃止。
1984年（昭和59年）2月1日：貨物列車の設定廃止。同時に専用線発着の車扱貨物の取扱を廃止。
- 上記の専用線のほか、駅西側にあった常磐炭鉱マセック煉炭製造所（常磐化成工業）にも専用線が伸びており石炭や加工煉炭の輸送を行っていたが、国鉄の貨物輸送の見直しからトラック輸送に切り替えられ専用線は廃止された。マセック煉炭製造所はその後閉鎖・解体され常磐興産所有の更地となっているが、一部の建物は残っている。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化によりJR東日本の駅となる。
2009年（平成21年）3月14日：東京近郊区間拡大に伴い、ICカード「Suica」サービス開始。
2014年（平成26年）3月5日：新駅舎供用開始^[2]。
2018年（平成30年）3月16日：この日をもってみどりの窓口の営業を終了^[3]。

駅構造

島式ホーム1面2線を有する地上駅。改札口とホームは跨線橋で連絡している。

高萩駅管理の業務委託駅（JR東日本ステーションサービス受託）。自動券売機、簡易Suica改札機が設置されている。2018年 3月16日までみどりの窓口の営業を行っていた^[3]。

のりば

番線	路線	方向	行先
1	■常磐線	上り	日立・水戸・上野方面
2	■常磐線	下り	いわき方面

（出典：JR東日本:駅構内図）

利用状況

JR東日本によると、2018年度（平成30年度）の1日平均乗車人員は570人である^{[利用客数 1]}。常磐線（上野〜いわき間）では最も少ない。

近年の推移は以下のとおりである。

乗車人員推移
年度	1日平均乗車人員	出典
2000年（平成12年）	1,060	^{[利用客数 2]}
2001年（平成13年）	992	^{[利用客数 3]}
2002年（平成14年）	929	^{[利用客数 4]}
2003年（平成15年）	895	^{[利用客数 5]}
2004年（平成16年）	839	^{[利用客数 6]}
2005年（平成17年）	798	^{[利用客数 7]}
2006年（平成18年）	780	^{[利用客数 8]}
2007年（平成19年）	759	^{[利用客数 9]}
2008年（平成20年）	753	^{[利用客数 10]}
2009年（平成21年）	741	^{[利用客数 11]}
2010年（平成22年）	696	^{[利用客数 12]}
2011年（平成23年）	630	^{[利用客数 13]}
2012年（平成24年）	633	^{[利用客数 14]}
2013年（平成25年）	638	^{[利用客数 15]}
2014年（平成26年）	602	^{[利用客数 16]}
2015年（平成27年）	597	^{[利用客数 17]}
2016年（平成28年）	576	^{[利用客数 18]}
2017年（平成29年）	577	^{[利用客数 19]}
2018年（平成30年）	570	^{[利用客数 1]}

駅周辺

国道6号
北茨城市役所南部市民センター
南中郷郵便局
長久保赤水旧宅

バス路線

乗場	系統	主要経由地	行先	運行会社	備考
		汐見ヶ丘5丁目	グリーンヒル中郷	茨城交通	土休日運休
	中郷線	日棚、常磐炭砿	石岡スポーツ広場	北茨城市巡回バス	土休日運休

その他

駅開業初期には、小野矢指にあることから駅名を「矢指駅」と誤解する人が多数おり、地域住民も「矢指駅」への改称を願い出ていた^[4]。しかし改称願はいずれも却下された^[4]。

隣の駅

東日本旅客鉄道（JR東日本）

■常磐線

高萩駅 - 南中郷駅 - 磯原駅

脚注

[脚注の使い方]

記事本文

^ “時刻表南中郷駅”. 東日本旅客鉄道. 2019年8月8日閲覧。
^ 水戸線羽黒駅、常磐線南中郷駅新駅舎の供用開始について (PDF)
^ ^a ^b “駅の情報（南中郷駅）：JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年3月7日閲覧。
^ ^a ^b 北茨城市史編さん委員会編（1987）：183ページ

利用状況

^ ^a ^b “各駅の乗車人員（2018年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月12日閲覧。
^ “各駅の乗車人員（2000年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
^ “各駅の乗車人員（2001年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
^ “各駅の乗車人員（2002年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
^ “各駅の乗車人員（2003年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
^ “各駅の乗車人員（2004年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
^ “各駅の乗車人員（2005年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
^ “各駅の乗車人員（2006年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
^ “各駅の乗車人員（2007年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
^ “各駅の乗車人員（2008年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
^ “各駅の乗車人員（2009年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
^ “各駅の乗車人員（2010年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
^ “各駅の乗車人員（2011年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
^ “各駅の乗車人員（2012年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
^ “各駅の乗車人員（2013年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
^ “各駅の乗車人員（2014年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
^ “各駅の乗車人員（2015年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
^ “各駅の乗車人員（2016年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
^ “各駅の乗車人員（2017年度）”. 東日本旅客鉄道. 2018年7月6日閲覧。

参考文献

北茨城市史編さん委員会編『北茨城市史下巻』北茨城市、昭和62年6月25日、849pp.

外部リンク

[timetable/list1494-1] “時刻表南中郷駅”. 東日本旅客鉄道. 2019年8月8日閲覧。

[2] 水戸線羽黒駅、常磐線南中郷駅新駅舎の供用開始について (PDF)

[Cd=1494-3] “駅の情報（南中郷駅）：JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年3月7日閲覧。

[ki-23] 北茨城市史編さん委員会編（1987）：183ページ

[passenger/2018_06-4] “各駅の乗車人員（2018年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月12日閲覧。

[5] “各駅の乗車人員（2000年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。

[6] “各駅の乗車人員（2001年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。

[7] “各駅の乗車人員（2002年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。

[8] “各駅の乗車人員（2003年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。

[9] “各駅の乗車人員（2004年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。

[10] “各駅の乗車人員（2005年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。

[11] “各駅の乗車人員（2006年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。

[12] “各駅の乗車人員（2007年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。

[13] “各駅の乗車人員（2008年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。

[14] “各駅の乗車人員（2009年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。

[15] “各駅の乗車人員（2010年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。

[16] “各駅の乗車人員（2011年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。

[17] “各駅の乗車人員（2012年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。

[18] “各駅の乗車人員（2013年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。

[19] “各駅の乗車人員（2014年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。

[20] “各駅の乗車人員（2015年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。

[21] “各駅の乗車人員（2016年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。

[22] “各駅の乗車人員（2017年度）”. 東日本旅客鉄道. 2018年7月6日閲覧。

[1]

[2]

[3]

[利用客数 1]

[利用客数 2]

[利用客数 3]

[利用客数 4]

[利用客数 5]

[利用客数 6]

[利用客数 7]

[利用客数 8]

[利用客数 9]

[利用客数 10]

[利用客数 11]

[利用客数 12]

[利用客数 13]

[利用客数 14]

[利用客数 15]

[利用客数 16]

[利用客数 17]

[利用客数 18]

[利用客数 19]

[4]

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2020年2月15日 (土) 03:12時点における版

概要

当駅における運行形態

歴史

駅構造

のりば

利用状況

駅周辺

バス路線

その他

隣の駅

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