東京カテドラル聖マリア大聖堂

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東京カテドラル
東京カテドラル
目白通り側からの外観
目白通り側からの外観

東京カテドラル聖マリア大聖堂(とうきょうカテドラルせいマリアだいせいどう)は、東京都文京区関口にあるカトリック関口教会1900年創立)の教会堂で、カトリック東京大司教区の司教座聖堂(カテドラル)である。聖マリア大聖堂という名称は聖堂が「無原罪の聖母(マリア)」にささげられていることに由来している。故吉田茂内閣総理大臣葬儀が行われたことでも知られる。

目次

[編集] 概要

1899年に建った最初の聖堂は木造ゴシック様式の建物だったが、1945年東京大空襲で焼失。現在の大聖堂は建築家丹下健三の設計になり、1964年(昭和39年)落成。ドイツのケルン教区の支援により建設された。

上空から見た形は十字架型である。外装はステンレス・スチール張り、鉄筋コンクリート造。構造自体は全く違うものの、曲線を多用した壁面など外観の形状は丹下の同時期の作品である国立代々木競技場との相似がよく指摘されるところであり、共に構造技術者の坪井善勝との協働である。壁面にはさまれた細い側面には、それぞれ上部に黄色を基調としたステンドグラスが入れられている。内部は床面に化粧大理石が貼られ、内陣奥は数段の階段をはさんでやや高くなっており、ステンドグラスの前に巨大な十字架を据えた作りとなっている。現在のパイプオルガンは2代目で、2004年に完成、同年5月に公開された。

技術上の問題から建築後比較的早い時期から雨漏りが見られたが、最近の補修工事(2006年-2007年)の改修工事で新たに雨漏りを防ぎ、時間の経過で劣化した部分を交換した[1]

地下に納骨堂および小礼拝堂を持ち、聖堂脇には鉄筋コンクリート製の鐘楼がたつ。聖堂内の一角にはドイツケルンイエズス会から寄贈された聖フランシスコ・ザビエルの「胸像」が展示されているが、正確に言うとこれは聖遺物容器である(聖堂内の別の一角には、寄贈を証する日独併記の文書も掲げられている)。さらに教会の敷地奥方にはルルドの洞窟を模った岩石に立つ大きな聖マリア像がある。

[編集] (大聖堂)内部空間

コンクリートで打ち出された内壁は禁欲的で静謐な印象を与え、最頂部で40m近くに達する内部空間は伝統的教会建築と同様、上昇を表象した造形になっている。

また、構内ではサン・ピエトロ大聖堂ピエタ(ミケランジェロ)の精巧なレプリカや(前述の)フランシスコ・ザビエルの胸像などの収蔵品を観ることができる。

残響は7秒(空席時)に達し、典型的な中世ヨーロッパの大聖堂よりも長い。ヨーロッパの典型的な大聖堂のそれに似た音響特性を持つ大空間は日本では珍しいとされ、時おり開催されるオルガンやオラトリオグレゴリオ聖歌などの演奏会では、現代的なコンサートホールでは味わうことができない教会特有の響きを味わうことができる。

[編集] 脚注

  1. ^ 東京教区ニュース No.235 2006年8月

[編集] 交通

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

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