青年

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青年(せいねん)は、社会的・肉体成長過程における一時期を指す。「若者(わかもの)」などともいう。「若者」・「青年」は男女ともに対して使用される。「青少年(せいしょうねん)」は青年および少年のことである。

該当する年齢[編集]

狭義には、高校生大学生といった、それらの学齢を含む15歳から22歳ごろまでを指すことや、少年法でいう、少年期を過ぎた20歳から29歳ごろまでの男女を指すこと、厚生労働省の一部資料(健康日本21など)では、15〜25歳ごろまでとすることもある。

広義には、一部の青年ボランティア活動団体町内会等の青年部で、39歳までを有資格者とする場合があるように、30歳代全般を含むことも多い。農業協同組合組織青年団等では、若年層の減少によるためか、40代の者も青年に含めることがある。

定義の推移[編集]

青年・若者の定義というのは、時代・社会により概念が異なる。例えば、江戸時代以前の日本武家社会では「青年期」・「若者時代」という時期は明確ではなく、元服し、前髪を剃り落とせば「一人前の大人」であり、青年・若者というグレーゾーンは存在しなかった。また、厳密には青年と若者は別の概念であり、青年は1887~88年にかけてメディアを通して広がった言葉である[1]。また、その暗に意味するところは少なくとも日露戦争後までは変容している[2]

」は漢語で、東方春季を表すであり、物事の初期を意味する。人生の初期を青年期とすれば、新生児も含まれるが、一般的には、尊属ないし成人の保護を必要とし、就職結婚等を禁じられる未成年期は除かれ、成人後の初期が青年期と呼ばれる。成人後の人生を初期と後期の二期に分ければ、自分や同世代の人間の子供がだいたい成人するまでが青年期であり、現代では約40~50歳くらいまでである。初期、中期、後期の三期や、初期、中期、後期、最後期の四期に分ければ、35歳、30歳、25歳くらいまでなどに短縮される。

しかし、人間は生きている限り、自分の人生はまだ初期だと自称することは可能である。多くの経験が必要とされる分野では、一般的には中年や老人として呼ばれる年齢でも、若者扱いされることがある。実業家の安田善次郎は、「五十、六十は鼻たれ小僧 男盛りは八、九十」という言葉を残している。

「青年」がつく主な団体[編集]

脚注[編集]

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出典[編集]

  • 木村直恵「「青年」の誕生 : 明治日本における政治的実践の転換」、新曜社、1998年8月
  • 和崎光太郎「近代日本における「煩悶青年」の再検討 : 1900年代における<青年>の変容過程」、『日本の教育史学』第55巻、教育史学会紀要、2012年10月、 19-31頁、 NAID 40019453053

関連項目[編集]