名誉称号

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索

名誉称号(めいよしょうごう、:Title of honor)とは、

およびそれらの総称である。一方の意味で用いる場合と双方の意味を持つ場合がある[1]類似概念として栄誉称号がある。

概要[編集]

名誉称号とは国家・地方公共団体、政党大学をはじめとする研究機関文化機関経済団体武道団体などが特定の個人または法人その他の団体名誉顕彰するために授与・贈呈される称号。類似する概念に栄誉称号などがあり、明確な相違こそないものの、栄誉称号の場合には学位爵位など公的に地位や学術能力の証明をする効力を持つことも多く、呼称のみを保障することが多い名誉称号とは意味合いとして微妙に差異がある[2]。授与・または贈呈の事由としては、他に大きな表彰を受けたこともしくは多大な功績をあげていること、ボランティアなど特定の活動を持続していること、若しくは国内外の社会または一定の業界組織団体への功績が顕著であること。特に特定の役職を一定期間務めた人物が対象となることが多い。または社会もしくは一定の組織・団体への寄付が一定額以上を越えている事とされることが一般的である。名誉称号が「名誉○○」という名称になる際に、「○○として特別に功績をあげた人物に授与される」場合と「○○ではないがそれに相当する功績をあげた人物に授与される」場合がある。学問でいえば名誉教授は前者だが名誉博士は後者である。名誉名人のように囲碁では前者で将棋では後者という例もある。

名誉称号一覧[編集]

国家の名誉称号[編集]

地方公共団体の名誉称号[編集]

その他の公益団体・交通機関[編集]

赤十字社の名誉称号[編集]

大学の名誉学位[編集]

大学・学術機関・文化機関の名誉学術称号[編集]

学会・研究機関の名誉称号[編集]

政党の名誉称号[編集]

経済団体の名誉称号[編集]

音楽の名誉称号[編集]

文化団体の称号[編集]

  • 名誉ソムリエ
  • 名誉名人 - ただし、将棋界における名誉名人は土居市太郎ら「名人になっていない棋士」への称号で、名人経験者の升田幸三がそれを理由に名誉名人を断った例もある。囲碁界では名人に限らずタイトル多数獲得者に「名誉棋聖」等の称号を贈るが、将棋界では「永世名人」など永世称号と呼ぶ。
    • このほか、段級位制をとっている場合には名誉段位というものも存在する。政治家などの著名人に贈られる場合が多いが、高柳敏夫のように将棋のプロ八段で九段ではなく名誉九段を贈られた例もある。

スポーツ団体の称号[編集]

宗教団体の名誉称号[編集]

  • 名誉教皇(ただしラテン語の原語名は「退任した」という意味で名誉の意味はない)
  • 名誉司教(ただしラテン語の原語名は「退任した」という意味で名誉の意味はない)

武道の名誉称号[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 以下、本項概要を参照。
  2. ^ 例えば、フランス革命で消失したフランスの爵位が王政復古で復活した際、特権の伴わない純然たる名誉称号となったと言われている。つまり、名誉称号とは名乗ることのみを許容された概念として使用されている。相賀徹夫編著『日本大百科全書11』(小学館1986年) 313頁、314頁参照。

参照文献[編集]

  • 相賀徹夫編著『日本大百科全書11』(小学館、1986年) ISBN 4095261110

関連項目[編集]