ジャップ
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ジャップ(英語: Jap)は、「日本人」・日本語・日本を指す言葉である。
英語の "Japanese" (日本の人・日本語)および "Japan" (日本)の短縮形で、蔑称として用いられることが多い。そのため、日本の国名コードや言語コードは Japan の略称として JAP ではなく JPN とされている(以前は国名の略称としてJAPを使用していたが、蔑称のJapを連想するためにJPNに変えられた)。
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[編集] 概要
アメリカ合衆国テキサス州ジェファーソン郡(ヒューストン近郊)に存在する「ジャップ通り」、アラスカ州に存在する「ジャップ湾」などに見られるように、元々は日系人に対する呼び名であって、蔑視語として使われることは少なかった。
第二次世界大戦当時に日本軍が真珠湾攻撃を行った際、米国人が日本軍や日本兵に対して憎しみを込めて「ジャップ」という呼称を使用して以来、太平洋戦線でも米兵が頻繁に使用し、侮蔑語とみなされるようになったと言われている。
戦争が終了してからは蔑称の意味合いで使われる事は少なくなってきているが、現在でも蔑称の意味合いが残っているかについては意見が割れており、しばしば論争が起きている。
現在でも複数の日本人陸上競技選手の代理人を務めるCaroline Feithがホームページ上で担当している日本人選手の国籍をJAPと表記するなど、 意識向上が進んでいるかは疑問である。[1]
ただし、英語圏以外の国々などでは、Jap を差別語として使用することは少ないため、単に Japanese の略語として用いる場合もある。また、アメリカ以外では単なる略称として Jap を使用することは一般的であるとの見方もある。
オーストラリアではカボチャの1品種である"Jap pumpkin"が市場やスーパーマーケットで普通に売られている。日本を経由して持ち込まれた品種だと思われる。"Kent Jap pumpkin"、"Japanese pumpkin"とも称される。
IRC(インターネットのチャットの一種)やオンラインゲームなどでは、「日本の~」を意味する形容詞として Jap を使うことがしばしばある。この場合は蔑称の意味合いはないことが多い。
日本人全体を意味する略語は JP PPL (Japanese people)であり、Jap が使われる場面は少ない。また、Jap が蔑称であったことが知られつつあり、次第に JP もしくは Japa を代替語として使う傾向も見られる。
日本人や日系人がこの単語を用いる場合、多くは自嘲・自虐的な意味合いを含むことになる。高田賢三のように蔑称であることを知りつつ自社ブランドの名称として使用したり、あえて積極的に Jap を用いることによって「Jap は侮蔑語ではない」という意思表示をする例もみられる。
[編集] 北朝鮮代表の発言
2003年11月4日に行われた国連総会の本会議で、日本国代表が朝鮮民主主義人民共和国 (DPRK) を指して「North Korea」(北朝鮮)と呼び続けていたため、それに抗議を示すものとして、北朝鮮代表の次席大使が、日本を「Jap」と呼んだ事から、日本の次席大使が北朝鮮を非難し、本会議という公式の場で蔑称を用いて侮辱することに対して、国連からも非難を浴びた。
[編集] ニップ
ジャップと同様に蔑称として、Nippon (日本)を短縮した「ニップ」(英語: Nip)がある。あまり蔑称だと日本では意識されていないが、蔑称として用いられる場合もある。
最近では国名を現地語で表現する流れがあるが、この場合の Nippon の略称は NIP を避けて NPN とされている。

