シカゴ (ミュージカル)

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ニューヨークのアンバサダー劇場で上演された『シカゴ』(2010年)

シカゴ』 (Chicago) は、ジョン・カンダー作曲、フレッド・エッブ作詞、フレッド・エッブおよびボブ・フォッシー脚本により1975年に初演されたアメリカミュージカル。これまでにブロードウェイで二回上演され、ハリウッドで映画化もされている。

目次

[編集] 概要

『シカゴ』は1920年代ジャズ全盛期時代に、シカゴの女性記者だったモーリン・ダラス・ワトキンスが、女性殺人犯の裁判にヒントを得て執筆した辛口コメディである。舞台では特に鬼才ボブ・フォッシーの振り付けによるゴージャスでダイナミックなダンスが特徴的である。

1975年にミュージカルとしてニューヨークで幕をあげ、同年のトニー賞11部門にノミネートされるが、同年オープンした『コーラスライン』に賞を独占され完敗し、1977年に898回のロングランを記録し無冠で閉幕した。

その後『シカゴ』は1996年にリバイバルとして、ボブ・フォッシーの愛弟子アン・ラインキングを振り付けに迎え、アンコール! シリ一ズのコンサート形式で上演された。同年の11月14日にブロードウェイのリチャード・ロジャース劇場でリバイバル公演として正式にオープンをした。

翌年の1997年度にはトニー賞、8部門ノミネート、6部門受賞に輝いた。


同作品映画版は2003年第75回アカデミー賞の作品賞、第60回ゴールデングローブ賞の作品賞も受賞している。 尚、映画版では主役をロキシー・ハートとし、舞台版の楽曲は数曲カットされている。

[編集] ストーリー


注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。


1920年代後半。ジャズ全盛期のアメリカ・イリノイ州シカゴ。ヴォードヴィルのスターを夢見るロキシー・ハートは彼女を捨てた愛人フレッドを撃殺し逮捕される。お人よしの夫エイモスが身代わりとして出頭するが、うそだとばれてロキシーは監獄へ。監獄には元ナイトクラブの歌姫ヴェルマ・ケリーや出獄の為には手段を選ばない女囚たちが。

悪徳敏腕弁護士ビリー・フリンの力でメディアの注目を一身に集め、監獄の中にいながらもスターとなっていたヴェルマ。 浮気をしていた夫と妹を殺した罪でありながら、ビリーのマスコミ操作で無実になる日も近い。 ロキシーは憧れのヴェルマに近づこうとするが、相手にもされなかった。 看守ママ・モートンの手引きを受けたロキシーは、早速エイモスに金を出させてビリー・フリンを雇う。ビリーがでっちあげた正当防衛の筋立てが功を奏し、悲劇のヒロインとして一世を風靡するロキシー。スポットライトから外され、今度は嫉妬する側になったヴェルマ。

スターの座を奪われたヴェルマは、ロキシーに手を組もうと持ちかけるが今度は自分が相手にされない。そんな中、新たな女性殺人犯令嬢キティが登場。マスコミの関心はそっちに移ってしまう。
焦ったヴェルマは裁判でのプランを考えるが、かたやロキシーは「実は妊娠中」と嘘の告白をしスターの座に返り咲く。 自分の母性愛を陪審員に訴えかけ、その大芝居は成功。判決は見事無実になる。ロキシーの猿芝居に飽きれるヴェルマやママ・モートンだった。 ところが、既に新しいスキャンダルを追い回していたマスコミは、劇的な判決結果にもロキシーの存在にも無関心。 反して裁判をショービジネスと考えるビリーは相変わらず意欲的に悪徳弁護を続けている。

エイモスも去り、誰にも見向きもされないロキシー。無実になったもののパッとしない毎日を送っているヴェルマ。2人はタッグを組み「殺人犯の2人」と掲げて、憧れのスターへとのし上がった。

[編集] 日本人キャスト

[編集] 1975年版(初演)

1983年

1985年・1986年

[編集] 1996年版(リバイバル 初演)

2008年

2010年

[編集] ミュージカル ナンバー

<1幕>

  1. オーヴァーチュア
  2. オール・ザット・ジャズ (ヴェルマ&カンパニー)
  3. ファニー・ハニー (ロキシー)
  4. セル・ブロック・タンゴ (ヴェルマ&女囚達)
  5. ホエン・ユーア・グッド・トゥ・ママ (ママ・モートン)
  6. 私にとって大切なのは (ビリー&女達)
  7. ア・リトル・ビット・オブ・グッド (メアリー・サンシャイン)
  8. ウイ・ボース・リーチド・フォア・ザ・ガン (ビリー)
  9. ロキシー (ロキシー)
  10. アイ・キャント・ドゥ・イット・アローン (ヴェルマ)
  11. 一番の親友 (ロキシー&ヴェルマ)
  12. 1幕のフィナーレ

<2幕>

  1. 前奏曲
  2. アイ・ノウ・ア・ガール (ヴェルマ)
  3. ミー・アンド・マイ・ベイビー (ロキシー)
  4. ミスター・セロファン (エイモス)
  5. ホエン・ヴェルマ・テイクス・ザ・スタンド (ヴェルマ)
  6. ラズル・ダズル (ビリー&カンパニー)
  7. お上品 (ヴェルマ&ママ・モートン)
  8. 近ごろは (ロキシー&ヴェルマ)
  9. ホット・ハニー・ラグ (ロキシー&ヴェルマ)
  10. フィナーレ (カンパニー)

[編集] 関連項目


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