コール オブ デューティ モダン・ウォーフェアIII

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
コール オブ デューティシリーズ > コール オブ デューティ モダン・ウォーフェアIII
コール オブ デューティ モダン・ウォーフェアIII
Call of Duty:Modern Warfare III
ジャンル ファーストパーソン・シューティングゲーム
対応機種 PlayStation 4
PlayStation 5
Xbox One
Xbox Series X/S
Microsoft Windows
開発元 Sledgehammer Games
Infinity Ward
Treyarch
販売元 アクティビジョン
プロデューサー Trevor Schack
ディレクター Aaron Halon
Dave Swenson
Greg Reisdorf
デザイナー Zach Hodson
シナリオ ブライアン・ブルーム
Ashley Poprik
Shelby Carleton
Justin Chung
Dana Shaw
Jen Campbell
プログラマー Jason Bell
音楽 Walter Mair
美術 Joe Salud
Matt Abbott
シリーズ コール オブ デューティシリーズ
運営開始日 2023年11月10日
対象年齢 CEROZ(18才以上のみ対象)
ESRBM(17歳以上)
PEGI18
コンテンツ
アイコン
CERO:暴力
ダウンロード
コンテンツ
あり
必要環境

最低: OS: Windows® 10 64 Bit プロセッサー: Intel® Core™ i3-6100 / Core™ i5-2500KまたはAMD Ryzen™ 3 1200 メモリー: 8 GB RAM グラフィック: NVIDIA® GeForce® GTX 960またはAMD Radeon™ RX 470 - DirectX 12.0互換システム DirectX: Version 12 ネットワーク: ブロードバンドインターネット接続

ストレージ: 125 GB の空き容量
エンジン IW engine英語版 9.0
テンプレートを表示
評価
集計結果
媒体結果
MetacriticPC: 59/100点
PS5: 56/100点
XBSX: 60/100点[1]

コール オブ デューティ モダン・ウォーフェアIII』(Call of Duty: Modern Warfare III)は、コール オブ デューティシリーズの第22作目のビデオゲームである。

2023年11月10日に全世界同時発売。略称は『CoD:MWIII』。『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェアII』(2022年)の続編であり、『コール オブ デューティ ウォーゾーン 2.0』および『コール オブ デューティ ウォーゾーンモバイル』とのクロスプログレッションに対応する[2]

概要[編集]

キャンペーンは、リードデベロッパーSledgehammer GamesInfinity Wardが提携して開発した[3]前作からの直接の続編であり、プライス大尉率いるタスクフォース141と、ロシアの超国家主義者、ウラジミール・マカロフ率いるコンニグループとの対決を描いた物語となっている。

マルチプレイは、『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア2』(2009年)より16種類のリメイクされたコアマップが発売時に登場した[3]。ゾンビモードは、Sledgehammer GamesとTreyarchによって開発され、モダン・ウォーフェアの世界で初めてのゾンビモードとなる[4]

本作のCEROレーティングはリブート版MWシリーズでは初、CoDシリーズ通してでは『ヴァンガード』以来となるZ(18歳以上のみ対象)指定作品となる。

『モダン・ウォーフェアII』からすべての銃火器、アタッチメント、オペレーター、コスメティックアイテムが引き継がれる[3][5]ゲームデータ本編そのものも同一のものになり、コンソール版では約90GBのポータルアプリケーションである「Call of Duty HQ(Call of Duty®)」の本編のみの無料ダウンロードに加え、追加データをユーザーの趣向に合わせて追加でダウンロードする必要がある。この作品の導入以降は、モダンウォーフェアIIのプレイにはCall Of Duty HQのメインメニューを起動した後に、項目を選択してモダンウォーフェアII側のゲームデータ本編を起動させる必要がある。なおDMZモードを除くウォーゾーン2.0はシーズン01開幕後はMWIIIベースに切り替わったためこの影響を受けない。この仕様上、モダンウォーフェアIIから引き続きディスク版に記録されたデータの容量が1GBを下回るものとなる。

コール オブ デューティシリーズ生誕20周年記念作品[6]Metacriticで『ヴァンガード』を下回り、最も評価の低いメインシリーズとなった[7][8]

当初、Sledgehammer Gamesは『MWⅢ』制作を望んでいなかった。『ヴァンガード』のリリース後、同スタジオは『アドバンスド・ウォーフェア』の続編を提案していた。しかし、このアイデアが進む前に、代わりに『モダン・ウォーフェアⅡ』の拡張パックを開発することになると通知された。しかし、開発中にプロジェクトは正規ナンバリング『モダン・ウォーフェアⅢ』としてリリースになることになり、従業員はタイトな時間枠内でゲームをリリースするためにクランチ(強制的に行われる過酷な長時間労働)を強いられたと語った。また『ヴァンガード』も同様に厳しい開発サイクルの下で作られたものだった。この結果、他の『Call of Duty』ゲームは開発期間が3年前後であるのに対し、『MWⅢ』の開発期間はわずか16カ月と通常の約半分だったことになる[9]

沿革[編集]

  • 2023年10月7日〜11日、13日〜17日(日本時間)にかけてオープンベータテストが開催
  • 2023年11月3日 デジタル版を予約購入したプレイヤー限定でキャンペーンモードの早期アクセスを実施。
  • 2023年12月7日 シーズン01が開幕[10]。WZ2.0がMWIIIベースにアップデートされた。
  • 2024年1月18日 シーズン01・リローデッドが開幕。
  • 2024年2月8日 シーズン02が開幕。
  • 2024年3月7日・シーズン02・リローテッドが開幕。
  • 2024年4月4日・シーズン03が開幕。

登場人物[編集]

タスクフォース141[編集]

ジョン・プライス大尉
英語版声優:バリー・スローン
日本語吹き替え:斉藤次郎[11]
タスクフォース141所属の伝説的なSAS隊員。階級は大尉。前作MWⅡから引き続き登場する。ブッシュハットと口髭が特徴。敵には無慈悲として恐れられ、味方には思いやりがあるとして信頼されている。コールサインは「Bravo 0-6」
詳細は「プライス大尉
ジョン・"ソープ"・マクタビッシュ軍曹
英語版声優:ニール・エリス
日本語吹き替え:木内太郎[12]
タスクフォース141所属のSAS隊員。スコットランド出身。階級は軍曹で、部隊内では狙撃兵を担当する。CoD4MW〜旧MW3までに登場したプレイアブルキャラクターと同名のキャラクター。旧作シリーズから容姿が変更されるキャラクターが多い中、ソープは旧作同様のモヒカンヘアーを続けている。負けず嫌いで明るい性格でもあり、時には戦闘中にジョークを言うこともある。海より雪山が好きで、スキーよりスノボ派。かつてマカロフを殺そうとしたが、プライスに止められており、その判断を悔やんでいる。キャンペーンのラストミッション『カウントダウン』にて、爆弾解除中にコンニの銃撃を受け負傷。プライスに銃を突きつけ、殺害しようとするマカロフに反撃するが、マカロフに頭を撃ち抜かれてしまい、死亡する。
コールサインは「Bravo 7-1」
カイル・"ギャズ"・ギャリック三等軍曹
英語版声優:エリオット・ナイト
日本語吹替:佐々木啓夫[13]
タスクフォース141所属のSAS隊員。前作MWIIから引き続き登場する。階級は三等軍曹。プライス始め141の面子からは『ギャズ』と呼ばれる程の信頼を得ている。コールサインは「Bravo 6-2」
サイモン・"ゴースト"・ライリー中尉
英語版声優:サムエル・ローキン
日本語吹替:武田幸史[14]
タスクフォース141所属のSAS隊員。前作MWIIから引き続き登場する。階級は中尉。バラクラバの上に髑髏の仮面を付けているのが特徴で、本名以外の素性は全て謎に包まれている。潜入工作のスペシャリストであり、ゲリラ戦やあらゆる危険な区域での任務を単独で遂行する実績を多く持つ。
ソープとは軽口を叩き合う仲で、スノボ派だと言うソープに対して「スノボは品が無い奴向けだ」と呟いている。
4年前(2019年)のシーンでは、リブート以前のゴーストの格好を見せる。
コールサインは「Bravo 0-7」

ウルジクスタン解放軍(ULF)[編集]

ファラ・カリム
英語版声優:クラウディア・ドゥーミット
日本語吹替:足立由夏[15]
ウルジクスタン解放軍の司令官。プライスには「ゴーストに並ぶ名スナイパー」と評されている。
アレックス・ケラー
英語版声優:チャド・マイケル・コリンズ
日本語吹替:杉村憲司
CIAの準軍事部門の工作員でウルジクスタン解放軍の協力者ではあるが、副官のような立ち位置にいる。前々作のMWのラストミッションにて、爆発に巻き込まれたことで左足が義足となっている。
サマラ・ジャラル
英語版声優:サンドラ・サード
日本語吹替:
かつてファラと共に戦ったULFの隊員。現在は家庭を守るために軍を辞めている。カストビアからロシアのソチに向かう761便にてマカロフの息が掛かったテロリストによって昏倒させられ、爆弾ベストを着せられてテロリストへと仕立て上げられた。その後、爆弾を解除しようと奮闘するも乗客の邪魔が入ったことで爆弾が起爆してしまい、乗客共々爆死する。選択によっては爆弾解除のためにテロリストや乗客を射殺することになるが、どちらを選んでも結果は変わらない。キャラクターは全く異なるが、『民間人を殺さなくてはならない』、『戦争を引き起こすためにテロリストとして利用される』という立場は旧「MW2」のミッション「No Russian」のジョセフ・アレンに相当する。

アメリカ合衆国[編集]

ケイト・ラズウェル
英語版声優:リヤ・キールステッド
日本語吹替:小林さとみ[16]
CIAの女性アナリスト、支局長。諜報を担当し、タスクフォース141を支える。ミッション「潜入」ではプレイアブルキャラクターとして操作する。化学兵器を積んだミサイルの攻撃に巻き込まれるが、ニコライの援護あって事なきを得た。
コールサインは「Watcher 1」
フィリップ・グレイブス
英語版声優:ウォーレン・コール
日本語吹替:田邉安彦[17]
民間軍事会社「シャドウ・カンパニー」のCEO。前作「MWⅡ」で死亡したと思われていたが、実は生存しており、ウルジクスタン解放軍を支援している。前作でタスクフォース141とは敵対したこともあり、タスクフォースの面々からは嫌悪されていて信用はされていない。コールサインは「Shadow 0-1」
ハーシェル・シェパード
英語版声優:グレン・モーシャワー
日本語吹替:大塚明夫
アメリカ合衆国陸軍の将軍。前作でタスクフォース141を裏切ったことでグレイブス同様、嫌悪されていて信用はされていない。終盤ではグレイブスとラス・アルマスでの一件(傘下のシャドウ・カンパニーがラス・アルマスの住民を虐殺した事件)の責任を擦りつけあっていたが、最終的にプライスによって殺害される。コールサインは「ゴールドイーグル」。

イギリス陸軍特殊空挺部隊(SAS)[編集]

バーンズ
キャンペーンステージの「一触即発」にプライスらと同行したSAS隊員。旧「MW3」にも同名の隊員が登場している。しかしながら、このステージにしか登場していないため、その後の動向は不明。 階級は伍長。コールサインは「Bravo 6-2」[注 1]

協力者[編集]

ニコライ
英語版声優:ステファン・カピチッチ
日本語吹替:丹沢晃之
プライスの旧友であり、ギャズの友人。SAS、ウルジクスタン解放軍に協力するロシア人。東欧PMC「Chimera」のリーダー。シリーズ全作品に登場する。コールサインは「Yankee 7」
ユーリ・ヴォルコフ
英語版声優:ラファエル・コークヒル
日本語吹替:
旧MW3に登場したプレイアブルキャラクターと同名のキャラクター。カストビアのアークロフ軍事基地に勤務する軍人で、CIAの内通者。ラズウェルに情報の入ったUSBメモリーを渡した後、同基地が化学兵器による攻撃を受け別行動を取った。その後は一切登場せず、生死についても言及が無い為不明。

コンニ・グループ[編集]

ウラジミール・マカロフ
英語版声優:ジュリアン・コストフ
日本語吹替:野坂尚也[18]
超国家主義者でコンニ・グループのリーダー。かつて「インナーサークル」という部隊を指揮しテロ活動を行ったためソープとプライスに捕らえられ刑務所に服役していたが、アンドレイ達の手により脱獄する。
父親はソビエト連邦の高官だったがソ連崩壊に伴い自殺。愛国心からロシア軍に入隊するも『MW』に登場したバルコフの軍勢に参加した責任を問われ除隊し超国家主義者となった。
コールサインは「Czar(ツアーリ) 9-0」
アンドレイ・ノーラン
英語版声優:ニコライ・ニコラエフ
日本語吹替:亀山雄慈[19]
コンニ・グループの工作員。マカロフの副官。「627作戦」の後にイワンの後任としてコンニのナンバー2になる。ロシア系オーストラリア人でオーストラリア軍を除隊後、いくつかのPMCで働いた後ロシア側についた。
イワン・アレクセーブ
英語版声優:レヴ・ゴーン
日本語吹替:
コンニ・グループの工作員。元々コンニのナンバー2だったが、「627作戦」でミスを犯してコンニ側に多数の死傷者を出したため、ノーランの手によって射殺される。
ミレーナ・ロマノヴァ
英語版声優:ティナ・イブレフ
日本語吹替:
前作MWIIにも登場したロシアのオリガルヒ。正体は超国家主義者で、コンニグループのメインスポンサー。

シングルプレイモード[編集]

ステージ[編集]

627作戦 カストビア海 2023年11月10日 02:00

アルファチーム

ロシアの民間軍事会社(PMC)「コンニ・グループ」は、中東のカストビア海にあるゾルダヤ刑務所を襲撃。「囚人627号」ことウラジミール・マカロフを脱獄させる。


貴重貨物 ウルジクスタン-北港 2023年11月10日 06:00

ファラ・カリム-ULF、シャドウカンパニー

コン二・グループは、「ウルジクスタン・北港」を襲撃しULFが保有する米国製ミサイルを二発を鹵獲。ULF司令官のファラ・カリム、シャドウカンパニーはそのミサイルにGPSトラッカーを取り付けミサイルの行方を追った。


原子炉 ウルジクスタン 原子力発電所 2023年11月10日 09:00

ジョン・プライス-TF141、CIA

マカロフ脱獄後、「コンニ・グループ」はウルジクスタン中で多方面に部隊を派遣した。CIAは、そのうちの一つが原子力発電所に集結していることを掴んだ。タスクフォース141は原子力発電所に潜入するが、「コンニ・グループ」は致死性が高い高濃度のサリンガスを持って行ってしまった。


ミサイル弾頭 ウルジクスタン アトムグラッドバンカー 2023年11月11日 15:00

ジョン・プライス-TF141、ULF

ウルジクスタン北港から盗まれたミサイルを追跡すると、冷戦の遺物でありかつてプライス・ギャズ・ファラが調査したバンカーにたどり着いた。タスクフォース141は、分担してミサイル発射を阻止するためにバンカーを封じ込めるが、もう片方のバンカーから弾頭に化学兵器を積んだ2発のミサイルが発射されてしまう。


潜入 アークロフ軍事基地-カストピア 2023年11月11日 15:00

ケイト・ラズウェル-CIA 

一方、ラズウェルは協力者のユーリ・ヴォルコフに会うためにニコライ協力のもと厳重な警備を掻い潜りカストビアのアークロフ軍事基地に潜入した。ユーリと会った直後、基地に2発のミサイルが着弾する。ラズウェルはユーリと別れ、命からがら脱出する。


乗客 ロシア航空761便 2023年11月11日 19:30

サマラ・ジャラール-元ULF

元ULFのサマラはハイジャックに巻き込まれる。あれよあれよと言う間にハイジャック犯に仕立て上げられ、最終的にはマカロフに自爆ベストを着させられる。マカロフがパラシュートで脱出した直後に自爆ベストが爆発し、カストビアからソチに向かっていたロシア航空761便はウルジクスタンに墜落する。


墜落現場 ウルジクスタン国境 2023年11月11日 21:30

ファラ・カリム-ULF

ロシア航空761便の墜落現場をコンニ・グループが押さえ、墜落事件をULFの仕業だと見せかけるための偽装工作を行なっていた。ULFのファラとULFの実質的な副官であるCIAのアレックスは、偽の証拠を隠滅するために墜落現場に潜入する。


一触即発 カストビア ヴェルダンスク スタジアム 2019年4月6日 15:00  

ジョン・“ソープ”・マクタビッシュ-ブラボー 

4年前。「インナーサークル」がヴェルダンスクのスタジアムを強襲した。ソープはプライス、バーンズらブラボーチームと共に民間人を虐殺するマカロフを生け捕りしに突入する。


オリガルヒ 地中海 ブルトス島 2023年11月12日 19:00

ジョン・“ソープ”・マクタビッシュ-TF141、CIA  

長らく居場所が不明だったシェパード将軍から連絡があり、自身の返り咲きを条件に、マカロフに資金提供するオリガルヒミレーナ・ロマノヴァが所有するプライベートアイランドの情報を提供される。ソープはゴーストとラズウェルの支援を受けつつ島に潜入しミレーナを確保。マカロフの居場所を突き止める。


高層建築 ロシア サンクトペテルブルク 2023年11月13日 11:00

カイル・“ギャズ”・ギャリック-TF141、CIA   

コンニ・グループが前哨基地として使うサンクトペテルブルクの高層アパートをギャズとプライスが襲撃。コンニ・グループのNo.2、アンドレイ・ノーランを生け取りにする。


極寒のツンドラ ロシア シベリア 2023年11月14日 09:30

ジョン・プライス-TF141、CIA、ULF 

ノーランとマカロフの通信を傍受したところ、廃墟と化したソ連の刑務所に“誰か“を運ぶということが分かる。タスクフォース141とファラは車列を襲撃するが、運ばれていたのはシェパード将軍だった。ギャズの助言もあり、TF141はシェパードと共に回収地点に向かう。


ゴラダム カストピア ヴェルダンスク 2023年11月14日 03:00

サイモン・“ゴースト”・ライリー-TF141、CIA

取引に応じたシェパード将軍から、マカロフがヴェルダンスクにあるゴラのダムをコンニ・グループに命じていたとの情報を得た。ダムを爆破して大勢の人々を殺し、その罪をULFと西側に擦りつけようとしているのだ。ソープとゴーストはニコライとラズウェルの支援を受けつつダムに設置された爆弾解除に取り掛かる。

デンジャークロース ウルジクスタン 2023年11月16日 06:00

フィリップ・グレイブス-シャドウ・カンパニー、TF141、ULF

ゴラダムの爆破計画阻止に成功し、間髪おかずにプライスとギャズは、ULFと共に因縁の相手であるシャドウ・カンパニーの航空支援を受けつつウルジクスタン北部にあるコンニ・グループが前線基地として使う滑走路を襲撃する。プレイヤーはシャドウの射撃手として地上チームを援護する。


トロイの木馬 イギリス ロンドン 2023年11月21日 16:00

ジョン・“ソープ”・マクタビッシュ-TF141、CIA、SFO 

マカロフがいたと思われていたウルジクスタンの基地を破壊したものの、マカロフは未だに生きていた。MI6によると、TF141の地元・ロンドンでその筋では有名なハッカーとコンニの買い手が会うとのこと。TF141はロンドン警視庁の対テロ特殊部隊・SFOと共にハッカーからUSBドライブを受け取った買い手を追って歩行者用トンネルに突入する。


カウントダウン イギリス ロンドン 2023年11月21日 17:00

ジョン・プライス-TF141、CIA、SFO

USBドライブの情報から、コンニは「トロイの木馬」で列車を制御していることが分かった。そして、英仏海峡トンネルの渡り線の防犯カメラにマカロフの姿が捉えられていた。TF141、SFOが現場に急行すると、そこには「汚い爆弾(ダーティボム)」が設置されていた。先に現場に到着したソープとプライスが爆弾解除を試みるも隙を突いてマカロフが現れ、二人とも銃撃され絶体絶命の状況に陥る。ソープは背後を取ってマカロフを負傷させることに成功するが、頭を撃ち抜かれ死亡してしまう。直後にゴースト、ギャズらが到着するも爆弾解除のためにマカロフを取り逃してしまう。

マルチプレイモード[編集]

コアマップモード[編集]

チームデスマッチ
先に100キル[注 2]したチームが勝利。制限時間は10分。
ドミネーション
3箇所ある拠点を奪い合う。先に200ポイント到達したチームが勝利。
サーチ アンド デストロイ
攻撃側は目標に爆弾を仕掛け、防衛側はそれを阻止していく。制限時間は各ラウンド2分。リスポーン不可で先に6ラウンドを制したチームが勝利。
キルコンファーム
敵が落としたタグを回収していく。味方が落としたタグを拾うとキルを阻止できる。制限時間は10分で先に75ポイント稼いだチームが勝利。
フリー フォー オール
全員が敵となるモード。スコアリミットは30で上位3人が勝利となる。
ハードポイント
1分おきに切り替わる目標を防衛する。先に250ポイント稼いだチームが勝利。
コントロール
攻撃側は2つある目標を制圧していき防衛側はそれを阻止していく。各チームのライフ数は30で5を切るとリスポーンできなくなる。3ラウンド制したチームが勝利。
ウォーモード
バトルマップの一部を使用した専用マップで行われる。攻撃側は3つの目標を段階的に達成していき、防衛側はそれを阻止する。目標を達成しなくても進行していくが、最終目標の制圧・防衛で勝敗が決まる。攻守交替ありの2ラウンド制。
カットスロート
3チーム3人ずつに分かれて行うモード。リスポーン不可で最後まで生き残るか、オーバータイムフラッグを確保することでラウンドを制し、先に3ラウンドを制したチームが勝利となる。

バトルマップモード[編集]

グラウンドウォー
32対32で行われるドミネーション。先に250ポイントを稼いだチームが勝利。
インベージョン
20対20でAIプレイヤーを交えて行うチームデスマッチ。先に2,000ポイントを稼いだチームが勝利。

追加されたゲームモード[編集]

10V10 モッシュピット
10対10で行う6v6モード[注 3]のプレイリスト。
12V12 モッシュピット
12対12で大規模マップで行うの6v6モード[注 3]のプレイリスト。
ガンファイト
2対2で行うリスポーン不可のラウンド制モード。ロードアウトは2ラウンド毎に置き換わるランダム制となり先に6ラウンド制したスクアッドが勝利する。
オール オア ナッシング
弾薬なしのピストル・投げナイフを持った状態でスタートする変則型フリーフォーオール。キルすると弾薬を獲得できるようになるがデスすると初期状態にリセットされる。先に18キルしたプレイヤーが勝利。
インフェクテッド
18人で行う。ラウンド開始から10秒後にランダムで1人が「感染者」としてリスポーンし、「感染者」は「生存者」をキルしてそれを増やしていく。全員が感染者になった場合は感染者、ラウンド終了までに生存者が1人でも残っていれば生存者の勝利となる。「シーズン01」では期間限定モードとして「インフェクテッドホリデー」が登場した。
キャプチャーザフラッグ
6対6で行う。敵陣のフラッグを強奪し自陣に持ち帰ることでスコアを稼ぐ。
ワン イン ザ チャンバー

その他のモード[編集]

ハードコア クイックプレイ
最大HP減(100→35)でHUD制限有・味方への誤射が有効になった環境で行うプレイリスト。
実験的プレイリスト
全マップで行う6v6モード[注 4]で新機能の試験が行われた期間限定プレイリスト。本プレイリストでは他プレイヤーの周りに輪郭線が表示。この仕様は後に「シーズン01」にてキャンペーン限定でアクセシビリティオプションとして追加[20]された。
Modern Warfare II モッシュピット
MWIIに収録されているマップで行う6v6モード[注 3]のプレイリスト。
スノーファイト
ホリデー仕様のハイライズ(ハングオーバー)、シップメント(シップマス)で6対6で行う変則型ガンファイト。近接攻撃は無効化されており、マップ上に落ちている雪玉[注 5]以外でキルすることができない言わば雪合戦モード
ヴォルテックス
イベント専用仕様のクォーリー(サタンクォーリー)、ラスト(テタナス)、スクラップヤード(スポヤヤード)、スキッドグロウ(スキッドロウ)、エアボーン(ターミナル)で行う変則型フリー フォー オール。ロードアウト制限はないが、ゾンビモード専用武器であるRay Gunが登場。スポーン時にランダムで1人が所持した状態でスタートし、持っているプレイヤーをキルするかマップ上にドロップしてあるのを拾って奪い合っていく。
スープアップ
ザ・ボーイズとのコラボイベントとして行われる変則型キルコンファーム。タグに代わってドロップする「持効性V注射器」を拾うと特殊効果が発動する。また「持効性V注射器」を集めていくと本モード限定キルストリークとして同作の登場人物が使用する特殊能力を使用できるが、使わないままデスするとリセットされる。
ホードポイント
PvPvE形式の変則型ハードポイント。通常のハードポイントと同じ要領で進行していくが一定間隔でゾンビが出現。ゾンビをキルするとMWZ同様にニューク等のPERKアイテムやパック・ア・パンチ済みのウェポンがドロップする。
ジャガーモッシュ
ウォーハンマー 40,000とのコラボスキンが施されたジャガーノートリーコンとイベント専用のロードアウトを用いて行う変則型6v6モード[注 3]のモッシュピット。通常時とは異なり敵を倒すとドロップするアーマーを拾うことで体力の回復ができる。またマップ上に落ちているSoulrenderを奪い合う要素もあるが、ヴォルテックスとは異なり所持者をキルしても所有権は自動的には移らない。コラボトレーサーパックを所持していなくてもプレイ可能。
ゲット_ハイ
専用マップ「ゲットハイ(Get High)」にて最大16人で行うプラットフォーム・ゲーム。サイケデリックでギミック満載のステージを駆け抜けていく。時間内にゴールするか、制限時間までに最も高い位置にいたプレイヤーが勝利となる。

マップ[編集]

前作で登場したコアマップも不定期で登場する。ただし新録ではなく流用となり、一部を除きフライベートマッチで使用することはできない。

コアマップ[編集]

※初期マップ(1~16)はMW2(2009)からのリメイクマップとなる。

  1. エステート(Estate) - ロシア コーカサス山脈の森林。
  2. スキッドロウ(Skid row) - アメリカ ニューヨーク市の貧民街。「シーズン02・リローテッド」でイベント専用仕様の「スキッドグロウ(Skidgrow)」が登場した。
  3. ファヴェーラ(Favela) - ブラジル リオデジャネイロの貧民街。
  4. ラスト(Rust) - アフガニスタンの砂漠地帯にある油田。「シーズン01」で専用仕様の「テタナス(Tetanus)」が登場した。
  5. ハイライズ(Highrise) - アメリカ ニューヨーク市にある高層ビルの屋上。「シーズン01」でホリデー仕様の「ハングオーバー(Hangover)」が登場した。
  6. アフガン(Afghun) - アフガニスタンの山岳地帯にある墜落現場。
  7. ディレイル(Derail) - ロシア ペトロパブロフスクに所在する貨物列車の給油施設。
  8. インベージョン(Invasion) - アフガニスタンの破壊された市街地。
  9. カラチ(Karachi) - パキスタン カラチの市街地。
  10. クウォリー(Quarry) - ブラジル サントスに所在する採石場。「シーズン01」でイベント専用仕様の「サタンクォーリー(Satan's Quarry)」が登場した。
  11. ランダウン(Rundown) - ブラジル リオデジャネイロの高原に所在する村。
  12. スクラップヤード(Scrapyard) - アフガニスタン カンダハール州のスクラップ置き場。「シーズン01」でイベント専用仕様の「スポヤヤード(Sporeyard)」が登場した。
  13. サブベース(Sub Base) - ロシア ペトロパブロフスクの軍港。
  14. ターミナル(Terminal) - ロシア モスクワに所在する空港。「シーズン02・リローテッド」でイベント専用仕様の「エアボーン(Airborne)」が登場した。
  15. アンダーパス(Underpass) - ブラジル マナウスの高架橋下の工業地帯。
  16. ウェイストランド(Wasteland) - ウクライナ プリピャチの廃村。
  17. ミート(Meat) - アメリカ オークランドにある食肉処理場。「シーズン01」にて追加。
  18. ギリシャ(Greece) - ギリシャ ミコノス島の沿岸都市。「シーズン01」にて追加。
  19. リオ(Rio) - ブラジル リオデジャネイロにあるショッピングセンター。「シーズン01・リローテッド」にて追加。
  20. ディパーチャー(Departures) - ロシア モスクワにあるザカエフ国際空港が舞台。「シーズン02」にて追加。
  21. スタッシュハウス(Stash House) - アメリカ パロアウトにある制圧された隠れ家。「シーズン02」にて追加。
  22. ビスタ(Vista) - ブラジル山頂のリゾート地。「シーズン02」にて追加。
  23. ダスハウス(Das House) - アメリカ ニューヨークにある建設途中の高層ビル。 ヴァンガードで登場した同名マップのリメイクマップ。「シーズン02・リローテッド」にて追加。
  24. エマージェンシー(Emargency) - アメリカ アリゾナ州にある病院。「シーズン03」にて追加。
  25. 6スター(6 Star) - ドバイの超高層ビルにある"6つ星"リゾート施設。「シーズン03」にて追加。
  26. グロウハウス(Grow House) - アメリカ ハンボルト群にある大麻密造所。ヴァンガードで登場したSphereのリメイクマップ。「シーズン03」にて追加。
  27. タンク(Tanked) - オランダ ヴォンデルにある動物園。ウォーゾーン2.0で登場したヴォンデルの動物園エリアがベース。「シーズン03」にて追加。

バトルマップ[編集]

  1. ポポフパワー(Popovpower) - ウルジクスタン北部に所在する原子力発電所。
  2. オルロフミリタリーベース(Orlov military base) - ウルジクスタン北東部に所在する軍事基地。
  3. レヴィンリゾート(Levin resort) -

オペレーター[編集]

マルチモードでは前作に引き続き「SpecGru」と「KorTac」という2つの民間軍事会社の戦闘という設定になる。ただし、一部のマップでは派閥の名前に特殊部隊の物が用いられる。また前作に登場したオペレーターはコラボキャラ・オペレータースキン含めて全て引き続ぎ可能。

SpecGru(スペックグルー)
"2024 CDL 男性/女性(ホーム)"
2024シーズンのCall of Dutyリーグで使用されるスキン。「シーズン01」にて追加。
"ブループリント"
プロフィール等は一切不明。MWIIに登場する『ミラ』のボイスがそのまま流用されている。
"ロケット"
プロフィール等は一切不明。MWIIに登場する『スペックグルーデフォルトオペレーター』のボイスがそのまま流用されている。
イサ・"バイライン"・フアレス
アメリカ陸軍レンジャー部隊出身のオペレーター。進学のために学校新聞に記事を書き始めたことをきっかけに軍事ジャーナリズムに興味を持ち、軍に入隊する。
エロディ・"ロックピック"・ミショー
フランス軍第1海兵隊落下傘連隊出身のオペレーター。幼少期から犯罪行為に手を染めており、一度は足を洗うために軍に入隊するも先に入隊していた兄弟の不幸が重なったショックから離隊。以降はこれまでの経歴を生かしアンダーグラウンドの世界で暗躍している。再び発売日から1年間(2024年11月9日)まではMWIIの『オニ』同様PlayStation版限定コンテンツとなるが、オニとは異なり期間中も他プラットフォーム上でもロックピックとして表示されるようになっている。
エイタヨ・"リッパー"・デイビース
イギリス軍第一空挺団・特殊部隊支援グループ(SFSG)出身のオペレーターで「オペレーションデッドボルト」のメンバー。SFSG時代にはULFとSASと共同でウルジクスタン解放作戦に参加していた。
サマラ・"パスファインダー"・ジャラル
ウルジクスタン解放軍(ULF)所属のオペレーター。マルチプレイヤーの時間軸では既に死亡しているが、オペレータープロフィールは何故かアクティブとなっている。
ジリヤン・"スコーチ"・セルハティ=ハディド
ウルジクスタン解放軍(ULF)出身のオペレーターで「オペレーションデッドボルト」のメンバー。ULFを裏切ってザカエフが雇うターミナス・アウトカムズに就いたが、その後の厄災を悔いてオペレーションデッドボルトに加入する。
チボー・"リップタイド"・ルフェーブル
フランス海軍コマンドー・ユベール所属のオペレーター。高校時代に起きた人質事件を解決に導いた戦闘潜水員に感銘を受け海軍に入隊する。
ディビッド・"バーベキュー"・フィッシャー
アメリカ海兵隊所属のオペレーター。軍人の家系のもとで育ち、東アジアや中東で多くのキャリアを積む。
マイク・"ジャパー"・ユアン
アメリカ陸軍・デルタフォース所属のオペレーター。土木会社を営む中国系移民の家族のもとに生まれ、世界中を転々とする生活を送っており、両親の反対を押し切って軍への道を進む。
アベ・"ジェット"・カエデ
航空自衛隊所属のオペレーター。幼いころから飛行機に興味を持ち、無謀な行為を繰り返していたが育ての親である祖父母が交通事故に遭ったことをきっかけに航空自衛隊に入隊する。
ベン・"ウォリアー"
CALL OF DUTY基金の一環で追加された元ネイビーシールズのオペレーター。アメリカ領サモア出身の実在のDEVGRU隊員であるベン氏がそのままモデルとなっており、オペレータープロフィールに書かれている説明も彼の実際の経歴である。また、余談だが彼はドウェイン・ジョンソンの従弟である[21]。プレシーズン期間中に追加。
"アボリッシャー"
ブラックセル所属のオペレーター。中世の鎧を思わせるアーマーを着用する。「シーズン01」にて追加。
"ポール・アトレイデス"
日本語吹替:入野自由
映画「デューン 砂の惑星」の主人公。「シーズン01」にて追加。
レジー・"Aトレイン"・フランクリン
日本語吹替:柏野昌俊
ドラマ『ザ・ボーイズ』に登場するキャラクターで、世界最速と謳われるほどの高速移動能力の持ち主。「シーズン01・リローテッド」にて追加。
ケイト・"ラズウェル"
「MW」からキャンペーンに登場しているCIA局員。本作でマルチプレイヤーでは初のプレイアブル化となる。「シーズン02」にて追加。
"リック"・グライムズ
ドラマ『ウォーキング・デッド』の主人公。「シーズン02」にて追加。日本語音声の担当声優は原作で吹き替えを担当していた土田大氏から変更されている。
"ジョン・ドウ"
ブラックセル所属の金色の骸骨の姿をしたオペレーター。公式の説明には「永遠の戦争のサイクルに縛られ、決して平和を見つけることができない魂」という記述があり、名のジョン・ドゥが示す通り肉体的には既に死亡していると推測される。また、シネマティックではゴーストが自身の影であると仄めかしている。「シーズン02」にて追加。
トミー・"チョン"英語版
実在するコメディアンをモデルにしたオペレーター。「シーズン03」にて追加。
KorTac(コルタック)
"2024 CDL 男性/女性(アウェイ)"
2024シーズンのCall of Dutyリーグで使用されるスキン。「シーズン01」にて追加。
イゾルダ・"ウォーデン"・ガラニナ
ロシア連邦軍・ヴィンベル部隊出身でコンニグループ所属のオペレーター。クレムリン高官の娘として生まれるも、両親は過激派によるテロの犠牲となり、引き取られた政治運動家の祖母の下で育つ。
ウラジミール・"マカロフ"
ロシア軍出身でコンニグループのリーダー。マルチプレイヤーの時間軸では死亡していないにも関わらず、ステータスは非アクティブとなっている。
"ブレイズ"
プロフィール等は一切不明。MWIIに登場する『ミラ』のボイスがそのまま流用されている。
"サースト"
プロフィール等は一切不明。MWIIに登場する『コルタックデフォルトオペレーター』のボイスがそのまま流用されている。
ギータ・"アルペン"・ストローム
ノルウェー国防軍対テロ特殊部隊・ジェガートロペン所属のオペレーター。スキー選手を夢見ていたが高校時代に骨折してしまい一度は復帰を目指すも完治直後に兵役義務に招集され、そのまま軍人の道を歩むことになる。
ラン・ミン・"エニグマ"・ファム
カナダ騎馬警察特殊部隊(GTI)所属のオペレーター。ベトナム系移民の家系で過去に武装強盗の被害を受けた際に駆け付けたGTIの活躍に感銘を受け、GTIに入隊する。
クライド・"バンダム"・ホーガン
イギリス秘密情報部(MI6)所属のオペレーター。スコットランド人で若くしてスパイとなる。母親想いだが短気な一面もある。
アテレ・"ドク"・ダハン
イスラエル国防軍特殊戦術救助隊所属のオペレーター。伝統的なユダヤ教徒の家庭に生まれるが若くして夫を失い、信仰よりも従軍を選び医療兵として活躍する。
ナターリヤ・"ラプター"・オルロフ
ロシア連邦保安庁アルファチーム所属のオペレーター。父親を見返すために射撃の腕を磨いて父を超えるハンターとなり、軍では優秀なスナイパーとして名を馳せた。
リカルド・"コルソ"・バルガス
コスタリカ公安部隊特殊介入部隊(UEI)所属のオペレーター。父親が国外の麻薬カルテルに無理矢理働かされた過去があり、そこから救い出してくれた公安部隊に加入しカルテル掃討の専門家となる。
ローランド・"スワガー"・カミンスキー
ポーランド特別軍(GROM)所属のオペレーター。フランス育ちだが、士官学校で首席を取っても部外者扱いが変わらなかっため母国軍に加入する。
アリ・"ドッケビ"
韓国軍出身のオペレーター。ハッキングを得意とするが、北朝鮮での作戦で正体がバレてしまい、身を隠すために新たな身分の下でコルタックに加入する。「シーズン01」にて追加。
アンドレイ・"ノーラン"
オーストラリア国防軍出身でコンニグループ所属のオペレーター。「シーズン01」にて追加。キャンペーンにてタスクフォースに捕らえられていたが、マカロフによって救出された。
"フェイド=ラウザ・ハルコンネン"
映画「デューン 砂の惑星 PART2」に登場するハルコンネン男爵の甥。「シーズン01」にて追加。日本語音声の担当声優は実装当時原作の吹き替えキャストが公表されていなかったためか木村昴氏ではない別人が担当している。
"ファイヤークラッカー"
ドラマ『ザ・ボーイズ』に登場するキャラクター。「シーズン01・リローテッド」にて追加。
"ミショーン"
ドラマ『ウォーキング・デッド』に登場する日本刀でウォーカーと戦う女性。「シーズン02」にて追加。
バシール・"ハッシュ"・シルワ
コンニグループ所属のオペレーター。ソマリア出身でモガディシュで用心棒として名を馳せ、その後コルタックと契約した。「シーズン03」にて追加。
オーラ・"バンシー"・マーフィー
アイルランド国防軍出身でコンニグループ所属のオペレーター。幼少期から非行を繰り返し、軍に入隊後も密輸などに手を染めていた。「シーズン03」にて追加。
"ステイシス"
ブラックセル所属のオペレーター。集合体模様のアーマーを着用する。「シーズン03」にて追加。
"チーチ"・マリン
実在するコメディアンをモデルにしたオペレーター。「シーズン03」にて追加。

ゾンビモード[編集]

概要[編集]

本作にはDMZ/COOPモードの後継として、MWシリーズ初となるゾンビモードが収録されている。略称は「MWZ」。開発はTreyarchが担当、従来のBlack OPSシリーズから一部要素を引き継ぎつつも、システムやストーリーは大幅に刷新されているのが特徴。

システム[編集]

  • 従来のサンドボックス/ラウンド制を廃止し、WZから流用された広大なマップに3人1組のスクアッドでスポーン、各自任意のミッションを選択し、エッセンス(通貨)やアイテムの収集及びストーリーの進行等、それぞれ目的を持って自由に行動するオープンワールド/フリーミッション形式となっている。
  • 本作は完全PvEとなっており、プレイヤー間での戦闘は一切発生しない。その為、同じマップ内にスポーンした他スクアッドとの協力も容易。
  • ベースはDMZモードであり、アイテム収集や売却、脱出成功時に所持していたアイテムを次回の出撃に持ち越せる、死亡時に装備をロストする等、同モードの主要となる要素がMWZにも多数見受けられる。
  • DMZと同じく、プレイする事で持ち込んだ武器のレベルや自身のランクを上げることが出来る。また、未解除の武器を所持して脱出に成功すると無条件でロックが解除される為、レベルやチャレンジ等を行わずともマルチプレイヤー/WZでの使用が可能になる。
  • マップは外周〜中心にかけて3つのエリアに分けられており、中心へ進む程敵がより強力になっていく為注意が必要。なお、セッション内の全プレイヤーは外周のレベル1エリアにスポーンする。
  • 1マッチにつき制限時間が設けられており、これを超過するとストームが拡大、呑み込まれたプレイヤーは継続ダメージを受けて死亡するので、脱出のタイミングが非常に重要となっている。

PERK[編集]

  • 使用するとプレイヤー自身にPERKが付与される缶飲料型のアイテム。それぞれマップ内に設置されたマシン(自販機)や、ワンダーフィズマシンでの購入、ミッションの完了等で入手が可能。
一覧
  • ジャガーノグ - 基礎体力が上昇。
  • クイック リバイブ - 被ダメージ時の自動回復と味方の蘇生にかかる時間が50%減少する。
  • スタミンアップ - ダッシュ速度が上昇。
  • スピード コーラ - リロードとアーマーの再装填速度が上昇。
  • デッドショットダイキリ - 強力なアシストを発生させ、敵の弱点に照準が合いやすくなる。また、クリティカルダメージが増加。
  • デスパーセプション - 隠れた敵やアイテムを発見しやすくなる。
  • エレメンタルポップ - 射撃するたびに低確率でランダムな弾薬MOD効果が発動。
  • PHDフロッパー - ヘッドスライディング時に爆発を発生させる。同時に落下ダメージ軽減の効果も付与される。
  • トゥームストーンソーダ - 前回のマッチで死亡した場所にバックパックの中身を含む墓石スタッシュが作成され、ロストした持ち物を回収することができる。

エーテリウム[編集]

  • 武器の基礎性能を上げるアイテム。
一覧
  • エーテリウムクリスタル - 手持ちの武器をパック・ア・パンチする為の結晶。3種類存在し、それぞれ付与できるレベルが異なる。
  • エーテリウムツール - 手持ちの武器のティア(ダメージ)を上昇させる工具型のアイテム。4種類存在し、それぞれアップグレードできるティアが異なる。

弾薬MOD[編集]

  • 使用した武器の銃弾に特殊なPERKが付与されるアイテム。マップ内の戦利品クレート、ミッションの完了等で入手が可能。
一覧
  • パック・ア・パンチ - 武器の基礎性能を強化する。Lv1〜3まで存在し、対応するマシンやエーテリウムクリスタルで付与することが可能。装弾数や威力、リロード速度等が上昇、同時に特殊な武器迷彩と銃声、マズルフラッシュ等も付与される。
  • 凍結 - 敵を凍結させ、一定時間行動不能にする。
  • 脳死 - 敵にダメージを与えつつ、一定時間味方につけることができる。
  • デッドワイヤー - 着弾した敵とその周囲にいる敵を感電させ、スタン状態にした上でダメージを与える。
  • ナパームブラスト - 燃焼効果で最大体力の10%のダメージを与える。
  • シャッターブラスト - 着弾した敵に爆発ダメージを与え、アーマーを破壊する。

フィールドアップグレード[編集]

  • 使用すると様々な特殊効果が発生するアビリティに近い枠。クールタイムを挟むことで何度でも使用が可能。
一覧
  • エナジーマイン - 爆発物を生成し、敵に大ダメージを与える。
  • フレンジーガード - アーマーを完全に修復し、エリア内の全ての敵を発動者の周りに10秒間引き寄せる。発動中にキルすればアーマーの修復がされる。
  • ヒーリングオーラ - 自分を含めた周囲のプレイヤーを即時回復させる。
  • フロストブラスト - 敵にダメージを与えると同時に、ブラストの中に入った敵に減速効果を付与する。
  • エーテルシュラウド - 発動中ゾンビに見つからなくなる。
  • テスラストーム - 10秒間電撃がほかのプレイヤーに繋がり、通常の敵に対してスタン効果を与える。

ワンダーウェポン[編集]

  • 極めて強力な性能を持つゾンビモード限定の武器。ミステリーボックスや、略図・ガンケースを使用することで入手できる。
一覧
  • REY GUN - シリーズを象徴する光線銃。
  • WUNDERWAFFE DG-2 - 着弾した場所から継続性のある電撃ダメージを与えられる。
  • THE SCORCHER - チャージ式のプラズマガン。エイム操作を行うことでジェットパックとして使用することもできる。
  • V-R11 - 大型クリーチャーを除くゾンビを人間、ターミナス・アウトカムズを脳死状態のゾンビに変化させる。

クリーチャー[編集]

  • ゾンビ - マップ内を徘徊し、プレイヤーを襲ってくる死体。
  • ヘビーゾンビ - 全身にアーマーを身につけたゾンビ。
  • ネストクロウラー - 汚染エリア内の嚢胞を破壊すると天井から襲い掛かってくるアンデット。近づいてくる前に倒さないと電撃ダメージを与えて自滅する。
  • ヘルハウンド - BOCWから引き続き登場。素早い動きでプレイヤーに突進してくる犬型アンデット。倒すとしばらく地面にモロトフのような燃焼効果が発生し、範囲内に入るとダメージを受ける。
  • ミミック - BOCWから引き続き登場。マップ内のアイテムに擬態してプレイヤーを襲ってくる。
  • マングラー - BOCWから引き続き登場。全身にアーマーを装備し、腕の大砲から炎の弾を発射して攻撃を行う。
  • ディサイプル - レベルII・IIIエリアに登場するエーテリウムエネルギーを纏って空中浮遊するアンデッド。強化済みのゾンビを召喚したり、プレイヤーから体力を奪って自身を回復する能力を持つ。
  • ストームコーラー - エーテルストーム内に現れる強化版ディサイブル。
  • メガアボミネーション - レベルIIIエリアに登場する3つの頭を持った巨大なアンデッド。ビームを放ったり、突進してプレイヤーに襲い掛かってくる。
  • ターミナス・アウトカムズ - ザカエフに雇われゾンビパニックを引き起こした人間の傭兵達。プレイヤーおよび他のクリーチャー達と敵対しており、発見すると銃器で攻撃してくる。

登場人物(ゾンビモード)[編集]

ゾンビモードの時系列は「MW」と「MWII」の間である2021年であり、現在では既に死亡しているキャラクター等も多数登場する。 また、「BOCW」にてリブートMWシリーズとゾンビモードを含めた世界が同一世界に統合された為、BOシリーズのキャラクターも登場する。

Operation Deadbolt(オペレーション・デッドボルト)
"セルゲイ・ラベノフ"
BOCWから引き続き登場するロシア人スペシャリスト。前作での経験からこの手の事象に詳しい人物としてデッドボルトに参加、ダークエーテル封じ込めの為ソープと共にストライクチームを率いる。
"ソープ・マクタビッシュ"
本編より登場。ラベノフと共にストライクチームを率いるリーダー。
"エバ・ジャンセン"
エーテリウム研究を専門とする物理学者。以前にザカエフの下で働いていた経歴があるが、現在はターミナスの計画を阻止するべく、デッドボルトに協力している。
"セルマ・グリーン"
オペレーション・デッドボルトの指揮官。階級はSSO。本部から無線にてストライクチームへの指示を出してくる。
"ヒューゴ・バレラ"
エーテリウムの研究者。
"ルーカス・ドブス"
偵察を担当するドローンパイロット。
"クリスタル・ミラー"
補給等を担当するクォーターマスター。階級は伍長。
"ルピンダー・カプール"
車両整備等を担当する主任整備士。
"エイミー・ファング"
ストライクチームの潜入/回収を担当するヘリのパイロット。
"Reaper 1-1"
エーテリウム中和装置を使用する為、メンバーを現地へと送り届けたパイロット。作戦の途中にターミナスのSAMターレットによって撃墜され、死亡する。
"ケイト・ラズウェル"
シネマティック等に登場するCIAのアナリスト。オペレーション・デッドボルトの立ち上げに協力した。
Terminus Outcomes(ターミナス・アウトカムズ)
"ヴィクトル・ザカエフ"
ロシアの超国家主義者。シリーズお馴染みの悪役であり、物語の元凶となる人物。MW(2019)のヴェルダンスクにて、プライスによってミサイルサイロの底へ転落させられ死亡したかのように思われたが、実は生存していた。その後、自らの野望を実現させるべくターミナスを率いて向かったウルジクスタンのサラヴァンにてエーテリウムの回収に成功するも、駆けつけた警官隊と激しい銃撃戦に発展。その最中に咄嗟の判断でエーテリウムを使用し、アウトブレイクを引き起こした。
"ジャック・フレッチャー"
民間軍事会社ターミナスのCEOで、指揮官も務める元NZDF1NZSAS所属の男性。ザカエフに雇われており、エーテリウム回収の際も部隊を率いて同行している。
"レガシー・バラノフ"
ターミナスの副司令官。サラヴァンにある要塞に駐留しており、プレイヤーがこの場所へ行くと実際に戦闘が発生、無事に始末するとHAYMAKERの武器設計図が入手可能。なお、これは正史となっており、現在では既に死亡している。
"アリ・ドッケビ"
電子戦の専門家。サラヴァンにある要塞に駐留しており、プレイヤーがこの場所へ行くと戦闘が発生、倒すとKVD Enforcerのカスタムを入手できる。後にオペレーターとしても登場するため、この戦闘では死亡していない。
"ソナ・"ケレス"・ミルゾヤン"
コンニより派遣された科学者。オルロフ軍事基地に駐留しており、プレイヤーがこの場所へ行くと実際に戦闘が発生、倒すとMCWのカスタムを入手できる(その後の生死は不明)。ケレスの姿と同じスキンをアルペンが着用できる。
"レインメーカー"
コンニより派遣された砲兵。シャヒーンマナのラアハ島にある要塞に駐留している。
Requiem(レクイエム)
"グレゴリー・ウィーバー"
BOから登場し、BOCWにてCIAのレクイエムの攻撃チームを率いていた人物。詳細は不明だがウルジクスタンに逃げ延びた後、エーテリウムの装置を起動して死亡し、ミイラ化した遺体として登場する。第4章ではクリア後のムービー内に他のメンバーと共にジャンセン博士の幻覚としてゾンビ化した状態で登場。
"オスカー・シュトラウス"
BOCWとVanguardに登場していたドイツ人の科学者。ミイラ化遺体として登場。
"マッケンジー・カーバー"
BOCWに登場していたレクイエムの責任者。ミイラ化遺体として登場。
"エリザベス・グレイ"
BOCWに登場していたレクイエムの自然科学研究者。ミイラ化遺体として登場。

登場銃火器[編集]

ガンスミス[編集]

・本作では新要素として、武器レベルが最大に達するとアフターマーケットパーツというアタッチメントスロットが追加され、その一種であるコンバージョン・キットを使用することで、武器の性能や外見が大きく変化する。(例: PKP Pecheneg→ PKP Pecheneg Bullpup等)

・制作期間の関係か、モデリングの流用(主にサイト等のアタッチメント類)や、武器の口径変更モデルが多く実装されている(MCW、MCW 6.8等)

・前作MWIIから殆どの武器を引き継ぎ可能で本作のバランスに合わせる為にビジュアルリコイルが軽減されている。

・キャンペーンに登場する銃器はInfinity Ward制作の為かMWIIに登場している、もしくはMWからモデリングが流用されている銃器の割合が多い。

・今作では前作にあった武器パーツごとの調整システムが削除されている。

プライマリ武器[編集]

アサルトライフル

バトルライフル

サブマシンガン

ライトマシンガン

マークスマンライフル

スナイパーライフル

セカンダリ武器[編集]

ランチャー

近接武器

  • GUTTER KNIFE
  • KARAMBIT

製造企業[編集]

・前作MWIIにも登場した製造会社はMWII項目の「架空の企業」を参照。

Defense Group
「DG-58」「DG-58 LSW」を製造している中華人民共和国の企業。
Matuzek
「Rival-9」「MTZ-556」「MTZ-762」「MTZ INTERCEPTOR」を製造している東欧の企業。前作「MWⅡ」でもいくつかのパーツが登場している。現実のCZ社に相当するが、コンニが所有するイギリスのPMC「クラウン」と関連がある模様。
Silverfield Ordnance
「Renetti」「HRM-9」を製造している企業。現実のピエトロ・ベレッタ社に相当する。前々作「MW」にも登場。
Tectonic Tactical
「AMR9」「Riveter」を製造しているアメリカ合衆国の企業。カリフォルニア州ロサンゼルスに拠点を持つ。
WSP
「WSP Swarm」「WSP Stinger」を製造している企業。
JAK
銃器のカスタムキットを製造している企業。

作中に登場する組織、地域名[編集]

国家/地域[編集]

ウルジクスタン(Urzikstan)
「Warzone2.0」の新たな主戦場となるマップ。
コーカサス地方の黒海の先端に位置する半島で、北〜北西をアダル連合共和国、北東をロシア連邦、東〜南西をジョージアと接する国境を持つ国。首都はMW(2019)のキャンペーンモードのステージとして登場した「Sakhra」。全作に登場するオペレーター「ファラ・カリム」の出身国であり、現在はアル・カターラがファラの率いる解放軍とロシア軍を両方を相手取って対立していたが、そこに脱獄したマカロフ率いるコンニ・グループが多方面に部隊を展開する。
カストビア(Kastovia)
「MW(2019)」「BOCW」「MWII」及び今作「MWIII」に登場する旧ソビエト連邦の構成国。
コーカサス地方に位置しており、首都は「Warzone Mobile」の主戦場となる「Verdansk」。過去にカレド・アル・アサド率いるアル・カターラの侵攻を受け、今作でもコンニグループによってアークロフピーク軍事基地、スタジアム、ゴラダム等、様々なランドマークがテロの標的となる。「Kastov 762」「Kastov 545」「Kastov-74u」及びKVシリーズ全般はこの国で製造されている銃である。

組織[編集]

タスクフォース141(Task Force 141)
プライス率いるSAS隊員で構成される精鋭部隊で、物語の主役となる組織。
今作では、コンニが世界各地で引き起こすテロ/偽旗作戦を阻止するべく、盗まれたアメリカ製ミサイル及び化学兵器回収の為コンニと全面対決を繰り広げる。
コンニ・グループ(Konni Group)
超国家主義者のウラジミール・マカロフ率いるロシアの民間軍事会社。オリガルヒであるミレーナ・ロマノヴァから資金提供を受けており、カストビア、ロシア、ウルジクスタン、イギリス等世界各地でテロや偽旗作戦を行う。「Конни(コンニ)」とは本来ロシア語で「コニー」と読み、プーチン大統領の愛犬などに名付けられている。
シャドウ・カンパニー(Shadow Company)
フィリップ・グレイブス率いるアメリカの民間軍事会社。契約主であるシェパード将軍の私兵であり、今作MWIIIにも登場。
ウルジクスタン解放軍(Urzikstan Liberation Force)
ファラ・カリム率いる民兵組織。本作では英語表記の略称であるULFの名で呼ばれる。
インナーサークル(Inner Circle)
コンニグループの前身となる超国家主義派のテロ組織。警官などに偽装してヴェルダンスクのスタジアム襲撃を実行する。リーダーのマカロフはソープとプライスに拘束されたが、元メンバーを影で操りコンニを創設した。
ターミナス・アウトカムズ(Terminus Outcomes)
ジャック・フレッチャーが率いる民間軍事会社。非合法組織ゆえ本拠地はブルネイにあり、その他トルクメニスタンコンゴ民主共和国ウガンダに訓練施設を保有し発展途上国出身の傭兵が大量に所属していると思われる。
ゾンビモードの時間軸にてザカエフに雇われ、ウルジクスタンにてエーテリウムを強奪し最終的にアウトブレイクを引き起こす。
CIA(Central Intelligence Agency)
アメリカの対外情報機関。ケイト・ラズウェルやアレックスが所属。
CT-SFO(Counter Terrorist Specialist Firearms Officer)
実在するロンドン警視庁所属の対テロ専門射手部隊。MW(2019)で冒頭でギャズが出向していた。キャンペーン終盤にてギャズに招集され、TF-141と共同作戦を行う。現実世界と同じく、主にM13B(MCX)やM4(SIG516)等を装備している。

コラボレーション[編集]

オペレーターバンドル

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ ギャズとコールサインが同じだが、ギャズは半年後の2019年10月25日までロンドン警視庁 銃器専門司令部テロ対策チーム(CT-SFO)に所属している。
  2. ^ リリース当初は75キルだった。
  3. ^ a b c d 「チームデスマッチ」、「ハードポイント」、「ドミネーション」、「キルコンファーム」
  4. ^ 「チームデスマッチ」、「ハードポイント」、「ドミネーション」、「キルコンファーム」
  5. ^ ゲーム内では投げナイフとして扱われる。
  6. ^ フレームがAK-74Mと81式自動歩槍とのキメラデザインになっており、本来二点バーストの構造上必要なマガジンの傾斜が存在しない。MW(2019)に登場したAN-94のモデリングを一部流用しているが、そのまま流用しなかった理由は不明。全体的なデザインとしては、フォトショップで合成されたAN-94の6x49mm弾仕様風のコラージュ画像が最も近いとされている。ダストカバー脱着用のレシーバーキャッチが存在するものの、ハンドガードとダストカバーが一体化したモノシリックレシーバーであるため、どういった方法で分解するのかは不明。フルオートでの初弾二発は高速で撃ち出され、その後少しレートが落ちる。デフォルトの発射方式はフルオートとセミオートとなっているが、後者は表記ミスで二点バースト射撃になる為注意が必要。
  7. ^ CZ 805 BRENがモデル。キャンペーンではコンニの傭兵やアンドレイ・ノーラン等がよく使用している。
  8. ^ H&K G36がモデル。マガジンは30連シースルータイプで、キャリングハンドルはピカティニーレイル搭載の物に変更されている。
  9. ^ QBZ-95の輸出用モデルで、5.56x45mm NATO弾STANAG マガジンを使用するQBZ-97がモデル。射撃モードは3点バースト。キャリングハンドルがピカティニーレイルとM-LOKのようなスロットが設けられた物に変更されている。キャンペーンでは終盤にプライス大尉が所持しているが、SASの装備としてはかなり不自然である。発売当時の武器名は「DG-58」と表記されていたが、アップデートにより「DG-56」に変更された。
  10. ^ 前作MWIIにフルオートのFelinタイプが登場したが、今作は3点バーストのFA-MAS F1をモデルにした物が登場。名称もMW2019と同様だが、実銃にかなり近い形状で登場していた同作と比較し、デザインが全体的にデフォルメされており、より架空銃らしい外見へと変化している。
  11. ^ MW2019から同名での登場。3Dモデルも全く同じ物が流用されている。ロングマガジンは何故か対応していないはずの前作に登場したLACHMANN-556用の物である。
  12. ^ Vanguardから同名で登場。モデリングも全く同じものが使用されているが、何故かマガジンだけMWに登場したM4用の50連の物に変更されている。なお、奇妙なことに装弾数は30発のままである。
  13. ^ 使用弾薬はベータ時点では.277 FURY弾となっていたが、製品版にてCRONEN SQUALLと同じ6.8mm Wrathに変更された。使用するボルトキャリアグルーブがAR-15の物であり、現実のものとは作動方式が異なる可能性がある。
  14. ^ 大口径の.450 Bushmaster弾に対応するコンバージョンキットを組み込んだACRがモデル。
  15. ^ 7.62x51mm NATO弾仕様のCZ BREN 2 BRがモデル。ベータ版ではロングマガジンを装着した際の眺めモーションが非常にぎこちない物だった。アタッチメントを装着することで7.62x39mm弾のAR仕様に変更可能。
  16. ^ 7.62x51mm NATO弾仕様のARX200がモデル。
  17. ^ モデリングはMW(2019)に登場したStriker45の設計図であるUNDERTAKERの流用。実銃よりもマガジンが短くなっているにも関わらず、「30」と刻印されている。ベータ版では「25」と刻印されていた。48連マガジンも登場するが、長さは明らかに25連の物である。
  18. ^ UZI Proがモデル。アタッチメントのピストルブレースを装着することでアキンボ(デュアル)が可能。
  19. ^ 実銃と比べてハンドガードが下に伸び、人間工学に反するデザインに変更されている。下部には実銃に存在しない巨大なガスチューブおよびガスブロックのような謎の機構が設けられているが、この部分にシーズン1にて追加されたJAK ETTIN DOUBLE BARREL KITを装着すると、上下2連銃身のSMGへと変化し、弾丸の同時発射で威力が2倍に上昇するという魔改造が可能(構造は不明)。ロックピックの設計図には通常サイズのM4ハンドガードが付いており、実銃と同様の仕様となっている他、キャンペーンのミッション選択画面でもM4用の円筒ハンドガードを装着した物をゴーストが所持している。なお、キャンペーン内に本銃は一切登場しない。また、当初は変更を忘れたのか射撃時に飛び出る薬莢は5.56mmの物であったが、現在は修正されている。ゾンビモードにてターミナスの傭兵がよく所持している。
  20. ^ フルサイズのUZIがモデル。
  21. ^ モデリングはMW(2019)の流用。先行公開のトレーラーではScorpion Evo 3の名称で登場していたが、ベータ版にて変更された。シーズン1にて追加されたJAK Headhunter Carbine Conversionキットを装着するとカービンモデルのような外見へと変化し、3点バースト射撃が可能になる。キャンペーンではコンニの傭兵がよく所持している。
  22. ^ モデリングはMW(2019)の流用。LWRC SMG45にMP5のマガジンをそのまま装着したようなデザインだが、アダプタ等を一切介していないため、3Dモデルを下部から眺めると不自然な隙間が出来ている。また、マガジンには何故か.45ACPの刻印が入っている。
  23. ^ MW2019に登場したModel 680を意識していると思われるが、名前以外はあまり似ていな い。
  24. ^ キルストリークのジャガーノートリーコン用の武器としても使用される。BO3にて同名の架空銃が登場している他、シーズン1ブラックセルで登場したアボリッシャーの設計図はMan O’ Warという名称であり、こちらもBO3に登場した銃と同名である。
  25. ^ ATI Omni .410がモデル。名の通り410番の弾薬を使用するが、射撃時に飛び出る薬莢は12ゲージの物である。
  26. ^ PKP ペチェネグがモデル。アタッチメントを変更することでブルパップ仕様にすることが可能。実銃と異なり、ベルトリンクを一つずつ排莢する。また、実銃に存在する機関部カバー上部の弾薬を銃身内へ押し下げるレバー機構がモデル化されていない。
  27. ^ QBZ-95の分隊支援火器バージョンである、QBB-95がモデル。使用弾薬は5.8×42mmDBP87
  28. ^ MW2019と同名で登場。MG36がモデルだが構成はG36Kに近い。
  29. ^ MW2019と同名での登場。モデリングも同作からの流用である。
  30. ^ 過去作Black OPS 2にも登場したFN HAMRがモデル。実銃と同じく、チャンバー内の温度によってクローズドボルトからオープンボルトへと切り替わる特殊な発射機構を採用しており、トリガーを引き続けることによって発射レートが低下する。なお、使用弾薬は実銃のバリエーションとして存在しない7.62x51mm NATO弾である。
  31. ^ 7.62x54mmR弾仕様のカラシニコフSVChがモデル。
  32. ^ 6.8×43mm SPC弾仕様のACR DMRがモデル。ゲーム内での使用弾薬はCRONEN SQUALLと同じ6.8mm Wrath弾(モデルは.277 FURY弾)となっているが、使用しているマガジンはこの弾薬より全長がかなり短いM16用の物であり、サイズが合っていない。
  33. ^ 7.62x51mm NATO弾仕様のCZ BREN 2 DMRがモデル。
  34. ^ 本体側面にボックスマガジンが装着可能なHS .50 M1がモデル。
  35. ^ AKタイプの小銃にボルトアクション機構を組み込んだスナイパーライフル。モデルはAK-224とカイバル峠で製造されている手製のAKボルトアクションと思われ、何故か実銃ではガスシリンダーがある部分に銃身がある。ロングバレル、30連マガジン、スコープを搭載。
  36. ^ カラシニコフSVChの.338ラプア・マグナムバージョンである、SVCh-8.6がモデル。
  37. ^ カナダのCADEX社が開発したCDX-50がモデル。12.7x99mm NATO弾を使用。
  38. ^ 45口径のグロック21がモデルだが、実銃と異なりトリガーガードが傾斜しており、アンダーレールが付いているにも関わらずフレームのデザインは第一世代のグロックに近い。また、ベータ時点では左側にスライドストップが存在しなかったが、製品版にて修正された。MW(2019)とMWIIに登場した同じくグロックがモデルであるX16、X12と命名法則が異なっているが、XRK製のこれらとは違い、Corvusが製造している別シリーズの模様。
  39. ^ ベータ版時点ではRafficaというオリジナルのMW2に登場するモデルと同名であった。全体はM9A1がモデルと思われるが、アンダーレールの形状はPT92に近く、トリガーとマガジンはグロックのデザインが流用されている。デフォルトは93Rのように3点バーストだが、アタッチメントを変更してCAA RONIがモデルのアフターマーケットパーツを組み込むことでフルオート射撃が可能。MWに登場したRenettiと同じくSilverfield Ordinance製である。
  40. ^ 12.7×55mm弾を使用する大口径リボルバー。BASILISK(M500)を超える威力を誇り、本作のハンドガン枠では1発当たりの火力が最も高い。モデルとなったのはKBP RSH-12だが、コルト社製リボルバーのシリンダーリリースになっていたり、全体的なデザインも実銃とはかなり異なる。シーズン1にて追加されたJAK Beholder Rifle Kitを装着することで反動制御と射程を大幅に向上させ、スナイパーライフルのような運用が可能となる。また、アンダーバレルにグリップが装着できる。
  41. ^ UZIピストルがモデル。射撃モードはフルオート。
  42. ^ 前作MWIIでも一部モードでは使用可能だったが、今作ではマルチプレイヤーのセカンダリ枠として実装された。
  43. ^ 携行式のEMPランチャー。

出典[編集]

  1. ^ Call of Duty: Modern Warfare III” (英語). www.metacritic.com. 2023年11月14日閲覧。
  2. ^ MW3『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア 3』「スタンダード版」と「秘蔵版」予約受付開始 / 予約購入でベータとキャンペーンに先行アクセス | EAA!! FPSjp.net(イーエーエー)”. fpsjp.net (2023年8月18日). 2023年10月19日閲覧。
  3. ^ a b c Worldwide Reveal: Announcing Call of Duty: Modern Warfare III”. www.callofduty.com. 2023年10月19日閲覧。
  4. ^ Modern Warfare: ゾンビモードの背景をご紹介します。オペレーション・デッドボルトへようこそ”. 2023年11月6日閲覧。
  5. ^ Call of Duty: Modern Warfare II and Call of Duty: Modern Warfare III. Carrying Content Forward: Your Questions Answered”. www.callofduty.com. 2023年10月18日閲覧。
  6. ^ 『CoD:MW3』が本日(11/10)発売。人気FPSのリブートシリーズ最新作。マルチプレイではオリジナル版『MW2』のマップが遊べる | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com”. ファミ通.com (2023年11月10日). 2023年11月13日閲覧。
  7. ^ 大不評『CoD: MW3』、今年発売のPS5用での順位は195位(199本中) | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)”. forbesjapan.com. 2023年11月23日閲覧。
  8. ^ Modern Warfare 3 is on track to be the lowest-rated Call of Duty ever” (英語). VGC (2023年11月13日). 2023年11月23日閲覧。
  9. ^ http://blog.esuteru.com/archives/10128325.html/articles/2023-11-10
  10. ^ INTRODUCING BLACKCELL, THE BATTLE PASS, AND BUNDLES FOR CALL OF DUTY: MODERN WARFARE III AND CALL OF DUTY: WARZONE SEASON 1”. www.callofduty.com. 2023年12月7日閲覧。
  11. ^ 本日発売❗️ 『Call of Duty: Modern Warfare III』(コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア III) 引き続きプライス大尉をよろしくお願いします! お時間許す限りお楽しみください!”. X (formerly Twitter). 2023年11月13日閲覧。
  12. ^ 引き続きソープ・マクタビッシュ役で出演させていただいておりますo(`ω´*)o”. X (formerly Twitter). 2023年11月13日閲覧。
  13. ^ 本日発売されました 『Call of Duty: Modern Warfare III』 にて、前作から引き続き、”ギャズ”こと「カイル・ギャリック」役の吹き替えを担当しております✨”. X (formerly Twitter). 2023年11月26日閲覧。
  14. ^ 本日正式サービス開始の 『Call of Duty: Modern Warfare III』 引き続きサイモン "ゴースト" ライリー役で出演しております”. X (formerly Twitter). 2023年11月10日閲覧。
  15. ^ お知らせ✨ 本日サービス開始の 『Call of Duty: Modern Warfare III』 にて、引き続きファラ・カリム役で参加しております”. X (formerly Twitter). 2023年11月10日閲覧。
  16. ^ \🎮#CoD シリーズ最新作❤️‍🔥/ ꉂ📣『Call of Duty: Modern Warfare III』‼️ 皆さま?ゆめゆめ 寝不足で🧟‍♂️ゾンビ化🧟‍♀️ なさりませぬよう💀🫶🔥 小林は引き続き キャンペーン他 🇺🇸CIAの「ケイト・ラズウェル」 (演 #RyaKihlstedt さん)の吹き替えにて🎙”. X (formerly Twitter). 2023年11月13日閲覧。
  17. ^ 【本日発売】 『コールオブデューティ モダン・ウォーフェアⅢ』 CODシリーズ最新作! 前作に続き、 「フィリップ・グレイブス」 の吹き替えしてます🙂”. X (formerly Twitter). 2023年11月10日閲覧。
  18. ^ いよいよリリースされたゲーム、リブート版「コール オブ デューティ モダン・ウォーフェアⅢ」で、最大の敵ウラジミール・マカロフの日本語ボイスを演っております。”. X (formerly Twitter). 2023年11月13日閲覧。
  19. ^ 【出演情報です✨】 本日リリース開始のゲーム 『Call of Duty: Modern Warfare III』 にて、「アンドレイ・ノーラン」役の日本語吹き替えで出演しております‼️”. X (formerly Twitter). 2023年11月10日閲覧。
  20. ^ ACCESSIBILITY UPDATE – NEW FEATURES IN MODERN WARFARE III”. www.callofduty.com. 2023年12月21日閲覧。
  21. ^ https://x.com/TheRock/status/1723618807191912936?s=20

外部リンク[編集]