クリヴァク型フリゲート
クリヴァク型またはクリヴァク級フリゲート[注 1](クリヴァクがた、クリヴァクきゅうフリゲート;英語: Krivak class frigate )は、北大西洋条約機構( NATO )がソビエト連邦海軍(以下、ソ連海軍)の 1135 「ブレヴェースニク」設計大型対潜艦に対して与えた NATOコードネームである。クリヴァク級駆逐艦( Krivak class destroyer )やクリヴァク級ミサイル駆逐艦( Krivak class guided missle destroyer )とも呼んだ。その頃のソ連艦艇にしてはすっきりした外見から、西側では「ハンサム・クラス」[1]とも渾名された。
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概要 [編集]
1135 設計は、同時期に並行して建造された 1134-A 設計や 1134-B 設計といったより高性能で高価な1等大型対潜艦と「ハイローミックス」で運用する事を前提にした2等大型対潜艦であった。
その後、 1135 設計の派生型が登場したため、最初の 1135 設計はクリヴァク-I 設計( Krivak-I class )と呼ばれるようになった[2]。各派生型に対するコードネームの対応関係は下表のとおりである。ほかの艦船におけるのと同様、 NATO コードネームはソ連での正式名称に必ずしも対応していない。
これらの艦船はすべて、艦船等級では 2 等艦に分類される。基本型となった 1135 設計は、元来は 2 等大型対潜艦として配備され、発展型の 1135-M 設計についても同様であった。これらはソ連海軍では大型対潜艦( большой противолодочный корабль )に分類されたが、1977年6月28日付けの分類法改正で警備艦( сторожевой корабль )に類別を改められた。 11353 設計と 11352 設計は警備艦、 11351 設計は国境警備艦、 11356 設計と 11356-M 設計は警備艦ならびにフリゲートに分類されている。なお、 11353 設計、 11352 設計、 11351 設計、 11356 設計は、当初はそれぞれ 1135.3 設計、 1135.2 設計、 1135.1 設計、 1135.6 設計と表記されていた。今日でもそう表記される場合があるが、ロシア海軍においては今日正式にはピリオドは入れないことになっている。
1960年代から2010年代までおよそ半世紀にわたって建造が続けられている、史上稀に見る戦闘艦のシリーズである。建造国も、ソビエト連邦(以下、ソ連)、ウクライナ、ロシア連邦となっており、運用国はこれにインドを加えた 4 カ国となっている。
| 設計番号 | 設計暗号(意味) | 艦級 | 正式分類 | NATO 名 | 発注 | 年 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1135 | 「ブレヴェースニク」(水薙鳥) | 「ブジーチェリヌイ」級[2] | 大型対潜艦→警備艦 | クリヴァク-I[2] | 1970 | |
| 1135-M | 「ブレヴェースニク-M」(水薙鳥) | 「ベススメーンヌイ」級[3] | 大型対潜艦→警備艦 | クリヴァク-II[3] | 1975 | |
| 11351 | 「ネレーイ」(ネーレウス) | 「メンジンスキー」級[4] | 国境警備艦 | クリヴァク-III[2] | 1983 | |
| 「ヘーチマン・サハイダーチュヌィイ」級[4] | フリゲート | 1992 | ||||
| 1135-A | - | - | 警備艦 | - | - | |
| 11353 | - | 「ジャールキイ」級 | 警備艦 | 改クリヴァク-I[2][表 1] | 1984 | |
| 11352 | - | 「プィールキイ」級[5] | 警備艦 | 1991 | ||
| 11356 | - | 「ドゾールヌイ」級 | 警備艦 | 改クリヴァク-III[表 2] | 2002 | |
| 「タルワー」級 | フリゲート | 2003 | ||||
| 11356-M | - | 「アドミラール・グリゴローヴィチ」級 | フリゲート | - | 2013 |
開発 [編集]
ソ連海軍は、水上艦隊の対潜戦能力を非常に重視した海軍であった。その対潜艦戦力は、当初の計画では排水量 1 万 t 以上の大型艦の対潜防衛艦(のち対潜巡洋艦)を筆頭に、 1 等艦(巡洋艦級)の対潜・対空防衛艦(のち大型対潜艦)、 2 等艦(駆逐艦・大型フリゲート級)の対潜・対空防衛警備艦(のち大型対潜艦および警備艦)、 3 等艦(フリゲート級)の対潜艦(のち警備艦)、 4 等艦(コルベット級)の小型対潜艦を揃えるというもので、艦船のすべてのランクに対潜用の艦艇が用意されるという点に特色があった。しかし、その計画の実現は容易ではなかった。
本来、 2 等艦以上は外洋、 3 等艦以下は沿岸域で運用することを前提に設計されていた。しかし、実際には現場での必要から 3 等艦である対潜艦にも外洋での運用能力が求められた。それに対し、ソ連海軍が1950年代から1960年代にかけて整備した 159 設計対潜艦と 35 設計対潜艦ならびにそれらの派生型は、外洋における効果的な活動能力を有していなかった。一方、 2 等艦に分類される対潜・対空防衛警備艦の 61 設計は、航洋性はあったが肝心の対潜捜索・攻撃能力が低く、十分な対潜艦とはいえなかった。 1 等艦の実体は悲劇的で、対潜防衛艦はいまだ着工せず、建造の始まった 1134 設計対潜・対空防衛艦は、艦のサイズの割には極めて貧弱な対潜能力しか有していなかった。ソ連海軍は、第 2 世代の対潜艦戦力の開発を急がなければならなかった。
まず、ソ連海軍は大型で外洋向けの対潜・対空防衛艦となる 1134-A 設計および改良型の 1134-B 設計を開発した。これらは、同時代のアメリカ海軍のミサイル巡洋艦と比べても十分に強力な対潜艦であった。しかし、ソ連の造船産業はこのような大型で複雑な艦を大量生産する能力を持っていなかった。そのため、ソ連海軍は沿岸域向きの 3 等対潜艦と少数精鋭の 1 等対潜・対空防衛艦のあいだを埋めるための、十分な航洋性を持ち対潜能力に秀でた 2 等艦を整備する必要があった。この必要に対し、ゼレノドーリスク企画設計局から開発を引き継いだ北企画設計局は、1964年に 1135 「ブレヴェースニク」型の最初の戦略技術要求を提出した。その設計は 3000 t 程度の比較的小型の排水量を持ち、紛争海域や領海内における船団護衛のための広範囲の任務をこなす能力を持っていた。設計は1966年に完了し、この年に新設された大型対潜艦に分類された。 2 等艦であったので、一般に 2 等大型対潜艦( большой протиболодочный корабль 2 ранга )と呼ばれた。
設計 [編集]
2 等大型対潜艦として設計された 1135 設計の主兵装は対潜ミサイルであり、この点で同じ 2 等大型対潜艦に分類された 61 設計より対潜能力が強化されていた。対潜ミサイル複合 URPK-3 「メチェーリ」、のち URPK-4 「メチェーリ」、最終的に UPK-5 「ラストループ-B」を運用した。「メチェーリ」は対潜専用であるが、「ラストループ-B」は対艦ミサイルを兼ねている。使用する 4 連装発射機はどのタイプのミサイルでも同じ KT-M-1135 なので、外見上は区別がつかない。この発射機は、船首部分に 1 基が搭載された。ミサイルは 4 発搭載し、これは上位艦種である 1 等大型巡洋艦のちょうど半分の搭載数であった。艦橋前には、下位艦種の 小型対潜艦のように 12 連装反動迫撃砲 RBU-6000 「スメールチ2」を 2 基並べて配置した。船体中央部両舷には、 533 mm 4 連装魚雷発射管 ChTA-53-1135 を 1 基ずつ配置した。魚雷は、対潜用の SET-65 と対艦用の 53-65K が運用でき、予備魚雷は搭載しない。
船体の前後には、個艦防空用ミサイルである高角ミサイル複合 4K33M 「オサーM」の連装発射機 ZiF-122 を 1 基ずつダブルエンダー配置した。船尾には、中口径の両用砲 2 基を背負い式に配置した。 1135 設計では 76 mm 連装砲 AK-726を採用していたが、現場からの砲撃力向上の要求に応えて 1135-M 設計では 100 mm 単装砲 AK-100 に変更された。船尾には、可変深度ソナーを搭載した。 1135-M 設計では、その収納部上部にヘリコプターのための飛行甲板が設置された。その他、機雷などの運用能力もある。
海上国境警備隊用の 11351 設計およびインド向けの11356 設計は兵装が異なっているが、最大の変更点は船首の対潜ミサイル複合の廃止と船尾へのヘリコプター用の格納庫と飛行甲板の設置である。
建造 [編集]
ソ連海軍向けに I 型 21 隻、 II 型 11 隻の合計 32 隻、1980年代にはソ連国家保安委員会( KGB )海上国境警備隊向けに派生型 III 型 7 隻が建造され、ソ連崩壊後には III 型の2 隻がウクライナ海軍向けに、改 III 型がインド海軍向けに 3 隻建造された。改 III 型とその派生型は、少なくともさらに 6 隻が建造予定である。
本型を建造した造船所は数ヶ所にわたり、リードヤードはロシア・ソビエト連邦社会主義共和国(現ロシア連邦)・カリーニングラード市の沿バルト海造船工場「ヤンターリ」(第820海軍工廠)であるが、この他、レニングラード市(現サンクトペテルブルク)の A・A・ジュダーノフ記念造船工場(現セーヴェルナヤ・ヴェールフィ、第190海軍工廠)、ウクライナ・ソビエト社会主義共和国(現ウクライナ)・ケルチ市の B・Ye・ブートマ記念造船工場「ザリーフ」(カミシュ・ブルン造船工場、第532海軍工廠)でも建造された。海上国境警備隊ならびにウクライナ海軍向けの III 型は、全艦が造船工場「ザリーフ」で建造された。インドに輸出された改 III 型のうち、最初の 3 隻はサンクトペテルブルク市のバルト工場(旧オルジョニキーゼ工廠、第189海軍工廠)で建造され、追加の 3 隻は造船工場「ヤンターリ」で建造されている。
配備 [編集]
ソ連海軍では、あわせて 32 隻が運用された。それらのうち、ウクライナ海軍が引き取った 3 隻を除く 29 隻がロシア海軍で運用され、加えて2000年代初頭にはインド海軍へ引き渡す前の 3 隻が一時的にロシア海軍に在籍した。1977年までは大型対潜艦に分類されたが、それ以降すべての艦は警備艦に分類された。その後、2010年にロシア海軍向けに新たに 3 隻の建造が決定したが、これらはフリゲート( фрегат )と報道されている。
ソ連国境軍は、 7 隻を受領した。それらはすべてロシア国境軍へ継承された。これらは、国境警備艦( пограничный сторожевой корабль )に分類されている。
インド海軍では 6 隻保有する計画である。ウクライナ海軍は元ソ連海軍所属の 3 隻のほかに 2 隻を新造で獲得した。しかし、そのうち 1 隻は竣工せずに解体されている。インド海軍とウクライナ海軍では、全艦をフリゲート(英語: frigate 、ウクライナ語: фрегат )に分類している。
運用 [編集]
ソ連海軍のクリヴァク型は中東戦争に関連する軍事任務遂行のため、幾度も地中海へ派遣されている。
インド海軍とロシア海軍のクリヴァク型は、ソマリア沖の海賊に対処するために派遣されている。ウクライナ海軍のクリヴァク型は2010年度現在、この任務には派遣されたことがない。
また、ソ連海軍のクリヴァク型は 2 度、以下のような歴史に残る事件に主体的に関与している。
詳細は「「ストロジェヴォーイ」の蜂起」を参照
最初の事件は、1975年11月にバルト艦隊所属の大型対潜艦「ストロジェヴォーイ」において発生した蜂起事件である。ソ連海軍は、艦隊と航空部隊を投入してこれを鎮圧、首謀者らは逮捕され、主犯格の V・M・サーブリン 3 等佐官は祖国への裏切りの罪で翌年銃殺された。「ストロジェヴォーイ」の乗員グループも解散され、新しい乗員に入れ替えられている。
詳細は「黒海における米ソ艦船の衝突事件」を参照
二度目の大事件は、国際問題になった。1988年、重要軍事施設が多数存在するため軍艦を進入させないようソ連が要請していた黒海沿岸 12 海里の海域に、アメリカ合衆国はあえて第 6 艦隊所属のタイコンデロガ級ミサイル巡洋艦「ヨークタウン」とスプルーアンス級駆逐艦「カロン」を侵入させ、沿岸施設や艦船に対する電波偵察を実施した。これに対し、黒海艦隊は国境警備艦「イズマイール」と捜索救難艦「ヤマール」に両アメリカ海軍艦を監視させると共に、警備艦「ベズザヴェートヌイ」ならびに「SKR-6」に対し、警告を無視してソ連領海へ侵入しようとしているアメリカ海軍艦へのスクランブルを命じた。
これを受け出動した 2 隻の警備艦は、2月12日、ヤルタとフォロースのあいだの海域においてアメリカ海軍艦を捕捉した。午前9時45分、「ベズザヴェートヌイ」は「ヨークタウン」に対し、領海侵犯することになる現在の進路を変更するよう要請する最初の信号を発信したが、「ヨークタウン」は返答しなかった。「ベズザヴェートヌイ」は艦隊参謀長の指示に従い、ソ連の法律に基づき侵入が禁止されている海域への侵入進路を取っていることを知らせ、進路を変更するよう要請する無線を「ヨークタウン」へ送った。10時15分、「ヨークタウン」は自艦は何も侵害しておらず、国際法に基づいて行動しているという返信を送った。これに対し、黒海艦隊司令官 M・N・フロノプーロ海軍大将は「ベズザヴェートヌイ」を通じ、「ヨークタウン」が領海侵犯を行った場合、体当たりによってこれを領海外へ押し戻すという通告を行った。同時に、「ヤマール」に対し体当たりに備えるよう指令を下した。しかし、「ヤマール」は分厚い船殻を持ち砕氷能力もある頑丈な元木材運搬船で体当たりには最適の船であったが、速力が 15 knしかなく、アメリカ海軍の軍艦に追いつくことができなかった。結局、「ヤマール」はこれ以降の機動に付いて行くことができず、体当たりの重責は警備艦に託されることになった。
10時45分、「ヨークタウン」は手旗信号を用い、平和的航行の権利を行使し、進路は変更しないと通告した。その瞬間、「ヨークタウン」はソ連領海の境を越えて侵入し、「カロン」もこれに続いた。「イズマイール」は、ソ連領海を侵犯しているという警告を発した。「SKR-6」は「カロン」の航跡を追尾し、「カロン」は体当たりを交わそうと増速した。「ベズザヴェートヌイ」は「ヨークタウン」の左舷に並んだ。ソ連艦はただちにソ連領海を去るようアメリカ海軍艦に警告を発した。しかし、アメリカ海軍艦は進路を変えずにクリミア半島沿岸を進み続けた。
10時56分、「カロン」の乗員は 150 m 後方に位置していた「SKR-6」が決定的な機動を取ったことに気付いた。そして、接近してはならないという警告を慌てて発した。「ベズザヴェートヌイ」は「ヨークタウン」に 50 m ほどにまで接近して最後の警告を発したが、「ヨークタウン」の返答は否定的であった。両警備艦は急速に速度を上げ、体当たりを決行した。11時2分、「ベズザヴェートヌイ」は「ヨークタウン」の左舷に接触、実弾が装填されていた対艦ミサイル発射装置を破壊した。「SKR-6」は「カロン」の船尾左舷に接触、搭載艇を破壊した。
フロノプーロ司令官は両警備艦に一旦距離を取って退去警告を発し、さらなる体当たりに備えるよう指令を出した。両警備艦はこれに従った。アメリカ海軍艦はこれ以上のリスクを犯すのを避け、ソ連領海から退去した。
このような事件は、中東戦争に関連して米ソ両艦隊が地中海に常駐していた時期にも発生しなかった大事件であった。小型艦船が自分よりはるかに大型の艦船に体当たりするのは、相手が損傷する以上に自らが沈没するおそれのある非常に危険な行為であるが、ソ連海軍の艦船乗員は巧みな操艦技術を発揮し、 4 隻とも損傷を負っただけで沈没した艦はなかった。また、人的損害も出なかった。
評価 [編集]
1135 設計と 1135-M 設計はソ連海軍における第 2 世代の大型対潜艦に数えられているが、この時代の大型対潜艦の最大の欠点である対艦攻撃能力の低さは、両設計にも共通していた。その欠点を補うため、これらは運用中に対潜専用のミサイル複合「メチェーリ」を対艦兼用の汎用ミサイル複合「ラストループ」に変更された。「対艦ミサイルを搭載しない」という説明がなされることが多いが、これは誤りで、「対艦専用のミサイルを搭載しない」だけである。汎用ミサイル複合「ラストループ」は勿論、高角ミサイル複合も対空目標だけでなく水上目標に対しても使用できた。ただし、これらは第一級の対艦(専用)ミサイルと比べれば射程や破壊力の点で見劣りがする。1980年代には近代化改修計画が提案されたが、資金と資材の不足が原因で計画は頓挫した。
11351 設計は海上警備用の艦船であったが、対艦・対潜ミサイルの欠如を除けば、軍艦並みの強力な装備を有していた。しかし、その高度な設備は経済状況の悪化を受け艦の寿命を縮めた。
11356 設計は「前世代艦の焼き直し」というイメージも原因となってソ連海軍に採用されなかったが、輸出には成功した。性能は悪くなく価格もそれ以降のフリゲートより安価であったので、ロシア海軍からも発注を受けることになった。
ソ連海軍の主要水上戦闘艦として最大規模の勢力を持ったクリヴァク・シリーズであったが、 11356 設計が次の主力に選ばれなかったことから、一旦はその使命を終えたと見られていた。その後継艦としては、本来は沿岸用の警備艦として開発の始まった 11540 設計が選定された。この艦は元は小型対潜艦であり、その後大型化したため 3 等警備艦を補完・代替するような簡素な警備艦として発案されたものの開発の過程でさらに大型化し、航洋型の 2 等警備艦になったのである。この時期には同様の沿岸用警備艦がいくつか開発されているが、いずれも開発の過程で装備品の増加によって艦の規模が肥大し、大型化・複雑化した結果、開発期間の遅延と価格の高騰を招き、量産化に失敗している。 11540 設計もまた、ソ連崩壊とその後のロシア連邦の不況のために配備が進まないまま旧式化した。そして、景気の持ち直しとともに次の主力警備艦シリーズとして選ばれたのは、設計を現代化した重軽 2 種からなるクリヴァク・シリーズの発展型であった。
派生型 [編集]
クリヴァク-I [編集]
クリヴァク-I 型( Krivak-I class )は、 1135 「ブレヴェースニク」設計に対して用いられた NATO コードネーム[2]。当初は大型対潜艦として設計された。1977年に警備艦へ類別を変更された。 1 番艦「ブジーチェリヌイ」は1968年に起工し、1970年には進水して竣工した。その後1979年までに同型艦 21 隻が建造され、そのうち 8 隻が造船工場「ヤンターリ」、 7 隻が造船工場「ザリーフ」、 6 隻が A・A・ジュダーノフ記念造船工場で建造された。 A・A・ジュダーノフ記念造船工場ではもう 1 隻の建造も予定されていたが、中止されている。
全艦がソ連海軍へ引き渡され、ウクライナ海軍が 2 隻を保有した以外は、すべてがロシア海軍に継承されている。しかし、ロシアの経済状況にあわせて退役が進み、徐々にその数を減らしていった。2010年11月現在、現役の留まっているのは黒海艦隊所属の「ラードヌイ」のみである[6]。今後、バルト艦隊から移籍する警備艦「ネウストラシームイ」や「ヤロスラフ・ムードルイ」、新たに建造されるフリゲート「アドミラール・フロータ・カサトーノフ」や 11356-M 設計警備艦が配備されれば、退役する見込みである。
クリヴァク-II [編集]
クリヴァク-II 型( Krivak-II class )は、 1135-M 「ブレヴェースニク-M」設計に対して用いられた NATO コードネーム[3]。当初は大型対潜艦として設計された。1977年に警備艦へ類別を変更された。 1 番艦「レーズヴィイ」は1973年に起工し、1975年に進水・竣工した。1981年までのあいだに同型艦 11 隻が建造され、すべて造船工場「ヤンターリ」で建造された。
主砲が AK-726 76 mm 連装砲 2 基からAK-100 100 mm 単装砲 2 基に変更されている。また、船尾にはヘリコプターのための発着艦スペースが設けられている。これにより、対潜ヘリコプターが限定的ながらも運用できるようになり、より広範囲の潜水艦を捜索・攻撃できるようになった。 1135 設計が搭載した曳航式水中音響装置 MG-325 「ヴェーガ」は下垂式水中音響装置 MG-329 「ブローンザ」へ変更されている。 4 番艦「グロジャーシチイ」からは、固定式ソナーも改良型の MG-332T 「チターン-2T」に変更された。また、同艦から「ラストループ-B」が標準仕様とされた。ガスタービン・ユニットも、改良型の M-7N.1 に変更された。機雷は搭載できなくなっている。
全艦がソ連海軍へ引き渡され、ウクライナ海軍が 1 隻を保有した以外は、すべてがロシア海軍に継承されている。ウクライナ海軍はその 1 隻、「セヴァストーポリ」に対してレーダー等の電子装備を換装する近代化改修計画を持っていた。しかし、経済状況に起因する資金難により工事途中で中止を余儀なくされ、売却されて解体された。2010年11月現在、現役の留まっているのはロシア海軍・黒海艦隊所属の「プィトリーヴィイ」のみである[6]。今後、バルト艦隊から移籍する警備艦「ネウストラシームイ」や「ヤロスラフ・ムードルイ」、新たに建造されるフリゲート「アドミラール・フロータ・カサトーノフ」や 11356-M 設計警備艦が配備されれば、退役する見込みである。
クリヴァク-III [編集]
詳細は「クリヴァク3型国境警備艦」を参照
クリヴァク-III 型( Krivak-III class )は、 11351 「ネレーイ」設計に対して用いられた NATO コードネーム[2]。 レーダー等電子装備の変更された 3 番艦「イーメニ XXVII スエーズダ KPSS」以降は、 11355 設計と呼ばれることがある。海軍用ではなく、ソ連国家保安委員会( KGB )の海上国境警備隊向けに設計された国境警備艦。 1 番艦の「メンジンスキー」は1981年に起工し、1982年に進水、1983年に竣工した。全艦がケルチの造船工場「ザリーフ」で建造された。
船尾には従来の飛行甲板を拡大してそれに加えてヘリコプター格納庫を設け、クリヴァク・シリーズで初めてヘリコプターの常駐能力を獲得した。艦載機は基本的には捜索救難ヘリコプターの Ka-27PS の搭載を前提としているが、対潜用の Ka-27PL や Ka-29 の運用も可能である。船首の対潜ミサイル複合を廃止して 100 mm 単装砲 AK-100 を移設、 30 mm 高角砲複合AK-630M を搭載するなど、それまでのクリヴァク-I 設計及び II 設計とは艦容が一新している。ソナーは近代化され、新しいMGK-335S 「プラーチナ-S」と MG-345 「ブローンザ」が搭載された。後期型ではレーダーも MR-310-A 「アンガラー-A」から当時最新型の MR-760 「フレガート-MA」にも変更された。戦闘情報管制システムは、従来の「プランシェート」にかえて新しい「サプフィール」が搭載された[注 2]。搭載する高角ミサイル複合「オサー-MA2」は、副次的に対艦攻撃能力を持っている。対潜ミサイルを持たないものの、巡視船としては非常に強力な装備を持っている。攻撃力は海軍の小型対潜艦並み、ソナー性能ではこれを上回っており、有事の際には海軍を補完する戦力として運用されるものと見られていた。
ソ連時代に竣工した 7 隻は極東へ回航され、ペトロパヴロフスク=カムチャツキイに基地を置く配備された。 7 番艦「ヴォローフスキイ」は、1990年に竣工した。 8 番艦と 9 番艦はソ連崩壊をはさんでウクライナによって建造が継続され、 8 番艦は1993年に竣工した。極東の 7 隻は、ソ連崩壊後はロシア連邦の国境軍海上部に在籍している。西側では、しばしば誤って太平洋艦隊所属の艦艇としてカウントされていた。
クリヴァク-III 型は艦齢が比較的新しく、国境警備艦としての性能も申し分のないものであったが、ロシアでは経済状況の悪化により次第に退役を余儀なくされた。2010年11月現在で、ロシアには 3 隻のクリヴァク-III 型が残っている[7]。ウクライナでは 8 番艦「ヘーチマン・サハイダーチュヌィイ」は完成してウクライナ海軍の旗艦の位置を占めているが、 9 番艦「ヘーチマン・ヴィシュネヴェーツィクィイ」[注 3]はやはり経済的事情が原因となって竣工できず、船台上で解体された。クリヴァク-III 型は軍艦としてはそれほど強力な艦ではないが、ウクライナ海軍の任務が事実上平時の警備任務に留まっているので、その能力は十分なものとみなされている。ウクライナ海軍にとっては新しいヘリコプター搭載戦闘艦が配備されるまでは「ヘーチマン・サハイダーチュヌィイ」がヘリコプターが常駐できる唯一の戦闘艦となっており、ヘリコプターを搭載できない対潜コルベットと比べて運用の柔軟性が高いので、 NATO 諸国などとの合同演習にしばしば参加させている。ウクライナ海軍航空隊は、「ヘーチマン・サハイダーチュヌィイ」には専ら Ka-27PS を搭載させている。特にソマリア沖の海賊への対処が念頭に置かれるようになってからは、対潜用のヘリコプターよりも捜索救難用のヘリコプターの方が任務に適していると考えられるようになっており、 NATO との合同演習でも海賊対策を念頭に置いた Ka-27PS の訓練が行われている。
改クリヴァク-I [編集]
改クリヴァク-I 型( Modified Krivak-I class )は、 11353 設計と 11352 設計に対して用いられた NATO コードネーム[2]。 11352 設計だけを念頭に改クリヴァク-I 型と呼んだり、改クリヴァク型( Modified Krivak class )、あるいはクリヴァク-IV 型( Krivak-IV class )と呼ばれることもある。
1135 設計警備艦「ジャールキイ」は、ソナーを新しい統合システム(従って固定式と下垂式がセットになっている) MGK-365 「ズヴェズダー-M1」に換装するのを主眼とする 11353 設計によって改修され、「ズヴェズダー」の試験が行われた。この新型ソナーは、ソ連海軍の次世代型航洋警備艦である 11540 設計警備艦に採用されている。 11353 設計への改修は1982年から1984年にかけて A・A・ジュダーノフ記念造船工場において施工された。排水量は、基準排水量で 3,180 t となり、満載排水量では 3,590 t となった。
その後、ソ連時代末期から1990年代初頭にかけて、 1135 設計警備艦「レニングラーツキイ・コムソモーレツ」(のち「リョーフキイ」)と「プィールキイ」が 11352 設計による改修を受けた。これは、レーダーをMR-760 「フレガート-MA」、ソナーを 11353 設計と同じ MGK-365 「ズヴェズダー-M1」に換装、反動迫撃砲 RBU-6000 を廃止するかわりに艦橋前部に 3M-24 「ウラーン」対艦ミサイル 4 連装発射機 KT-184 を 2 基搭載する近代化改修計画であった。しかし、実際には対艦ミサイル発射機は設置されておらず、搭載スペースが設けられているだけとなった。 URPK-4 「メチェーリ」は URK-5 「ラストループ-B」に換装された。排水量は、基準排水量で 3,330 t となり、満載排水量では 3,750 t となった。
改修工事は、「レニングラーツキイ・コムソモーレツ」に対してはムルマンスクの第 35 船舶修理工場で1988年から1991年にかけて施工され、「プィールキイ」に対しては1987年から1993年にかけて造船工場「ヤンターリ」で施工された。 11352 設計は有望な計画であったので本来ならばより多くの艦に適用される予定であったが、ソ連崩壊により計画は縮小され、 2 隻目以降の計画は中止された。
2010年11月現在、現役の留まっているのはロシア海軍・バルト艦隊所属の「プィールキイ」のみである[6]。今後、建造中のフリゲート「アドミラール・フロータ・ソヴェーツコヴォ・ソユーザ・ゴルシコフ」やその同型艦、あるいは 20380 設計近海域多目的警備艦が配備されれば、退役する見込みである。これについては、2009年に 20380 設計警備艦「ステレグーシチイ」の配備によって退役した 1135-M 設計警備艦「ネウクロチームイ」の例がある。
改クリヴァク-III [編集]
詳細は「タルワー級フリゲート」を参照
改クリヴァク-III 型( Modified Krivak-I class )は、 11356 設計に対して用いられた NATO コードネーム。クリヴァク-III 型( Krivak-III class )とも呼ばれることがある。
11356 設計は、 11351 設計を元に対艦ミサイル複合 3M-24 「ウラーン」と高角ミサイル複合 3K95 「キンジャール」、高角砲複合 AK-630M1-2 「ローイ」、そしてヘリコプターを搭載する次世代型警備艦として開発されたがロシア海軍に採用されなかったため、輸出用に開発が進められた[8]。インド海軍が採用している。基本的には III 設計がベースとなっているが、上部構造物がステルスデザインになり、兵装も全面的に変更されてそれまでのクリヴァク・シリーズとはまったく違う艦になっている。
対艦ミサイル複合は 3S-14E 「クラブ-N」対艦ミサイル垂直発射機( VLS )、対空兵装は3S-90E 「シュチーリ」艦対空ミサイル単装発射機や高角ミサイル砲熕複合「カシュターン」、 9K-310 「イグラ-1」、艦砲は 100 mm 単装砲 A-190E 、対潜兵装は RBU-6000 は 1 基となったが対潜ミサイルを運用できる RPK-8E となり、対潜魚雷と対艦魚雷が運用できる 533 mm 連装魚雷発射管 DTA-53-956 も搭載された。それぞれの兵器を制御するための射撃管制装置も一新された。
電子装備も更新された。共用捜索レーダーは新しい「フレガート-M2EM」が採用され、「カシュターン」のための共用捜索・目標照準レーダーとして ZTsU-25E 「ガルプーン-B」、航法レーダーは MR-212/201-1 「ナヤーダ」と「ブリッジ=マスター」、それに「ニュークリアス-2 6000A」が搭載された。電子戦対抗手段としては、電子戦対抗複合「ASOR」が搭載された。ソナーは、固定式の「HUMSA」と可変深度ソナーの SSSN-137 が搭載された。指揮管制システムは、「サプフィール」にかえて新しい戦闘情報管制システム「トレーボヴァニエ-M」が採用された。なお、主機関のガスタービン・ユニット M-7N.1E はウクライナ製である。
1 番艦の「ドゾールヌイ」は1999年にバルト工場にて起工、2000年に進水、2002年に竣工してロシア海軍・バルト艦隊へ配備された[9]。2003年にはインド海軍へ引き渡され、「タルワー」と改名された[10]。
11356 設計はスクリュー音の騒音が大きな欠点として挙げられたが[11]、運用実績が比較的よかったので、2007年にインド海軍は追加の 3 隻も発注した。そこでは、一部に設計変更が加えられた。具体的には、対艦ミサイル複合「クラープ-N」に替えてロシアとインドが共同開発した対艦ミサイル複合 PJ-10 「ブラモス」が搭載された。使い勝手が悪く運用経費も嵩む高角ミサイル砲熕複合「カシュターン」は廃止され、高角砲複合 AK-630M に変更された。これらは、2011年から2012年にかけての引渡しが予定されている。
また、2006年にはアルジェリアと「セーヴェルナヤ・ヴェールフィ」とのあいだで 11356 設計の建造に関する交渉が行われた[12]。
2010年10月にはロシア海軍は黒海艦隊向けに準同型艦 3 隻を発注し、2020年までに 6 隻を配備する計画を発表している[13]。設計番号は 11356 ないし 11356-M とされており、「ヤンターリ」造船工場が他企業を抑えて受注を勝ち取った。同じ工場で並行して建造中のインド向けの 11356 設計第 2 シリーズに準じた設計になるものと推測されているが、具体的な仕様については海軍からは公表されていない。類別については、少なくとも発表段階では警備艦ではなくフリゲート( фрегат )とされている。 1 番艦は2013年に配備される予定で、それ以降、毎年 1 隻ずつ建造される計画である[13]。 1 番艦の「アドミラール・グリゴローヴィチ」は2010年12月18日に「ヤンターリ」造船工場で起工した[14]。配備されれば、ほかの新型フリゲートともに旧式化した黒海艦隊の大型水上戦闘艦船を代替する模様である。
2010年11月には、インド海軍がさらに 3 隻の 11356-M 設計警備艦の建造を契約する見込みが残されていると報じられている[15]。
発展型 [編集]
ソ連やロシアでは 1135 設計の船体設計は高く評価されており、フリゲート級の艦船の設計におけるひとつの古典となった。クリヴァクという NATO コードネームは用いられないが、インド海軍の「シヴァリク」級( 17 設計)、ロシア海軍の「アドミラール・フロータ・ソヴェーツコヴォ・ソユーザ・ゴルシコフ」級( 22350 設計)は、改クリヴァク-III 設計の発展型である。 22350 設計については、インド海軍では 17-A 設計フリゲートの設計に昇華されており[15]、またアルジェリア海軍が興味を示している[15]。 22350 設計をロシア以外の国が導入するとすれば、輸出仕様の 22356 設計フリゲートになる可能性がある[16]。
要目 [編集]
| クリヴァク-I型 1135 「ブレヴェースニク」設計 |
クリヴァク-II型 1135-M 「ブレヴェースニク-M」設計 |
クリヴァク-III型 11351 「ネレーイ」設計 |
改クリヴァク-III型 11356 設計 |
|
|---|---|---|---|---|
| 排水量 | 基準 3,300 t 満載 3,575 t |
3,700 t | 4,035 t | |
| 全長 | 123.5 m | 123.0 m | 124.8 m | |
| 全幅 | 14.1 m | 14.0 m | 15.2 m | |
| 吃水 | 4.6 m | 4.7m | 4.5m | |
| 機関 | COGAG方式、 2 軸推進 | |||
| M-62 ガスタービン ×2 基(計12,000 shp) | DS-71ガスタービン ×2 基(計18,000 shp) | |||
| M-8K ガスタービン ×2 基(36,000 shp) | DT-59 ガスタービン ×2 基(39,000 shp) | |||
| 速力 | 32 kt | |||
| 航続距離 | 4,000 nmi / 14 kn(26 km/h) | 3,900 nmi/14 kn | 4,850 nmi/18 kn | |
| 乗員 | 192 名 | 198 名 | 180名 | |
| 武装 | AK-726 76 mm連装両用砲×2 基 | AK-100 100mm単装両用砲×2 基 | AK-100 100mm単装両用砲×1 基 | A-190E 100mm単装砲×1 基 |
| AK-630M 30 mm6砲身機関砲×2基 | カシュターン (CADS-N-1) CIWS×2基 | |||
| ZiF-122 ミサイル連装発射機×1 基 (9M33短SAM×20発) |
3S90ミサイル単装発射機×1基 (9M38M2SAM×24発) |
|||
| KT-M-1135 ミサイル4 連装発射機×1 基 (URPK-3対潜ミサイル複合) |
3M-54 クラブN (SS-N-27) SSM 8連装VLS×1基 | |||
| RBU-6000反動迫撃砲×2 基 | RBU-6000×1 基 | |||
| ChTA-53-1135 533 mm 4 連装魚雷発射管×2 基 | UTA-53-1135 533 mm4連装魚雷発射管 | 533mm 連装魚雷発射管×2基 | ||
| 機雷投下軌条 | 2 基 | |||
| C4I | 「プランシェート-35」戦術情報処理装置 | サプフィール戦術情報処理装置 | トレーボヴァニェ-M 戦術情報処理装置 | |
| レーダー | MR-310A 「アンガラー-A」対空・対水上捜索レーダー | MR-760「フレガートMA」3次元レーダー | ||
| 航法レーダー MGR-310U 「ヴォルガ」、「ドン-2」、一部で MR-212 「ヴァイガーチ」 | MR-212 「ヴァイガーチ」 | 3Ts-25E ガルプン-B 長距離対水上レーダー | ||
| CIWS レーダー「ムソーン」 | MPZ-301「バーザ」 | MR-352ポジティヴE低空警戒/対水上/射撃指揮レーダー | ||
| CIWS レーダー MR-105 「トゥレーリ」 | MR-123「ヴィーンペル」 | |||
| CIWS レーダー 4R-33 | ||||
| ソナー | MG-332 チターン-2 | MG-332T チターン-2T」 | MGK-335S プラーチナ-S | BEL APSOH |
| MG-325 ヴェーガ可変深度ソナー | MG-329 ブローンザ 可変深度ソナー | MG-345 ブローンザ 可変深度ソナー | SSN-137 可変深度ソナー | |
一覧 [編集]
- 1135 設計(クリヴァク-I 設計)の一部
| # | 艦名 | 造船所 | 艦隊 | 起工年 | 進水年 | 竣工年 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | Bditelny | SY190 | 北方 | - | - | 1970 | 退役 |
| 2 | Bodry | SY820 | バルト海 | - | - | 1971 | 退役 |
| 3 | Dostoiny | SY190 | 北方 | - | - | 1971 | 退役 |
| 4 | Svirepy | SY820 | - | - | - | 1971-73 | 退役 |
| 5 | Dobelstny | SY532 | - | - | - | 1972 | 退役 |
| 6 | Silny | SY532 | - | - | - | 1972-73 | 退役 |
| 7 | Rasyashchy | SY532 | - | - | - | 1972-73 | 退役 |
| 8 | Storozhevoi | SY190 | バルト海 | - | - | 1972-73 | - |
| 9 | Razumny | SY190 | 太平洋 | - | - | 1973-74 | - |
| 10 | Poryvisty | SY190 | - | - | - | 1974-82 | 95年博物館に |
| 11 | Zharki | SY190 | 北方 | - | - | 1975 | - |
| 12 | Druzhny | SY190 | バルト海 | - | - | 1975 | - |
| 13 | Retivy | SY190 | - | - | - | 1975-76 | 退役 |
| 14 | Deyatelny | SY190 | - | - | - | 1975-77 | 退役 |
| 15 | Bezukoriznenny | SY532 | 黒海 | - | - | 1976-80 | 97年ウクライナへ移籍 Mykolaijv |
| 16 | Bezzavetny | SY820 | 黒海 | - | - | 1978 | ウクライナへ移籍 Dnipropetrovs'k |
| 17 | Zadorny | SY190 | バルト海 | - | - | 1978-79 | - |
| 18 | Ladny | SY532 | 黒海 | - | - | 1980 | - |
脚注 [編集]
出典 [編集]
- ^ 「世界の艦船」別冊「ソ連海軍ハンドブック」p.76他
- ^ a b c d e f g h “Сторожевой корабль пр.1135 «Буревестник» типа «Бдительный», Krivak class” (ロシア語). Сайт «АТРИНА» • Боевые корабли СССР и России • 1945-2005 гг.. 2010年11月23日閲覧。
- ^ a b c “Сторожевой корабль пр.1135-М «Буревестник-М» типа «Бессменный», Krivak-II class” (ロシア語). Сайт «АТРИНА» • Боевые корабли СССР и России • 1945-2005 гг.. 2010年11月23日閲覧。
- ^ a b Апальков, Ю. В. (2001).
- ^ “"Пылкий"” (ロシア語) (プレスリリース), Navy.ru 2010年11月23日閲覧。
- ^ a b c “Надводные корабли” (ロシア語) (プレスリリース), Navy.ru 2010年11月23日閲覧。
- ^ Волков, Роман; Бричевский, Андрей. “Пограничные сторожевые корабли проекта 11351” (ロシア語). Корабли и суда ВМФ СССР и России :: Онлайн-справочник. 2010年11月25日閲覧。
- ^ “Исторические сведения” (ロシア語). Army.lv - международный проект Дмитрия Смирнова. 2010年11月24日閲覧。
- ^ Волков, Роман; Бричевский, Андрей. “Сторожевые корабли проекта 11356, 11356М” (ロシア語). Корабли и суда ВМФ СССР и России :: Онлайн-справочник. 2010年11月24日閲覧。
- ^ “Исторические сведения” (ロシア語). Army.lv - международный проект Дмитрия Смирнова. 2010年11月24日閲覧。
- ^ “Корабли проекта 11356” (ロシア語). Военные корабли и подводные лодки в открытках. 2010年11月24日閲覧。
- ^ “Проект 1135.6, сторожевой корабль (фрегат, тип "Тальвар")” (ロシア語). ОРУЖИЕ РОССИИ, Каталог вооружения, военной и специальной техники. 2010年11月24日閲覧。
- ^ a b “Черноморский флот до 2020 года получит 6 фрегатов и 6 ДЭПЛ” (ロシア語). (2010年10月27日) 2010年11月24日閲覧。
- ^ “Фрегаты для Черноморского флота все же будут заложены еще в этом году” (ウクライナ語) (プレスリリース), Flot.ru, (2010年12月14日) 2010年12月20日閲覧。
- ^ a b c Киселева, Елена (2010年11月19日). “Российские судостроители решили отказаться от услуг "Рособоронэкспорта"” (ロシア語) 2010年11月23日閲覧。
- ^ Волков, Роман; Бричевский, Андрей. “Сторожевые корабли проекта 22350” (ロシア語). Корабли и суда ВМФ СССР и России :: Онлайн-справочник. 2010年11月24日閲覧。
参考文献 [編集]
- Апальков, Ю. В.; Автор предисловия проф. Платонов, А. В. Редакторы Александров, Ю. И. и проф. Платонов, А. В. (2001). “Часть III Фрегаты. Современное состояние и перспективы развития: Справочник” (ロシア語). Боевые корабли мира на рубеже XX - XXI веков. СПб.: Галея Принт. ISBN 5-8172-0052-X.
外部リンク [編集]
- “Проект 1135 (тип "Буревестник") и 11351 (тип "Нерей") - сторожевые корабли” (ロシア語). Army.lv - международный проект Дмитрия Смирнова. 2010年11月24日閲覧。
- “Проект 11356 - сторожевые корабли (фрегаты)” (ロシア語). Army.lv - международный проект Дмитрия Смирнова. 2010年11月24日閲覧。
- “Проект 22350 - большие сторожевые корабли (многоцелевые фрегаты)” (ロシア語). Army.lv - международный проект Дмитрия Смирнова. 2010年11月24日閲覧。
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