オート=ソーヌ県

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オート=ソーヌ県
Haute-Saône
Haute-Saôneの紋章
オート=ソーヌ県の紋章
位置
Haute-Saôneの位置
概要
県番号 70
地域圏 フランシュ=コンテ
県庁所在地 ヴズール
郡庁所在地 リュール
2
小郡 32
コミューン 545
知事 イヴ・クラティンジェル
フランス社会党
統計
人口
国内82位
  (2011年)
239,695人
人口密度 45人/km2
面積¹ 5,360 km2
¹ 「French Land Register data」(1平方キロ以上の湖沼、エスチュアリー、氷河などの水面積除く。

オート=ソーヌ県(Haute-Saône)は、フランスのフランシュ=コンテ地域圏の県である。名称はソーヌ川に由来する。

歴史[編集]

フランス革命後の1789年12月22日に誕生した。アンシャン・レジーム時代のフランシュ=コンテ州の一部、アモン代官区(fr)で構成されている。

地理[編集]

コート=ドール県オート=マルヌ県ヴォージュ県テリトワール・ド・ベルフォールドゥー県ジュラ県と接している。県内には32のカントンがある。南西から北東に向けた横長のかたちをしている。ローヌ川谷の経済発展の軸であり、富とサービス産業が集中するライン川谷を含むヨーロッパのブルーバナナ地帯(ロンドンからジェノヴァまで)に位置する。

地形はおおまかに以下に分けられる。

  • ヴォージュ地方の平野部で、ソーヌ川が流れる地帯
  • 北部のラングル台地へとつながるウマの蹄型の石灰岩質台地。ジュラ山地が始まる南東部はオニョン川谷で分断されている
  • 北部へ伸びる丘陵地帯
  • ヴォージュ山地の沈降帯

ヴォージュ山地の南限は、ジュラ山地との間にあり、アルザスへ向かう峠のあるベルフォール台地である。

県面積の2250平方キロメートルを森林が占め、そのうち1220平方キロメートルがコミューンの所有である。

統計[編集]

農業が主体の県であるが、過去に大きな人口減少を経験している。19世紀半ばには35万人ほど、1896年には約27万人を数えた県人口は、第一次世界大戦前夜には25万人へと減少し、第二次世界大戦勃発により20万人を切る事態となった。人口は1970年代までに徐々に盛り返していき、1999年には22万人に達した。今日、ほとんどの都市では人口が微増であり、むしろ減少している。県北東部のベルフォールに近接した一帯だけが、人口増加傾向にある。

1962年 1968年 1975年 1982年 1990年 1999年 2006年 2009年
208440 214176 222254 231962 229650 229732 235864 239194

参照元:SPLAF[1] et INSEE pour les années 2006[2] et 2007[3]

主なコミューン[編集]

コミューン 人口 (2009) 人口の凝集 (2009) 都市圏 (2009)
ヴズール 15,925 29,494 59,288
エリクール 10,481 11,480 ベルフォールおよびモンベリアルとの都市圏構成
リュール 8,295 10,709 11,889
リュクスイユ=レ=バン 7,370 13,427 15,632
グレ 6,050 10,273 18,296

経済[編集]

都市とはほど遠い、農村の県であるが、農業県ではない。伝統的に工業、冶金が行われてきた。かつて経済はロンシャン炭鉱の強い影響を受けていた。現在の主な企業は、ヴズールに工場をかまえるPSA・プジョーシトロエン(約3000人を雇用)と、家具製造のパリゾ社である。

脚注[編集]

外部リンク[編集]